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あなたを待ついくつもの部屋(文藝春秋)角田光代
¥1,000
【非常に良い・初版】『あなたを待ついくつもの部屋』角田光代|選ばなかった人生を描く小説|古本・初版 2024年7月30日 初版発行/ISBN9784163918747/ソフトカバー 「あのとき、もし違う選択をしていたら──」 そんなふうに、自分の“もうひとつの人生”を想像したことはありませんか。 この物語は、一人の女性が“異なる人生のいくつか”を同時に歩いていく、少し不思議な構成で描かれます。 仕事、結婚、家族、別れ…。 どの道を選んでも、幸せにもなれるし、迷いもある。 私がこの本に惹かれたのは、「正解のない人生をどう歩くか」を、誰も責めることなく、静かに見つめているところ。 読み終えてふと、今の自分の暮らしがいとおしくなりました。 選ばなかった部屋があったとしても、今ここにいる自分を、少しだけ肯定できるような──そんな感覚が残ります。 迷いや未練が心に残っている方、人生の節目に立っている方へ。 もし今、どこかの「扉」をそっと開けてみたくなったなら── この本が、静かに待ってくれていますよ。 ※非常に良い状態の古本です(ソフトカバー・初版・カバー良好)。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。贈り物にもおすすめです。
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竹久夢二 恋愛論(太田出版)竹久夢二
¥720
【良好・初版】『恋愛論』竹久夢二|詩と絵で描く愛のかたち|太田出版|古本・初版 愛とは、言葉にならない気持ちが絵になり、詩になる瞬間がある──そんな“声なき恋”を感じたこと、ありませんか? 竹久夢二さんの『恋愛論』は、彼自身の恋愛遍歴を通して「愛と創作」がどう交差するかを、詩的に描いた一冊です。愛の喜び、切なさ、悲しみ、そして創造への渇望が、夢二の言葉と絵とで紡がれています。 わたしがこの本を手にしたのは、恋愛だけでなく「自分が感じてきた小さな情動」がどこかこの物語と似ていると感じたからです。夢二の心の震えが、読むたびにじんわりと胸に残るようで…。 読後には、「誰かを愛した記憶」や「言葉にしそびれた想い」を許してあげたくなるような、静かな余韻が残るでしょう。 恋をしている人へ、あるいは恋が遠くなったと感じている人へ。 もし今、この本の詩と絵があなたの心に触れるなら──そっとページをひらいてみてくださいね。 ※1993年7月初版/ハードカバー/帯あり/ISBN: 4872331281 ※良好な状態です。函・表紙・帯とも目立つ破れや汚れはほとんどなく、ページにも書き込み等はございません。 ▶状態の良い初版・帯付きの一冊を、お求めやすくご用意しました。 手に取ってくださる方のもとで、また静かに愛されていきますように──。 <竹久夢二について> 竹久夢二(本名:竹久茂次郎「たけひさ もじろう」)は1884年、岡山県に生まれました。17歳で上京し、画家としての道を歩み始め、1905年に「夢二」の名で活動を開始。1914年には和装小物店「港屋」を開店し、絵画だけでなく詩や小説も手掛けました。大正ロマンを代表する画家として、独自の美人画で人気を博し、1934年に49歳で亡くなりました。
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だいちょうことばめぐり(河出書房新社)朝吹真理子
¥1,100
【良好・2021年初版】『だいちょうことばめぐり』朝吹真理子|歌舞伎と記憶のエッセイ|河出書房新社|古本 ≪初版≫2021/1/30発行 暮らしの中でふと立ち止まる瞬間、心にやわらかな余韻が広がることがあります。『だいちょうことばめぐり』は、そんな時に寄り添ってくれる一冊です。 作家・朝吹真理子さんが、歌舞伎の言葉を手がかりに、記憶や感情をそっとほどいていくエッセイ。銀座の街の気配や古典の響き、そして花代さんの幻想的な写真が重なり合い、読む人を静かな夢の中へ誘います。 わたし自身も読みながら、不意に忘れていた記憶がよみがえり、涙がにじんでしまう瞬間がありました。言葉がこんなにもやさしく心を揺らすのかと、あらためて気づかされました。 日常に小さな詩を見つけたい方へ。もし今、この本が気になったなら──どうぞ、静かにページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレや経年感はありますが、本文はきれいです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <朝吹真理子さんについて> 朝吹真理子さん(1984年生まれ)は東京都出身の小説家。慶應義塾大学大学院で近世歌舞伎を専攻し、在学中に執筆を勧められデビュー。2009年「流跡」でドゥマゴ文学賞、2011年「きことわ」で芥川賞受賞。以後、繊細な感性の作品を発表し続けている。
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Romam Book Collection②使いみちのない風景 愛する人に(朝日出版社)村上春樹/稲越功一:写真
¥2,380
【良好】初版|1994/12/10 |使いみちのない風景 |村上春樹| 朝日出版社 |古本 忙しい日ほど、目と心が乾くんですよね。 『使いみちのない風景』は、役に立つことから少し離れて、ただ眺めるための時間をくれる一冊です。 村上春樹さんの短い文章に、稲越功一さんの写真が静かに重なり、気持ちの輪郭がそっと整っていきます。 帯付き・ビニールカバー付きで、本文はとてもきれいです。いっぽうで経年のヤケはあり、古本のにおいもあります。そこは隠さず、写真と説明でお伝えしますね。 寝る前に、ページを数枚だけ。そんな読み方からでも、十分に効いてくる本です。 ※帯あり・ビニールカバー付き。経年のヤケはありますが、本文はとてもきれいです。古本のにおいはあります。
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母の発達 (河出書房新社) 笙野頼子
¥1,980
【良好】初版|1996/3/29| 母の発達 |笙野頼子| 河出書房新社| 古本 『母の発達』は、家族といういちばん近い場所で起きる、愛情と息苦しさのねじれを、鋭く、時にユーモアを交えて掘り当てる一冊です。 私は「言葉にできない違和感」を抱えた日に、この題名に手を引かれて仕入れました。 読後、心の中の絡まりがほどけて、呼吸が少し整う感じが残るんですよね。 静かに向き合いたい方へ。 ※帯・カバーにヤケとスレ、天・小口にシミがあります(写真をご確認ください)。本文はきれいで通読に支障ありません。古本のにおいはあります。
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猫の目、女の目(大和書房) 吉田知子
¥1,780
【良好・帯】初版1974/5/5 |猫の目、女の目| 吉田知子| 大和書房| 古本 ふと、日常が少し息苦しくなる夜があるんですよね。そんなとき、この『猫の目、女の目』は、世界を“斜めから”見つめ直す小さな灯りになります。 猫に気が狂いそうになる、異国暮らしの手触り、どうでもいいはずの出来事に宿る違和感――ブラック・ユーモアの気配をまとった随想が、静かに心をほどいてくれます。 私は題名の鋭さに惹かれて仕入れました。自分の中の言葉にならない感情に、そっと輪郭がつく感じがしたんです。 帯には経年のヤケやスレがありますが、本文はきれいです。 もし今、あなたの中で何かが引っかかっているなら、無理なくページをめくってみてくださいね。 ※帯に経年のヤケ・スレがあります(写真でご確認ください)。本文はきれいで通読に支障はありません。古本のにおいはありますが強い臭いではありません。
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現代の随想17 井伏鱒二集 (彌生書房) 井伏鱒二/小沼丹編
¥1,280
【良好】初版1982/7/20|現代の随想17 井伏鱒二集|彌生書房|古本 気持ちがささくれる日ほど、強い言葉より、静かな文章が助けになるんですよね。 『現代の随想17 井伏鱒二集』は、小沼丹編のもと、井伏鱒二の随想を味わえる一冊です。 肩の力が抜けるのに、読後には人の滑稽さや哀しさが、きちんと残る。その距離感が好きで仕入れました。 函は角スレがあり、経年ヤケと小口に薄いシミが少しあります。古書のにおいもあります。ただ、本文はとてもきれいで、読むには気持ちの良い状態です。 寝る前の数頁から、そっと始めてみませんか。 ※函付き。函に角スレ、経年ヤケあり。小口に薄いシミが少しあります。古書特有の紙のにおいがあります(強い臭いではありません)。本文はとてもきれい。
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白い満月(ロッテ出版社)川端康成
¥2,200
【並】初版 昭和23年11月|白い満月|川端康成|短編集|ロッテ出版社|古書 ふと、心の灯りが消えかける夜があるんですよね。そんなとき、この一冊は“静かな月明かり”みたいに、言葉をそっと差し出してくれます。 川端康成『白い満月』は、昭和23年の初版で出た短編集。 派手な筋立てではなく、暮らしの陰影や、胸の奥に沈む感情をすくい上げるような文章が並びます。 古い本のページをめくると、当時の読者の息づかいが残っている気がして、仕入れました。 忙しさで感覚が乾いている方、文学を“やさしく浴びたい”方へ。 無理に急がず、気になる一篇から読んでみませんか。 *** 経年ヤケ・シミがあり、表紙(ジャケット)に破れやスレがあります(並)。本文に書き込みはありません。匂いは古書の紙のにおい程度で、カビ臭・タバコ臭など強い臭いはなし。水濡れ対策のうえ丁寧に梱包して発送します。
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市井にありて 感想集(岩波書店)島崎藤村
¥1,650
【並】初版1930/10/20|市井にありて 感想集|島崎藤村|岩波書店|古書 気持ちがせわしなくて、言葉がうまく追いつかない日ってありますよね。 『市井にありて』は、島崎藤村が“市井に生きる人”の手触りを、静かに見つめ直す感想集です。 批評というより、暮らしの中に落ちている言葉をそっと拾い上げる読書なんですよね。 今回は経年のヤケやシミ、表紙の破れ・スレ、蔵書印があります。 けれど、古書特有の紙のにおいはあるものの強い臭いはなく、読む時間を邪魔しません。 忙しさで心が乾き気味の方へ。 大きな答えじゃなくていいので、呼吸を整えるようにページをめくってみませんか。
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おはん(新潮文庫)/幸福の言葉(海竜社) 宇野千代 2冊セット
¥50
SOLD OUT
【良好】2冊セット|1995/3/15・2003/5/8|おはん 幸福の言葉|宇野千代|古本 物語に心を預けたい日と、言葉に背中をそっと押してほしい日。そんなふたつの夜のために、宇野千代さんの本を2冊セットにしました。 『おはん』(新潮文庫)は、人生の情と揺れを静かに照らす一冊です。 『幸福の言葉』(海竜社)は、きれいごとだけで終わらない“暮らしの体温”のある言葉が残ります。 状態は良好ですが、『おはん』は表紙にスレと小口に小さなシミ、『幸福の言葉』は表紙スレとヤケ、本文に1ページだけ折れがあります。 無理におすすめはしません。ただ、いま少し呼吸を整えたい方に、あう夜があると思うんです。
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水都眩光 幻想短編アンソロジー(文藝春秋)9作家共著
¥1,610
【非常に良い・初版】『水都眩光 幻想短編アンソロジー』9作家共著|幻想文学・短編集|文藝春秋|古本・初版|ISBN9784163917528 ≪初版≫ 2023/9/30 発行 「日常のすぐ隣に、不思議な扉がひっそり開いていることがあります。」 『水都眩光 幻想短編アンソロジー』は、9人の作家が描く幻想世界を集めた短編集。古びた団地に潜む記憶や、存在しない犬を巡る物語、爆発に揺れる世界など──どれも現実と幻想の境目をやわらかく越えていきます。 私自身、この本を手に取ったとき、まるで見慣れた街並みに淡い光が差し込み、知らなかった景色が立ち上がるような感覚を覚えました。奇妙でありながら温かく、読むほどに心の奥をそっと揺さぶられるのです。 現実に少し疲れたとき、想像力を遊ばせたいとき、この本は新しい視点をそっと届けてくれるでしょう。 もし今、心の奥に静かなざわめきを感じているなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 【目次】 ラサンドーハ手稿 高原英理 串 マーサ・ナカムラ うなぎ 大木芙沙子 マルギット・Kの鏡像 石沢麻依 茶会 沼田真佑 いぬ 坂崎かおる 開花 大濱普美子 ニトロシンドローム 吉村萬壱 天の岩戸ごっこ 谷崎由依 ※カバー・本文ともに非常に良好な状態です。ほぼ新品に近い美しさを保っています。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡(中央公論社) 谷崎潤一郎・渡辺千萬子
¥1,070
【初版・帯付】『谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡』|中央公論社|日本文学・文豪の愛の書簡集|古本 ISBN9784120031128 時代を超えても、手紙というものは人の心をまっすぐに映します。 『谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡』は、文豪・谷崎潤一郎と、その生涯に深く関わった女性・渡辺千萬子との書簡を収めた一冊。文芸の香りとともに、二人の心の機微が丁寧に綴られています。 この本を手に取ったとき、封を切る前の手紙のように、紙の奥に残る温度を感じました。恋と尊敬、依存と自立──そのあわいに生きたふたりの姿から、「愛するとは何か」を静かに考えさせられます。 人の心の奥に潜む思いを見つめたい方へ。 もし今、誰かに言葉を届けたい気持ちがあるなら──この往復書簡を、そっと開いてみてくださいね。 ※2001年初版・帯付き。経年のヤケ・スレがありますが、本文はきれいな状態です。
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宮沢賢治詩集 【愛蔵版】(白凰社) 宮沢賢治/浅野晃編
¥920
【愛蔵版・第6版・函付】『宮沢賢治詩集』浅野晃編|白凰社|日本文学・詩集|古書 言葉が、静かに心の奥で光を放つような詩があります。 『宮沢賢治詩集(愛蔵版)』は、「雨ニモマケズ」に象徴されるように、やさしさと孤独、そして祈りのような言葉で人の心を包む一冊です。 自然や宇宙、いのちの響きを見つめるまなざしは、時を越えてもなお新しく、読むたびに胸の奥が澄んでいくのを感じます。 この本を手にしたとき、少し古びた紙の香りに“時代を超えた優しさ”が宿っているようでした。 疲れた心をそっと休めたい夜に、静かに寄り添ってくれる詩集です。 もし今、言葉のぬくもりを求めているなら──このページを、ゆっくり開いてみてくださいね。 ※1977年第6版。函付き。経年によるヤケ・スレがありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。
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ピンチランナー調書(新潮社) 大江健三郎
¥1,160
【初版・良好】『ピンチランナー調書』大江健三郎|新潮社|現代文学・父と息子の物語|古本 1976/10/20発行 「生きること」は、思い通りにならないからこそ、美しいのかもしれません。 大江健三郎の『ピンチランナー調書』は、障がいをもつ息子とともに生きる父親の苦悩と再生を描いた作品。 現実と幻想が交錯する文体の中に、他者を理解しようともがく人間の真摯な姿が浮かび上がります。 この本を開くたびに、絶望の奥にかすかな希望の灯りを見つける感覚があります。大江文学らしい重厚さと優しさが、心に静かに沁みてくるのです。 自分の弱さに向き合いたい方へ、そして「家族」を考えるすべての方へ。 もし今、言葉にできない思いを抱えているなら──この一冊を手に取ってみてくださいね。 あわせて『私という小説家の作り方』『万延元年のフットボール』『「雨の木」を聴く女たち』『個人的な体験』など、柚香の森の棚に並ぶ大江作品も、ぜひ一緒に読んでみてください。 ※1976年初版。経年による軽いヤケがありますが、本文は良好で通読に問題ありません。
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母(角川書店)三浦綾子
¥850
【良好・2版】『母』三浦綾子|小林多喜二の母が語る愛と強さ|角川書店|古本・良好状態 母の愛には、言葉にならない静けさと、揺るぎない強さがあります。 三浦綾子『母』は、作家・小林多喜二の母セキの語りを通じて、家族を守りぬいた「ひとりの母」の姿を描いた物語。 過酷な時代、貧しさの中で子どもたちを育て、信じ、見送る──そんな日々に宿る愛と祈り。 柚香の森がこの一冊を仕入れたのは、「母」とは何か、人を支える力とは何かを、自分自身に問いかけてくれたからです。 ページをめくるたび、心の奥にじんわりと染み入る言葉たち。 「家族とは」「信じるとは」──もし今、そんな問いを抱えているなら、そっとこの本を手に取ってみてくださいね。 きっと、あなたの大切な記憶に寄り添ってくれるはずです。 母の言葉は、時を超えて、あなたの心にもそっと届くことでしょう。 ※良好な状態の古本です。カバーに若干のスレが見られますが、本文は通読に問題ありません。ハードカバーのしっかりとした装丁。 <三浦綾子さんについて> 1922年、北海道旭川市生まれ。17歳から小学校教師として軍国教育に携わるが、戦後の罪悪感から退職。その後、結核で13年間療養生活を送り、闘病中にキリスト教と出会い洗礼を受ける。1959年に三浦光世と結婚。1964年、『氷点』が朝日新聞の懸賞小説に入選し作家デビュー。「愛とは何か」をテーマに『塩狩峠』『銃口』『道ありき』など多くの作品を発表。1999年に逝去。
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寵児(河出書房新社)津島佑子
¥1,360
【良好・初版1978年】『寵児』津島佑子|河出書房新社|母娘・愛と孤独の物語|古本|1978/6/30発行 誰かを深く愛しながらも、その愛が少しずつ遠ざかっていく瞬間── そんな痛みを、私たちはどこかで知っているのかもしれません。 津島佑子さんの『寵児』は、母と娘、恋と孤独、生と死の境を研ぎすまされた言葉で描いた物語。静けさの中にある緊張と、触れたくなるほどの繊細なぬくもりが共存しています。 この本を手に取ったのは、津島作品に流れる“孤独の中のやさしさ”に、もう一度出会いたかったから。読み終えると、自分の中にある痛みが少しやわらぎ、誰かを想う気持ちがしずかに整っていくのを感じます。 心の奥に触れる物語を求めている方へ。 もし今、この静かな一冊があなたに語りかけてきたなら──そっと、ページを開いてみてくださいね。 この本の静けさは、読む人の心を映す鏡のようです。 誰かを想う痛みを抱えている方にこそ、そっと寄り添ってくれる一冊です。 ※初版・良好な状態の古本です。カバー・本文ともに目立つ傷みはありません。
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あかんたれ ー土性っ骨ー (文藝春秋)花登筐
¥1,540
【並昭和9版・ビニールカバー付】『あかんたれ ー土性っ骨ー』花登筐|昭和人情と根性の物語|古書 9版 1977/9/20発行 天・小口・地ヤケあり、帯半分破損、ビニールカバー、本文良好 「弱い自分に、腹が立つことがある」──そんな夜、誰にでもありますよね。 花登筐(はなと こばこ)さんの『あかんたれ ー土性っ骨ー』は、昭和の大阪を舞台に、不器用ながらもまっすぐに生きようとする人々の姿を描いた人情物語です。 見栄も張るし、意地もある。それでも根の底には、誰かを思うあたたかさが流れていて、読み終えたあとには小さな勇気が胸に残ります。 この本を手に取ったとき、少し古びた紙の手触りに、人の情けや“土性っ骨(どしょうっこつ)”が確かに息づいているのを感じました。 1977年発行の第9版。天や小口にはヤケ、帯には破れがありますが、ビニールカバーが当時のまま残る貴重な一冊です。 本を開けば、昭和の笑い声と下町のぬくもりがふっとよみがえります。 優しさは、強さでもある──そんな当たり前のことを、静かに思い出させてくれる物語です。 もし今、人生に迷いや弱さを感じているなら、この一冊をそっと手に取ってみてくださいね。 ※1977年9版発行。天・小口・地に経年ヤケがあり、帯は半分破れていますが、本文は良好で通読に問題はありません。ビニールカバー付きです。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けします。
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田辺聖子の古典まんだら(上下巻)(新潮社)田辺聖子
¥1,000
【良好・第2版2011年】『田辺聖子の古典まんだら(上下)』恋と古典を語る随筆|新潮社|古本・良好 田辺聖子の古典まんだら(上)2版 2011/3/20 9784103134299 田辺聖子の古典まんだら(下)2版 2011/3/20 9784103134605 恋をして悩んだり、人を思いながらも素直になれなかったり──そんな心の揺れは、どんな時代にも変わらないのかもしれません。 田辺聖子さんが語る『古典まんだら』は、千年の時を越えた物語たちを、まるで友だちの恋話のようにやさしく解きほぐしてくれる本です。光源氏や清少納言、在原業平たちの想いが、現代の私たちの感情と重なって、静かに胸に響きます。 この本を仕入れたのは、読み終えたあとに「古典は遠いものではなく、自分の心の鏡なんだ」と気づかされたから。恋や人生に小さな迷いを感じている方に、きっとそっと寄り添ってくれるはずです。 もし今、田辺さんの言葉があなたの胸に触れたなら──この美しい上下巻を、ゆっくりと開いてみてくださいね。 この上下巻には、田辺聖子さんの“古典への恋心”がやさしく息づいています。 恋に悩む夜にも、心がほどけるような一文がきっと見つかるはずです。 ※良好な古本です。カバー・本文ともにとてもきれいな状態です。上下巻そろってのお届けになります。
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わが闘争(三一書房)堤玲子
¥1,450
【並12版・帯付・保護紙付】わが闘争|三一書房|堤玲子 12版 1967/6/13|女性の生き方と自分を貫く強さ|三一書房|並・古書|帯あり、天・小口・地経年のヤケ・シミあり。グリシンペーパーにて保護されています。 生きることが「闘い」と呼べる時期は、誰の人生にもきっとあるのだと思います。 堤玲子さんの『わが闘争』は、女性として、そして一人の人間として、自分の信じる道をまっすぐに生きようとする姿を描いた物語です。 声高ではなく、静かに、誠実に──「自分を裏切らない」強さがページの隅々に滲んでいます。 1967年発行の第12版。半世紀を超える歳月を経て、天や小口にはうっすらとヤケやシミが見られますが、帯は残り、グリシンペーパー(保護紙)に包まれた状態は大変貴重です。 当時の空気や、女性たちの確かな息づかいがこの紙面に息づいています。 この本を手にしたとき、古びた紙の匂いの中に“時代の鼓動”を感じました。 強さとは誰かに勝つことではなく、何度でも自分を立て直すこと──その気づきを、静かに教えてくれます。 もし今、人生の岐路に立っているなら。誰かの声に惑う夜に、自分の声を取り戻したくなったなら──どうぞ、この一冊をそっと開いてみてくださいね。 ※帯付き。天・小口・地に経年のヤケ・シミがありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。グリシンペーパー(保護紙)で丁寧に保護されています。
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雁・うたかたの記 愛と青春の名作集(旺文社)森鴎外
¥670
【良好・初版1997年】『雁・うたかたの記 愛と青春の名作集』森鴎外|恋と青春の古典|旺文社|古本・初版 誰かを想うたびに、胸の奥に淡い痛みが広がることがあります。けれどその痛みこそが、かつての自分のまっすぐさを思い出させてくれる──そんな経験はありませんか。 森鴎外の『雁』『うたかたの記』は、明治という時代を背景に、届かぬ想いと若さの切なさを描いた二つの物語。静かな文体の中に、恋や人生の儚さがそっと息づいています。 この本を仕入れたのは、私自身が若い頃にこの物語を読んで感じた「切なさが優しさに変わる瞬間」を、誰かと分かち合いたいと思ったからです。 過ぎ去った恋を懐かしく思う方、心の奥に少しだけ寂しさを抱えている方へ。 もし今、この本の名があなたの中で小さく響いたなら──どうぞ、静かにページをひらいてみてください。 この本は、まるで春の夕暮れのように、やさしい光で心を包んでくれる一冊です。 「恋・青春」の棚の中でも、読む人の時間にそっと寄り添う静かな名作として──。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかな経年のスレがありますが、本文はとてもきれいです。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。
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贅沢貧乏(新潮社)森茉莉
¥2,180
【再入荷】【良好・15版】『贅沢貧乏』森茉莉|心の豊かさを描く随筆|新潮社|古本・良好|ISBN9784103215038 お金がなくても、美しいものを愛し、豊かに生きる――そんな生き方に憧れたことはありませんか? 森茉莉の『贅沢貧乏』は、質素な暮らしのなかに「心の贅沢」を見出す女性・牟礼魔利の物語です。 下北沢の小さな部屋で、猫と過ごす穏やかな時間。 食器の音、夕暮れの光…そのひとつひとつが、生きる喜びに変わっていくんです。 この本を仕入れたのは、私自身も“心の豊かさ”を思い出したかったから。読むたびに、日常の中にある小さな幸せが見えてきます。 物質ではなく心で満たされたい方へ。疲れた夜、静かにページをめくると、世界が少しやわらかく見えるはずです。 もし今、あなたの中にこの言葉が響くなら──そっと、この一冊を開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。函背にややヤケ、シミがありますが、本体はきれいです。 <森芽莉さんについて> 森茉莉(1903年1月7日 - 1987年6月6日)は、日本の小説家・エッセイストで、森鷗外の長女として生まれました。50歳を過ぎて本格的に文学活動を開始し、代表作に『贅沢貧乏』や『恋人たちの森』があります。彼女の作品は耽美的で幻想的な世界観を持ち、精神的な贅沢を重視しました。晩年は東京都世田谷区で一人暮らし、1987年に心不全で亡くなりました。
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愛の縫い目はここ(リトルモア)最果タヒ
¥800
【非常に良い・3版】『愛の縫い目はここ』最果タヒ|心に響く現代詩集|リトルモア|古本・良好 ときどき、誰かのやさしい言葉にすがりたくなる夜がありますよね。 『愛の縫い目はここ』は、最果タヒさんの詩集三部作の締めくくりとして生まれた一冊。日常の中で私たちが見過ごしてしまうような心の震えや、静かな痛みを、透きとおるような言葉でそっとすくい上げています。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、私自身が「こんな感情、誰にも伝えられなかった」と思っていた気持ちを、この本が見つけてくれたから。 言葉に救われる日がある。そんなふうに感じているあなたへ。 もし今、心が少し曇っているなら──そっとこの詩集を開いてみてください。 きっと、見えなかった何かがやさしく光って見えてくるはずです。 言葉の縫い目に、あなたの心がそっとつながりますように。 ※非常に良い状態の古本です。表紙や本文に目立つダメージはなく、全体的に綺麗なお品です。詩の余白まで大切に包み、心を込めてお届けいたします。
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伯爵夫人(新潮社)蓮見重彦
¥500
【良好・2016年第3版】『伯爵夫人』蓮見重彦|三島由紀夫賞受賞作・幻想文学|新潮社|古本・良好 ≪3版≫2016/7/5発行 ISBN9784103043539 第29回三島由紀夫賞受賞作品 ときに、現実から少し離れた夢のような体験を本の中に求めることはありませんか。『伯爵夫人』は、そんな心にそっと寄り添う物語です。 舞台は戦時下の東京、帝国ホテル。受験を控えた青年・二朗が、和装の伯爵夫人と出会い、まだ知らない世界へと導かれていきます。 純粋さと官能、知性とユーモアが交差する一夜は、まるで白に包まれた幻想のよう。読んでいると、自分の中の「眠っていた部分」が呼び覚まされるような感覚があります。 私自身、この本を閉じたとき、心が透きとおるような余韻が残りました。迷いや閉塞感を抱えるときに、そっと心を開くきっかけをくれる一冊です。 もし今、この言葉が胸に触れるなら──どうぞ静かにページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいです。 <蓮實重彦さんについて> 蓮實重彦さん(1936年生まれ)は、文芸・映画評論家であり、フランス文学者、小説家です。東京大学文学部卒業後、ソルボンヌ大学で博士号を取得。東大で教鞭を執り、総長も務めました。フランス現代思想を日本に紹介し、映画評論でも高く評価されています。著作多数。
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暗い引力(光文社)岩井圭也
¥760
【非常に良い・初版】『暗い引力』岩井圭也|加害者と被害者家族を描く赦しの物語|光文社|古本 ≪初版≫ 2023/12/30 発行 ISBN9784334101756 「人は、他人の罪とどう向き合えばいいのか」──そんな問いに胸が重くなることはありませんか。 岩井圭也さんの『暗い引力』は、殺人事件の加害者家族と被害者家族、ふたつの視点から描かれる物語です。 互いに拭えない痛みを抱えながらも、やがて彼らは“赦すこと”の難しさと可能性に向き合っていきます。 読んでいると、自分自身の過去や心の奥にある影までも静かに照らし出されるようで、私はページを閉じた後、深く息をつきました。 重いテーマでありながら、その奥には人を信じたいと願う光が確かに宿っています。 心がざわついているときや、立ち止まって自分を見つめ直したいときにおすすめしたい一冊です。 もし今、この物語が気になるなら──どうぞそっと手に取ってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはなく、全体的にきれいです。

