ようこそ、物語の森へ。
『柚香の森(ゆこうのもり)』は、心にそっと寄り添う文芸書を中心に扱う、小さな古本のオンライン書店です。
一冊の本が、あなたの心に小さな灯りをともすことがありますように──
そんな想いで、一冊一冊を丁寧に選び、お届けしています。
📦お届けなどの詳細についてはINFORMATIONページへ
読書が、心の灯りになりますように…。
日本読書療法学会会員として、“読むことが癒しにつながる”時間を大切にしています。
つらいとき、言葉にできない想いを抱えたとき、
本の中の誰かが、あなたの代わりに泣き、笑い、立ち上がってくれることがあります。
どうぞこの森で、そんな一冊に出会ってくださいね🌳
あなたの心に、やさしい物語がそっと寄り添いますように…。
今日も、『柚香の森』に来てくださってありがとうございます。
ゆっくりと、本との時間をお楽しみください。
生命式(河出書房新社)村田沙耶香
¥1,540
【良好・初版】『生命式』村田沙耶香|短編集・芥川賞作家|河出書房新社|古本・初版あり|9784309028309 ≪初版≫ 2019/10/30発行 あなたが信じてきた「ふつう」は、誰のものだったのでしょう。 村田沙耶香さんの短編集『生命式』は、そんな問いを私たちの心にそっと差し出してきます。 表題作では、ある未来の世界で「死者を食べる」という儀式が当たり前に存在します。けれどそれは、決してグロテスクな世界ではなく、命を受け継ぐことの「新しいかたち」として描かれているのです。 私がこの本を仕入れたのは、「怖さ」や「違和感」の中に、どこか救いのような優しさを感じたからでした。 世界に馴染めないような気がした時、「それでも、ここにいていい」と思わせてくれる本です。 常識に縛られて息苦しいとき、 自分だけがズレている気がするとき── そんな誰かの心に、そっと寄り添ってくれる12の物語。 もし今、あなたの中にこの本の言葉が響くなら── そっと、ページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバー・帯ともにきれいで、本文も書き込みや汚れはありません。 初版・帯付きの貴重な一冊です。 丁寧に梱包し、追跡付きのクリックポストにてお届けいたします。どうぞ安心してお求めください。
青春は再び来らず デュ・モーリア作品集2(三笠書房)ダフネ・デュ・モーリア/大久保康雄訳
¥1,900
【絶版・1967年第2版】『青春は再び来らず デュ・モーリア作品集2』ダフネ・デュ・モーリア|三笠書房|絶版・古本・箱付き ≪2版≫1967/3/10発行 過ぎてしまった時間をふと思い返し、「あの瞬間はもう戻らない」と胸が締めつけられることはありませんか。 ダフネ・デュ・モーリアの『青春は再び来らず』は、そんな感覚に静かに寄り添う物語です。彼女の筆はサスペンスやロマンスを越えて、人の心の奥に潜む孤独や欲望をすくい上げ、登場人物たちの揺れる心模様を鮮やかに描き出します。 私がこの本に惹かれたのは、登場人物の選択や葛藤がどこか自分自身の姿と重なって見えたから。読み終えた後には「人は誰しも迷いながら、それでも前に進んでいるのだ」と、そっと励まされるような余韻が残りました。 日々の中で心がざわつくとき、自分の気持ちを整理したいときに。もし今、この言葉に響きを感じたなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 ※1967年第2版。箱に経年劣化や傷みあり。本体にシミ、汚れ、スレがありますが、カバー付きで概ね良好です。 絶版の希少本ですので、古書としての味わいを楽しんでいただければ幸いです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
恋人たちはせーので光る(リトルモア)最果タヒ
¥980
【非常に良い・初版】『恋人たちはせーので光る』最果タヒ|恋と孤独の詩集|初版・非常に良い|古本 たとえば、誰かに伝えたい気持ちがあるのに、言葉にならないとき。 そんなとき、この詩集は、あなたのかわりに語ってくれるかもしれません。 最果タヒさんの『恋人たちはせーので光る』には、恋、孤独、希望、壊れそうな自分──そんな繊細な感情が、静かでやさしい言葉で綴られています。 読んでいるうちに、あの日置き去りにした想いが、ふっと浮かんでくるかもしれません。 柚香の森では、詩の余白や言葉のかたちまでもが、まるでアートのように感じられて、そっと心を照らしてくれるような一冊だと感じて、丁寧に棚に並べました。 「言葉に救われる瞬間がある」と信じるあなたへ。 もし今、心が少しだけさびしい夜なら──この詩集がそっと寄り添ってくれるかもしれません。 あなたの中の、小さな光を見つけるための一冊に。 どうぞ、そっとページを開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。表紙・本文ともにきれいで、全体に使用感はほとんどありません。
にっぽん製(朝日新聞社)三島由紀夫
¥5,600
【古書・初版1953年】『にっぽん製』三島由紀夫|初版1953年|絶版希少本|朝日新聞社|古書 古い本を手に取るとき、時の重みを掌に感じることがあります。 三島由紀夫『にっぽん製』は、戦後間もない日本を舞台に、西洋と日本の価値観が交錯するなかで描かれた恋と葛藤の物語。 パリから戻ったデザイナー美子と、素朴な柔道家・正の出会いが織りなす人間模様には、時代を超えて心に響く普遍さがあります。 私自身、この本を手にしたとき、紙のヤケやカバーの傷みにも「長く愛され、残されてきた証」を感じました。 古書ならではの味わいを大切にしてくださる方に、ぜひ受け取っていただきたい一冊です。 現代に生きる私たちもまた、新しさと古さの狭間で揺れています。 この本は、そんな迷いに静かに寄り添い、「あなたの選ぶ道を信じていい」と語りかけてくれるように思うのです。 もし今、この言葉が胸に響いたなら──そっとページを開いてみてくださいね。 ※初版1953年発行の古書です。全体に経年のヤケ、ビニールカバーの傷みがありますが、通読には支障ありません。
詩ふたつ (クレヨンハウス) 長田弘
¥3,870
【非常に良い】第16刷|2020/11/10|詩ふたつ|長田弘|詩画集|クレヨンハウス|古本|単行本 「花を持って、会いにゆく」「人生は森のなかの一日」の2篇 言葉をたくさん読む元気はないけれど、心を少し整えたい。そんな時に、この本は静かに寄り添ってくれます。 『詩ふたつ』は、長田弘さんのやわらかな詩と、グスタフ・クリムトの樹木や花々の絵が重なる詩画集です。死別や喪失、人生の痛みを大きな声で慰めるのではなく、ただ急がなくていいと伝えるように置かれているんですよね。 詩が苦手な方にも入りやすい造本と内容だと思い、柚香の森でも仕入れました。 疲れや負けを派手に励まされるのではなく、静かに受け入れたい夜に、そっとひらいてみませんか。 ※函・帯付きです。表紙にごく軽いスレあり。本文はきれいで、小口にも気になる傷み ヤケ、汚れはありません。美品です。においは自然な紙のにおいです。
ちいさなちいさな王様 (講談社) アクセル・ハッケ/那須田淳・木本栄訳
¥890
【良好】第24刷|2002/8/29|ちいさなちいさな王様|アクセル・ハッケ|大人の絵本|講談社|古本|単行本 少し疲れていて、時間の流れや自分の年齢をやさしく見つめ直したいときに、この本は静かに寄り添ってくれます。 『ちいさなちいさな王様』は、不思議な王様との出会いを通して、成長すること、老いること、世界の見え方についてそっと問いかけてくる物語です。子どもの本のように見えて、読んでいるうちに大人の心へ深く残るんですよね。大人が読むべき絵本として長く手渡されてきた定番作なので、柚香の森でも節目の一冊として仕入れました。 急いで答えを出したいときより、少し立ち止まって、自分の今をやさしく抱きしめたい夜に開いてみてほしい本です。 この物語の力が、強く励ますことではなく、時間や成長や老いを静かに受けとめ直すことにあるからです。 読後に残るのは刺激よりも、少し呼吸が深くなるような静けさです。夜にひらく本として、とてもよく似合います。 ※帯はありません。表紙に軽いスレがありますので、その点は先にお伝えします。本文はきれいで、小口にも大きな問題はありません。においは自然な紙のにおいです。
縫いながら、紡ぎながら (TAC出版)アニエス・マルタン・リュガン/徳山素子訳
¥50
SOLD OUT
【非常に良い】初版|2020/2/20|縫いながら、紡ぎながら|アニエス・マルタン・リュガン|再出発|TAC出版|古本|単行本 自分の気持ちを後回しにすることに、いつのまにか慣れてしまった方へ。 この物語は、傷つきながらも、自分の人生をもう一度選び直していく女性の再出発を描いたフランス小説です。 仕事や夫婦関係の苦しさもきちんと通るので、ただ甘く慰めるだけの本ではありません。 そのぶん、読み終えたあとには「私も立ち止まっていいし、選び直していい」と、静かに心がほどけていくんですよね。刺さる人に深く刺さる良質本として、柚香の森でも大切に仕入れました。 読後に残るのも、「誰かとの関係」以上に、自分を選び直していいという静かな手応えです。 軽い気晴らしより、自分のこれからを見つめたい時期に、そっと開いてみませんか。 ※帯付きです。目立つ傷みは見当たらず、本文はきれいで、小口にも大きな問題はありません。全体に良好な状態です。匂いは自然な紙のにおいです。
冬の夜ひとりの旅人が (白水社) イタロ・カルヴィーノ/脇功訳
¥2,380
【非常に良い】4版|2020/12/5|冬の夜ひとりの旅人が|カルヴィーノ|読書小説|白水社|古本|新書 最近、本を読む喜びから少し遠ざかっている方にこそ、そっと手に取っていただきたい一冊です。 『冬の夜ひとりの旅人が』は、読みかけた物語が途切れ、その続きを追ううちに、読む人自身が物語の迷路へ入っていく小説。 20世紀イタリア文学を代表するカルヴィーノらしい知性と遊び心が詰まっていて、「本を読むとはどういうことか」を新鮮に問い返してくれます。 癒やしというより刺激のある読書ですが、読後には、読むことへの感覚が少しほぐれて戻ってくるんですよね。 本そのものが好きな方、読書の火をもう一度灯したい方に、静かにおすすめしたいです。 ※帯なし。表紙に少しスレがあり、地にも少し汚れがあります。本文はきれいな状態です。匂いは自然な紙のにおいです。
がらんどう(集英社)大谷朝子
¥870
【非常に良い】第2刷|2023/3/15|がらんどう|大谷朝子|女性の生き方|集英社|古本|単行本|9784087718287 恋愛や結婚、出産といった「こう生きるのが自然」とされる道筋に、うまくなじめない気持ちを抱えたことのある方へ。 『がらんどう』は、誰かと生きることの近さと遠さ、言葉にならない空白を静かに見つめる小説です。派手な展開で引っぱるというより、二人の関係や心の揺れを丁寧にたどっていくところに、この作品の強さがあるんですよね。 発売から少し時間が経っても、「女性の生き方」を考える本として読み返される一冊だと感じ、柚香の森でも仕入れました。 人の期待に合わせ続けて少し疲れたとき、自分の輪郭をそっと確かめるように読んでいただきたい本です。 ※帯に軽いヨレとシワがあります。本体・本文はきれいで、小口のヤケもほとんどありません。匂いは強いものではなく、紙の自然なにおいです。
三島由紀夫短篇全集2 夜の支度 (講談社) 三島由紀夫
¥1,320
【良好】初版|1971/2/20|夜の支度|三島由紀夫|短篇集・心理|講談社|古本|単行本 人の感情が少し騒がしく見える日には、かえって三島由紀夫の短篇が、心を澄ませてくれることがあるんですよね。 『夜の支度』は、戦後まもない時期の三島文学の熱と緊張をたたえた短篇集で、美しさ、残酷さ、虚栄、孤独が、短い物語の中に鋭く凝縮されています。 読むときの自分の心の状態によって、劇薬にも清涼剤にもなる。その両方をこの第2巻がよく含んでいると感じ、仕入れました。 人間関係の機微や、言葉にならない競り合いに疲れた方、三島文学の核を短篇から辿りたい方におすすめです。 講談社版ならではの静かな造本も含めて、紙でゆっくり味わっていただきたい一冊です。 ※函・帯あり。函角スレとイタミ、経年ヤケ、ところどころシミ、古本のにおい、ビニールコーティング個体です。三島文学の初期短篇を紙で味わいたい方、心理描写や戦後文学に惹かれる方に。送料込みでお届けする初版古本・講談社古書です。
東西不思議物語(毎日新聞社) 澁澤龍彦
¥1,620
【良好】2版|1977年|東西不思議物語|澁澤龍彦|幻想文学・博物誌|毎日新聞社|古本|単行本 現実の輪郭が少し固く感じられる日に、こういう本は、心を別の場所へそっと連れ出してくれるんですよね。 『東西不思議物語』は、澁澤龍彦が古今東西の怪奇、幻想、伝承の断片を、美意識と教養をたたえた言葉で辿ってゆく一冊です。 なかでも毎日新聞社版のこの装丁には、内容そのものと響き合う妖しく静かな気配があり、本という物の魅力まで含めて手元で味わいたくなります。 幻想文学や博物誌、創作の源泉を探している方には、とてもよく似合います。 説明しきれないものに惹かれる気持ちを、安心して持っていてよいのだと教えてくれる本です。 急がず、静かに出会っていただけたらうれしいです。 ※帯つきですが、表紙・天小口地にヤケ、シミ、汚れがあり、本文にも点在するシミがあります。古本特有のにおいは明確にありますが、強い刺激臭ではありません。状態は写真とあわせてご確認ください。
ヘヴン(講談社) 川上未映子
¥1,100
【良好・初版】2009/9/1|ヘヴン|川上未映子|講談社|古本|単行本 読むのに気力がいる本なのに、なぜか手放せない本があるんですよね。 『ヘヴン』は、少年の痛みと孤独をまっすぐ見つめながら、いじめや救い、善悪のありかまで静かに問いかけてくる長編です。 やさしい物語ではありません。でも、その厳しさの奥に、目をそらさず生きるための言葉がたしかに残ります。 川上未映子さんの作品のなかでも、とくに読む人の心を深く揺らす一冊だと思います。 今回のお品は本文はきれいですが、帯・表紙のスレ、天小口地のヤケとシミ、古本のにおいがあります。状態よりも内容を大切に、初版単行本で読みたい方へ。 静かに受け止めたい日に、手に取ってみませんか。 ※帯・表紙にスレとヤケ、天・小口・地にヤケとシミがあります。本文はきれいで、通読に問題はありません。においは古書臭(軽)がある状態です。
黄色い雨 (ヴィレッジブックス) フリオ・リャマサーレス/木村榮一訳
¥2,980
【非常に良い・3版】2007/10/18|黄色い雨|木村榮一訳|ヴィレッジブックス|古本|単行本 誰にも見られないまま、静かに朽ちていくものに心が引かれる日があるんですよね。 『黄色い雨』は、廃村にひとり残された老人の時間を通して、孤独や喪失、記憶の重みを、息をひそめるような文章で描いた小説です。 派手な出来事で引っぱる本ではありません。 でも、その静けさの奥にあるものがあまりに深く、読み終えたあと、自分の内側の沈黙まで照らされるような読後感があります。 私は、ヴィレッジブックス版のこの装丁と、木村榮一さんの透徹した訳文に惹かれて仕入れました。 急いで読む本ではなく、言葉の気配をゆっくり受け取りたい方、孤独や時間について静かに考えたい方に、お迎えいただけたらうれしいです。 ※帯あり。表紙にごくわずかなスレはありますが、ヤケはほとんどなく、本文・小口ともにきれいな状態です。匂いは古書臭ではなく紙のにおい程度で、目立ったにおいはありません。
インヴィジブル (新潮社) ポール・オースター/柴田元幸訳
¥2,180
【良好・初版】2018/9/25|インヴィジブル|ポール・オースター|新潮社|古本|単行本 人は、自分の人生をどこまで本当に語れるのだろうt…。そんな問いが、読みはじめてほどなく胸に残る本です。 『インヴィジブル』は、暴力、愛、記憶、そして語りの曖昧さが幾重にも重なり、事実だと思っていたものが静かに揺らいでいく長編小説です。 私は、読み終えたあとに物語の中身だけでなく、自分の記憶の輪郭まで確かめたくなるところに惹かれて仕入れました。 ポール・オースターらしい知的な仕掛けがありながら、決して冷たくはなく、人間の弱さや孤独にも深く触れてきます。 考えながら読む本が好きな方、読後もしばらく物語の気配を抱えていたい方に、そっとおすすめしたい一冊です。 ※帯あり。帯と表紙にスレがありますが、本文はきれいで、小口・天・地のヤケはほとんどありません。においは古書臭ではなく古本のにおい(軽)です。
雪のひとひら (新潮社) ポール・ギャリコ/矢川澄子訳
¥1,280
【良い・初版】1975/11/5|雪のひとひら|ポール・ギャリコ|新潮社|古本|単行本 生きていると、うれしいことだけではなくて、別れやさびしさまで抱えながら前へ進む時期がありますよね。 『雪のひとひら』は、ひとつの雪が生まれ、愛し、出会い、別れ、そして自分の生の意味にたどり着くまでを、静かに見つめる物語です。 私はこの本の、やさしさの奥にある凛とした強さに惹かれて仕入れました。 読むほどに、人生の出来事にはすぐ言葉にならない意味があるのだと、そっと教えられるんです。 ポール・ギャリコと矢川澄子の組み合わせならではの、澄んだ美しさも格別です。立ち止まりたい夜に、長く手元に置く一冊として迎えてみませんか。 ◆新潮社は本作を、自然の姿に託して女性の人生を綴る物語として紹介しています。 ※ビニールカバー・帯付きです。本文はきれいですが、表紙背・天・小口・地に経年のヤケがあります。そのため古本らしいにおいがあります。
おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う (小学館) ガブリ・ローデナス/宮崎真紀訳
¥1,080
【非常に良い】初版|2021/2/27|おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う|小学館|古本|単行本 人生が少しずつ自分から遠のいていくように感じる日って、あるんですよね。 そんなとき、この物語は静かに肩をたたいてくれます。 90歳のマルおばあちゃんが、青い自転車でまだ見ぬ孫を探しに旅へ出る――その道のりは、家族を探す旅であると同時に、自分の人生をもう一度抱きしめ直す旅でもあります。 私はこの本の、結論を急がず、人との出会いのなかで少しずつ心がほどけていく感じが好きで仕入れました。 哲学寓話のようなやさしさがあり、立ち止まりたい方、疲れた心をあたためたい方におすすめです。 夜更けに、ゆっくり読んでみませんか。 ※帯付きで全体に非常にきれいな状態です。本文も良好で、小口のヤケもほとんど見られません。においは古本のにおい(軽)です。
愛の夢とか(講談社)川上未映子
¥1,480
【非常に良い】初版|2013/3/29|愛の夢とか|川上未映子|短篇集|講談社|古本|単行本 うまく言葉にできない気持ちほど、ほんとうは長く心に残るものかもしれません。 『愛の夢とか』は、日々のなかにひそむ孤独や親しさ、記憶のゆらぎを、川上未映子らしいやわらかな鋭さで掬いあげる短篇集です。 結末を急がず、読んだあとに自分の過去をぼんやり振り返りたくなる余韻があり、その静けさに私は強く惹かれました。 効率や正解ばかりが先に立ちやすい今だからこそ、少し立ち止まって、自分の感情の奥を見つめたい方に手渡したい一冊です。 2013年刊、谷崎潤一郎賞受賞作。 夜にひらく読書として、そっと迎えてみませんか。 ※帯二重・受賞帯付きで、全体に美品と言える状態です。表紙にごく軽いスレはありますが、本文・小口はきれいです。においは強い古本臭ではなく、紙の香りがふわっと残る程度です。
緩やかさ(集英社)ミラン・クンデラ
¥1,350
【良好・初版】『緩やかさ』ミラン・クンデラ|哲学的文学と静かな癒し|集英社|古本・初版・状態良好|ISBN9784087732347|単行本 ≪初版≫ 1995/10/10 発行 心のなかが少し慌ただしい日って、ありませんか? 朝の支度、メールの返信、頭の中の「やらなきゃ」でいっぱいになる日常。そんな時こそ、ふと立ち止まってみたくなる一冊があります。 ミラン・クンデラの『緩やかさ』は、パリ郊外の古城で起こる一夜の愛の物語を軸に、18世紀の騎士と現代人の姿を静かに重ね合わせて描かれています。時間の流れそのものをテーマにした、不思議な優しさを湛えた小説です。 この本を初めて手に取った時、私は「立ち止まることは、怠けることじゃないんだ」と気づかされました。 物語が、まるで詩のようにゆるやかに語られていて、読みながら肩の力がすっと抜けていったのです。 読後には、何かを成し遂げたような達成感よりも、ただ「生きていていいんだ」という、静かな安堵が胸に広がりました。 最近、心が少しせわしなく感じている方── 何もせず過ごす時間に罪悪感を覚えてしまう方へ。 この一冊が、あなた自身の「心の時間」を思い出させてくれるかもしれません。 もし今、あなたの中にこの本の言葉が響くなら── そっと、ページをめくってみてくださいね。 本の持つやさしさが、必要な誰かに届きますように──心から、そう願っています。 ※良い状態の古本です。小口、天に経年のヤケとカバーにわずかなスレが見られますが、本文はきれいで、紙の質感にも味わいがあります。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
犯罪小説集(集英社文庫)谷崎潤一郎
¥480
【良好・2版】『犯罪小説集』谷崎潤一郎|耽美と心理のミステリー短編集|集英社文庫|古本・状態良好|文庫本 心の奥には、言葉にできない影のような感情が潜んでいることがあります。 それにそっと光を当てるように、この本は静かに語りかけてきます。 『谷崎潤一郎 犯罪小説集』は、日常の隙間に潜む狂気や欲望を、耽美的な筆致で描いた短編集。 現代ミステリーとは一味違う、ゆるやかで、でも確かに胸を打つ“心の揺らぎ”がそこにあります。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、ただの「犯罪小説」ではなく、人間の奥深さや、闇に潜む美しさを丁寧に描いていたから。 読後には、不思議と静けさと余韻が残ります。 ミステリーが好きな方にも、普段あまり読まない方にも──。 もし今、あなたの心の中に小さなざわめきがあるなら、そっとこの本を手に取ってみてください。 きっと、思いもよらぬ感情と出会えるはずです。 影があるからこそ、美しさが引き立つこともあります。 どうぞ静かな夜に、この物語の深みに触れてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレが見られますが、本文はきれいです。
完璧な病室(中公文庫)小川洋子
¥600
【良好・初版】『完璧な病室』小川洋子|短編集・初期代表作|中公文庫|古本|9784122044432|文庫本|2004/11/25発行 ときどき、日常の片隅で説明のつかない「違和感」に心がとまることはありませんか。 小川洋子さんの『完璧な病室』は、そんな不思議な感覚に静かに寄り添ってくれる短編集です。 表題作では、病に冒された弟と姉、そして医師との関わりを通して、生と死の境い目にある繊細な心が描かれています。 他にも「揚羽蝶が壊れる時」「冷めない紅茶」「ダイヴィング・プール」など、透明感のある文体で人の心の奥に触れていく作品が収められています。 私自身、この本に出会ったとき、何気ない日常の中に潜む「見過ごしていたもの」を見せてもらった気がしました。 読後には、不安や迷いさえもやわらかく抱きしめてくれるような余韻が残ります。 最近、心がざわついている方へ。もし今、この世界に耳を澄ませたいと思われたなら──どうぞ静かにページを開いてみてくださいね。 ※経年によるヤケがありますが、カバー・本文ともに良好な状態です。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。
私の消滅(文藝春秋)中村文則
¥1,000
【非常に良い・初版】『私の消滅』中村文則|記憶と心理の長編小説|文藝春秋|古本|単行本|2006/6/20発行 「私は本当に“私”なのだろうか」── そんな問いが、ふいに胸をよぎることがあります。 中村文則さんの長編小説『私の消滅』は、記憶と人格のあわいをたどる、静かで緊張感のある物語。 記憶に欠落を抱える女性と、心療内科医との対話の中で、真実がゆっくりと浮かび上がっていきます。 この本を仕入れたのは、自分の過去や心の奥に向き合う勇気をくれる一冊だから。 読み進めるうちに、自分自身の中に眠っていた「見たくなかった部分」にも、そっと光を当てられるような感覚がありました。 心がざわついている方、何かを見失っているように感じている方へ。 この物語は、きっと静かに寄り添ってくれます。 もし今、あなたの中に何か小さな違和感を感じているのなら── その気持ちのまま、ページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともに目立つ傷みはなく、きれいに保たれています。初版・帯付き・ハードカバー版。 ▶中村文則さんをもっと知りたい方は ショップブログ>2025/9/18 をご覧ください。
破局(早川書房)デュ・モーリア/吉田誠一訳
¥50
SOLD OUT
【非常に良い・初版】『破局』ダフネ・デュ・モーリア|心理短編集・孤独と運命|早川書房|古本・初版・状態良好|ISBN9784152087270|単行本|2006/5/31発行 心の中に言葉にしづらい影を抱えること、誰にでもありますよね。 デュ・モーリアの短編集『破局』には、そんな影にそっと触れてくれる物語が収められています。 6つの物語には、孤独や不安、そして突然訪れる運命の転換が描かれています。予測できない展開と、人物の心理を細やかにとらえる筆致は、読んでいるうちに自分自身の気持ちと重なる瞬間を生み出してくれるのです。 当店がこの本を手選んだのは、「影を抱えたままでも生きていける」と優しく教えてくれるように感じたからなんです。 読み終えた後は、心に残る余韻が不思議と慰めになりました。 最近、気持ちがざわつく方や、自分の心の奥をそっと見つめ直したい方へ。 もし今、この本の静かな響きがあなたに届くなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともにきれいで、書き込みや汚れはございません。 <ダフネ・デュ・モーリアについて> ダフネ・デュ・モーリア(1907-1989)は、20世紀を代表するイギリスの作家。芸術家一家に生まれ、1931年にデビュー。代表作『レベッカ』は世界的成功を収めた。生涯の大半をコーンウォールで過ごし、独特の幻想的な作風で知られる。
小公女(新潮文庫)ランシス・ホジソン・バーネット
¥550
【非常に良い・5版】『小公女』フランシス・ホジソン・バーネット|名作児童文学|新潮文庫|古本|ISBN9784102214039|文庫本|2021/2/5発行 ときには、思いもよらない苦しみが降りかかることがあります。けれどその中でも「心まで奪われてはいけない」と教えてくれる物語があります。 フランシス・ホジソン・バーネットの『小公女』は、少女セーラが過酷な境遇にありながらも、勇敢さと想像力、そして人を思いやる心を失わずに生き抜く物語です。読むたびに、人の強さややさしさに胸を打たれます。 私がこの本を仕入れたのは、子どものころに読んで涙した記憶が、今も心に残っているからでした。大人になった今読むと、困難の中でなお輝きを放つセーラの姿が、自分を励ましてくれるのです。 人生のどこかで立ち止まっている方へ──。 もし今、心に小さな勇気が必要だと感じているなら、どうぞこの本をひらいてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともにきれいで、目立つ傷みはありません。 丁寧にクリーニングし、やわらかく包んでお届けいたします。
TIMELESS(新潮社)朝吹真理子
¥900
【良好・初版2018年】『TIMELESS』朝吹真理子|現代文学・家族小説|新潮社|古本|単行本|9784103284635 ≪初版≫2018/6/30発行 「恋愛も結婚も、必ずしも“ふつう”でなくていいのでは」──そんな問いかけに、立ち止まったことはありませんか。 朝吹真理子さんの『TIMELESS』は、恋愛感情を伴わずに結ばれた夫婦とその子の物語です。 高校の教室から広島、銀座、そして未来の奈良へと舞台は移り変わり、時間や記憶が静かに重なり合っていきます。 読みながら、私自身「普通」や「正しさ」にしばられていた心が、少しずつほぐれていくように感じました。 ページを閉じたあとに残るのは、“自分らしく生きてもいい” というやわらかな安堵感です。 最近、生きづらさを感じている方へ。 大切な人との関わりに迷うとき、静かに寄り添ってくれる一冊です。 もし今、この言葉が胸に響くなら──どうぞそっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいです。