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【良好・11版】『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット|白水Uブックス|不条理劇の名作|古本
¥1,100
『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット|不条理劇の傑作|白水Uブックス|古本・良好 ISBN9784560071830 「何かをずっと待っている」──そんな感覚に覚えがある方へ。 『ゴドーを待ちながら』は、希望とも絶望ともつかない“何か”を待ち続ける、エストラゴンとヴラジーミルの物語。 サミュエル・ベケットによるこの不条理劇は、言葉少ななやりとりの中に、人間の存在そのものを問いかけてきます。 帽子をかぶるしぐさ、空を見上げる沈黙の中に、私たちの「希望」や「不安」がふわりと重なってくるようで── この本を仕入れたのは、意味の見えない時間のなかにも、きっと癒しがあると感じたからです。 何かを待ち続けている今のあなたにも、そっと風のように寄り添ってくれるかもしれません。 どうぞ、ご自分のペースで「待つ」という時間を、この本と一緒に味わってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。白水Uブックス/新書サイズ/11版(2019年発行)。表紙・本文ともにきれいで、通読に支障はありません。防水梱包にて、心を込めて丁寧にお届けいたします。 <サミュエル・ベケットについて> サミュエル・ベケット(1906–1989)は、アイルランド出身の劇作家・小説家で、不条理演劇を代表する存在です。戦後は主にフランス語で執筆し、戯曲『ゴドーを待ちながら』で世界的に評価されました。第二次大戦中にはレジスタンスに参加し、1969年にノーベル文学賞を受賞しました。
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【非常に良い・初版】『不穏の書、断章』フェルナンド・ペソア|平凡社|孤独と静けさの思索録|古本
¥1,150
『不穏の書、断章』フェルナンド・ペソア|静けさと孤独の記録|平凡社|古本・初版 ISBN9784582767803 「ただ生きているだけで苦しい」「自分が自分じゃないみたい」── そんな思いを、静かに受けとめてくれる一冊があります。 フェルナンド・ペソア『不穏の書、断章』は、彼自身が創り出した“ソアレス”という筆名を通して綴られた、孤独と違和感の記録。 リスボンの静かな日常のなかで、現実と夢の境界をたゆたうような言葉たちが、ページのどこを開いても、ふっと心に染み込んできます。 この本を仕入れたのは、「このままの自分でも、いいのかもしれない」──そんな静かな許しを感じたから。 考えすぎてしまう方、人との距離に悩む方、ただそっと静かに本と過ごしたい方へ。 もし今、息苦しさを感じているなら、どうぞ一篇からでも開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。平凡社/新書判・初版第1刷(2013年発行)。カバー・本文ともにきれいで、通読に支障のない状態です。防水梱包にて、心を込めて丁寧にお届けいたします。 <フェルナンド・ペソアについて> フェルナンド・ペソア(1888–1935)は、ポルトガル・リスボン生まれの詩人・作家で、「異名者」と呼ばれる複数の人格を創造し、それぞれの名で独自の作風を展開しました。英語圏でも育ち、多言語で詩作を行い、死後に発見された膨大な未発表原稿により、その革新的な才能が世界中で高く評価されました。
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【非常に良い・2版】『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルヴィーノ|白水Uブックス|海外小説・読書の冒険|古本
¥1,700
『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルヴィーノ|読書の魔術師による海外小説|白水Uブックス|古本・非常に良い ISBN9784560072073C0297 夜、ページをめくる指がふと止まることがあります。 「この物語は、本が乱れている」──そんな不思議な状況から始まるカルヴィーノのこの本は、あなた自身が物語の一部になるような読書体験をくれます。 『冬の夜ひとりの旅人が』は――あなたが読み始めたはずの本が、途中で止まってしまう。 続きが読めず、読み手の「探したい」という気持ちが芽生え、ルドミッラという女性読者と出会い、本の続きと真実を探し歩く旅へと誘われます。 章ごとに世界が変わり、読書とは何か、本とは何かをそっと問いかけてきます。 私がこの本を仕入れたのは、「本を読む」という行為そのものに胸がざわめいたからです。 物語を追いたくなる気持ちと同時に、「完璧でなくても、本を愛すること」は豊かなことだと気づかされる。 そんな読後感を、あなたにも味わってほしいのです。 誰かの声を感じたい夜に。 物語の余白に想像を重ねたい方へ。 もし今、あなたの中にこの旅人の探求がひそかに囁くなら──そっと、ページをひらいてみてくださいね。 ※少し迷いましたが、「この本にぴったりの方と出会えますように」と願いを込めて、この価格にいたしました。 読む時間ごと、そっとお届けできたら嬉しいです。 ※非常に良い状態の古本です。2版・2016年発行。帯あり。表紙・カバーに目立つ汚れはほとんどなく、ページにも大きなダメージなし。 丁寧にクリーニングし、梱包材を使って大切にお届けします。 <イタロ・カルヴィーノについて> イタロ・カルヴィーノ(1923-1985)はキューバ生まれのイタリアの作家。戦後、トリノ大学で学びながら作家活動を始め、『くもの巣の小道』でデビュー。寓話的な作品や実験的な文学で知られ、『木のぼり男爵』『冬の夜ひとりの旅人が』などを発表。「文学の魔術師」と称されます。
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【非常に良い・第6版】『愛について語るときに我々の語ること』レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳|中央公論社|短編集・古本
¥760
『愛について語るときに我々の語ること』レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳|短編集|中央公論社 古本 6版 2020/3/31 発行 ISBN9784124034998 「愛って、結局なんなんだろう」──そんな問いが、ふと胸に浮かぶことはありませんか。レイモンド・カーヴァーの短編集『愛について語るときに我々の語ること』は、日常の中に潜む“愛のかたち”を静かに描き出します。表題作では、夫婦が語り合う記憶や傷跡が、読者の心にそっと重なってくるんです。 私自身、この本を読んだとき「愛は答えがないからこそ、悩んでしまう。でも、その不器用さにこそ希望があるのかもしれない」と気づかされました。読み終えたあと、大切な人や自分自身を、もう一度見つめ直したくなるんです。 最近、心の奥がざわついている方や、人との距離に迷っている方に、そっと手渡したい一冊。もし今、あなたの心にこの言葉が響いたなら──静かな時間に寄り添わせてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文もきれいで、通読に支障はありません。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。 <レイモンド・カーヴァーについて> レイモンド・カーヴァー(1938年生まれ)は、アメリカの短編小説作家で、労働者階級の生活を描いた現実主義的な作風で知られます。カリフォルニアで創作を学び、1970年代から80年代に名声を確立。アルコール依存症を克服し、1988年に肺がんで死去しました。代表作に『愛について語るときに我々の語ること』があります。
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大聖堂(村上春樹 翻訳ライブラリー)(中央公論社) レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳
¥50
SOLD OUT
非常に良い(非常に良い/良好/並) 8版 2021/12/20 発行 ソフトカバー ふとした瞬間に、見えないはずのものが心に触れることって、ありませんか? レイモンド・カーヴァーの短編集『大聖堂』は、そんな「心のふれあい」をそっと描いた物語です。なかでも表題作では、盲目のロバートと主人公の“心の距離”が、ある出来事をきっかけにゆっくりと縮まっていきます。言葉も視線も通じないふたりが、やがて“感じる”ことでつながっていく──その静かな一夜に、私は胸を打たれました。 「人とどう向き合えばいいのか分からない」と感じる方にこそ、読んでいただきたい一冊なんです。日常に潜む違和感や孤独さも、この物語の中では大切な気づきへと変わっていくんですね。 本って、不思議です。ページをめくるうちに、誰かの優しさが、自分の心にも届いてくる。そんな癒しと発見が、ここにはあるんです。 静かな夜に、ぜひ『大聖堂』を開いてみてくださいね。 <レイモンド・カーヴァーについて> レイモンド・カーヴァー(1938年生まれ)は、アメリカの短編小説作家で、労働者階級の生活を描いた現実主義的な作風で知られます。カリフォルニアで創作を学び、1970年代から80年代に名声を確立。アルコール依存症を克服し、1988年に肺がんで死去しました。代表作に『愛について語るときに我々の語ること』があります。