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人形(創元推理文庫)ダフネ・デュ・モーリア/務台夏子訳
¥860
【非常に良い・初版】『人形』ダフネ・デュ・モーリア|心理短編集・女性作家|創元推理文庫|古本・初版・非常に良い|ISBN9784488206055 ≪初版≫ 2017/1/13発行 ふと、日常の静けさの裏に「なにか」が潜んでいる気がして、ぞくっとする夜があります。 ダフネ・デュ・モーリアの短編集『人形』は、そんな感覚にそっと寄り添ってくれる一冊です。 『レベッカ』『鳥』で知られる彼女が、若き日に書いた14の物語。 なかでも表題作「人形」は、美しさと狂気の境をたゆたうような、忘れがたい一編でした。 ほかの作品もまた、日常の風景が少しずつゆがみ、心の奥にある静かな不安をそっと揺さぶります。 私がこの本を仕入れたのは、「こわいのに、どこか美しい」と感じたからでした。 怖さを楽しむというより、人の心の影を見つめるための物語なのだと思います。 夜にひとりでページをめくりたくなる方へ。 静かに、でも確かに心を揺らす読書体験を、どうぞ味わってみてくださいね。 この物語に描かれているのは、怖さそのものではなく、 「私たち自身の中にある、目を背けたくなる何か」かもしれません。 だからこそ、怖いけれど、読んでよかったと思えるのだと思います。 気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひこの小さな本との出会いを大切にしてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーには目立った傷みもなく、本文もきれいです。 折れ・書き込み・汚れは見られません。 夜の静かな読書時間に、安心してお迎えいただけますように。 <ダフネ・デュ・モーリア> 1907年ロンドン生まれ。祖父が高名な作家で画家、父が舞台俳優兼演出家、母が舞台女優という芸術家一家の三人姉妹の次女として生まれる。1931年作家デビュー、1938年の『レベッカ』が世界的なベストセラーとなった。コーンウォールの荒々しい自然を愛し、夫との間に三人の子供をもうけた。1989年没。
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水都眩光 幻想短編アンソロジー(文藝春秋)9作家共著
¥1,288
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【非常に良い・初版】『水都眩光 幻想短編アンソロジー』9作家共著|幻想文学・短編集|文藝春秋|古本・初版|ISBN9784163917528 ≪初版≫ 2023/9/30 発行 「日常のすぐ隣に、不思議な扉がひっそり開いていることがあります。」 『水都眩光 幻想短編アンソロジー』は、9人の作家が描く幻想世界を集めた短編集。古びた団地に潜む記憶や、存在しない犬を巡る物語、爆発に揺れる世界など──どれも現実と幻想の境目をやわらかく越えていきます。 私自身、この本を手に取ったとき、まるで見慣れた街並みに淡い光が差し込み、知らなかった景色が立ち上がるような感覚を覚えました。奇妙でありながら温かく、読むほどに心の奥をそっと揺さぶられるのです。 現実に少し疲れたとき、想像力を遊ばせたいとき、この本は新しい視点をそっと届けてくれるでしょう。 もし今、心の奥に静かなざわめきを感じているなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 【目次】 ラサンドーハ手稿 高原英理 串 マーサ・ナカムラ うなぎ 大木芙沙子 マルギット・Kの鏡像 石沢麻依 茶会 沼田真佑 いぬ 坂崎かおる 開花 大濱普美子 ニトロシンドローム 吉村萬壱 天の岩戸ごっこ 谷崎由依 ※カバー・本文ともに非常に良好な状態です。ほぼ新品に近い美しさを保っています。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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すべて真夜中の恋人たち(講談社文庫)川上未映子
¥480
【良好・初版】『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子|現代小説・女性作家|講談社文庫|古本・初版|ISBN9784062779401 ≪初版≫ 2014/10/15発行 ふと誰かと距離を感じてしまう日、ありませんか。 人と関わることに少しだけ不器用な自分を、責めたくなるようなとき──。 川上未映子さんの『すべて真夜中の恋人たち』は、そんな静かな心にやさしく灯をともしてくれる物語です。 周囲からそっと身を隠すように暮らす冬子が、年上の三束さんと出会い、少しずつ言葉を交わしながら、閉じた世界にひと筋のあたたかさが差し込んでいきます。 この本を手にしたのは、私自身が「変わらなくても、ほんの少し動けばいいんだ」と、気づかされたからです。 夜のように静かで、でも希望のある物語。 読後には、不思議と心がほどけていました。 静かに誰かを思いたいとき、 自分をそのまま受け止めたいときに── どうぞこの本と、小さな夜の読書を過ごしてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。大きな傷みはなく、カバー・本文ともにきれいです。 静かな読書のひとときを、安心してお楽しみいただけますように。
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本の虫 その生態と病理-絶滅から守るために(アートン新社)スティーブン・ヤング
¥1,220
【良好・初版】『本の虫』スティーブン・ヤング|ユーモラスな読書エッセイ|アートン新社|古本 ≪初版≫ 2002/11/30 発行 ISBN9784901006371 「もう本は買わない」──そう決めたはずなのに、気づけばレジに並んでいる。 そんな経験、ありませんか? 『本の虫』(アートン新社)は、本を読むことがやめられない“症状”を、生物学のフィールドワークのように真面目に観察しながら、でもどこか笑えてしまうユーモラスな一冊です。 本棚が狭いのも、部屋が片付かないのも、全部“虫”のしわざ──そう思えば、ちょっと気が楽になるから不思議です。 私も「そうそう!」と声をあげながら読んでしまいました。 本と暮らす愛しさを肯定してくれるこの本は、忙しさの中で読書を諦めかけている方や、自分の“本好き”を笑って受けとめたい方におすすめです。 もし今、クスッとしながら本と仲直りしたい気持ちがあるなら──ぜひ、ページをひらいてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレがありますが、本文はきれいです。丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。 <スティーブン・ヤングについて> スティーブン・ヤングは1949年生まれの作家で、『本の虫 その生態と病理―絶滅から守るために』の著者です。幼い頃から昆虫と本に親しみ、やがて読書の魅力にのめり込みました。「本の虫」の生態を探るためアメリカの荒野を旅するなど独自の視点を持ち、実は某作家のペンネームとも言われていますが、その正体は明かされていません。
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死後の恋(新潮文庫)夢野久作
¥560
【良好・初版2016年】『死後の恋』夢野久作|幻想文学・短編集|新潮文庫|古本・良好|ISBN9784101206417 ≪初版≫ 2016/11/1発行 心の奥にふと、言葉にできない空白が広がるときはありませんか。 そんなとき、夢野久作の『死後の恋』は、静かにその感覚に寄り添ってくれる一冊です。 舞台は戦争の影が色濃く落ちる時代。狂気と美、そして人間の深い孤独が織り交ざり、読むほどに不思議な吸引力を持つ物語が展開されます。 語り手コルシコフと少年兵リヤトニコフの関係を追ううちに、ただの怪奇譚を超えた「人間の心の真実」が立ち上がってくるのです。 私自身、この本に出会ったとき、不安や空虚を抱える心の奥で、なぜかぴたりと響くものがありました。 読後に残るのは恐怖ではなく、「人は誰しも孤独と隣り合わせで生きているのだ」という深い共感でした。 最近、心がざわついて落ち着かない方にこそおすすめしたい一冊です。 もし今、この響きが胸に触れるなら──そっとページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいです。
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谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡(中央公論社) 谷崎潤一郎・渡辺千萬子
¥1,070
【初版・帯付】『谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡』|中央公論社|日本文学・文豪の愛の書簡集|古本 ISBN9784120031128 時代を超えても、手紙というものは人の心をまっすぐに映します。 『谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡』は、文豪・谷崎潤一郎と、その生涯に深く関わった女性・渡辺千萬子との書簡を収めた一冊。文芸の香りとともに、二人の心の機微が丁寧に綴られています。 この本を手に取ったとき、封を切る前の手紙のように、紙の奥に残る温度を感じました。恋と尊敬、依存と自立──そのあわいに生きたふたりの姿から、「愛するとは何か」を静かに考えさせられます。 人の心の奥に潜む思いを見つめたい方へ。 もし今、誰かに言葉を届けたい気持ちがあるなら──この往復書簡を、そっと開いてみてくださいね。 ※2001年初版・帯付き。経年のヤケ・スレがありますが、本文はきれいな状態です。
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パルタイ (文藝春秋) 倉橋由美子
¥1,000
【良好・第10版・ビニールカバー付】『パルタイ』倉橋由美子|文藝春秋|女流文学賞受賞作|古本 10版 1970/4/15発行 ハードカバー 「自分の心が、どこへ向かおうとしているのか」──そんな問いに立ち止まる瞬間があります。 倉橋由美子さんの『パルタイ』は、日常の裏側に潜む不安や欲望、そして“女性として生きること”の複雑さを描いた傑作です。 硬質な文体の奥に、深い静けさと皮肉なユーモアが息づいています。 初めて読んだとき、理性と感情のはざまで揺れる登場人物たちの姿に、自分の心の奥を覗き込むような不思議な感覚を覚えました。 人生のバランスを見失いそうなとき、少し距離を置いて世界を見つめ直したい方へ。 もし今、この静かな声が心に触れたなら──そっとページをめくってみてくださいね。 ※1970年発行・第10版。経年によるヤケ、角スレあり。グラシンペーパーで保護され、ビニールカバー付き。本文は良好で読みやすい状態です。
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愛人 ラマン (河出書房新社) マルグリット・ヂュラス/清水徹訳
¥1,100
【初版・帯付】『愛人(ラマン)』マルグリット・デュラス/清水徹訳|河出書房新社|フランス文学・恋愛心理小説|古本 初版 1985/6/10発行 ISBN978430920077 ハードカバー 誰かを愛した記憶は、時間が経つほど痛みと美しさが混ざり合うものですね。 マルグリット・デュラスの『愛人(ラマン)』は、フランス領インドシナを舞台に、若き少女と中国人青年の秘められた恋を、静かな筆致で綴った自伝的長編です。 情熱と孤独が入り混じるその世界は、愛の残酷さよりも、「愛してしまう人間の弱さ」をそっと照らしてくれます。 この本を手にしたとき、紙に沁み込んだ時の香りとともに、言葉の余韻が胸に広がりました。 過去の恋を、優しく思い出したい夜に。 もし今、この物語の静かな痛みがあなたの心に触れたなら──どうぞ、ページを開いてみてくださいね。 ※1985年初版発行。経年のヤケ・天に少シミあり。表紙に一部破れがありますが、帯付きで本文は良好です。
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ぬうべる とらじっく(現代思潮社) マルキ・ド・サド/澁澤龍彦訳
¥970
【初版・普及版】『ぬうべる とらじっく』マルキ・ド・サド/澁澤龍彦訳|現代思潮社|フランス文学・思想小説|古書 人の心の奥底には、光と同じだけの影がある──。 『ぬうべる とらじっく』は、マルキ・ド・サドの思想と幻想を、澁澤龍彦が研ぎ澄まされた日本語で訳した異色の一冊です。 残酷さや快楽の裏に、自由を求める精神が息づいており、読むたびに「人間とは何か」という問いが静かに立ち上がります。 この古書を手にしたとき、経年の紙の香りとともに、時代が封じた“禁じられた思考”が確かにそこに生きているのを感じました。 もし今、善と悪の境界をもう一度見つめたいと思うなら──このページをそっと開いてみてくださいね。 ※1959年発行・初版普及版。全体に経年ヤケあり、表紙裏に破れがあります。本文はしっかりしており、通読に問題ありません。 時代を超えて読み継がれてきた思想文学の古書として、丁寧に梱包し心を込めてお届けします。
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ドクトル・ジバゴ 第一部(時事通信社) パステルナーク/原子林二郎訳
¥1,270
【第6版・函・帯・ビニールカバー付】『ドクトル・ジバゴ 第一部』パステルナーク/原子林二郎訳|時事通信社|ロシア文学・愛と自由の物語|古書 1959/2/25発行 戦争と革命の荒波の中でも、人は愛を求め、生き抜こうとするものですね。 パステルナークの『ドクトル・ジバゴ 第一部』は、激動のロシアを舞台に、詩人であり医師でもある男の魂の軌跡を描いた不朽の名作です。 愛と信仰、理想と現実──そのはざまで揺れながらも、人間の尊厳を守ろうとする姿が胸に響きます。 この古書を手にしたとき、少し焼けた紙の香りに、当時の息づかいがまだ残っているように感じました。函・帯・ビニールカバーが揃った、丁寧に保たれた一冊です。 この作品をより深く味わうために、パステルナークの原作をめぐる知られざる実話を描いた『あの本は読まれているか』(ラーラ・プレスコット/東京創元社)も、ぜひ併せて読んでみてください。→ 海外文学>単行本 時代に翻弄されながらも“言葉を信じる力”が、きっと心に灯をともしてくれます。 ※1959年発行・第6版。函・帯付き。経年によるヤケ・シミあり。本文はきれいで通読に問題ありません。ビニールカバー付きの保存良好な古書です。 ◆現在のところ「第二部」の入荷予定は無しですが、入荷しましたらご案内いたします。
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伝奇集 FICCIONES 現代の世界文学 (集英社) ホルヘ・ルイス・ボルヘス/篠田一士訳
¥1,980
【初版・良好】『伝奇集(FICCIONES)』ホルヘ・ルイス・ボルヘス/篠田一士訳|集英社|幻想文学・短編集|古書 ふと、現実が夢なのか夢が現実なのか、わからなくなる瞬間があります。 ボルヘスの『伝奇集』は、そんな曖昧な境界を行き来する物語たち。迷宮、時間、記憶、そして言葉──すべてが繊細に絡み合い、読む者を静かな思索の森へと誘います。 初めてこの本を読んだとき、難解な哲学の奥に、どこか懐かしい詩のようなやさしさを感じました。思考と夢の間に漂うような読書体験です。 日常の枠から一歩抜け出したいとき、静かに心を遊ばせたい夜に。 もし今、あなたの中で“もうひとつの世界”が目を覚ましそうなら──そっと、この本を開いてみてくださいね。 あわせて、夢と無意識をめぐるボルヘスのもう一冊『夢の本』(河出文庫)もぜひ手に取ってみてください。 二冊を通して読むと、彼の思想の深奥にふれることができますよ。→海外文学>文庫本 ※1975年初版。経年のヤケと背表紙に破れがありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。
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宮沢賢治詩集 【愛蔵版】(白凰社) 宮沢賢治/浅野晃編
¥920
【愛蔵版・第6版・函付】『宮沢賢治詩集』浅野晃編|白凰社|日本文学・詩集|古書 言葉が、静かに心の奥で光を放つような詩があります。 『宮沢賢治詩集(愛蔵版)』は、「雨ニモマケズ」に象徴されるように、やさしさと孤独、そして祈りのような言葉で人の心を包む一冊です。 自然や宇宙、いのちの響きを見つめるまなざしは、時を越えてもなお新しく、読むたびに胸の奥が澄んでいくのを感じます。 この本を手にしたとき、少し古びた紙の香りに“時代を超えた優しさ”が宿っているようでした。 疲れた心をそっと休めたい夜に、静かに寄り添ってくれる詩集です。 もし今、言葉のぬくもりを求めているなら──このページを、ゆっくり開いてみてくださいね。 ※1977年第6版。函付き。経年によるヤケ・スレがありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。
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ピンチランナー調書(新潮社) 大江健三郎
¥1,160
【初版・良好】『ピンチランナー調書』大江健三郎|新潮社|現代文学・父と息子の物語|古本 1976/10/20発行 「生きること」は、思い通りにならないからこそ、美しいのかもしれません。 大江健三郎の『ピンチランナー調書』は、障がいをもつ息子とともに生きる父親の苦悩と再生を描いた作品。 現実と幻想が交錯する文体の中に、他者を理解しようともがく人間の真摯な姿が浮かび上がります。 この本を開くたびに、絶望の奥にかすかな希望の灯りを見つける感覚があります。大江文学らしい重厚さと優しさが、心に静かに沁みてくるのです。 自分の弱さに向き合いたい方へ、そして「家族」を考えるすべての方へ。 もし今、言葉にできない思いを抱えているなら──この一冊を手に取ってみてくださいね。 あわせて『私という小説家の作り方』『万延元年のフットボール』『「雨の木」を聴く女たち』『個人的な体験』など、柚香の森の棚に並ぶ大江作品も、ぜひ一緒に読んでみてください。 ※1976年初版。経年による軽いヤケがありますが、本文は良好で通読に問題ありません。
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母(角川書店)三浦綾子
¥850
【良好・2版】『母』三浦綾子|小林多喜二の母が語る愛と強さ|角川書店|古本・良好状態 母の愛には、言葉にならない静けさと、揺るぎない強さがあります。 三浦綾子『母』は、作家・小林多喜二の母セキの語りを通じて、家族を守りぬいた「ひとりの母」の姿を描いた物語。 過酷な時代、貧しさの中で子どもたちを育て、信じ、見送る──そんな日々に宿る愛と祈り。 柚香の森がこの一冊を仕入れたのは、「母」とは何か、人を支える力とは何かを、自分自身に問いかけてくれたからです。 ページをめくるたび、心の奥にじんわりと染み入る言葉たち。 「家族とは」「信じるとは」──もし今、そんな問いを抱えているなら、そっとこの本を手に取ってみてくださいね。 きっと、あなたの大切な記憶に寄り添ってくれるはずです。 母の言葉は、時を超えて、あなたの心にもそっと届くことでしょう。 ※良好な状態の古本です。カバーに若干のスレが見られますが、本文は通読に問題ありません。ハードカバーのしっかりとした装丁。 <三浦綾子さんについて> 1922年、北海道旭川市生まれ。17歳から小学校教師として軍国教育に携わるが、戦後の罪悪感から退職。その後、結核で13年間療養生活を送り、闘病中にキリスト教と出会い洗礼を受ける。1959年に三浦光世と結婚。1964年、『氷点』が朝日新聞の懸賞小説に入選し作家デビュー。「愛とは何か」をテーマに『塩狩峠』『銃口』『道ありき』など多くの作品を発表。1999年に逝去。
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離れがたき二人(早川書房) シモーヌ・ド・ボーヴォワール/関口涼子訳
¥50
SOLD OUT
【再入荷】【初版・非常に良い】『離れがたき二人』シモーヌ・ド・ボーヴォワール/関口涼子訳|早川書房|フランス文学・女性の友情と自由の物語|古本 心を分かち合える誰かに出会うとき、人は初めて“自分”を知るのかもしれません。 シモーヌ・ド・ボーヴォワールの『離れがたき二人』は、20世紀初頭のパリを舞台に、少女シルヴィーと友人アンヌとの深い友情を描いた、自伝的長編。 1954年に執筆されながらも生前は発表されなかった幻の一冊です。 少女たちの繊細な心の揺らぎや、自由への憧れが、透明な文体で描かれています。読後には「誰かを深く思うことの強さと痛み」が静かに胸に残ります。 ボーヴォワールが“ボーヴォワールになる前”の瑞々しい感性にふれる時間を、どうぞゆっくり味わってください。 柚香の森の棚には、彼女の思想を支えた『第二の性(駿河台出版)』もございます。あわせて読んでみてくださいね。 ※2021年初版・非常に良い状態。カバー・本文ともにきれいです。ソフトカバー。
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寵児(河出書房新社)津島佑子
¥1,360
【良好・初版1978年】『寵児』津島佑子|河出書房新社|母娘・愛と孤独の物語|古本|1978/6/30発行 誰かを深く愛しながらも、その愛が少しずつ遠ざかっていく瞬間── そんな痛みを、私たちはどこかで知っているのかもしれません。 津島佑子さんの『寵児』は、母と娘、恋と孤独、生と死の境を研ぎすまされた言葉で描いた物語。静けさの中にある緊張と、触れたくなるほどの繊細なぬくもりが共存しています。 この本を手に取ったのは、津島作品に流れる“孤独の中のやさしさ”に、もう一度出会いたかったから。読み終えると、自分の中にある痛みが少しやわらぎ、誰かを想う気持ちがしずかに整っていくのを感じます。 心の奥に触れる物語を求めている方へ。 もし今、この静かな一冊があなたに語りかけてきたなら──そっと、ページを開いてみてくださいね。 この本の静けさは、読む人の心を映す鏡のようです。 誰かを想う痛みを抱えている方にこそ、そっと寄り添ってくれる一冊です。 ※初版・良好な状態の古本です。カバー・本文ともに目立つ傷みはありません。
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あかんたれ ー土性っ骨ー (文藝春秋)花登筐
¥1,540
【並昭和9版・ビニールカバー付】『あかんたれ ー土性っ骨ー』花登筐|昭和人情と根性の物語|古書 9版 1977/9/20発行 天・小口・地ヤケあり、帯半分破損、ビニールカバー、本文良好 「弱い自分に、腹が立つことがある」──そんな夜、誰にでもありますよね。 花登筐(はなと こばこ)さんの『あかんたれ ー土性っ骨ー』は、昭和の大阪を舞台に、不器用ながらもまっすぐに生きようとする人々の姿を描いた人情物語です。 見栄も張るし、意地もある。それでも根の底には、誰かを思うあたたかさが流れていて、読み終えたあとには小さな勇気が胸に残ります。 この本を手に取ったとき、少し古びた紙の手触りに、人の情けや“土性っ骨(どしょうっこつ)”が確かに息づいているのを感じました。 1977年発行の第9版。天や小口にはヤケ、帯には破れがありますが、ビニールカバーが当時のまま残る貴重な一冊です。 本を開けば、昭和の笑い声と下町のぬくもりがふっとよみがえります。 優しさは、強さでもある──そんな当たり前のことを、静かに思い出させてくれる物語です。 もし今、人生に迷いや弱さを感じているなら、この一冊をそっと手に取ってみてくださいね。 ※1977年9版発行。天・小口・地に経年ヤケがあり、帯は半分破れていますが、本文は良好で通読に問題はありません。ビニールカバー付きです。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けします。
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田辺聖子の古典まんだら(上下巻)(新潮社)田辺聖子
¥1,000
【良好・第2版2011年】『田辺聖子の古典まんだら(上下)』恋と古典を語る随筆|新潮社|古本・良好 田辺聖子の古典まんだら(上)2版 2011/3/20 9784103134299 田辺聖子の古典まんだら(下)2版 2011/3/20 9784103134605 恋をして悩んだり、人を思いながらも素直になれなかったり──そんな心の揺れは、どんな時代にも変わらないのかもしれません。 田辺聖子さんが語る『古典まんだら』は、千年の時を越えた物語たちを、まるで友だちの恋話のようにやさしく解きほぐしてくれる本です。光源氏や清少納言、在原業平たちの想いが、現代の私たちの感情と重なって、静かに胸に響きます。 この本を仕入れたのは、読み終えたあとに「古典は遠いものではなく、自分の心の鏡なんだ」と気づかされたから。恋や人生に小さな迷いを感じている方に、きっとそっと寄り添ってくれるはずです。 もし今、田辺さんの言葉があなたの胸に触れたなら──この美しい上下巻を、ゆっくりと開いてみてくださいね。 この上下巻には、田辺聖子さんの“古典への恋心”がやさしく息づいています。 恋に悩む夜にも、心がほどけるような一文がきっと見つかるはずです。 ※良好な古本です。カバー・本文ともにとてもきれいな状態です。上下巻そろってのお届けになります。
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愛と死の記録 (三笠書房)デュ・モーリア/大久保康雄訳
¥1,000
【並・初版】『愛と死の記録』デュ・モーリア|三笠書房|恋・青春|古本|1972/9/30発行 ハードカバー 帯あり(少破れ)、天・地・小口・表紙に経年のスレ・ヤケ・シミあり、本文概ね良好 別れを思い出すと、なぜか愛おしい瞬間までよみがえることがあります。 『愛と死の記録』は、デュ・モーリアが描く、人生の終わりと向き合う人々の繊細な物語。 美しい愛の余韻と、避けられぬ別れが静かに交錯します。 この本を仕入れたのは、かつて読んだとき、心の奥がじんとあたたかくなったからです。 終わりの中に、確かな“生きる力”が宿っていることに、そっと気づかされました。 心が少し疲れているとき、愛の記憶が優しく胸に触れるとき、この本は静かな慰めをくれる気がします。 今、静けさの中で誰かを想っている方へ──。 そっと、ページをめくってみてくださいね。 ※初版・ハードカバー。帯に少し破れ、表紙や天・地・小口にスレ・ヤケ・シミが見られますが、本文は概ね良好です。
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わが闘争(三一書房)堤玲子
¥1,450
【並12版・帯付・保護紙付】わが闘争|三一書房|堤玲子 12版 1967/6/13|女性の生き方と自分を貫く強さ|三一書房|並・古書|帯あり、天・小口・地経年のヤケ・シミあり。グリシンペーパーにて保護されています。 生きることが「闘い」と呼べる時期は、誰の人生にもきっとあるのだと思います。 堤玲子さんの『わが闘争』は、女性として、そして一人の人間として、自分の信じる道をまっすぐに生きようとする姿を描いた物語です。 声高ではなく、静かに、誠実に──「自分を裏切らない」強さがページの隅々に滲んでいます。 1967年発行の第12版。半世紀を超える歳月を経て、天や小口にはうっすらとヤケやシミが見られますが、帯は残り、グリシンペーパー(保護紙)に包まれた状態は大変貴重です。 当時の空気や、女性たちの確かな息づかいがこの紙面に息づいています。 この本を手にしたとき、古びた紙の匂いの中に“時代の鼓動”を感じました。 強さとは誰かに勝つことではなく、何度でも自分を立て直すこと──その気づきを、静かに教えてくれます。 もし今、人生の岐路に立っているなら。誰かの声に惑う夜に、自分の声を取り戻したくなったなら──どうぞ、この一冊をそっと開いてみてくださいね。 ※帯付き。天・小口・地に経年のヤケ・シミがありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。グリシンペーパー(保護紙)で丁寧に保護されています。
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ペンギンの憂鬱(新潮クレストブックス)アンドレイ・クルコフ/沼野恭子訳
¥1,560
【再入荷】【状態・非常に良い・15版】『ペンギンの憂鬱』アンドレイ・クルコフ/沼野恭子訳|新潮クレストブックス|新たな物語との出会い|古本15版 2017/8/30発行 ISBN9784105900410 ソフトカバー ひとりで生きるということは、ときどき心が寒くなるものですね。 『ペンギンの憂鬱』は、ソ連崩壊後のウクライナを舞台に、売れない作家ヴィクトルと、憂鬱なペンギン・ミーシャの静かな日常を描いた物語です。 孤独と不条理のなかにも、ふと笑ってしまうような優しさが滲んでいます。 この本を手に取ったのは、心に少し空白を感じていたとき。ページを閉じる頃には、“寄り添うことの温度”を思い出しました。 最近、心がざわついている方へ。誰かの不器用な優しさに触れたい夜に。 もし今、この物語の静かな呼吸が胸に届くなら──どうかそっとページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。帯付き。カバーにわずかなスレがありますが、本文はきれいです。 <アンドレイ・クルコフ> 1961年生まれのアンドレイ・クルコフは、ウクライナ・キーウ在住の作家です。日本語専攻や兵役、編集者など多彩な経歴を持ち、社会風刺やブラックユーモアを交えた作風が特徴。『ペンギンの憂鬱』で国際的評価を得て以降、30か国以上で翻訳出版され、現在もウクライナの現状を世界に発信し続けています。
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とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢(河出文庫)ジョイス・キャロル・オーツ/栩木玲子訳
¥980
【良好・初版】『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』ジョイス・キャロル・オーツ/栩木玲子訳|河出文庫 初版・良好 「理由のない不安や、説明できない孤独──」 そんな心の揺らぎを静かに見つめたいときに、そっと寄り添ってくれる短編集です。 『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』(ジョイス・キャロル・オーツ/河出文庫)は、日常の隙間からにじみ出る“心の影”を描いた7つの物語集。たとえば表題作では、少女たちの関係性の中に潜む支配や恐れが、決して大げさではなく、むしろ生々しいリアリティをもって迫ってきます。 柚香の森がこの本を選んだのは、恐怖よりも「人の心をどう描くか」というまなざしに深く惹かれたから。 読み終えたあと、きっと自分の奥に隠れていた感情にふと触れたような、不思議な余韻が残るはずです。 もし今、言葉にならない感覚を抱えているのなら──この本が、その静かな影を照らしてくれるかもしれません。 ※【良好】(表紙に軽いスレあり、本文はきれいです) 初版(2018/1/20発行) ISBN:9784309464596 河出文庫/ソフトカバー 不穏なのに、どこか心を照らしてくれるような読書体験を。 静かな夜に、ページをひらいてみませんか。
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私という小説家の作り方(新潮文庫)大江健三郎
¥410
【良好・2版】『私という小説家の作り方』大江健三郎|創作と記憶の旅|新潮文庫|古本 ISBN9784101126216 「物語を紡ぐことは、自分を探し続ける旅」── そんな思いが胸に残る、大江健三郎さんの自伝的エッセイ集です。 『私という小説家の作り方』は、幼い頃の記憶、父や母との関係、恩師や詩、神話との出会いなどを通して、「小説家・大江健三郎」がどのように形づくられてきたのかを静かに語ります。 創作を志す方だけでなく、「自分とは何か」を立ち止まって考えたくなったとき、この本はきっとやさしい灯りになります。 私自身も読み終えてから、自分の中に積み重なってきた言葉や出会いを、そっと大切にしたくなりました。 もし今、自分自身の物語を見つめ直したいと感じたら──どうぞ気軽にページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。表紙に折れがありますが、本文はきれいで通読に支障はありません。2版/新潮文庫 <大江健三郎さんについて> 大江健三郎さん(1935-2023)は愛媛県生まれの小説家です。東大在学中に文壇デビューし、『飼育』で芥川賞を受賞。戦後日本や社会問題を見つめ続け、『万延元年のフットボール』など多くの話題作を発表しました。1994年にはノーベル文学賞を受賞。日本文学を世界に広げた作家として、多くの読者に影響を与え続けました。
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雁・うたかたの記 愛と青春の名作集(旺文社)森鴎外
¥670
【良好・初版1997年】『雁・うたかたの記 愛と青春の名作集』森鴎外|恋と青春の古典|旺文社|古本・初版 誰かを想うたびに、胸の奥に淡い痛みが広がることがあります。けれどその痛みこそが、かつての自分のまっすぐさを思い出させてくれる──そんな経験はありませんか。 森鴎外の『雁』『うたかたの記』は、明治という時代を背景に、届かぬ想いと若さの切なさを描いた二つの物語。静かな文体の中に、恋や人生の儚さがそっと息づいています。 この本を仕入れたのは、私自身が若い頃にこの物語を読んで感じた「切なさが優しさに変わる瞬間」を、誰かと分かち合いたいと思ったからです。 過ぎ去った恋を懐かしく思う方、心の奥に少しだけ寂しさを抱えている方へ。 もし今、この本の名があなたの中で小さく響いたなら──どうぞ、静かにページをひらいてみてください。 この本は、まるで春の夕暮れのように、やさしい光で心を包んでくれる一冊です。 「恋・青春」の棚の中でも、読む人の時間にそっと寄り添う静かな名作として──。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかな経年のスレがありますが、本文はとてもきれいです。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。

