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がらんどう(集英社)大谷朝子
¥870
【非常に良い】第2刷|2023/3/15|がらんどう|大谷朝子|女性の生き方|集英社|古本|単行本|9784087718287 恋愛や結婚、出産といった「こう生きるのが自然」とされる道筋に、うまくなじめない気持ちを抱えたことのある方へ。 『がらんどう』は、誰かと生きることの近さと遠さ、言葉にならない空白を静かに見つめる小説です。派手な展開で引っぱるというより、二人の関係や心の揺れを丁寧にたどっていくところに、この作品の強さがあるんですよね。 発売から少し時間が経っても、「女性の生き方」を考える本として読み返される一冊だと感じ、柚香の森でも仕入れました。 人の期待に合わせ続けて少し疲れたとき、自分の輪郭をそっと確かめるように読んでいただきたい本です。 ※帯に軽いヨレとシワがあります。本体・本文はきれいで、小口のヤケもほとんどありません。匂いは強いものではなく、紙の自然なにおいです。
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三島由紀夫短篇全集2 夜の支度 (講談社) 三島由紀夫
¥1,320
【良好】初版|1971/2/20|夜の支度|三島由紀夫|短篇集・心理|講談社|古本|単行本 人の感情が少し騒がしく見える日には、かえって三島由紀夫の短篇が、心を澄ませてくれることがあるんですよね。 『夜の支度』は、戦後まもない時期の三島文学の熱と緊張をたたえた短篇集で、美しさ、残酷さ、虚栄、孤独が、短い物語の中に鋭く凝縮されています。 読むときの自分の心の状態によって、劇薬にも清涼剤にもなる。その両方をこの第2巻がよく含んでいると感じ、仕入れました。 人間関係の機微や、言葉にならない競り合いに疲れた方、三島文学の核を短篇から辿りたい方におすすめです。 講談社版ならではの静かな造本も含めて、紙でゆっくり味わっていただきたい一冊です。 ※函・帯あり。函角スレとイタミ、経年ヤケ、ところどころシミ、古本のにおい、ビニールコーティング個体です。三島文学の初期短篇を紙で味わいたい方、心理描写や戦後文学に惹かれる方に。送料込みでお届けする初版古本・講談社古書です。
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東西不思議物語(毎日新聞社) 澁澤龍彦
¥1,620
【良好】2版|1977年|東西不思議物語|澁澤龍彦|幻想文学・博物誌|毎日新聞社|古本|単行本 現実の輪郭が少し固く感じられる日に、こういう本は、心を別の場所へそっと連れ出してくれるんですよね。 『東西不思議物語』は、澁澤龍彦が古今東西の怪奇、幻想、伝承の断片を、美意識と教養をたたえた言葉で辿ってゆく一冊です。 なかでも毎日新聞社版のこの装丁には、内容そのものと響き合う妖しく静かな気配があり、本という物の魅力まで含めて手元で味わいたくなります。 幻想文学や博物誌、創作の源泉を探している方には、とてもよく似合います。 説明しきれないものに惹かれる気持ちを、安心して持っていてよいのだと教えてくれる本です。 急がず、静かに出会っていただけたらうれしいです。 ※帯つきですが、表紙・天小口地にヤケ、シミ、汚れがあり、本文にも点在するシミがあります。古本特有のにおいは明確にありますが、強い刺激臭ではありません。状態は写真とあわせてご確認ください。
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ヘヴン(講談社) 川上未映子
¥1,100
【良好・初版】2009/9/1|ヘヴン|川上未映子|講談社|古本|単行本 読むのに気力がいる本なのに、なぜか手放せない本があるんですよね。 『ヘヴン』は、少年の痛みと孤独をまっすぐ見つめながら、いじめや救い、善悪のありかまで静かに問いかけてくる長編です。 やさしい物語ではありません。でも、その厳しさの奥に、目をそらさず生きるための言葉がたしかに残ります。 川上未映子さんの作品のなかでも、とくに読む人の心を深く揺らす一冊だと思います。 今回のお品は本文はきれいですが、帯・表紙のスレ、天小口地のヤケとシミ、古本のにおいがあります。状態よりも内容を大切に、初版単行本で読みたい方へ。 静かに受け止めたい日に、手に取ってみませんか。 ※帯・表紙にスレとヤケ、天・小口・地にヤケとシミがあります。本文はきれいで、通読に問題はありません。においは古書臭(軽)がある状態です。
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愛の夢とか(講談社)川上未映子
¥1,480
【非常に良い】初版|2013/3/29|愛の夢とか|川上未映子|短篇集|講談社|古本|単行本 うまく言葉にできない気持ちほど、ほんとうは長く心に残るものかもしれません。 『愛の夢とか』は、日々のなかにひそむ孤独や親しさ、記憶のゆらぎを、川上未映子らしいやわらかな鋭さで掬いあげる短篇集です。 結末を急がず、読んだあとに自分の過去をぼんやり振り返りたくなる余韻があり、その静けさに私は強く惹かれました。 効率や正解ばかりが先に立ちやすい今だからこそ、少し立ち止まって、自分の感情の奥を見つめたい方に手渡したい一冊です。 2013年刊、谷崎潤一郎賞受賞作。 夜にひらく読書として、そっと迎えてみませんか。 ※帯二重・受賞帯付きで、全体に美品と言える状態です。表紙にごく軽いスレはありますが、本文・小口はきれいです。においは強い古本臭ではなく、紙の香りがふわっと残る程度です。
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私の消滅(文藝春秋)中村文則
¥1,000
【非常に良い・初版】『私の消滅』中村文則|記憶と心理の長編小説|文藝春秋|古本|単行本|2006/6/20発行 「私は本当に“私”なのだろうか」── そんな問いが、ふいに胸をよぎることがあります。 中村文則さんの長編小説『私の消滅』は、記憶と人格のあわいをたどる、静かで緊張感のある物語。 記憶に欠落を抱える女性と、心療内科医との対話の中で、真実がゆっくりと浮かび上がっていきます。 この本を仕入れたのは、自分の過去や心の奥に向き合う勇気をくれる一冊だから。 読み進めるうちに、自分自身の中に眠っていた「見たくなかった部分」にも、そっと光を当てられるような感覚がありました。 心がざわついている方、何かを見失っているように感じている方へ。 この物語は、きっと静かに寄り添ってくれます。 もし今、あなたの中に何か小さな違和感を感じているのなら── その気持ちのまま、ページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともに目立つ傷みはなく、きれいに保たれています。初版・帯付き・ハードカバー版。 ▶中村文則さんをもっと知りたい方は ショップブログ>2025/9/18 をご覧ください。
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TIMELESS(新潮社)朝吹真理子
¥580
【良好・初版2018年】『TIMELESS』朝吹真理子|現代文学・家族小説|新潮社|古本|単行本|9784103284635 ≪初版≫2018/6/30発行 「恋愛も結婚も、必ずしも“ふつう”でなくていいのでは」──そんな問いかけに、立ち止まったことはありませんか。 朝吹真理子さんの『TIMELESS』は、恋愛感情を伴わずに結ばれた夫婦とその子の物語です。 高校の教室から広島、銀座、そして未来の奈良へと舞台は移り変わり、時間や記憶が静かに重なり合っていきます。 読みながら、私自身「普通」や「正しさ」にしばられていた心が、少しずつほぐれていくように感じました。 ページを閉じたあとに残るのは、“自分らしく生きてもいい” というやわらかな安堵感です。 最近、生きづらさを感じている方へ。 大切な人との関わりに迷うとき、静かに寄り添ってくれる一冊です。 もし今、この言葉が胸に響くなら──どうぞそっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいです。
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あなたを待ついくつもの部屋(文藝春秋)角田光代
¥1,000
【非常に良い・初版】『あなたを待ついくつもの部屋』角田光代|選ばなかった人生を描く小説|古本|単行本|2024年7月30日 9784163918747|ソフトカバー 「あのとき、もし違う選択をしていたら──」 そんなふうに、自分の“もうひとつの人生”を想像したことはありませんか。 この物語は、一人の女性が“異なる人生のいくつか”を同時に歩いていく、少し不思議な構成で描かれます。 仕事、結婚、家族、別れ…。 どの道を選んでも、幸せにもなれるし、迷いもある。 私がこの本に惹かれたのは、「正解のない人生をどう歩くか」を、誰も責めることなく、静かに見つめているところ。 読み終えてふと、今の自分の暮らしがいとおしくなりました。 選ばなかった部屋があったとしても、今ここにいる自分を、少しだけ肯定できるような──そんな感覚が残ります。 迷いや未練が心に残っている方、人生の節目に立っている方へ。 もし今、どこかの「扉」をそっと開けてみたくなったなら── この本が、静かに待ってくれていますよ。 ※非常に良い状態の古本です(ソフトカバー・初版・カバー良好)。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。贈り物にもおすすめです。
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竹久夢二 恋愛論(太田出版)竹久夢二
¥720
【良好・初版】『恋愛論』竹久夢二|詩と絵で描く愛のかたち|太田出版|古本|単行本 愛とは、言葉にならない気持ちが絵になり、詩になる瞬間がある──そんな“声なき恋”を感じたこと、ありませんか? 竹久夢二さんの『恋愛論』は、彼自身の恋愛遍歴を通して「愛と創作」がどう交差するかを、詩的に描いた一冊です。愛の喜び、切なさ、悲しみ、そして創造への渇望が、夢二の言葉と絵とで紡がれています。 わたしがこの本を手にしたのは、恋愛だけでなく「自分が感じてきた小さな情動」がどこかこの物語と似ていると感じたからです。夢二の心の震えが、読むたびにじんわりと胸に残るようで…。 読後には、「誰かを愛した記憶」や「言葉にしそびれた想い」を許してあげたくなるような、静かな余韻が残るでしょう。 恋をしている人へ、あるいは恋が遠くなったと感じている人へ。 もし今、この本の詩と絵があなたの心に触れるなら──そっとページをひらいてみてくださいね。 ※1993年7月初版/ハードカバー/帯あり/ISBN: 4872331281 ※良好な状態です。函・表紙・帯とも目立つ破れや汚れはほとんどなく、ページにも書き込み等はございません。 ▶状態の良い初版・帯付きの一冊を、お求めやすくご用意しました。 手に取ってくださる方のもとで、また静かに愛されていきますように──。 <竹久夢二について> 竹久夢二(本名:竹久茂次郎「たけひさ もじろう」)は1884年、岡山県に生まれました。17歳で上京し、画家としての道を歩み始め、1905年に「夢二」の名で活動を開始。1914年には和装小物店「港屋」を開店し、絵画だけでなく詩や小説も手掛けました。大正ロマンを代表する画家として、独自の美人画で人気を博し、1934年に49歳で亡くなりました。
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だいちょうことばめぐり(河出書房新社)朝吹真理子
¥1,100
【良好・2021年初版】『だいちょうことばめぐり』朝吹真理子|歌舞伎と記憶のエッセイ|河出書房新社|古本|単行本|2021/1/30発行 暮らしの中でふと立ち止まる瞬間、心にやわらかな余韻が広がることがあります。『だいちょうことばめぐり』は、そんな時に寄り添ってくれる一冊です。 作家・朝吹真理子さんが、歌舞伎の言葉を手がかりに、記憶や感情をそっとほどいていくエッセイ。銀座の街の気配や古典の響き、そして花代さんの幻想的な写真が重なり合い、読む人を静かな夢の中へ誘います。 わたし自身も読みながら、不意に忘れていた記憶がよみがえり、涙がにじんでしまう瞬間がありました。言葉がこんなにもやさしく心を揺らすのかと、あらためて気づかされました。 日常に小さな詩を見つけたい方へ。もし今、この本が気になったなら──どうぞ、静かにページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレや経年感はありますが、本文はきれいです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <朝吹真理子さんについて> 朝吹真理子さん(1984年生まれ)は東京都出身の小説家。慶應義塾大学大学院で近世歌舞伎を専攻し、在学中に執筆を勧められデビュー。2009年「流跡」でドゥマゴ文学賞、2011年「きことわ」で芥川賞受賞。以後、繊細な感性の作品を発表し続けている。
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Romam Book Collection②使いみちのない風景 愛する人に(朝日出版社)村上春樹/稲越功一:写真
¥2,380
【良好】初版|1994/12/10 |使いみちのない風景 |村上春樹| 朝日出版社 |古本|単行本 忙しい日ほど、目と心が乾くんですよね。 『使いみちのない風景』は、役に立つことから少し離れて、ただ眺めるための時間をくれる一冊です。 村上春樹さんの短い文章に、稲越功一さんの写真が静かに重なり、気持ちの輪郭がそっと整っていきます。 帯付き・ビニールカバー付きで、本文はとてもきれいです。いっぽうで経年のヤケはあり、古本のにおいもあります。そこは隠さず、写真と説明でお伝えしますね。 寝る前に、ページを数枚だけ。そんな読み方からでも、十分に効いてくる本です。 ※帯あり・ビニールカバー付き。経年のヤケはありますが、本文はとてもきれいです。古本のにおいはあります。
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母の発達 (河出書房新社) 笙野頼子
¥1,980
【良好】初版|1996/3/29| 母の発達 |笙野頼子| 河出書房新社| 古本|単行本 『母の発達』は、家族といういちばん近い場所で起きる、愛情と息苦しさのねじれを、鋭く、時にユーモアを交えて掘り当てる一冊です。 私は「言葉にできない違和感」を抱えた日に、この題名に手を引かれて仕入れました。 読後、心の中の絡まりがほどけて、呼吸が少し整う感じが残るんですよね。 静かに向き合いたい方へ。 ※帯・カバーにヤケとスレ、天・小口にシミがあります(写真をご確認ください)。本文はきれいで通読に支障ありません。古本のにおいはあります。
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猫の目、女の目(大和書房) 吉田知子
¥1,780
【良好・帯】初版1974/5/5 |猫の目、女の目| 吉田知子| 大和書房| 古本|単行本 ふと、日常が少し息苦しくなる夜があるんですよね。そんなとき、この『猫の目、女の目』は、世界を“斜めから”見つめ直す小さな灯りになります。 猫に気が狂いそうになる、異国暮らしの手触り、どうでもいいはずの出来事に宿る違和感――ブラック・ユーモアの気配をまとった随想が、静かに心をほどいてくれます。 私は題名の鋭さに惹かれて仕入れました。自分の中の言葉にならない感情に、そっと輪郭がつく感じがしたんです。 帯には経年のヤケやスレがありますが、本文はきれいです。 もし今、あなたの中で何かが引っかかっているなら、無理なくページをめくってみてくださいね。 ※帯に経年のヤケ・スレがあります(写真でご確認ください)。本文はきれいで通読に支障はありません。古本のにおいはありますが強い臭いではありません。
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現代の随想17 井伏鱒二集 (彌生書房) 井伏鱒二/小沼丹編
¥1,280
【良好】初版1982/7/20|現代の随想17 井伏鱒二集|彌生書房|古本|単行本 気持ちがささくれる日ほど、強い言葉より、静かな文章が助けになるんですよね。 『現代の随想17 井伏鱒二集』は、小沼丹編のもと、井伏鱒二の随想を味わえる一冊です。 肩の力が抜けるのに、読後には人の滑稽さや哀しさが、きちんと残る。その距離感が好きで仕入れました。 函は角スレがあり、経年ヤケと小口に薄いシミが少しあります。古書のにおいもあります。ただ、本文はとてもきれいで、読むには気持ちの良い状態です。 寝る前の数頁から、そっと始めてみませんか。 ※函付き。函に角スレ、経年ヤケあり。小口に薄いシミが少しあります。古書特有の紙のにおいがあります(強い臭いではありません)。本文はとてもきれい。
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白い満月(ロッテ出版社)川端康成
¥2,200
【並】初版 昭和23年11月|白い満月|川端康成|短編集|ロッテ出版社|古書|単行本 ふと、心の灯りが消えかける夜があるんですよね。そんなとき、この一冊は“静かな月明かり”みたいに、言葉をそっと差し出してくれます。 川端康成『白い満月』は、昭和23年の初版で出た短編集。 派手な筋立てではなく、暮らしの陰影や、胸の奥に沈む感情をすくい上げるような文章が並びます。 古い本のページをめくると、当時の読者の息づかいが残っている気がして、仕入れました。 忙しさで感覚が乾いている方、文学を“やさしく浴びたい”方へ。 無理に急がず、気になる一篇から読んでみませんか。 *** 経年ヤケ・シミがあり、表紙(ジャケット)に破れやスレがあります(並)。本文に書き込みはありません。匂いは古書の紙のにおい程度で、カビ臭・タバコ臭など強い臭いはなし。消毒、クリーニング済。水濡れ対策のうえ丁寧に梱包して発送します。
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市井にありて 感想集(岩波書店)島崎藤村
¥1,650
【並】初版1930/10/20|市井にありて 感想集|島崎藤村|岩波書店|古書|単行本 気持ちがせわしなくて、言葉がうまく追いつかない日ってありますよね。 『市井にありて』は、島崎藤村が“市井に生きる人”の手触りを、静かに見つめ直す感想集です。 批評というより、暮らしの中に落ちている言葉をそっと拾い上げる読書なんですよね。 忙しさで心が乾き気味の方へ。 大きな答えじゃなくていいので、呼吸を整えるようにページをめくってみませんか。 ※経年のヤケやシミ、表紙の破れ・スレ、蔵書印があります。 けれど、古書特有の紙のにおいはあるものの強い臭いはなく、読む時間を邪魔しません。 消毒・クリーニング済。
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おはん(新潮文庫)/幸福の言葉(海竜社) 宇野千代 2冊セット
¥50
SOLD OUT
【良好】2冊セット|1995/3/15・2003/5/8|おはん 幸福の言葉|宇野千代|古本 物語に心を預けたい日と、言葉に背中をそっと押してほしい日。そんなふたつの夜のために、宇野千代さんの本を2冊セットにしました。 『おはん』(新潮文庫)は、人生の情と揺れを静かに照らす一冊です。 『幸福の言葉』(海竜社)は、きれいごとだけで終わらない“暮らしの体温”のある言葉が残ります。 状態は良好ですが、『おはん』は表紙にスレと小口に小さなシミ、『幸福の言葉』は表紙スレとヤケ、本文に1ページだけ折れがあります。 無理におすすめはしません。ただ、いま少し呼吸を整えたい方に、あう夜があると思うんです。
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水都眩光 幻想短編アンソロジー(文藝春秋)9作家共著
¥1,610
【非常に良い・初版】『水都眩光 幻想短編アンソロジー』9作家共著|幻想文学・短編集|文藝春秋|古本|単行本|ISBN9784163917528|2023/9/30発行 「日常のすぐ隣に、不思議な扉がひっそり開いていることがあります。」 『水都眩光 幻想短編アンソロジー』は、9人の作家が描く幻想世界を集めた短編集。古びた団地に潜む記憶や、存在しない犬を巡る物語、爆発に揺れる世界など──どれも現実と幻想の境目をやわらかく越えていきます。 私自身、この本を手に取ったとき、まるで見慣れた街並みに淡い光が差し込み、知らなかった景色が立ち上がるような感覚を覚えました。奇妙でありながら温かく、読むほどに心の奥をそっと揺さぶられるのです。 現実に少し疲れたとき、想像力を遊ばせたいとき、この本は新しい視点をそっと届けてくれるでしょう。 もし今、心の奥に静かなざわめきを感じているなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 【目次】 ラサンドーハ手稿 高原英理 串 マーサ・ナカムラ うなぎ 大木芙沙子 マルギット・Kの鏡像 石沢麻依 茶会 沼田真佑 いぬ 坂崎かおる 開花 大濱普美子 ニトロシンドローム 吉村萬壱 天の岩戸ごっこ 谷崎由依 ※カバー・本文ともに非常に良好な状態です。ほぼ新品に近い美しさを保っています。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡(中央公論社) 谷崎潤一郎・渡辺千萬子
¥1,070
【初版・帯付】『谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡』|中央公論社|日本文学・文豪の愛の書簡集|古本|単行本|ISBN9784120031128 時代を超えても、手紙というものは人の心をまっすぐに映します。 『谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡』は、文豪・谷崎潤一郎と、その生涯に深く関わった女性・渡辺千萬子との書簡を収めた一冊。文芸の香りとともに、二人の心の機微が丁寧に綴られています。 この本を手に取ったとき、封を切る前の手紙のように、紙の奥に残る温度を感じました。恋と尊敬、依存と自立──そのあわいに生きたふたりの姿から、「愛するとは何か」を静かに考えさせられます。 人の心の奥に潜む思いを見つめたい方へ。 もし今、誰かに言葉を届けたい気持ちがあるなら──この往復書簡を、そっと開いてみてくださいね。 ※2001年初版・帯付き。経年のヤケ・スレがありますが、本文はきれいな状態です。
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宮沢賢治詩集 【愛蔵版】(白凰社) 宮沢賢治/浅野晃編
¥920
【愛蔵版・第6版・函付】『宮沢賢治詩集』浅野晃編|白凰社|日本文学・詩集|古本|単行本 言葉が、静かに心の奥で光を放つような詩があります。 『宮沢賢治詩集(愛蔵版)』は、「雨ニモマケズ」に象徴されるように、やさしさと孤独、そして祈りのような言葉で人の心を包む一冊です。 自然や宇宙、いのちの響きを見つめるまなざしは、時を越えてもなお新しく、読むたびに胸の奥が澄んでいくのを感じます。 この本を手にしたとき、少し古びた紙の香りに“時代を超えた優しさ”が宿っているようでした。 疲れた心をそっと休めたい夜に、静かに寄り添ってくれる詩集です。 もし今、言葉のぬくもりを求めているなら──このページを、ゆっくり開いてみてくださいね。 ※1977年第6版。函付き。経年によるヤケ・スレがありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。
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ピンチランナー調書(新潮社) 大江健三郎
¥1,160
【初版・良好】『ピンチランナー調書』大江健三郎|新潮社|現代文学・父と息子の物語|古本|単行本|1976/10/20発行 「生きること」は、思い通りにならないからこそ、美しいのかもしれません。 大江健三郎の『ピンチランナー調書』は、障がいをもつ息子とともに生きる父親の苦悩と再生を描いた作品。 現実と幻想が交錯する文体の中に、他者を理解しようともがく人間の真摯な姿が浮かび上がります。 この本を開くたびに、絶望の奥にかすかな希望の灯りを見つける感覚があります。大江文学らしい重厚さと優しさが、心に静かに沁みてくるのです。 自分の弱さに向き合いたい方へ、そして「家族」を考えるすべての方へ。 もし今、言葉にできない思いを抱えているなら──この一冊を手に取ってみてくださいね。 あわせて『私という小説家の作り方』『万延元年のフットボール』『「雨の木」を聴く女たち』『個人的な体験』など、柚香の森の棚に並ぶ大江作品も、ぜひ一緒に読んでみてください。 ※1976年初版。経年による軽いヤケがありますが、本文は良好で通読に問題ありません。古本のにおいあり。
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母(角川書店)三浦綾子
¥880
【良好・2版】『母』三浦綾子|小林多喜二の母が語る愛と強さ|角川書店|古本|単行本 母の愛には、言葉にならない静けさと、揺るぎない強さがあります。 三浦綾子『母』は、作家・小林多喜二の母セキの語りを通じて、家族を守りぬいた「ひとりの母」の姿を描いた物語。 過酷な時代、貧しさの中で子どもたちを育て、信じ、見送る──そんな日々に宿る愛と祈り。 柚香の森がこの一冊を仕入れたのは、「母」とは何か、人を支える力とは何かを、自分自身に問いかけてくれたからです。 ページをめくるたび、心の奥にじんわりと染み入る言葉たち。 「家族とは」「信じるとは」──もし今、そんな問いを抱えているなら、そっとこの本を手に取ってみてくださいね。 きっと、あなたの大切な記憶に寄り添ってくれるはずです。 母の言葉は、時を超えて、あなたの心にもそっと届くことでしょう。 ※良好な状態の古本です。カバーに若干のスレが見られますが、本文は通読に問題ありません。ハードカバーのしっかりとした装丁。消毒、クリーニング済。 <三浦綾子さんについて> 1922年、北海道旭川市生まれ。17歳から小学校教師として軍国教育に携わるが、戦後の罪悪感から退職。その後、結核で13年間療養生活を送り、闘病中にキリスト教と出会い洗礼を受ける。1959年に三浦光世と結婚。1964年、『氷点』が朝日新聞の懸賞小説に入選し作家デビュー。「愛とは何か」をテーマに『塩狩峠』『銃口』『道ありき』など多くの作品を発表。1999年に逝去。
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寵児(河出書房新社)津島佑子
¥1,980
【良好・初版1978年】『寵児』津島佑子|河出書房新社|母娘・愛と孤独の物語|古本|単行本|1978/6/30発行 誰かを深く愛しながらも、その愛が少しずつ遠ざかっていく瞬間── そんな痛みを、私たちはどこかで知っているのかもしれません。 津島佑子さんの『寵児』は、母と娘、恋と孤独、生と死の境を研ぎすまされた言葉で描いた物語。静けさの中にある緊張と、触れたくなるほどの繊細なぬくもりが共存しています。 この本を手に取ったのは、津島作品に流れる“孤独の中のやさしさ”に、もう一度出会いたかったから。読み終えると、自分の中にある痛みが少しやわらぎ、誰かを想う気持ちがしずかに整っていくのを感じます。 心の奥に触れる物語を求めている方へ。 もし今、この静かな一冊があなたに語りかけてきたなら──そっと、ページを開いてみてくださいね。 この本の静けさは、読む人の心を映す鏡のようです。 誰かを想う痛みを抱えている方にこそ、そっと寄り添ってくれる一冊です。 ※初版・良好な状態の古本です。経年のヤケ(薄)カバー、函はスレあり。目立つ傷みはありません。本文はきれいな状態です。
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あかんたれ ー土性っ骨ー (文藝春秋)花登筐
¥1,540
【並昭和9版・ビニールカバー付】『あかんたれ ー土性っ骨ー』花登筐|昭和人情と根性の物語|古書|単行本|1977/9/20発行|天・小口・地ヤケあり、帯半分破損、ビニールカバー、本文良好 「弱い自分に、腹が立つことがある」──そんな夜、誰にでもありますよね。 花登筐(はなと こばこ)さんの『あかんたれ ー土性っ骨ー』は、昭和の大阪を舞台に、不器用ながらもまっすぐに生きようとする人々の姿を描いた人情物語です。 見栄も張るし、意地もある。それでも根の底には、誰かを思うあたたかさが流れていて、読み終えたあとには小さな勇気が胸に残ります。 この本を手に取ったとき、少し古びた紙の手触りに、人の情けや“土性っ骨(どしょうっこつ)”が確かに息づいているのを感じました。 1977年発行の第9版。天や小口にはヤケ、帯には破れがありますが、ビニールカバーが当時のまま残る貴重な一冊です。 本を開けば、昭和の笑い声と下町のぬくもりがふっとよみがえります。 優しさは、強さでもある──そんな当たり前のことを、静かに思い出させてくれる物語です。 もし今、人生に迷いや弱さを感じているなら、この一冊をそっと手に取ってみてくださいね。 ※1977年9版発行。天・小口・地に経年ヤケがあり、帯は半分破れていますが、本文は良好で通読に問題はありません。ビニールカバー付きです。古書のにおいあります。消毒、クリーニング済。心を込めてお届けします。

