ITEM LIST
-
愛について語るときに我々の語ること(村上春樹 翻訳ライブラリー)(中央公論社) レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳
¥850
非常に良い(非常に良い/良好/並) 6版 2020/3/31 発行 ソフトカバー レイモンド・カーヴァーの短編集(1981年)は、村上春樹さんが「作風の変化を感じられる」と紹介している本です。 物語は、何かを失ったり壊してしまった人たちの日常の一コマが描かれていて、大きな山場や結末がないものも多いですが、読み終わった後にじんわりとした喪失感が残ります。短い話が多いので、好きな時にサッと読めるのが魅力です。村上春樹さんの解説も、客観的で興味深い視点が感じられます。
-
大聖堂(村上春樹 翻訳ライブラリー)(中央公論社) レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳
¥1,200
非常に良い(非常に良い/良好/並) 8版 2021/12/20 発行 ソフトカバー この本は、質の高い文学作品が集められたカーヴァーの短編小説集。 その中の一編で表題作の『大聖堂』は、普段見えないものが見えてきたり、逆に見えているはずのものが見えなくなるような不思議な体験を描いています。最後の一文が、この話のすべてを語っているとも言えるほど印象的でした。また、解説も丁寧でお得感がありますよ。