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家守綺譚 (新潮社) 梨木香歩
¥1,280
家守綺譚 |梨木香歩| 新潮社|単行本| 14刷 2005年| 帯あり 日々のざわめきから少し離れたい時に、そっと開きたくなる一冊です。 亡き友から託された家に暮らす綿貫征四郎のまわりで、草木や動物、見えないものたちが静かに気配をあらわします。 新潮社単行本14刷、梨木香歩らしい自然と異界が溶け合う幻想譚として仕入れました。読み終えると、説明できないものにも居場所があると感じられます。植物や季節の描写、怖すぎない怪異譚が好きな方に。夜の読書にもどうぞ。 ※ビニールカバー。天にシミヤケ、小口にヤケがあります。全体的に良好ですが、経年の古本のにおいあります。
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鮫人(前編)後編未刊 (改造社) 谷崎潤一郎
¥2,980
谷崎潤一郎『鮫人』1926年初版| 改造社版| 函付|古書|単行本 函背に外れがあり、函背のヤケ・傷みが大きい一冊です。函三方にも少ヤケ、本体小口にヤケ、本文ページ内に少しシミ・ヤケがありますが、通読には支障なく概ね経年並です。 1926年初版、函付、装画は岡田七蔵。扉に「前篇」とありますが、後篇は未刊です。 浅草の熱気と上海の異界感が重なり、人や風景が視線の中で別のものへ変形していく谷崎らしい耽美が漂います。 未完であることも含め、結論より像が残る作品です。初版本の手触りと、時代の余白を静かに味わいたい方に。 状態写真をご確認のうえ、お迎えください。 ※函背に外れがあり、函背のヤケ・傷みが大きい状態です。函三方にも少ヤケがあり、函全体に経年のスレ・汚れ・傷みが見られます。本体は小口にヤケ、本文ページ内に少しシミ・ヤケがありますが、通読に支障はなく、概ね経年並の状態です。本体にはビニールカバーが付いています。初版・函付。装画は岡田七蔵。扉に「前篇」とありますが、後篇は未刊です。古書特有の紙のにおいがあります
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たんぽぽ (新潮社) 川端康成
¥1,980
たんぽぽ |川端康成| 初版 1972| 新潮社| 函帯付|美本寄り| 古本|単行本 『たんぽぽ』は、川端康成が晩年に愛や性、狂気、運命といった深い揺らぎへ向かい、静かで実験的なかたちで描いた未完の長編です。 読み終えても答えが閉じず、夢と現実のあわいのような気配が長く残ります。 内容の密度に加え、函帯付き初版としての佇まいにも惹かれて仕入れました。読む楽しみと、持つ喜びの両方がある一冊です。 ※函・帯付き、函にはビニールカバーが残っており、本体はきれいで本文も良好です。小口にごく軽い経年感はありますが、古書としては全体に整った状態です。においは古書の紙のにおいがあります。
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青春は再び来らず デュ・モーリア作品集2(三笠書房)ダフネ・デュ・モーリア/大久保康雄訳
¥1,900
【絶版・1967年第2版】『青春は再び来らず デュ・モーリア作品集2』ダフネ・デュ・モーリア|三笠書房|絶版・古本・箱付き ≪2版≫1967/3/10発行 過ぎてしまった時間をふと思い返し、「あの瞬間はもう戻らない」と胸が締めつけられることはありませんか。 ダフネ・デュ・モーリアの『青春は再び来らず』は、そんな感覚に静かに寄り添う物語です。彼女の筆はサスペンスやロマンスを越えて、人の心の奥に潜む孤独や欲望をすくい上げ、登場人物たちの揺れる心模様を鮮やかに描き出します。 私がこの本に惹かれたのは、登場人物の選択や葛藤がどこか自分自身の姿と重なって見えたから。読み終えた後には「人は誰しも迷いながら、それでも前に進んでいるのだ」と、そっと励まされるような余韻が残りました。 日々の中で心がざわつくとき、自分の気持ちを整理したいときに。もし今、この言葉に響きを感じたなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 ※1967年第2版。箱に経年劣化や傷みあり。本体にシミ、汚れ、スレがありますが、カバー付きで概ね良好です。 絶版の希少本ですので、古書としての味わいを楽しんでいただければ幸いです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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東西不思議物語(毎日新聞社) 澁澤龍彦
¥1,620
【良好】2版|1977年|東西不思議物語|澁澤龍彦|幻想文学・博物誌|毎日新聞社|古本|単行本 現実の輪郭が少し固く感じられる日に、こういう本は、心を別の場所へそっと連れ出してくれるんですよね。 『東西不思議物語』は、澁澤龍彦が古今東西の怪奇、幻想、伝承の断片を、美意識と教養をたたえた言葉で辿ってゆく一冊です。 なかでも毎日新聞社版のこの装丁には、内容そのものと響き合う妖しく静かな気配があり、本という物の魅力まで含めて手元で味わいたくなります。 幻想文学や博物誌、創作の源泉を探している方には、とてもよく似合います。 説明しきれないものに惹かれる気持ちを、安心して持っていてよいのだと教えてくれる本です。 急がず、静かに出会っていただけたらうれしいです。 ※帯つきですが、表紙・天小口地にヤケ、シミ、汚れがあり、本文にも点在するシミがあります。古本特有のにおいは明確にありますが、強い刺激臭ではありません。状態は写真とあわせてご確認ください。
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犯罪小説集(集英社文庫)谷崎潤一郎
¥480
【良好・2版】『犯罪小説集』谷崎潤一郎|耽美と心理のミステリー短編集|集英社文庫|古本・状態良好|文庫本 心の奥には、言葉にできない影のような感情が潜んでいることがあります。 それにそっと光を当てるように、この本は静かに語りかけてきます。 『谷崎潤一郎 犯罪小説集』は、日常の隙間に潜む狂気や欲望を、耽美的な筆致で描いた短編集。 現代ミステリーとは一味違う、ゆるやかで、でも確かに胸を打つ“心の揺らぎ”がそこにあります。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、ただの「犯罪小説」ではなく、人間の奥深さや、闇に潜む美しさを丁寧に描いていたから。 読後には、不思議と静けさと余韻が残ります。 ミステリーが好きな方にも、普段あまり読まない方にも──。 もし今、あなたの心の中に小さなざわめきがあるなら、そっとこの本を手に取ってみてください。 きっと、思いもよらぬ感情と出会えるはずです。 影があるからこそ、美しさが引き立つこともあります。 どうぞ静かな夜に、この物語の深みに触れてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレが見られますが、本文はきれいです。
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グリムの森へ(小学館文庫)高村薫ほか
¥1,000
【良好・帯付】初版2015/3/11|グリムの森へ|小学館文庫|再話短篇集|古本|文庫本 昔話は、子どものためだけにあるわけじゃないんですよね。大人になってから読むと、こわさや切なさが、別の形で胸に触れてきます。 『グリムの森へ』は、グリム童話を現代の作家たちがそれぞれの筆で語り直した短篇集。 知っているはずの物語が、少し暗く、少しやさしく、また違う顔を見せます。 私はこの本の「森の匂い」を、忙しい日々の合間にもう一度吸い込みたくて仕入れました。読み終えるころ、気持ちの輪郭が静かに整う感覚があります。 昔話が好きな方、現実から一歩だけ離れたい夜に、そっと開いてみませんか。 ※帯あり。全体に良好ですが、カバーに角スレがあります(写真で確認できます)。本文はとてもきれいです。古本のにおいは軽めに感じます。
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怪しい来客簿(文春文庫)色川武大
¥710
【良好】第9刷2005年|怪しい来客簿|色川武大|文春文庫|幻想|古本|文庫本 ふいに日常の戸が、少しだけずれてしまう夜がありますよね。『怪しい来客簿』は、そんな「現実の縁がゆらぐ瞬間」を、色川武大さんが静かに、でも確かな手つきで差し出してくる一冊です。 怪しくて、どこか可笑しく、そして妙に胸に残る来客たち。 読み終えるころ、世界の見え方がほんの少し変わっているかもしれません。 私はこの本の、夢と現のあわいを歩くような感触に惹かれて仕入れました。 疲れているのに眠れない夜、考えすぎた心をほどく読書に向いています。 よかったら、そっとページを開いてみませんか。 ※カバーは概ね良好、本文もきれいです。小口・地にわずかなシミがあり、古本のにおいは軽めに感じます(弱)
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幻想の未来(角川文庫)筒井康隆
¥630
【非常に良い・改版初版】『幻想の未来』筒井康隆|近未来SF・人間ドラマ|角川文庫|古本|ISBN9784041061329|文庫本|2017/8/25発行 ふと、「この先の未来に、私は何を望んでいるのだろう」と立ち止まる瞬間があります。 そんな時、そっと手に取っていただきたいのが、この『幻想の未来』です。 筒井康隆さんが描くのは、核戦争後の世界に生きる“人間のようで人間でない”存在たち。けれど、奇抜で不気味なその姿にこそ、私たちの本質──哀しみや欲望、祈りのようなものが浮かび上がってくるのです。 この本を仕入れたのは、そんな物語が、時に心を映す鏡になると信じているからです。 どんなに荒んだ世界でも、人は生きようとし、愛そうとする。そのたびに、私は生きていていいのだと、静かに背中を押されます。 最近、世界のノイズに疲れてしまった方へ。 もし今、あなたの心に少しでも触れるものがあるなら──静かにページをめくってみてくださいね。 ※カバー・本文ともに非常に良好な状態です。ほぼ新品に近く、読む上で気になるダメージはありません。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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人魚の嘆き・魔術師 (中公文庫) 谷崎潤一郎
¥500
【良好・13版】『人魚の嘆き・魔術師』谷崎潤一郎|中公文庫|幻想短編・心理文学|古本|文庫本 手に入らないものほど、どうしてこんなに心を奪うのでしょうか。 谷崎潤一郎の『人魚の嘆き・魔術師』は、そんな“人の心の奥にある幻想と欲望”を、静かに掬い取るように描いた短編集です。 「人魚の嘆き」では、美しくも冷たい人魚に恋をした男の、叶わぬ想いが静かに胸を締めつけます。 「魔術師」では、欲望に駆られた男の変化が、まるで自分の心を映す鏡のように思えることも。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、現実では触れられないものに惹かれる心──その弱さと美しさに、そっと寄り添ってくれる物語だから。読後には、不思議と心が静かに整う感覚がありました。 もし今、何かに囚われて苦しい気持ちがあるなら──。 谷崎文学の深い静けさが、あなたの心を少しやわらげてくれるかもしれません。どうぞ、そっとページを開いてみてくださいね。 幻想の中に映るのは、もしかするとあなた自身の心かもしれません。 谷崎の世界に身をゆだねて、静かな読書の時間をお楽しみくださいませ。 ※良好な状態の古本です。カバーにややスレがありますが、本文はきれいで丁寧に保たれています。
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白い満月(ロッテ出版社)川端康成
¥2,200
【並】初版 昭和23年11月|白い満月|川端康成|短編集|ロッテ出版社|古書|単行本 ふと、心の灯りが消えかける夜があるんですよね。そんなとき、この一冊は“静かな月明かり”みたいに、言葉をそっと差し出してくれます。 川端康成『白い満月』は、昭和23年の初版で出た短編集。 派手な筋立てではなく、暮らしの陰影や、胸の奥に沈む感情をすくい上げるような文章が並びます。 古い本のページをめくると、当時の読者の息づかいが残っている気がして、仕入れました。 忙しさで感覚が乾いている方、文学を“やさしく浴びたい”方へ。 無理に急がず、気になる一篇から読んでみませんか。 *** 経年ヤケ・シミがあり、表紙(ジャケット)に破れやスレがあります(並)。本文に書き込みはありません。匂いは古書の紙のにおい程度で、カビ臭・タバコ臭など強い臭いはなし。消毒、クリーニング済。水濡れ対策のうえ丁寧に梱包して発送します。
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水都眩光 幻想短編アンソロジー(文藝春秋)9作家共著
¥1,610
【非常に良い・初版】『水都眩光 幻想短編アンソロジー』9作家共著|幻想文学・短編集|文藝春秋|古本|単行本|ISBN9784163917528|2023/9/30発行 「日常のすぐ隣に、不思議な扉がひっそり開いていることがあります。」 『水都眩光 幻想短編アンソロジー』は、9人の作家が描く幻想世界を集めた短編集。古びた団地に潜む記憶や、存在しない犬を巡る物語、爆発に揺れる世界など──どれも現実と幻想の境目をやわらかく越えていきます。 私自身、この本を手に取ったとき、まるで見慣れた街並みに淡い光が差し込み、知らなかった景色が立ち上がるような感覚を覚えました。奇妙でありながら温かく、読むほどに心の奥をそっと揺さぶられるのです。 現実に少し疲れたとき、想像力を遊ばせたいとき、この本は新しい視点をそっと届けてくれるでしょう。 もし今、心の奥に静かなざわめきを感じているなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 【目次】 ラサンドーハ手稿 高原英理 串 マーサ・ナカムラ うなぎ 大木芙沙子 マルギット・Kの鏡像 石沢麻依 茶会 沼田真佑 いぬ 坂崎かおる 開花 大濱普美子 ニトロシンドローム 吉村萬壱 天の岩戸ごっこ 谷崎由依 ※カバー・本文ともに非常に良好な状態です。ほぼ新品に近い美しさを保っています。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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死後の恋(新潮文庫)夢野久作
¥560
【良好・初版2016年】『死後の恋』夢野久作|幻想文学・短編集|新潮文庫|古本|文庫本|ISBN9784101206417|2016/11/1発行 心の奥にふと、言葉にできない空白が広がるときはありませんか。 そんなとき、夢野久作の『死後の恋』は、静かにその感覚に寄り添ってくれる一冊です。 舞台は戦争の影が色濃く落ちる時代。狂気と美、そして人間の深い孤独が織り交ざり、読むほどに不思議な吸引力を持つ物語が展開されます。 語り手コルシコフと少年兵リヤトニコフの関係を追ううちに、ただの怪奇譚を超えた「人間の心の真実」が立ち上がってくるのです。 私自身、この本に出会ったとき、不安や空虚を抱える心の奥で、なぜかぴたりと響くものがありました。 読後に残るのは恐怖ではなく、「人は誰しも孤独と隣り合わせで生きているのだ」という深い共感でした。 最近、心がざわついて落ち着かない方にこそおすすめしたい一冊です。 もし今、この響きが胸に触れるなら──そっとページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいです。
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伝奇集 FICCIONES 現代の世界文学 (集英社) ホルヘ・ルイス・ボルヘス/篠田一士訳
¥1,980
【初版・良好】『伝奇集(FICCIONES)』ホルヘ・ルイス・ボルヘス/篠田一士訳|集英社|幻想文学・短編集|古書|新書 ふと、現実が夢なのか夢が現実なのか、わからなくなる瞬間があります。 ボルヘスの『伝奇集』は、そんな曖昧な境界を行き来する物語たち。迷宮、時間、記憶、そして言葉──すべてが繊細に絡み合い、読む者を静かな思索の森へと誘います。 初めてこの本を読んだとき、難解な哲学の奥に、どこか懐かしい詩のようなやさしさを感じました。思考と夢の間に漂うような読書体験です。 日常の枠から一歩抜け出したいとき、静かに心を遊ばせたい夜に。 もし今、あなたの中で“もうひとつの世界”が目を覚ましそうなら──そっと、この本を開いてみてくださいね。 あわせて、夢と無意識をめぐるボルヘスのもう一冊『夢の本』(河出文庫)もぜひ手に取ってみてください。 二冊を通して読むと、彼の思想の深奥にふれることができますよ。→海外文学>文庫本 ※1975年初版。経年のヤケと背表紙に破れがありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。消毒、クリーニング済。古書のにおいあります。
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とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢(河出文庫)ジョイス・キャロル・オーツ/栩木玲子訳
¥980
【良好・初版】『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』ジョイス・キャロル・オーツ/栩木玲子訳|河出文庫|文庫本 「理由のない不安や、説明できない孤独──」 そんな心の揺らぎを静かに見つめたいときに、そっと寄り添ってくれる短編集です。 『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』(ジョイス・キャロル・オーツ/河出文庫)は、日常の隙間からにじみ出る“心の影”を描いた7つの物語集。たとえば表題作では、少女たちの関係性の中に潜む支配や恐れが、決して大げさではなく、むしろ生々しいリアリティをもって迫ってきます。 柚香の森がこの本を選んだのは、恐怖よりも「人の心をどう描くか」というまなざしに深く惹かれたから。 読み終えたあと、きっと自分の奥に隠れていた感情にふと触れたような、不思議な余韻が残るはずです。 もし今、言葉にならない感覚を抱えているのなら──この本が、その静かな影を照らしてくれるかもしれません。 ※【良好】(表紙に軽いスレあり、本文はきれいです) 不穏なのに、どこか心を照らしてくれるような読書体験を。 静かな夜に、ページをひらいてみませんか。
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二人がここにいる不思議(新潮文庫) レイ・ブラッドベリ/伊藤典夫訳
¥880
【良好・第6版】『二人がここにいる不思議』レイ・ブラッドベリ|短編集・静かな癒し|新潮文庫|古本|文庫本|9784102211055 人の心の奥にある「ひとり」と「ふたり」のあわい──その静けさを、ブラッドベリはとても優しく描き出します。 日常の小さな瞬間に魔法のような光が射す、そんな短編が並ぶこの本。孤独を抱えた人々が、ふとした出会いや記憶の欠片の中で、「いま、ここにいる」ことの不思議さとあたたかさを思い出していきます。 私がこの本を仕入れたのは、読み終えたあとに胸の奥がふわりとやわらかくなったからです。どんなに遠くにいても、人と人は“在る”ことでつながっている──そんな気づきをもらいました。 最近、少し疲れている方や、人のぬくもりを思い出したい方へ。 もし今、ページの向こうから静かな声が聞こえたなら──どうぞ、そのままゆっくりと開いてみてくださいね。 この本は、『柚香の森』の棚の中でも特に静けさをまとった一冊です。 夜の読書灯の下で読むと、まるで時間がゆっくりとやわらいでいくような感覚に包まれます。 ※良好な状態の古本です。表紙にやや日焼け、本文にもわずかな経年ヤケがありますが、読むには支障ございません。
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真夏の夜の夢(研究社)シェイクスピア/大場建治訳
¥1,300
【非常に良い・初版2010年】『真夏の夜の夢』シェイクスピア/大場建治訳|恋愛劇・幻想劇|研究社|古本・非常に良い|ISBN9784327180225 ≪初版≫ 2010/4/23発行 夜、心が落ち着かずにふと本を開きたくなるときがあります。 そんなとき、この『真夏の夜の夢』はやさしい光を灯してくれる物語です。 舞台は夏の森。人間たちの恋のすれ違いや勘違い、妖精たちの不思議な力が重なりあい、現実と夢のあわいに迷い込んだような世界が広がります。 初めて手に取ったとき、私は「人の心はこんなにも揺れやすく、それゆえに愛おしいのだ」と気づかされました。 読後には軽やかな風が胸を吹き抜けるような感覚が残ります。 恋に疲れたとき、日々のざわめきを少し離れたいときに。 大きめの活字でゆったり読める版ですので、肩の力を抜いて楽しめますよ。 もし今、心に響くものがあるなら──そっとページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・帯ともに目立つ傷みはなくきれいです。 スマートレター(送料込み)で丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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シュンポシオン(福武書店)倉橋由美子
¥1,450
【良好・初版】『シュンポシオン』倉橋由美子|幻想・哲学・文学|福武書店|古本・初版良好|978482882166 ≪初版≫1985/11/15発行 考えすぎてしまう夜、心が静かに沈んでいくとき── 倉橋由美子『シュンポシオン』は、そんな瞬間に寄り添う一冊です。 舞台は核戦争の予兆をはらむ未来、海辺の別荘で繰り広げられる饗宴と対話。 現実と夢、理性と欲望、平和と破滅が交錯する中で、登場人物たちの言葉は哲学的でありながら、不思議な官能と静謐さを帯びています。 この本を仕入れたのは、「沈黙の中にある思考の美しさ」に惹かれたから。 読み終えるころ、理解ではなく“感じる”ことの大切さが胸に残りました。 自分の内側とゆっくり向き合いたい方、静かな時間に深く沈みたい方、読むというより、“潜る”ような読書体験を味わいたい方にこそふさわしい一冊です。 もし今、あなたの中にこの言葉が響くなら──どうぞ、そっとページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバー・帯ともに揃っており、表紙はグラシンペーパーで保護されています。本文もきれいな状態です。 ※本書は厚みのあるハードカバーのため、追跡可能な「レターパックプラス」にて丁寧にお届けいたします。安心してお受け取りいただける方法を選ばせていただきました。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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おどるでく 猫又伝奇集(中公文庫)室井光弘
¥1,070
【非常に良い・初版】『おどるでく 猫又伝奇集』室井光弘|幻想×妖の短編集|中公文庫・初版・古本 室井光弘 著/中公文庫/2023年6月25日 初版発行/ISBN9784122073838 「人ならざるもの」の哀しみや優しさに、そっと心を寄せてみませんか? 明治・大正の東京を舞台に、猫又をはじめとする妖たちが人の世を生きる姿を描いた、静かで不思議な幻想譚です。 おかしみの中に切なさがあり、懐かしさの中に胸を打つ情がある──そんな一冊。 この本を選んだのは、見えないものに宿る温もりが、ページのすき間からふわりと伝わってきたから。 妖たちの姿を借りて描かれる人生の機微は、喪失や孤独を抱える心にも、静かにやさしく寄り添ってくれます。 夢と現のはざまで、やわらかく揺れるような読書体験を、どうぞゆっくり味わってみてくださいね。 巻末には多和田葉子さんによるエッセイも収録されています。 ※非常に良い状態です(カバー・本文ともにきれいで使用感少なめ)。初版・中公文庫。 巻末に多和田葉子さんの寄稿エッセイあり。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。 この本は、ただ妖怪を描いた物語ではなく、「誰にも言えない想い」や「心の奥の静かな孤独」を映し出す鏡のような一冊です。 どうぞ、疲れた日の夜にでも、そっとページをめくってみてくださいね。 <室井光弘さんについて> 室井光弘(むろい・みつひろ)さんは、日本の翻訳家・詩人。特にスペイン語圏の現代文学を中心に、多くの優れた翻訳を手がけています。繊細で詩的な訳文に定評があり、グアダルーペ・ネッテルやサマンタ・シュウェブリンなど、ラテンアメリカの注目作家の紹介に尽力しています。
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旅のラゴス 改版(新潮文庫)筒井康隆
¥430
【良好】『旅のラゴス 改版』筒井康隆|新潮文庫|SF初心者にもおすすめの名作小説 筒井康隆の『旅のラゴス 改版』は、SF初心者にも安心して楽しめる“やさしい入口”のような物語です。 愛馬スカシウマとともに、ただひたすら旅を続ける青年ラゴス。行く先々で出会うのは、集団で転移できる民族、壁をすり抜ける男たち…不思議な世界が広がっていきます。 未来とも古代ともつかない幻想的な風景の中で、孤独と冒険を抱えながら歩むラゴスの姿は、どこか懐かしく、読者の心に郷愁を呼び覚まします。 読み進めるほどに、自分も一緒に旅をしているような感覚に。 「物語に没入する楽しさ」を改めて思い出させてくれる、傑作SF小説です。 ※【良好】(経年による軽いスレあり、本文はきれいです) 新潮文庫・31版(2015/10/31発行) ISBN:9784101171319 物語の旅路に心をゆだねたい方へ。 ラゴスの孤独な旅は、あなた自身の心の奥にもやさしく響いてきます。 <筒井康隆さんについて> 筒井康隆さん(1934年生まれ)は、大阪府出身の日本の小説家。同志社大学卒業後、1960年にSF同人誌『NULL』を発刊し創作活動を開始。1965年に初短編集『東海道戦争』を発表し、1960年代後半から人気作家に。1993年に一度断筆を宣言し、1996年に執筆を再開。その後、俳優としても活動。
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小泉八雲集(新潮文庫)小泉八雲/上田和夫訳
¥50
SOLD OUT
【良好・63版】『小泉八雲集』怪談再話集|日本文化と神秘の世界|新潮文庫|古本・良好 『小泉八雲集』は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、日本の伝説や怪談を美しい筆致で再話した作品集です。 「こんな日本の美しさを、感じたことがなかった──」 そう思わせてくれたのが、この『小泉八雲集』でした。 外国人として日本に魅せられ、伝説や怪談を繊細な筆で再話した小泉八雲の世界。 「耳なし芳一」や「ろくろ首」など、懐かしいのにどこか新しい物語たちが、幻想と哀しみに包まれて語られます。 この本を仕入れたのは、日本文化の奥行きを、静かに見つめなおすきっかけになると思ったからです。 読むほどに、異文化のまなざしが映す“もうひとつの日本”に気づかされ、自分の中の何かが震える感覚を覚えました。 心が疲れたとき、静かな物語に包まれたい方へ── もし今、この世界に触れてみたくなったら、そっと開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに若干のスレがありますが、本文はきれいです。新潮文庫/63版(2020年発行)。防水梱包のうえ、丁寧に発送いたします
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寺山修司 ちくま日本文学006(ちくま文庫)寺山修司
¥670
【良好・初版】『寺山修司 ちくま日本文学006』詩と幻想の断章|ちくま文庫|古本・良好 ISBN:9784480425065 「帰る場所」と「家出」のあいだで、心がふわりと揺れているあなたへ── 寺山修司の言葉は、そんな繊細な心にそっと寄り添ってくれます。 『ちくま日本文学006 寺山修司』には、詩・エッセイ・戯曲・短編が贅沢に詰まっていて、彼の原風景である青森や、現実と幻想の境界をたゆたうような物語が展開されます。 「家出のすすめ」や「誰か故郷を想はざる」など、どこにもないけれど確かに“ここ”にある世界が、私たちを静かに迎えてくれるのです。 詩人であり、劇作家であり、時代の異端者でもあった寺山修司の多面性に触れることで、「自分ってなんだろう」「どこへ行けばいいんだろう」と悩む心に、新しい光が差し込むかもしれません。 この本を仕入れたのは、自分と少し距離をとりたいとき、迷いの中で読む言葉としてそっと寄り添ってくれると感じたから。 自分を見つめ直したい方、心に静かな異国を求める方へ── もし今、立ち止まっている自分に気づいたなら、ぜひ手にとってみてください。 この一冊が、あなたの「もうひとつの居場所」になりますように。 ※良好な状態の古本です。カバーにややスレがありますが、本文は通読に支障のないきれいな状態です。ちくま文庫/初版。
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銀河鉄道の夜(新潮文庫) 宮沢賢治
¥50
SOLD OUT
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) 2020/8/15発行(74版) 星空を見上げながら、「誰かの幸せをそっと願いたいな」と思ったこと、ありませんか? 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は、そんな夜に寄り添ってくれる一冊です。 物語は、孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河を走る幻想的な列車に乗るところから始まります。旅の中で出会うさまざまな乗客とのやりとりを通して、「誰かのために生きること」や「本当の幸せとは何か」を、静かに、そして深く問いかけてくれるんです。 読み終えたあと、心にふわりと残るのは、他者を思いやるやさしさ。そして、寂しさの中にも確かな光を感じられるような、不思議な温かさなんですよね。 私自身、この本を読むたびに「本には、こんなふうに心を癒し、気づきをくれる力があるんだ」と実感します。 もし今、ほんの少しでも心が疲れていたら──この物語を、そっと手に取ってみてくださいね。 <宮沢賢治について> 宮沢賢治(1896〜1933)は岩手県花巻市出身の詩人・童話作家です。盛岡高等農林学校を卒業後、教師や農業指導者としても活動し、「羅須地人協会」を設立しました。法華経の信仰が作品に強く影響し、生前は『春と修羅』『注文の多い料理店』の2冊のみ出版。『銀河鉄道の夜』『雨ニモマケズ』などは没後に評価され、日本を代表する作家となりました。 ※丁寧な梱包を心がけております。簡易包装ですが、防水・緩衝材で保護してお届けいたします。
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夢の本(河出文庫)ホルヘ・ルイス・ボルヘス/堀内研二訳
¥1,100
【非常に良い・初版】『夢の本』ボルヘス|幻想文学の迷宮へ誘う逸話集|河出文庫|古本・美品 ISBN9783094648555 眠りの中で、「これは現実? それとも夢…?」と、ふと戸惑ったことはありませんか。 『夢の本』は、幻想文学の巨匠ボルヘスが編んだ、夢にまつわる古今東西の物語集。 『千夜一夜物語』や『聖書』など、時を超えて語り継がれてきた夢の逸話が、静かに、そして妖しく心に降り積もっていきます。 私がこの本を仕入れたのは、日常のなかの“見えないもの”に、そっと目を向けたくなったから。 同じく幻想的な『砂の本』を読んだ方にも、きっと忘れられない読書体験になると思います。 現実と非現実の境界が少しだけほどけて、心がゆるやかに揺れるようなひとときを──。 まずは、気になる一編から旅してみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。河出文庫/初版(2019年発行)。カバー・本文ともにきれいに保管されており、通読に支障はありません。 <ホルヘ・ルイス・ボルヘスについて> ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899–1986)はアルゼンチン出身の作家・詩人。幻想文学の巨匠として『伝奇集』『エル・アレフ』『砂の本』などで知られます。夢や迷宮、無限といったテーマを通して、現実と虚構の境界を揺さぶる独自の作風を確立。図書館司書としての経験や重病をきっかけに短編を執筆し、ポストモダン文学に大きな影響を与えました。エルサレム賞ほか国際的受賞多数。

