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【非常に良い・初版三版】『本が語ること、語らせること』青木海青子|夕書房|エッセイ・読書体験|古本
¥1,580
『本が語ること、語らせること』青木海青子|読書エッセイ|夕書房|古本・良好 ISBN9784909179081C0095 頭がくたびれた夜、「本」という静かな居場所が恋しくなること、ありますよね。 青木海青子さんの『本が語ること、語らせること』は、奈良県東吉野の小さな私設図書館を舞台に、本と人との出会いをひとつひとつ丁寧に綴ったエッセイです。コロナ禍という時代の風景も背景に、本に寄り添う著者の姿が、言葉の間からそっと香ってきます。 私がこの本を仕入れたのは、「本が誰かの心を開く鍵になること」を改めて信じたかったから。読み終えたあと、本を選ぶときの気持ちや、ページをめくるときのとまどい、そのすべてが少し愛おしく感じられる一冊です。 読後には、「本を読むこと」がただの習慣ではなく、自分自身を見つめる時間になるということに気づけるでしょう。優しさと共感が、乾いた心をそっと湿らせてくれるかもしれません。 最近、本と心が少し距離を感じていた方へ。読むたびに発見がほしい方へ。 もし今、あなたの中にこの本の言葉が呼びかけるものがあれば──そっとページを開いてみてくださいね。 ※この本は、現在あまり多く流通しておらず、状態の良いものを見つけるのも少しずつ難しくなってきています。 柚香の森では、お届けする本ができるだけやさしい手に渡りますように──そんな気持ちで、静かに価格を決めています。 ※非常に良い状態の古本です。2022年発行・初版三版。サイズはおよそ 12.0×17.0cm の単行本タイプ。カバーにわずかな使用感はありますが、ページはきれいで読みやすい状態です。 丁寧にクリーニング・梱包をし、心を込めて発送いたします。 <青木海青子さんについて> 青木海青子(あおき・みあこ)さんは、1985年兵庫県生まれの図書館司書。大学図書館で約6年勤務後、2016年に夫と奈良県東吉野村へ移住。自宅を開放した私設図書館「Lucha Libro」を運営し、人文書を中心に本と人をつなぐ活動を行っています。2023年にはエッセイ集『不完全な司書』を出版。長年の経験を活かし、読書の楽しさと新たな視点を提案し続けています。
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【非常に良い】『悩みがスーッと消えていく ポケット禅語』武山廣道 監修|河出書房新社|文庫サイズ|古本
¥400
『悩みがスーッと消えていく ポケット禅語』|河出書房新社|古本・文庫サイズ 武山廣道 監修/河出書房新社/2023年5月30日 初版発行/ISBN9784309292953 「もうちょっと、心を軽くしたいな…」 そんなふうに感じたときに、そっと開いてほしい一冊です。 本書にあるのは、禅の短い言葉たち。 たとえば──「日々是好日(ひびこれこうじつ)」「知足(ちそく)」「放下着(ほうげじゃく)」。 それぞれに、やさしい現代語訳と解説が添えられていて、忙しない日常の中でも、ふっと自分を取り戻せるような“間”を与えてくれます。 私がこの本を選んだのは、悩みを消そうとするのではなく、「悩んでいる自分も、まるごと受け止めていいんだよ」と、そっと教えてくれるように感じたから。 疲れているのに、立ち止まるのがこわい方へ。 もし今、心がどこか曇っていると感じたら── この本が、あなたの中にやさしい風を通してくれるかもしれません。 ポケットにそっと入れて、気になる言葉から読んでみてくださいね。 ※非常に良い状態のお品です(カバー・本文ともにきれいです)。 文庫サイズで軽く持ち運びしやすく、贈りものにもおすすめです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。
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【非常に良い】『山頭火句集』種田山頭火|ちくま文庫|自由律俳句|古本
¥820
『山頭火句集』自由律俳句の名句を収録|ちくま文庫|古本・文庫サイズ 種田山頭火・著/ちくま文庫/2022年8月5日 第31刷/ISBN9784480029409 「なにも起きない一日にも、忘れがたい風景がある」 そんなことを思い出させてくれるのが、山頭火の句です。 季語や定型に縛られない、自由律俳句。 行乞の旅をつづけた彼が見つめたのは、雨の音や、ただ流れる水、ひとりで飲むお酒…。 派手な言葉はひとつもないのに、読んでいると、心の奥にふわっと風が吹くような感覚があります。 私がこの本を選んだのは、どんなにうまく言葉にできない気持ちも、「それでいいよ」と受け止めてくれる句がたくさんあったから。 気持ちが少しざわざわしている日。頑張れない朝。言葉が響かない夜。 そんなとき、この句集は、無理に励まさず、ただ静かに隣にいてくれるような存在です。 どうぞ、気になる一句から、そっと読んでみてくださいね。 ※非常に良い状態のお品です(カバー・本文ともにきれいです)。 文庫サイズで持ち運びにも便利。心を込めて丁寧に梱包し、お届けいたします
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【非常に良い】『山頭火随筆集』種田山頭火|講談社文芸文庫|心にしみる旅と日々の記録|古本
¥730
『山頭火随筆集』講談社文芸文庫|日常に寄り添う言葉たち|古本・文庫サイズ 種田山頭火・著/講談社文芸文庫/2022年5月19日 第17版/ISBN9784061983021 「なんでもない日が、ふと愛おしくなる」──そんな言葉が似合う随筆集です。 旅をしながら、風の音や空の色、湯豆腐の温かさにまで心をとどめる山頭火。 行き場のない孤独を抱えながらも、人のぬくもりや自然のうつろいにふれる日々が、やわらかな言葉で綴られています。 私がこの本を選んだのは、「うまく生きられない自分でも、ここにいていい」と思わせてくれるから。 書かれているのは小さな出来事ばかり。でもその“小ささ”が、心にしみてくるのです。 日々の喧騒に疲れている方、なんとなく心がざわついている方へ。 そっと湯気が立つような言葉たちが、あなたの一日にやさしく寄り添ってくれるかもしれません。 無理に読み進めなくても大丈夫。気になるところから、どうぞご自由に開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です(カバー・本文ともに美品)。 講談社文芸文庫らしい上品な装丁。大切に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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【非常に良い・初版】『書く仕事がしたい』佐藤友美|書くことを仕事にするリアル|CCCメディアハウス|古本
¥1,300
『書く仕事がしたい』佐藤友美|書いて生きる方法と実践|初版・古本 佐藤友美 著/CCCメディアハウス/2021年11月6日 初版発行 「書くことで生きていきたい――でも、どうすればいいんだろう」 そんな想いを抱えたまま、立ち止まっているあなたにそっと手渡したい一冊です。 書くことへの情熱と現実を、著者の実体験とともに正直に語ってくれるこの本。 仕事の取り方、心の揺れ、生活のこと…。文章術を越え、“書いて生きる”リアルが、静かに、でもしっかりと綴られています。 私がこの本を選んだのは、「やってみたい」の気持ちに寄り添いながら、「それでもできるよ」と言ってくれるやさしさがあったから。 今、少しでも「書いてみたい」と思っているなら── あなたの中の“書きたい心”が、きっとそっと目を覚まします。 ※本書は《非常に良い》状態です(目立つ傷みなし) ソフトカバー/単行本/初版発行(2021年) 簡易クリーニング後、心を込めて梱包いたします。 「書きたい」という小さな気持ちが、やがて生き方を変えるかもしれません。 この一冊が、あなたの「まだ言葉になっていない想い」にそっと寄り添えたら嬉しいです。
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【良好・初版・理論社】『どきん』谷川俊太郎 少年詩集|ことばに心が揺れる瞬間|古本
¥1,580
『どきん』谷川俊太郎 少年詩集|初版・理論社|ことばに心が揺れる詩集 日常の中で、ふと心が「どきん」と動く瞬間ってありませんか? 谷川俊太郎さんの詩集『どきん』には、そんな気持ちを呼び覚ますことばの魔法が詰まっています。 日々の風景や感覚を、軽やかなリズムにのせて描くことで、忘れていた“感じる力”がそっと蘇るよう。 私自身、声に出して読んでみたとき、その響きの楽しさに思わず笑ってしまいました。 子どもと一緒に声に出して読んでも、ひとり静かにページを開いても、言葉が心を解きほぐし、やさしい時間をもたらしてくれる詩集です。 ちょっと疲れた日、感性を取り戻したいとき──。 どうぞ『どきん』と一緒に、小さな心のときめきを見つけてみてくださいね。 ※【良好】初版(1983年・理論社刊)、ハードカバー 表紙・本文に大きな傷みなし 清掃・除菌済み、安心してお手にとっていただけます。 日常の中に眠っている小さな「どきん」を、ことばのリズムと一緒に見つけに行きませんか? <谷川俊太郎さんについて> 谷川俊太郎さん(1931–2024)は、日本を代表する詩人・翻訳家・絵本作家。1952年『二十億光年の孤独』で注目され、鋭い感性とリズム感ある詩で戦後詩の流れを切り開きました。詩や翻訳、作詞、脚本など多方面で活躍し、92歳まで創作を続けました。
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【非常に良い・初版】『今夜もそっとおやすみなさい』小手鞠るい|出版藝術社|夜の短編エッセイ集|古本
¥900
『今夜もそっとおやすみなさい』小手鞠るい|夜に寄り添う短編エッセイ|出版藝術社|古本 ISBN9784882935421 眠れない夜、ふと心がざわつくとき──そんなときにそっと寄り添ってくれる本があります。 小手鞠るいさんの『今夜もそっとおやすみなさい』は、まるでやさしい毛布のような短編エッセイ集。 日々の忙しさや、言葉にできない寂しさを、そっと包み込んでくれるんです。 私も、慌ただしい一日の終わりにこの本を開くと、静かな言葉の中に癒され、自分の気持ちにふわっと灯がともるような感覚になりました。 読後には、自分を少しだけ好きになれたり、日常の小さな幸せに気づけたり。 そんな“心の静けさ”を思い出させてくれる一冊なんです。 この本を仕入れたのは、まさに「おやすみなさい」という言葉が、誰かの心を癒す力になると信じているから。 もし今、ほんの少しでも心を休めたい夜があるなら──この本が、あなたのそばでやさしく寄り添ってくれるかもしれません。 ※非常に良い状態の古本です。ソフトカバー/初版(2021年発行)。カバー・本文ともにきれいに保管されており、通読に支障はありません。防水梱包にて、丁寧にお届けいたします。 <小手鞠るいについて> 小手鞠るい(こでまり・るい)さんは、1956年岡山県生まれの小説家・詩人・エッセイスト。同志社大学卒業後、出版社勤務などを経てアメリカに移住。1981年に詩人としてデビューし、1993年に「海燕新人文学賞」受賞。恋愛小説から児童書まで幅広く手がけ、代表作に『美しい心臓』『アップルソング』など。現在はニューヨーク州在住。
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【良好・2版】『私という小説家の作り方』大江健三郎|新潮文庫|自伝的随筆|古本
¥330
『私という小説家の作り方』大江健三郎|創作と記憶の旅|新潮文庫|古本 ISBN4101126216 「物語を紡ぐことは、自分を探し続ける旅」── そんな思いが胸に残る、大江健三郎さんの自伝的エッセイ集です。 『私という小説家の作り方』は、幼い頃の記憶、父や母との関係、恩師や詩、神話との出会いなどを通して、「小説家・大江健三郎」がどのように形づくられてきたのかを静かに語ります。 創作を志す方だけでなく、「自分とは何か」を立ち止まって考えたくなったとき、この本はきっとやさしい灯りになります。 私自身も読み終えてから、自分の中に積み重なってきた言葉や出会いを、そっと大切にしたくなりました。 もし今、自分自身の物語を見つめ直したいと感じたら──どうぞ気軽にページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。表紙に折れがありますが、本文はきれいで通読に支障はありません。2版/新潮文庫。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <大江健三郎さんについて> 大江健三郎さん(1935-2023)は愛媛県生まれの小説家です。東大在学中に文壇デビューし、『飼育』で芥川賞を受賞。戦後日本や社会問題を見つめ続け、『万延元年のフットボール』など多くの話題作を発表しました。1994年にはノーベル文学賞を受賞。日本文学を世界に広げた作家として、多くの読者に影響を与え続けました。
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【非常に良い・15版】『くじけないで』柴田トヨ|飛鳥新社|詩集・98歳初詩集|古本
¥480
『くじけないで』柴田トヨ|98歳の詩人の希少な詩集|非常に良い古本|飛鳥新社 ISBN9784870319929 「人生は、いつからでも始められる」 柴田トヨさんが98歳で書き始めた初詩集『くじけないで』。戦争や貧しさ、別れなど、数多くの困難を経験しながらも、その言葉は驚くほどやさしく、前向きです。 日々の小さな痛みや、不安を抱えるすべての人に、この詩集を贈りたいと思います。 42編にわたる詩のひとつひとつが、トヨさんの人生の断片でありながら、読む人自身の心にもそっと触れるものばかり。 読み終えたときには、「まだ私にも立ち直れるかもしれない」という静かな力が胸に残るはずです。 この本はハードカバー、15版発行。非常に良い状態で、カバー・ページともに大きな傷みなし。詩に初めて触れる方にも読みやすく、心に届く一冊です。 ※非常に良い状態の古本です。カバーに若干のスレ・角あたりの軽微なヨレはありますが、ページ・本文ともに書き込み・破れなし。 ※ハードカバー・15版。重さやサイズを考慮した丁寧な梱包でお送りします。 <柴田トヨさんについて> 柴田トヨさんは、1911年6月26日生まれ、2013年1月20日に101歳で亡くなった日本の詩人です。90歳を過ぎてから詩作を始め、日常の出来事や感情を率直に表現した詩が多くの人々の共感を呼びました。彼女の詩集『くじけないで』はベストセラーとなり、多くの人々に勇気と感動を与えました。
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島崎藤村詩集 世界の詩14(彌生書房) 島崎藤村/山室静編
¥50
SOLD OUT
並(非常に良い/良好/並) 21版 1983/1/20発行 ハードカバー ISBN0392641558525 函傷み少アリ、経年の劣化、ヤケあり。読むには問題ありません。 迷いながらも、美しいものを求めて生きている…。そんなあなたに、そっと手渡したい一冊があります。 それが『島崎藤村詩集:世界の詩14』です。 自然の美しさ、青春の喜びや悩み、人生の深い思いが、やわらかな言葉で綴られた詩が並んでいます。 山室静さんの解説つきで、藤村の心の風景がすっと胸に入ってきます。 忙しい日々の合間に、そっとページを開いてみてください。 言葉の静けさが、心をゆるめてくれるはずです。 詩が好きな方はもちろん、少し立ち止まりたい方にもおすすめです。 藤村のことばが、あなたの心に寄り添ってくれますように。 <島崎藤村について> 島崎藤村(1872–1943)は、長野県生まれの詩人・小説家です。明治期に詩集『若菜集』で新体詩を広め、のちに『破戒』『夜明け前』などの小説でも高い評価を得ました。日本近代文学の先駆者とされています。
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【非常に良い・15版】『茨木のり子詩集』谷川俊太郎選|岩波文庫|詩・女性作家|古本
¥590
『茨木のり子詩集』谷川俊太郎選|女性詩人・戦後文学|岩波文庫|古本・非常に良い ISBN:9784003119518 「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」 ──ページを開いた瞬間、この一行に、胸がじんと熱くなりました。 誰かの言葉に揺さぶられやすくなっているとき、茨木のり子さんの詩は、自分の輪郭を思い出させてくれます。 本書は、詩人・谷川俊太郎さんが選び抜いた茨木のり子さんの代表詩集。 戦中戦後を生きた女性の目線で描かれる「日常」や「怒り」、そして「希望」が、しずかに、けれど芯のある言葉で綴られています。 仕入れたきっかけは、『わたしが一番きれいだったとき』に、深く心を揺さぶられたからです。 一番きれいだった時代が、戦争──。その哀しみと尊厳に、言葉を失いました。 この詩集は、自己肯定感が揺らいでいるときや、「自分を取り戻したい」と感じたときに、そっと寄り添ってくれる本です。 もし今、あなたの心に茨木さんの声が響くなら── どうぞ、静かな時間の中で、そっとページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に目立った傷みはなく、丁寧に保管されていたお品です。 大切に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <茨木のり子さんについて> 茨木のり子(いばらぎ のりこ)さんは1926年、大阪で生まれ、医薬系の学校を卒業後、1949年に医師と結婚。1950年に詩人としてデビューし、1955年に第一詩集『対話』を刊行しました。韓国現代詩の紹介にも尽力し、1991年には『韓国現代詩選』で読売文学賞を受賞。2006年に79歳で逝去しました。
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【良好・13版】『はるかな国からやってきた』谷川俊太郎|童話屋|詩・癒し|古本
¥610
『はるかな国からやってきた』谷川俊太郎|癒しの詩集|童話屋|古本・良好 13版 2007/9/4発行 ISBN 9784887470330 ※文庫サイズ 「なんでもない今日が、ちょっと重たい」── そんなふうに感じる日、ありませんか? 谷川俊太郎さんの詩集『はるかな国からやってきた』は、そんな心に、やわらかな光を届けてくれる一冊です。 約2,000編の詩の中から5年かけて選ばれた詩たちは、どれも静かで澄んでいて、ふと立ち止まる時間をくれます。 この本を仕入れたのは、ある日、自分でも理由のわからない不安に包まれていたとき、この詩集を読み返して、深く息をつけたから。 「生きるって、ただそれだけで美しいことなんだ」──そう思わせてくれるんです。 悲しみにふれる人も、ひとりの時間に寄り添ってほしい人も。 この詩集は、ことばの力で、そっと包んでくれます。 もし今、あなたの中にこの本の声が響くなら── どうぞ、そっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレがありますが、本文はきれいで、読むのに支障はございません。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <谷川俊太郎さんについて> 谷川俊太郎さん(1931年生まれ)は、日本の詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家です。1948年に詩作を始め、1952年に処女詩集『二十億光年の孤独』を発表。映画や絵本制作にも進出し、広範なジャンルで活躍。2024年に92歳で逝去しました。
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【非常に良い・初版】『みだれ髪』与謝野晶子|角川文庫|女性詩歌・短歌集|古本
¥320
『みだれ髪』与謝野晶子|情熱と自由の短歌集|角川文庫|古本・状態良好 ≪初版≫2011/4/15 心にしまいこんだ感情が、ふと顔を出す瞬間ってありませんか? 『みだれ髪』は、与謝野晶子が22歳で発表した処女歌集。恋する喜びも痛みも、女性であることの誇りや揺らぎも、すべてを包み隠さず詠んだ一冊です。 明治という時代に、こんなにも真っ直ぐに感情を解き放った彼女の言葉に、私は胸を打たれました。とくに、「君死にたまふことなかれ」の静かな怒りは、時代を越えて響きます。 自分の思いに蓋をしてしまいがちなあなたへ。 この歌集は、あなたの心をそっと解きほぐしてくれるかもしれません。 もし今、なにかがあなたの中で揺れているのなら── 静かにページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともに目立つ傷みはなく、きれいな状態です。 大切に保管し、丁寧に梱包してお届けいたします。
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【非常に良い・2版】『幸いなるかな本を読む人』長田弘|毎日新聞出版|詩集|古本
¥1,840
『幸いなるかな本を読む人』長田弘|読書と詩の詩集|毎日新聞出版|古本 2版 2009/4/5 発行 2009年 第24回 詩歌文学館賞・現代詩部門受賞 「ああ、だから私は本が好きなんだ」── そんな気持ちが、胸の奥からそっと湧いてくるような一冊です。 長田弘さんの詩集『幸いなるかな本を読む人』は、作家自身が愛読してきた名著の数々を詩で綴った、静かな贈り物のような本。『檸檬』や『エミリーへの薔薇』、『ソクラテスの弁明』…。そのどれもが、“読む”という営みの美しさを映しています。 私もページをめくるたびに、ひとつひとつの言葉が心に沁みて、まるで自分の読書の記憶がそっと撫でられるようでした。 忙しい日々の中で、ほんの少しでも「自分だけの静かな時間」を求める方へ── この詩集は、静かな光のようにあなたのそばにいてくれることでしょう。 もし今、読書の原点に立ち返りたい気持ちがあるなら──そっと手に取ってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーに上部に軽微なスレはありますが、とてもきれいです。 丁寧に梱包し、読書の時間が心に届くようにお届けします。 <長田弘さんについて> 長田弘(おさだ ひろし)さんは、1939年福島県生まれの詩人で、児童文学や文芸評論、翻訳、随筆など幅広い分野で活躍しました。1965年に詩集『われら新鮮な旅人』でデビューし、1984年には『深呼吸の必要』がロングセラーに。2015年に75歳で逝去。詩だけでなく、テレビ番組や新聞の選者としても多くの人々に親しまれました。
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【非常に良い・6版】『奇跡‐ミラクル‐』長田弘|みすず書房|詩集|古本
¥1,000
『奇跡‐ミラクル‐』長田弘|日常に潜む詩と気づき|みすず書房|古本 6版 2021/1/22 発行 第55回毎日芸術賞受賞 ふとした瞬間に、日々が愛おしく思えることってありませんか? 長田弘さんの詩集『奇跡‐ミラクル‐』は、そんな小さな「気づき」に光を当ててくれる一冊です。 生と死、存在と不在──どこまでも静かで、でも深く届いてくる言葉たち。 ベルリンの街角、子どもの微笑み、そして日常の片隅に咲く詩のような瞬間が、そっと紡がれています。 私がこの本を仕入れたのは、「今日という日が少しだけ美しく見えるように」と思ったから。 ページをめくるたび、自分の暮らしのなかにも確かに“奇跡”があるのだと、思わせてくれるんです。 迷いや不安の中にいるあなたへ。 「もし今、何かやさしいものに触れたくなったなら──」 そっと、この詩集を開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーにわずかなスレはありますが、本文は清潔で丁寧に扱われています。 心を込めて丁寧に梱包し、お届けいたします。 <長田弘さんについて> 長田弘(おさだ ひろし)さんは、1939年福島県生まれの詩人で、児童文学や文芸評論、翻訳、随筆など幅広い分野で活躍しました。1965年に詩集『われら新鮮な旅人』でデビューし、1984年には『深呼吸の必要』がロングセラーに。2015年に75歳で逝去。詩だけでなく、テレビ番組や新聞の選者としても多くの人々に親しまれました。
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【良好・23版】『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤孝|SBクリエイティブ|新書・読書論|古本
¥480
『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤孝|新書・読書論|SBクリエイティブ|古本 ≪23版≫ 2020/8/29 発行 新書版 ISBN9784797398489 忙しさに追われる毎日のなかで、「本を読む時間がとれない」と感じていませんか。 そんな時こそ、読書の意味をもう一度見つめ直させてくれるのが、齋藤孝さんの『読書する人だけがたどり着ける場所』です。 ネットの情報にあふれる時代にあって、本を読むことでしか得られない「深く考える力」をやさしく示してくれる一冊。 私自身、この本を手にしたとき、心がすっと静まり、少しずつ前向きになれたのを覚えています。 ページを閉じるころには、自分の中に小さな灯りがともるようでした。最近、心がざわつく方や、考える力を養いたい方にぜひおすすめしたい本です。 もし今、あなたの中にこの言葉が響くなら──そっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはなく、安心してお読みいただけます。丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。 <齋藤孝さんについて> 齋藤孝さんは、明治大学文学部の教授で、読書術や教育方法論の専門家です。彼が提唱する「3色ボールペン情報活用術」では、赤・青・緑の3色で本に線を引きながら、内容を深く理解し整理する方法を紹介しています。この方法は、情報を整理して実生活や仕事に役立てるためのものです。
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【非常に良い・初版】『すっきり生きる言葉』吉沢久子|主婦の友社|人生の知恵・随筆|古本
¥1,000
『すっきり生きる言葉』吉沢久子|随筆・人生の知恵|主婦の友社|古本・初版 ≪初版≫ 2019/9/30 発行 ISBN9784074394289 「大丈夫、自分を責めなくていいんです」──そんな一言に救われた経験はありませんか。 101歳まで自立して暮らした吉沢久子さんの『すっきり生きる言葉』は、長い人生を歩んだからこそ語れる、やさしく実感のこもった言葉が綴られています。 悩んだ時にどこから開いても、心を軽くしてくれる一節に出会えるのです。 私自身もこの本を手にしたとき、「悲しみを仕事にしてはいけない」という言葉に深くうなずきました。 読後には、肩の力がふっと抜けて、自分を少し許せる気持ちが芽生えます。 最近心が疲れている方や、日々をもう少し穏やかに過ごしたい方におすすめです。もし今、あなたの心にこの言葉が響いたなら──そっとページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に大きな傷みはなく、安心してお読みいただけます。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <吉沢久子さんについて> 吉沢久子(よしざわ ひさこ)さんは1918年に東京で生まれ、文化学院を卒業後、速記者や文芸評論家の秘書を経て、生活評論家として活動を始めました。夫と死別後、一人暮らしを続け、100歳を超えて執筆を続けました。老年世代へのアドバイスで多くの共感を呼び、101歳で永眠しました。
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【非常に良い・初版】『続・伊藤比呂美詩集』伊藤比呂美|思潮社|詩集・女性詩人|古本
¥960
『続・伊藤比呂美詩集』伊藤比呂美|現代詩・女性詩人|思潮社|古本・初版 ≪初版≫2011/7/30発行 ISBN9784783709688 日々の中でふと心が沈むとき、言葉にすくわれた経験はありませんか。 伊藤比呂美さんの『続・伊藤比呂美詩集』は、そんなときにそっと差し伸べてくれる一冊です。 性や家族、母であること、生と死──私たちが避けられないテーマが、時に鋭く、時にやさしく語られています。 私自身、この詩集に触れることで、「こんなふうに自分の想いを抱きしめてもいいんだ」と思えました。 読み終えたあとには、不思議と心がやわらぎ、自分を許せる感覚が残ります。 詩は難しいものと思われがちですが、この本はむしろ、日常の一場面をやさしく照らす光のよう。 最近心がざわついている方へ、言葉がもたらす静かな癒しを体験してみてください。 もし今、あなたの中にこの本が響くなら──そっとページを開いてみませんか。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に大きな傷みはなく、きれいに保たれています。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <伊藤比呂美さんについて> 伊藤比呂美さんは、1955年生まれの詩人・小説家で、1980年代に女性詩ブームを牽引しました。育児エッセイや現代詩を通じて、新しい表現を追求し続け、特に日常の言葉を芸術へと昇華させる力に定評があります。詩的言語の解体と再構築をテーマに、女性の切実な体験を深く掘り下げた作品を多く発表してきました。また、大学で教鞭をとるなど、創作活動と教育にも積極的に取り組んでいます。
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密室論(七月堂) 朝吹亮二
¥50
SOLD OUT
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2017/7/22発行 ソフトカバー 《『密室論』復刊》 指のおもむくままに頁をめくり、 目のおもむくままにそれを読む。 あるいは、任意に開かれた頁に記された文字を、 声に出してみてほしい。 紙と声、また紙と指、指と目とのあいだで執りおこなわれる性愛に、 つかのま溺れるだろう。(本文より)
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【非常に良い・3版】『嘘』宮沢賢治・与謝野晶子・エロシェンコ|ポプラ社|児童文学・平和を考える本|古本
¥740
『嘘』宮沢賢治・与謝野晶子ほか|平和を考える児童文学|ポプラ社|古本 ≪3版≫2012/3/24発行 ISBN9784591121504 誰かを守りたいと願ったとき、あなたならどんな言葉を選びますか。 『嘘』(ポプラ社)は、広島を舞台にした児童文学でありながら、大人の心にも深く響く物語です。 小学生のリョウタが大伯父の原爆の記憶に触れ、先輩レイと出会うことで、「うそ」の意味を問い直していきます。 読んでいて胸が締めつけられながらも、最後にはやさしい温もりが残りました。 私自身、「うそ」が時に人を救い、心をつなぐ力になることを教えられたのです。 戦争や平和の問題に触れながらも、重たさだけではなく、希望を見せてくれるのがこの本の魅力。 最近、心が不安でいっぱいの方や、誰かの痛みに寄り添いたいと願う方におすすめしたい一冊です。 もし今、あなたの中でこの言葉が響いたなら──そっと開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともにきれいで、気持ちよくお読みいただけます。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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【非常に良い・初版】『本は友だち』池内紀|みすず書房|随筆・読書エッセイ|古本
¥1,950
『本は友だち』池内紀|読書エッセイ・随筆|みすず書房|古本・非常に良い・初版|ISBN9784622078661 ≪初版≫ 2015/1/9発行 誰にも話せない気持ちを抱えたまま、静かな夜に本を開いたことはありませんか。 ページの向こうに、まるで古い友人のような言葉が待っていてくれること──きっと、あると思うのです。 池内紀さんの『本は友だち』は、10年の読書の中で出会った本のなかから、特に心に残った50冊あまりを綴った随筆集です。知られていない本も多いけれど、だからこそ、ふと心に触れる言葉との出会いがある。そんな一冊です。 この本を仕入れたのは、私自身が「本との出会いは、やっぱり人生の一部なんだな」と、あらためて感じたからでした。 読後には、なんだか静かに背中を押されているようなあたたかさが残ります。 本との関係を見つめ直したい方へ。 もし今、気になる気持ちが心に生まれているのなら──そっと、ページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・帯ともにわずかですがスレがあります。そのほかは目立つ傷みは見られません。落丁・書き込みもなく、安心してお読みいただけます。 新品では手に入れにくくなった今、状態の良い初版本を安心してお届けします。 <池内紀さんについて> 池内紀(いけうち おさむ)さん(1940-2019)は、日本のドイツ文学者・翻訳家・エッセイスト。東京外国語大学卒業後、東大大学院修了。カフカ研究を中心に、翻訳や評論で活躍。カフカ全集の個人訳で日本翻訳文化賞受賞。軽妙なエッセイでも人気を博した。
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【古書・1971年初版】『三島由紀夫読本』新潮社|臨時増刊号|絶版|古本
¥810
『三島由紀夫読本』新潮社|1971年臨時増刊号|絶版|古本・状態付き あの日から時が経ってもなお、三島由紀夫という存在は心にざわめきを残します。 本書『三島由紀夫読本』は、1971年、彼の死の直後に刊行された臨時増刊号。小説や評論だけでは見えてこない三島の横顔を、同時代の視点から切り取っています。未発表作や評論、そして多くの資料を収めたこの一冊には、文学と時代の匂いが濃く刻まれています。 私自身、ページをめくりながら「作家を知ることは、その時代を生きた人々の思いを知ることなのだ」と感じました。過去を静かにたどることで、今の自分を見つめ直す時間にもなるのです。 三島文学に惹かれる方はもちろん、時代の息づかいに触れてみたい方へ。もし今、この本が気になったなら──そっと手に取ってみてくださいね。 ※経年によるヤケ・スレがありますが、本文は通読に差し支えない状態です。古書の風合いをそのままに、丁寧に梱包してお届けします。 <三島由紀夫について> 三島由紀夫(本名:平岡公威)は、1925年1月14日、東京に生まれました。東京大学法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも、9ヶ月で退職し作家の道を選びました。1949年に『仮面の告白』で作家としての地位を確立。その後、『潮騒』や『金閣寺』など数々の名作を発表しました。1970年、最後の作品『豊饒の海』を書き終えた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。彼の作品は世界中で読まれ、ノーベル文学賞候補にもなった日本の代表的作家です。 ※ショップブログ>2025年1月15日 もチェックしてみてくださいね。
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【良好・2021年初版】『だいちょうことばめぐり』朝吹真理子|河出書房新社|エッセイ|古本
¥1,100
『だいちょうことばめぐり』朝吹真理子|歌舞伎と記憶のエッセイ|河出書房新社|古本 ≪初版≫2021/1/30発行 暮らしの中でふと立ち止まる瞬間、心にやわらかな余韻が広がることがあります。『だいちょうことばめぐり』は、そんな時に寄り添ってくれる一冊です。 作家・朝吹真理子さんが、歌舞伎の言葉を手がかりに、記憶や感情をそっとほどいていくエッセイ。銀座の街の気配や古典の響き、そして花代さんの幻想的な写真が重なり合い、読む人を静かな夢の中へ誘います。 わたし自身も読みながら、不意に忘れていた記憶がよみがえり、涙がにじんでしまう瞬間がありました。言葉がこんなにもやさしく心を揺らすのかと、あらためて気づかされました。 日常に小さな詩を見つけたい方へ。もし今、この本が気になったなら──どうぞ、静かにページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレや経年感はありますが、本文はきれいです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <朝吹真理子さんについて> 朝吹真理子さん(1984年生まれ)は東京都出身の小説家。慶應義塾大学大学院で近世歌舞伎を専攻し、在学中に執筆を勧められデビュー。2009年「流跡」でドゥマゴ文学賞、2011年「きことわ」で芥川賞受賞。以後、繊細な感性の作品を発表し続けている。
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恋人たちはせーので光る(リトルモア) 最果タヒ
¥970
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2019/9/7発行 ソフトカバー 『恋人たちはせーので光る』は、最果タヒさんの詩集です。43篇の詩が収められていて、恋愛や人間関係、自分自身のことなど、誰もが心の中で感じたことがあるけれど、うまく言葉にできない思いをそっと表現してくれています。 たとえば、「座礁船の詩」という一節には、割れたガラスが「キラキラと光る」というイメージがあり、壊れたものや境界線を新しい視点で見つめるような不思議な力があります。 この詩集を読むと、日常では気づかなかった心の揺れや微かな感情に出会えます。言葉ひとつひとつが、自分の中に眠っている気持ちをそっと呼び覚ましてくれるんです。 また、詩の文字の形や余白の使い方も独特で、読んでいるだけで視覚的にも楽しめます。まるで小さなアート作品みたいな一冊なんですよ。 心の中でそっと光る何かを見つけたくなったら、この詩集を手に取ってみてください。きっと新しい自分や気づきに出会えると思いますよ。