ようこそ、物語の森へ。
本と読者を、もう一度出会わせる、小さな古本屋です。
『柚香の森(ゆこうのもり)』は、心にそっと寄り添う文芸書を中心に扱う、オンライン古本店です。
いまの暮らしのなかで、もう一度見つけてもらいたい本を、一冊ずつ選んでいます。
一冊の本が、あなたの心に小さな灯りをともすことがありますように──
そんな想いで、丁寧にお届けしています。
第62115R053484号
大阪府公安委員会
松村知子
📦お届けなどの詳細についてはINFORMATIONページへ
読書が、心の灯りになりますように…。
日本読書療法学会会員として、“読むことが癒しにつながる”時間を大切にしています。
つらいとき、言葉にできない想いを抱えたとき、
本の中の誰かが、あなたの代わりに泣き、笑い、立ち上がってくれることがあります。
どうぞこの森で、そんな一冊に出会ってくださいね🌳
あなたの心に、やさしい物語がそっと寄り添いますように…。
今日も、『柚香の森』に来てくださってありがとうございます。
ゆっくりと、本との時間をお楽しみください。
一羽の鳥、一匹の犬、一匹の猫。
動物との出会いから、人の孤独や友情、命を見つめる本を集めました。
人と動物のあいだ
うずらのロバート / ある小さなスズメの記録 / 友だち / ある犬の飼い主の一日 / カモメに飛ぶことを教えた猫 / 青いつばさ
物語のなかの動物たち
空想動物園
破壊しに、と彼女は言う|マルグリット・デュラス/田中倫郎訳|河出書房新社|単行本|古本
¥1,060
【良好・再版】『破壊しに、と彼女は言う』マルグリット・デュラス|仏文学・壊す衝動|河出書房新社|古本 ISBN9784309717179 「すべてを壊してしまいたい」── そんな衝動に、ふと心がゆらいだことはありませんか? マルグリット・デュラスの『破壊しに、と彼女は言う』は、張りつめた空気の中に“壊す”という行為の意味をそっと沈めた物語。 ホテルに集う男女の会話は、現実と幻想のあわいを揺らめきながら、読む人の深層に静かに波紋を広げていきます。 私もこの作品を読んで、「壊すこと」がときに“生き直すこと”につながるのかもしれない──そんな思いが胸に残りました。 秩序に息苦しさを感じている方、自分の中の衝動と向き合いたい方へ。 ページの余白に満ちる沈黙の声に、耳を澄ませてみてくださいね。 あなたは、どんな場面で「壊したい」と思ったことがあるでしょうか。 ※良好な状態の古本です。河出書房新社/1985年再版/ソフトカバー・ビニールカバー付き。経年に伴う軽いスレやヤケはありますが、本文は通読に支障なくきれいです。丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。 <マルグリット・デュラスについて> マルグリット・デュラス(1914-1996)は、ベトナム・サイゴン生まれのフランス作家・映画監督です。過酷な幼少期を経てフランスで学び、数々の話題作を発表。自伝的小説『愛人/ラマン』でゴンクール賞を受賞し、世界的な名声を得ました。「ヌーヴォー・ロマン」の作家と評されつつも、その枠にとどまらず、女性の生や愛、社会の抑圧を鋭く描き出す独自の作風で、20世紀フランス文学を代表する存在となりました。1996年、パリでその生涯を閉じました。
乳野物語 元三大師の母|谷崎潤一郎|サンリード|単行本|古本
¥760
【非常に良い・初版】『乳野物語』谷崎潤一郎|母と子の説話・仏教随筆風短編|サンリード|古本・初版 ≪初版≫2020/1/1発行 人の心にそっと触れてくる物語というのは、派手さはなくても、長く、深く、残るものです。 『乳野物語』は、谷崎潤一郎が昭和26年に発表した随筆風の物語。元三大師とその母・月子姫の説話に基づき、京都・千野(ちの)に伝わる祈りの物語がやさしく語られていきます。静かで美しいオールカラーの装丁は、読む前から心を整えてくれるようです。 私がこの本に惹かれたのは、華やかな谷崎文学とはまた違う、“祈り”や“敬意”の感情がにじんでいたから。女性として、人として、守りたいものを思い出させてくれる気がしました。 忙しい日々の中で、自分を見失いそうになるとき。この本はきっと、言葉ではない優しさで、あなたの背中をそっと撫でてくれるはずです。 もし今、あなたが何か大切なことを思い出したいのなら──静かに、この一冊を開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともにきれいで、通読に差し支えありません。 大切に梱包し、読書の時間を静かにお届けいたします。 あなたの日常に、そっと温かさが灯りますように。
三匹の蟹・青い落葉|大庭みな子|講談社文庫|文庫本|古本
¥1,100
【良好・第5版】『三匹の蟹・青い落葉』大庭みな子|異文化×孤独と再生の短編集|講談社文庫|古本 ISBN4061961756 「日常がふと、息苦しくなることって、ありませんか?」 『三匹の蟹・青い落葉』は、アラスカに暮らす主婦・由梨の逃避を描いた表題作「三匹の蟹」をはじめ、異国の地で揺れる心を見つめた全7編からなる短編集。 火草を燃やす部族、舟の浸水事故、言葉の通じない人との暮らし…。どの物語も現実と非現実のあわいを、美しく乾いた文体で描いています。 柚香の森では、日常に疲れたときこそ読みたくなる、静かな強さのある本として仕入れました。 読むたびに「ひとりになることは、決して悪くない」と教えてくれる一冊です。 人間関係に息切れしそうなあなたへ。 この本が、そっと心の深呼吸を手伝ってくれますように──。 ※良好な状態の古本です。表紙に経年によるシミやヤケがありますが、本文は問題なくお読みいただけます。 ただし中身はきれいです。絶版ではありませんが、再版の機会が減少しており入手困難になりつつあります。 <大庭みな子さんについて> 大庭みな子さん(1930–2007)は東京生まれの作家。アラスカ滞在を基に描いた短編「三匹の蟹」で芥川賞を受賞しデビュー。古典翻案や異文化を主題に多彩な作品を残し、芥川賞初の女性選考委員も務めました。
ちくま日本文学004 尾崎翠|尾崎翠|筑摩書房|文庫本|古本
¥830
【良好・初版】『ちくま日本文学004 尾崎翠』尾崎翠|幻想文学・日本文学|筑摩書房|古本・良好 ISBN9874480425041 窓の外の風景が、いつもとほんの少しだけ違って見える瞬間があります。それはきっと、心が静かにゆらいでいるからかもしれません。 尾崎翠さんの『ちくま日本文学004』は、幻想と現実の境界をするりと横切るような物語たちが集まった一冊です。 たとえば『第七官界彷徨』では、現実に囚われた思考が夢と交差し、読む者を鳥取や東京の街角へと連れ出します。 時代の匂い、地方と都市のあいだの距離感、人と人の繊細なズレが、いつも心にずっと響くのです。 当店がこの本を仕入れたのは、尾崎翠さんの文章が「見落としていた世界」に光を当ててくれるから。 読むたび、新しい感覚が目覚める気がして――あの不思議な夢をもう一度見てみたくなるような。 読後には、日常のすれ違いや静かな孤独も、「美しいものの一部」として抱きしめられるような気持ちが残ると思います。 思慮深く、本が心の奥にひそむものを覗かせてくれる余韻をお楽しみください。 最近、世界が少しだけ硬く感じる方へ。感受性を取り戻したい方へ。 もし今、この言葉があなたの中で小さな灯りを灯すなら──そっと、このページをひらいてみてくださいね。 ※状態は良好です。2007年11月初版発行。表紙に経年のヤケがありますが、本文はきれいで読みやすい状態です。 <尾崎翠さんについて> 尾崎翠さんは1896年、鳥取で生まれ、1916年頃から本格的に文学活動を始めました。1920年に大学を退学後、雑誌に短編や映画評論を寄稿し、1931年に代表作『第七官界彷徨』を発表。神経を病み筆を折り、1971年に逝去しました。
いま見てはいけない|ダフネ・デュ・モーリア/務台夏子訳|東京創元社|文庫本|古本
¥900
【非常に良い・再版】『いま見てはいけない』ダフネ・デュ・モーリア|幻想短編集|東京創元社|古本 再版 2016/12/9発行 ISBN9784488206048 夜の読書は、ふだん見えない心の奥を映し出すことがあります。 デュ・モーリア『いま見てはいけない』は、そんな体験を運んでくれる短編集です。 ヴェネチアを舞台にした表題作では、老姉妹との邂逅から、夫婦の日常が静かに崩れていきます。 ほかの物語も、現実と幻想の境界がにじむ瞬間を描き出し、読んでいると自分の中の不安や記憶がひそかに揺さぶられるのです。 私も読み終えたあと、しばらく窓の外を眺め、言葉にならない感情を抱えていました。 怖いのに、美しい──そんな余韻を味わわせてくれる一冊。 心のざわめきを感じたい方や、日常の裏側に潜む“何か”に触れてみたい方におすすめです。 もし今、あなたの心が動いたなら──そっとページを開いてみませんか。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはなく、きれいに保たれています。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <ダフネ・デュ・モーリアについて> ダフネ・デュ・モーリアは1907年ロンドン生まれ。祖父が高名な作家で画家、父が舞台俳優兼演出家、母が舞台女優という芸術家一家の三人姉妹の次女として生まれる。1931年作家デビュー、1938年の『レベッカ』が世界的なベストセラーとなった。コーンウォールの荒々しい自然を愛し、夫との間に三人の子供をもうけた。1989年没。
ちくま日本文学全集 織田作之助短編集|織田作之助|筑摩書房|文庫本|古本
¥700
【良好・初版】『ちくま日本文学全集 織田作之助』短編集|夫婦善哉ほか昭和大阪|筑摩書房 古本 ≪初版≫ 1993/5/20 発行 ISBN978448010254 どこか人恋しい気持ちになる時ってありますよね。そんなときに寄り添ってくれるのが、織田作之助の短編集『ちくま日本文学全集 織田作之助』です。舞台は昭和の大阪。名作「夫婦善哉」をはじめ、庶民の日常や人間くささが、ユーモアと哀愁をまじえて描かれています。 私自身、「アド・バルーン」を読んだとき、人は不器用で弱いけれど、それゆえに愛おしい存在なんだと心があたたかくなりました。ページを開けば、誰かの人生の断片をそっとのぞき見るような、不思議な感覚に出会えます。 忙しさや孤独で心がざわつくとき、この一冊はきっとやさしい灯りをともしてくれるはずです。もし今、あなたの心に少しでも響いたなら──どうぞ、そっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかな経年スレがありますが、本文はきれいです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。 <織田作之助について> 織田作之助(おだ さくのすけ)は、1913年、大阪に生まれました。旧制第三高等学校を中退後、1938年に『雨』でデビューし、1940年には『夫婦善哉』で作家として名を馳せます。戦後は無頼派作家として活躍し、評論も手掛けましたが、1947年に結核で急逝。短い生涯の中で、大阪の庶民を描き、文学に大きな影響を与えました。 ※『夫婦善哉』については、ショップブログ>2024年10月5日です。ぜひチェックしてみてくださいね!
続・伊藤比呂美詩集|伊藤比呂美|思潮社|単行本|古本
¥960
【非常に良い・初版】『続・伊藤比呂美詩集』伊藤比呂美|現代詩・女性詩人|思潮社|古本・初版 ≪初版≫2011/7/30発行 ISBN9784783709688 日々の中でふと心が沈むとき、言葉にすくわれた経験はありませんか。 伊藤比呂美さんの『続・伊藤比呂美詩集』は、そんなときにそっと差し伸べてくれる一冊です。 性や家族、母であること、生と死──私たちが避けられないテーマが、時に鋭く、時にやさしく語られています。 私自身、この詩集に触れることで、「こんなふうに自分の想いを抱きしめてもいいんだ」と思えました。 読み終えたあとには、不思議と心がやわらぎ、自分を許せる感覚が残ります。 詩は難しいものと思われがちですが、この本はむしろ、日常の一場面をやさしく照らす光のよう。 最近心がざわついている方へ、言葉がもたらす静かな癒しを体験してみてください。 もし今、あなたの中にこの本が響くなら──そっとページを開いてみませんか。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に大きな傷みはなく、きれいに保たれています。 <伊藤比呂美さんについて> 伊藤比呂美さんは、1955年生まれの詩人・小説家で、1980年代に女性詩ブームを牽引しました。育児エッセイや現代詩を通じて、新しい表現を追求し続け、特に日常の言葉を芸術へと昇華させる力に定評があります。詩的言語の解体と再構築をテーマに、女性の切実な体験を深く掘り下げた作品を多く発表してきました。また、大学で教鞭をとるなど、創作活動と教育にも積極的に取り組んでいます。
槿(あさがお)|古井由吉|福武書店|1983年初版・函入|古書
¥2,180
槿(あさがお)|古井由吉|福武書店 1983年初版・函入|古書通販 ひとりの時間に、記憶と欲望、人と人との距離を濃密な文章でたどりたいときに。古井由吉『槿』。1983年福武書店初版、函と布装の静かな佇まいまで味わいたい一冊です。 古井由吉『槿(あさがお)』は、男女の関係と記憶、性愛の揺らぎを独特の濃密な文体で描いた長篇小説。第19回谷崎潤一郎賞受賞作です。 本品は福武書店より1983年に刊行された第1刷。427頁の単行本で、菊池信義による装幀、天球院「籬に朝顔図」を用いた函と、落ち着いた布装の本体が印象的です。現在の文庫版とは異なる、刊行当時の造本を楽しめる一冊。 柚香の森では、古井由吉を読み継ぎたい方はもちろん、戦後日本文学や「内向の世代」、記憶と心理を描く純文学に惹かれる方へ。内容だけでなく、本棚に置いたときの古書らしい佇まいにも魅力があります。 刊行当時の『槿』を手元に置いて読みたい方に、静かにおすすめしたい一冊です。古本のため在庫はこの一冊限りです。 また、古井由吉をもう少し読みたい方には『楽天記』を。心理の揺らぎや濃密な日本文学に惹かれる方には、倉橋由美子の作品もあわせておすすめです。 ※函角に傷み・一部剥がれ、付録欠。帯なし。本体布装に軽いスレ、三方にごく僅かなヤケあり。本文は概ね良好で、書き込み・線引きなし。古本特有の紙のにおいがありますが、強い臭いではありません。通読に支障ありません。
失くした記憶の物語|ガブリエル・ゼヴィン/堀川志野舞訳|理論社|2008年初版・帯付|古本
¥980
失くした記憶の物語|ガブリエル・ゼヴィン|理論社・初版帯付|古本通販 ひとりの時間に、過去の自分と今の自分について考えてみたいときに。 4年間の記憶を失った少女が、自分の人間関係や気持ちをもう一度選び直していく、ほろ苦さと希望のある青春小説です。 16歳のナオミは、学校の階段から転落し、過去4年間の記憶を失います。恋人、親友、家族、そして以前の自分自身。周囲から聞かされる「自分」と、今感じている気持ちとの間で揺れながら、新しい選択を始めていく物語。 ガブリエル・ゼヴィン『失くした記憶の物語』は、記憶喪失という設定を通して、アイデンティティや恋愛、家族、成長を描くYA海外文学です。2008年理論社初版、堀川志野舞訳。のちに映画『誰かが私にキスをした』の原作となりました。 過去に決められた自分ではなく、「これから何を選ぶか」を静かに問いかける一冊。10代の読者はもちろん、昔の自分を少し離れて見つめたい大人にも。 人生をもう一度見つめる物語に惹かれる方には、ガブリエル・ゼヴィン作品や『ミッドナイト・ライブラリー』もあわせておすすめです。少し立ち止まったときに、そっと隣に置きたい本たちです。 ※品・良好。カバー背にヤケ・スレ、帯に軽いスレ・使用感あり。本文は概ねきれいで、書き込み・線引きなし。天・小口・地に目立つヤケやシミはほとんどありません。古本特有の紙のにおいが軽くありますが、強い臭いはありません。通読に支障なし。
侍女の物語|マーガレット・アトウッド/斎藤英治訳|新潮社|1990年初版・単行本|古本
¥1,700
侍女の物語|マーガレット・アトウッド|新潮社1990年初版|古本通販 ひとりの時間に、自由や身体、自分の言葉を持つことについて静かに考えたいときに。マーガレット・アトウッド『侍女の物語』を、1990年に新潮社から刊行された日本語版初版で読む一冊です。 女性の身体や言葉、選択する自由まで国家に管理される架空の社会を描いた、マーガレット・アトウッドの代表作『侍女の物語』。主人公オブフレッドの記憶と現在を行き来する語りを通して、監視、支配、アイデンティティ、そして内側に残る抵抗が描かれます。 本品は斎藤英治訳、新潮社より1990年3月25日に刊行された日本語版初版・単行本。現在の文庫版とは異なる旧版ならではの装丁と佇まいも魅力です。 ディストピア文学や思弁的フィクションを好む方、作品だけでなく刊行当時の版を手元に置きたい方へ。経年感も含め、時間を重ねた古本として味わっていただきたい一冊です。 現在も読み継がれる作品を、1990年の日本語版初版で読みたい方に。古本のため在庫はこの一冊限りです。 女性と社会、自由についてさらに読みたい方には、『第二の性』や『ウェイワードの魔女たち』もあわせてどうぞ。異なる時代と語り口から、女性が置かれる場所を見つめる本です。 ※中古品・並。帯なし。カバーに経年のヤケ・シミ・スレあり。天・小口・地にヤケとシミ、本文にも経年ヤケがあります。書き込み・線引きなし。古本特有の紙のにおいあり。本文の通読に支障はありません。
金子光晴詩集 塵芥|1975年初版・函帯付|いんなぁとりっぷ社|古本
¥1,680
2319金子光晴詩集『塵芥』|1975年初版・函帯付|いんなぁとりっぷ社|古本通販 詩の言葉に、きれいな慰めだけではない強さを求める方へ。 金子光晴詩集『塵芥』は、いんなぁとりっぷ社から1975年8月に刊行された初版の詩集です。 生前最後の詩集として、反戦、権力への抵抗、放浪、女性への愛惜、老い、孤独、死など、最晩年まで金子光晴が見つめ続けたものに触れられる一冊です。 柚香の森が惹かれたのは、詩そのものに加えて、この1975年版が残している佇まいでした。黒地に青や紫を配した函、鮮やかな黄色の帯、函を外すと現れる淡い色調の本体。帯には「金子光晴最後の詩集」と記され、刊行当時の姿を今に伝えています。 函・帯がともに残っていることも、古書として大切にしたいところです。 近現代詩を愛する方、金子光晴の最晩年の言葉を読みたい方、昭和の文学書を装幀まで愉しみたい方へ。静かな夜、本棚からときどき取り出して開きたくなる一冊です。 1975年初版・函帯付き。送料込み、古本のため在庫はこの一冊限りです。 ※【状態:並/本体は比較的良好・函に経年傷みあり】 1975年初版、函・帯付き。函に角・縁のスレ、傷み、潰れあり。帯に若干の経年感。本体表紙は比較的良好。天・小口・地、本文用紙に薄い経年ヤケ。書き込み・線引きなし。通読に支障なし。古書特有の紙のにおいがわずかにあります。状態は掲載写真もあわせてご確認ください。
金毘羅|笙野頼子|集英社|2004年初版・帯付き単行本|古本
¥1,200
金毘羅|笙野頼子|集英社|2004年初版・帯付き単行本|古本通販 ひとりの時間に、自分を形づくってきたものを少し違う角度から見つめてみたいときに。 神話と私小説的な語りを大胆に交差させ、自らの生を読み直していく笙野頼子の代表作です。 「私は何者なのか」という問いを、神話と現実を行き来しながら徹底して押し広げていく笙野頼子『金毘羅』。 2004年に集英社から刊行された単行本で、第16回伊藤整文学賞受賞作です。 自伝的な要素に神仏習合や土俗神のイメージを重ね、既成の価値観や人間観を独特の言葉で揺さぶっていきます。 奇想に満ちた設定と強い語りが重なり、一般的な私小説とは異なる読書体験を残す一冊。 今回は2004年初版・帯付きという古本ならではの佇まいにも惹かれて仕入れました。 幻想文学や現代日本文学、既成の枠に収まらない小説を読みたい方に。 状態には経年感がありますので、写真と下記説明をご確認のうえお選びください。 笙野頼子の文学に触れてみたい方にも、初版単行本を手元に残したい方にもおすすめしたい一冊です。古本のため在庫は一冊限りです。 ※【状態:並】カバー・帯にヤケ、スレ、ヨレあり。天にヤケ・シミ、本体に若干の歪みあり。本文は書き込み・線引きなし。古本のにおいわずか。通読に支障なし。
ホーム <トニ・モリスンコレクション>|トニ・モリスン/大社淑子訳|早川書房|初版・帯付・単行本|古本
¥1,580
ホーム|トニ・モリスン//大社淑子訳|早川書房・初版帯付|古本通販 少し疲れた日に、自分にとって「帰る場所」とは何だろう、と静かに考えたいときに。 戦争と差別によって傷ついた兄妹の帰郷を通して、失ったものと、そこから生き直すことを見つめる物語です。 トニ・モリスン『ホーム』は、朝鮮戦争から帰還したフランクと妹シーをめぐる物語。 戦争の記憶に苦しむ兄は、妹の危機を知り、かつて逃げ出した故郷へと向かいます。 1950年代アメリカを背景に、差別や暴力の傷を描きながら、その先にある「帰ること」「自分を取り戻すこと」を静かに見つめる海外文学です。 重い題材でありながら192頁と比較的手に取りやすく、ノーベル文学賞受賞のトニ・モリスンを初めて読む方にもご紹介したいと思い仕入れました。 大社淑子訳、早川書房2014年刊の初版・帯付き単行本。 傷ついた人がもう一度自分の居場所を探す物語を読みたい方へ。 「帰る場所」について考えたくなったとき、本棚からそっと取り出してほしい一冊です。古本のため、在庫はこの一冊限りです。 ※【状態:良好/帯背にヤケ・色褪せあり】 帯背にヤケ・色褪せ、カバーに若干のヤケ・スレ。天・小口・地、本文は比較的きれいな状態。書き込み・線引きなし。通読に支障なし。古本特有の紙のにおいわずかにあり
この人の閾(いき)|保坂和志|新潮社|1995年初版・帯付|単行本・古本
¥1,480
この人の閾|保坂和志|新潮社|1995年初版・帯付|単行本・古本通販 忙しかった日の終わりに、大きな出来事ではなく、何気ない会話や時間の流れに身を預けたいときに。日常をじっと見つめることで、いつもの景色が少し違って感じられる保坂和志の芥川賞受賞作です。 保坂和志『この人の閾』は、1995年に新潮社から刊行され、第113回芥川賞を受賞した作品です。劇的な出来事を追うというより、会話や何気ない時間のなかにある、人と人との距離や思考の揺れを丁寧にたどっていく一冊。 静かな日常をこれほどじっくり小説にできることに惹かれ、柚香の森でも手元に置いておきたいと思い仕入れました。 緑を基調とした装画と赤い芥川賞受賞帯も、1995年刊行当時の単行本らしい佇まいです。 忙しい物語から少し離れたい方、会話や日常の細部を味わう日本文学がお好きな方へ。初版・帯付きの古本としてお届けします。 何も起こらないように見える時間を、ゆっくり味わいたい夜に。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。 ※【状態:良好】1995年初版・帯付き。帯にスレ・折れ筋、カバーに軽いスレあり。本文きれい、書き込み・線引きなし。軽い経年ヤケあり。紙のにおいわずか。通読に支障なし。
うずらのロバート|マーガレット・A・ステンジャー/堀内静子訳|秀英書房|1997年初版・帯付|古本
¥1,480
うずらのロバート|ステンジャー/堀内静子訳|秀英書房|1997年初版・帯付|古本|単行本 少し疲れた日に、一羽の小さな鳥と人とのあいだに生まれた、静かな親しさを読む時間。 『うずらのロバート』は、ケープコッドの庭に残されていた卵から孵った一羽のうずらと、彼を育てた人々の日々を綴った、実話にもとづく動物文学です。 小さな生きものを見守り、ともに暮らす時間のなかで育っていく信頼と愛情。ロバートの存在を通して、動物と人との距離や、ひとつの命と向き合うことの豊かさが静かに伝わってきます。 鳥や動物の物語がお好きな方、実話にもとづく海外のノンフィクションをゆっくり味わいたい方へ。 日常のまなざしを少しやわらかくしてくれる一冊として、柚香の森の「動物文学」の棚からおすすめします。 マーガレット・A・ステンジャー著、堀内静子訳。秀英書房、1997年初版・帯付き。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。 ※【良好】帯破れあり。本体・本文は概ね良好。古本特有の紙のにおいがわずかにありますが、強い臭いはありません。帯の状態は写真をご確認ください。
残像に口紅を|筒井康隆|中央公論社|1989年初版・帯付・袋とじ未開封|古本
¥2,980
残像に口紅を|筒井康隆|1989年初版・帯付・袋とじ未開封|古本 ひとりの時間に、言葉がひとつずつ失われていったら何が残るのだろう、と考えてみる。 奇抜な仕掛けの向こうに、言葉と記憶、そして失うことの寂しさまで静かに見えてくる一冊です。 ひとつの音が消えるたび、その音を含む言葉や存在まで世界から失われていく――筒井康隆『残像に口紅を』は、言葉そのものを小説の仕掛けにした実験的な長篇です。 中央公論社より1989年に刊行された初版単行本で、本品は帯付、後半の袋とじも未開封のまま残っています。 白地に人物像を配したカバー画は舟越桂。静かな佇まいと、作品の奇妙さが不思議によく響き合う造本です。言葉遊びやメタフィクション、実験文学がお好きな方はもちろん、「失うこと」をめぐる物語として読みたい方にも。古本ならではの時間まで含めて手元に残したくなる一冊です。 袋とじが未開封のまま残った初版です。 読むか、そっと残しておくか――その選択も含めて、この一冊を楽しんでいただけたらと思います。 ※中古品・良好。1989年初版。経年による軽い使用感あり。カバー・帯に軽いスレ、三方に若干の経年ヤケがあります。袋とじ未開封。古本特有の紙のにおいがわずかにありますが、強い特定臭はありません。
蘆辺の夢|谷崎松子|中央公論社|1998年初版・単行本|古本
¥2,180
蘆辺の夢|谷崎松子|中央公論社|1998年初版・単行本|古本 静かな余韻を味わいたいときに、誰かの記憶のそばへ、そっと腰を下ろすように読む一冊。谷崎潤一郎の文学を、そのすぐそばにあった暮らしや美意識から見つめ直してみたくなる随筆集です。 谷崎潤一郎の作品を読んでいると、その物語の向こうには、どんな暮らしがあったのだろうと思うことがありますよね。谷崎松子『蘆辺の夢』は、谷崎との日々、『細雪』をめぐる記憶、日本の意匠や季節の美しさなどを綴った随筆集です。中央公論社より1998年刊行の初版単行本。葉や花、蝶が淡く重なる装丁にも、どこか昔の記憶をたどるような静けさがあります。谷崎文学がお好きな方はもちろん、女性の回想、阪神間の文化、着物や暮らしの美意識に惹かれる方にも。少しゆっくりした時間のなかで開いていただきたい古本です。 『細雪』の向こう側にあった時間を、もう少し近くで感じてみたい方へ。古本のため、こちらは一冊限りです。 ※中古品(並)背表紙に経年ヤケ・退色、カバーに軽いスレがあります。古本特有の紙のにおいがわずかにありますが、強い特定臭はありません。
幸田文 季節の手帖|幸田文・青木玉編|平凡社|2010年初版・帯付|古本
¥1,680
幸田文 季節の手帖|青木玉編・平凡社|2010年初版・帯付|古本 季節を感じる余裕もないまま、一日が過ぎてしまうことってありますよね。少し疲れた日に、花や風、雪や暮らしの小さな気配へ目を向けさせてくれる一冊。 手元に置いて、季節の変わり目ごとに開きたくなる随筆集です。 幸田文さんの文章には、暮らしのすぐそばにあるものを、少し立ち止まって見つめ直させてくれるところがあります。 『幸田文 季節の手帖』は、春・夏・秋・冬をめぐる文章を青木玉が編んだ「幸田文の言葉」シリーズ第4冊。平凡社より2010年刊行の初版単行本。 花や木、衣服や日々の営みなど、身近なところから季節の気配をすくい取ってゆく言葉が集められています。淡い若草色の装丁もやわらかく、本棚に置いた姿にも静かな趣があります。 季節の随筆や暮らしの文章がお好きな方、慌ただしい毎日の中で少しゆっくり言葉に触れたい方へ、そっと届けたい古本です。 今の季節を、もう少しゆっくり味わってみたいときに。古本のため、こちらは一冊限りです。 ※中古品(良好)カバーに軽いヨレ、小口にわずかな汚れがあります。古本特有の紙のにおいが少しありますが、強い特定臭はありません。
世界はうつくしいと|長田弘|みすず書房|単行本|古本
¥1,800
世界はうつくしいと|長田弘|みすず書房|単行本|良好|古本 三好達治賞を受賞し、長く読み継がれてきた長田弘の代表的詩集。心を整えたいときに、机や窓、花や本といった日常の風景を、もう一度ゆっくり見つめ直す時間をくれる一冊です。 長田弘さんが2010年に三好達治賞を受賞した詩集『世界はうつくしいと』。 みすず書房より2009年に刊行され、本品は2011年第5刷のハードカバー単行本です。 日々の暮らしの中にある机、窓、本、花、音楽、老いといったものを、静かな言葉で見つめる一冊。 難しく構える詩ではなく、ゆっくり読むほどに、身近な風景の奥行きが立ち上がってきます。 長田弘さんらしい平明で深いことばは、忙しかった日の終わりや、ひとりの時間に読む本としてよく合います。 柚香の森では、「うつくしいものをうつくしいと言う」感覚をそっと取り戻してくれる詩集として仕入れました。 古本としては帯なし、カバー付き。本文はきれいで、書き込み・線引きはありません。古本のため、在庫はこの一冊限りです。静かな言葉を手元に置きたい方に、そっとおすすめしたい詩集です。 ※中古品として良好な状態です。 帯なし。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいで通読に支障はありません。 古本特有の紙のにおいがわずかにあります。
なつかしいひと|平松洋子|新潮社|初版・帯付き|単行本|古本
¥1,000
なつかしいひと|平松洋子|新潮社|初版帯付|単行本|古本 ひとりの時間に、ふと胸に戻ってくる人や味、風景をたどりたいときに。平松洋子さんが日常にひそむ不在感と記憶の手ざわりを描いた、初版・帯付きのエッセイ集です。 平松洋子さんのエッセイ集『なつかしいひと』。 新潮社より2012年に刊行された、初版・帯付きのソフトカバー単行本です。 初めて出会ったのにどこかなつかしい人、別れのあとに残る気配、夜の花の匂い、口の中に広がる味。日常のささやかな場面にふと立ち上がる記憶や不在感を、平松洋子さんらしい鋭くしなやかな言葉で描いています。 食や暮らしの細部から、人の気配や心の揺れへ静かに入っていく随筆を読みたい方に向いた一冊です。 柚香の森では、忙しかった日の終わりに、忘れていた感情をそっと思い出す本として仕入れました。 古本としてはカバー・帯付きで、本文もきれいな状態です。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。記憶の奥にある人や風景を、静かにたどりたい日におすすめしたい一冊です。 ※中古品として非常に良い状態に近い、良好な一冊。 初版・帯付き。カバーと帯にごく軽いスレがありますが、本文はきれいで通読に支障はありません。古本特有の紙のにおいがわずかにあります。
一度だけ|益田ミリ|幻冬舎|2018年第1刷・帯付・単行本|古本
¥1,080
一度だけ|益田ミリ|幻冬舎|2018年第1刷・帯付単行本|古本 少し疲れた日に、「何かを大きく変えなくても、ほんの少し違うことをしてみようかな」と思わせてくれる物語。 いつもの毎日に少しだけ風を通したい、そんなひとりの時間に似合う一冊です。 毎日は続いていくけれど、そのなかには「一度だけ」の特別な時間があるのかもしれません。益田ミリ『一度だけ』は、姉の弥生と妹のひな子を中心に、それぞれの暮らしや心の揺れを描いた長編小説。益田ミリらしい、日常の小さな違和感や言葉にならない気持ちが、静かにすくい取られていきます。 幻冬舎より2018年刊行、第1刷・帯付の単行本です。 深い緑を基調にした装丁も印象的で、本棚に置いたときにもやわらかな存在感があります。 何かを始めたいけれど、大きな決心まではできない日に。 日常と再出発を描く日本文学をお探しの方へ、そっと手渡したい古本です。 古本のため、ご用意できるのはこの一冊です。いつもの毎日に少しだけ違う風を入れたいとき、そっと開いてみてほしい本です。 ※中古品・非常に良好。カバー・帯・本文とも概ね良好で、三方にも目立つヤケはほとんどありません。古本特有の紙のにおいがわずかにあります。
体は全部知っている|吉本ばなな|文藝春秋|初版・帯付|単行本|古本
¥780
体は全部知っている|吉本ばなな|文藝春秋|初版帯付|単行本|古本 少し疲れた日に、心より先に体が覚えている感情へ耳を澄ませる一冊。 吉本ばななの短篇集を、文藝春秋2000年初版・帯付き単行本でどうぞ。 吉本ばななの短篇集『体は全部知っている』。 文藝春秋より2000年に刊行された、初版・帯付きのハードカバー単行本です。 心ではまだ言葉にできない痛みや違和感、日常の奥にある切なさを、体の感覚からそっとすくい上げるような物語が収められています。吉本ばななさんらしい、少し不思議で、あたたかさと寂しさが同時に残る現代文学です。 忙しかった日の終わりに、短い物語で心を整えたい方にも向いています。 古本としてはカバー・帯付き、本文きれい。カバーに軽いスレと端のわずかなヨレがありますが、読むうえで支障はありません。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。心と体の声にそっと立ち戻りたい日に、手元に置いていただきたい一冊です。 ※中古品として良好な状態 。初版・帯付き。カバーに軽いスレ、角や端にわずかなヨレ、経年による軽いくすみがあります。本文はきれいで通読に支障はありません。 古本特有の紙のにおいが軽くあります。
最後だとわかっていたなら|ノーマ コネット マレック/佐川睦訳|サンクチュアリ出版|単行本|古本
¥880
最後だとわかっていたなら|ノーマ コネット マレック/佐川睦訳|サンクチュアリ出版|単行本|古本 言葉に救われたいときに、そして大切な人へ伝えそびれた思いを見つめ直したいときに。 短い詩の余白が、今日という一日の重みを静かに思い出させてくれる一冊です。 ノーマ コネット マレックによる詩を、佐川睦の訳で届ける『最後だとわかっていたなら』。サンクチュアリ出版より刊行された、2008年第6刷のハードカバー単行本です。 短い言葉と写真で構成された詩集で、突然の別れ、後悔、感謝、愛を先延ばしにしないことを静かに見つめます。 9・11同時多発テロのあとにも語られてきた一冊で、大切な人を思う時間や、心を整えたいときの読書にも向いています。 柚香の森では、言葉にしづらい思いに寄り添う本として仕入れました。 古本としては、帯付きで本文もきれいな一冊です。表紙・裏表紙に軽いスレ、カバー端にわずかなヨレがありますが、写真と言葉を味わうには支障ありません。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。今の気持ちに合う言葉を探している方に、そっとおすすめしたい一冊です。 大切な人への思いを言葉にした本をお探しの方には、茨木のり子、谷川俊太郎、長田弘などの詩集や、心を整える短いエッセイもあわせておすすめです。「こころを整える本」や「詩・随筆・ことばの本」の棚も一緒にご覧いただくと、今の気持ちに近い一冊に出会いやすくなります。 ※中古品として良好な状態です。 帯、表紙・裏表紙に軽いスレ、カバー端と角にわずかなヨレ、帯部分に軽いくすみがあります。本文はきれいで通読に支障はありません。 においは気にならない程度です。
セーヌ川の書店主|ニーナ・ゲオルゲ/遠山明子訳|集英社|単行本・初版|古本
¥1,480
セーヌ川の書店主|ニーナ・ゲオルゲ|集英社|単行本|古本 心を整えたいときに、自分に必要な一冊を探すように開きたい物語です。セーヌ川の船上書店から、喪失と再出発の旅が静かに始まります。 本が好きな人ほど、自分に必要な一冊を誰かに選んでもらいたくなる時があります。 『セーヌ川の書店主』は、ニーナ・ゲオルゲによる海外文学の単行本。 セーヌ川に浮かぶ船上書店で、客に本を“処方”する書店主が、長く閉じていた過去と向き合う喪失と再生の物語です。 2018年、集英社刊、遠山明子訳。 川の旅、フランスの町、手紙、料理、本をめぐるやわらかな余韻があり、心を立て直したい読書家に届けたくて仕入れました。 本が心に触れる時間を大切にしたい方に、そっとおすすめしたい一冊です。古本のため、在庫はこの一冊限りです。 ※中古品として非常に良い寄りの良好です。 帯はありませんが、カバー・本文ともに良好。古本特有の紙のにおいあり。書き込み・線引きナシ。