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【非常に良い・2018年第19版】『から騒ぎ』シェイクスピア/小田島雄志訳|白水社|喜劇・恋愛劇|古本
¥500
『から騒ぎ』シェイクスピア/小田島雄志訳|恋愛喜劇・人間模様|白水社|古本・非常に良い|ISBN9784560070178 ≪19版≫ 2018/2/28発行 人との関わりの中で、ちょっとした誤解に心をかき乱されることはありませんか。 そんなときに思い出したいのが、シェイクスピアの喜劇『から騒ぎ』です。 恋人や友人の間に生まれるすれ違いが、時に滑稽で、時に切なく描かれます。 ベネディックとベアトリスのやりとりは、まるで言葉で遊ぶような軽快さ。 その先に訪れる心の通い合いは、読む人の胸をやわらかく温めてくれます。 私自身、この作品に触れたとき、「人は誤解を繰り返しながらも、互いに歩み寄る力を持っているのだ」と感じました。 読み終えた後には、不思議と心が軽くなり、人と向き合う勇気をそっともらえます。 最近、人間関係で心がざわついている方へ──この物語はやさしい風のように、あなたの気持ちを解きほぐしてくれるはずです。 もし今、心に響くものがあるなら、そっとページを開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはなく、ほぼ新品に近いきれいな状態です。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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【非常に良い・3版】『第二の性 LE DEUXIEME SEXE』シモーヌ・ド・ボーヴォワール|駿河台出版|古本
¥1,800
『第二の性』シモーヌ・ド・ボーヴォワール|駿河台出版|フランス語原書序文抜粋|古本・非常に良い 3版 2002/4/1発行 装丁:単行本(55ページ) ※本書は教本です。フランス語原文で構成されており、日本語訳文は掲載されておりません(巻末に訳注あり)。全文ではなく、序文のみの抜粋収録となっております。 書店で出会うことが少ない、少し特別な一冊があります。 シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』──本書はその原書フランス語による序文を抜粋した、希少なテキストです。 後半には日本語による注解が添えられ、学術的でありながらも、ひとつの読み物として静かに心を揺さぶってくれます。 「人は女に生まれるのではなく、女になるのだ」 その有名な言葉を、彼女自身の言葉でたどる体験は、翻訳を通してでは得られない確かな響きを持っています。 私自身、この薄い青い本を手にしたとき、時代も国も越えて「自由とは何か」という問いに向き合うきっかけをもらいました。 専門的な興味をお持ちの方にも、また自分の価値観を深めたい方にも。もし今、この本に惹かれる気持ちが芽生えたなら──その直感を大切にして、そっとページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。外装・本文ともにきれいな状態です。 スマートレター(送料無料)にて発送いたします。追跡はございませんが、丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。
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【良好・初版】『あたしの一生 猫のダルシーの物語』ディー・レディー/江國香織訳|飛鳥新社|古本
¥860
『あたしの一生 猫のダルシーの物語』ディー・レディー|江國香織訳|飛鳥新社|古本・初版・帯付|ISBN9784870314276 ≪初版≫ 2000/7/19発行 大切な存在と共に過ごした時間を思い出すとき、胸の奥があたたかく、そして少し切なくなることはありませんか。 『あたしの一生 猫のダルシーの物語』は、17年を生きた猫ダルシーが語る、ひとつの命の物語です。飼い主とのやわらかな日々、愛おしい時間、やがて訪れる別れ。そのすべてが、江國香織さんの瑞々しい訳を通して静かに伝わってきます。 私がこの本を手にしたとき、ページをめくるごとに、かつて共に暮らした猫の記憶がそっと蘇りました。命と向き合うことは、悲しみではなく、愛を知ることでもあるのだと気づかされます。 大切な存在を想う方へ。心をやさしくほどきたいとき、この物語はきっと寄り添ってくれるでしょう。 もし今、この本の声があなたの中に響いたなら──どうぞ静かに、ページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。帯付き。背表紙にヤケがありますが、本文はきれいで問題なくお読みいただけます。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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離れがたき二人(早川書房) シモーヌ・ド・ボーヴォワール/関口涼子訳
¥50
SOLD OUT
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫ 2021/7/15発行 ソフトカバー シモーヌ・ド・ボーヴォワール は、フランスの哲学者、作家、批評家、フェミニスト理論家・活動家。20世紀西欧の女性解放思想の草分けとされる『第二の性』執筆 ***** 20世紀初頭のパリ。 少女シルヴィーは、厳格な家庭で育ちながらも自分らしく自由を求めて生きる、ある少女と出会います。 たがいに強く惹かれ合う二人の友愛は、永遠に続くはずだったのです。 1954年に執筆されるも、発表されることのなかった幻の小説。 ***** ボーヴォワールがボーヴォワールになる までを描いている自伝的小説。 ボーヴォワールが書 いている他の本と筆致が違って、 少女同士の友愛 が、丁寧に、初々しく描かれていて、とってもいい のです。 原稿を読んだサルトルが出版しない方がいいと言っ て生前は発表されませんでした。 『第二の性 LE DEUXIEME SEXE』(駿河台出版) ※カテゴリー>海外文学>単行本 原書Le Deuxième Sexeの 序文のみを抜粋した書籍となり、 全文は掲載されておりません。 教科書ではありますが、特に問題の記載は無く 読み物としてお楽しみにいただけます。 日本語訳はありませんが、巻末に 難しい単語、表現に関する日本語訳あり
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【良好・初版】『記憶の中の一番美しいもの』カレル・ファン・ローン|血より深い家族の物語|講談社・ハードカバー|古本
¥800
『記憶の中の一番美しいもの』カレル・ファン・ローン|家族の愛と葛藤を描く物語|講談社 「家族って、血のつながりだけで決まるの?」 そんな問いに、静かに答えてくれる物語です。 『記憶の中の一番美しいもの』は、妻を亡くした父アーミンと、息子ボウとの関係を描いた世界的ベストセラー。 ボウは本当に自分の子なのか──血縁への疑念と、それでもあふれる愛情。 親子のきずなをめぐる葛藤が、繊細な筆致で綴られています。 私がこの本を選んだのは、「誰かを深く愛する」ことのかたちが、必ずしも一つではないと教えてくれたから。 読後には、そっと胸にぬくもりが残ります。 血のつながりよりも、大切なものがあると感じている方へ。 静かに心を揺さぶられる一冊です。どうぞ、ゆっくりとページをめくってみてくださいね。 ※【良好】状態(表紙にスレあり/本文はきれいです) 講談社・2002年初版・ハードカバー クリーニングの上、丁寧に梱包してお届けいたします。 親子のきずなについて、少し立ち止まって考えてみたくなったら── この物語が、きっと静かに寄り添ってくれますよ。
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【非常に良い・帯あり・旧訳】『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル|みすず書房|ハードカバー|古本
¥50
SOLD OUT
『夜と霧』旧訳・霜山徳爾訳|ヴィクトール・フランクル|みすず書房・古本 ヴィクトール・E・フランクル 著/霜山徳爾 訳/みすず書房/1994年12月20日 第18版/ISBN4622006014/ハードカバー・帯付き(旧訳版) 「もうダメかもしれない」── そう思ってしまう瞬間が、誰の人生にもあるのだと思います。 この本は、ナチスの強制収容所という極限の地で、すべてを奪われながらも“生きる意味”を探し続けた一人の精神科医による、静かで強い記録です。 けっしてドラマチックではありません。 ただ、凍えるような現実の中で、それでも「誰かを想うこと」「小さな美しさに気づくこと」──その一瞬が、人を人のままでいさせる。 そんなことを、深く思い出させてくれます。 私がこの本を選んだのは、苦しみから目をそらさず、それでも希望を見つけようとする姿があるから。 つらさの中にいる方へ。 自分を責めてしまいそうな日々を過ごしている方へ。 もし今、あなたの中に言葉にならない痛みがあるのなら── この本がそっと寄り添ってくれるかもしれません。 ゆっくりと、ひとつの言葉に出会いにきてください。 ▶本書は霜山徳爾による「旧訳版」です(ドイツ語原書からの直接翻訳)。 新訳(池田香代子訳)とは異なり、フランクルの原文に忠実な重みと静けさをたたえた訳文です。 ※非常に良い状態のお品です(ハードカバー・帯あり)。 経年を考慮しても状態良好で、本文に書き込み等は見られません。 大切に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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【良好】『あの本は読まれているか』ラーラ・プレスコット|東京創元社|冷戦×文学×女性たち|古本
¥1,100
『あの本は読まれているか』冷戦×文学の実話小説|東京創元社|古本・良好 ラーラ・プレスコット・著/吉澤康子・訳/東京創元社/2020年8月7日 第3刷/ISBN9784488011024/ソフトカバー 「たった一冊の本が、世界を動かす── そんな物語が、本当にあったなんて。」 『あの本は読まれているか』は、冷戦時代のアメリカとソ連を舞台に、“言葉”の力をめぐる実話をもとにした小説です。 物語の中心にあるのは、かの有名な『ドクトル・ジバゴ』。 映画にもなったこの愛の物語が、実は冷戦下のプロパガンダとして秘密裏に利用されていた──そんな衝撃の背景が描かれます。 自由を求める作家たち、真実を届けようと奔走した女性たちの姿。 本を信じる気持ちと、命がけで言葉を守ろうとする人々の姿が、静かに、でも力強く胸に残ります。 本の力を信じたい方、歴史の裏側にある“もうひとつの物語”に触れてみたい方に、そっとおすすめしたい作品です。 「読むこと」が、こんなにも切実で、希望に満ちた行為なのだと教えてくれる一冊です。 どうぞ、ごゆっくりお手にとってみてくださいね。 ※カバーにわずかなスレなど経年感はありますが、本文状態は良好です。 丁寧にクリーニング・梱包し、お届けいたします。 <ラーラ・プレスコットについて> ラーラ・プレスコット(Lara Prescott)は、アメリカの小説家。デビュー作『あの本は読まれているか』が世界的ベストセラーとなり注目を集めました。冷戦下のスパイ活動と文学の力を描いた本作は、20か国以上で翻訳され、高い評価を受けています。
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【良好・第2版】『愛』ウラジーミル・ソローキン|ハードカバー|ロシア文学・近未来・問いを残す物語|古本
¥1,800
『愛』ウラジーミル・ソローキン|近未来×愛の哲学小説|ロシア文学・古本 「“愛”とは、ここまで深く、奇妙で、美しいものなのかもしれません──」 そんなふうに感じさせてくれる、不思議で鋭い物語です。 舞台は、愛を人工的に管理する近未来のロシア。 その中で、真実の愛を求めて苦悩するひとりの男の姿が描かれます。 この本は、やさしさだけでは語れない“感情の深み”に、そっと光を当ててくれます。 読後にはきっと、「愛とは何か」と自分に問いかけたくなるでしょう。 人間関係に疲れている方、愛に迷っている方へ── 物語を通して、心の奥の小さな声に気づけるかもしれません。 少し刺激的で、でも確かに心に残る一冊。 そっと、手に取ってみませんか? この作品は、「読んで癒される」だけでなく、「読んで自分に問い直す」ことを促してくれる貴重な一冊です。 ※カバーにわずかなスレや経年感がありますが、全体的に良好な状態です(ハードカバー・第2版)。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。 <ウラジーミル・ソローキンについて> ウラジーミル・ソローキン( 1955年生まれ)は、現代ロシアを代表する作家・劇作家。ソ連体制への風刺や過激な表現で知られ、前衛的かつ挑発的な作風が特徴。代表作に『青い脂』『愛』などがあり、国内外で高い評価を受けています。
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【良好・初版】『プラムバン』ジェシー・レドモン・フォーセット|新水社|肌の色と自分らしさをめぐる物語|古本
¥1,060
『プラムバン』ジェシー・R・フォーセット|黒人女性の自分探しの物語|新水社・古本 ジェシー・レドモン・フォーセット/風呂本惇子 監訳/新水社/2013年4月5日 初版/ISBN9784883851560/ソフトカバー 「自分の居場所が、どこにもないように感じてしまう時に――」 そんなとき、そっと開いていただきたい一冊です。 1920年代、アメリカ。 肌の色の“ほんの少しの違い”が、夢も愛も左右してしまう時代に生きる少女・アンジェラ。 彼女が何者かになろうとあがきながら、自分自身の「誇り」と「美しさ」を見つけていく物語です。 私自身も長く「わたしは何者なんだろう」と悩んできたからこそ、この物語の静かな強さに惹かれました。 それは、決して声を荒げることなく、自分を信じる力に満ちているのです。 自分らしさに迷っている方。 マイノリティとしての生きづらさを感じている方へ──。 読書セラピーの視点からも、心にそっと灯りをともすような一冊です。 どうぞ、ご自分のペースで、ゆっくりと読んでみてくださいね。 この本が、ただの物語ではなく、「わたし」を見つめる静かな旅の始まりとなりますように。 ※カバーにわずかなスレなどの経年感がありますが、全体的に良好な状態です。 ソフトカバー・初版本。丁寧にクリーニング・梱包して、心を込めてお届けいたします <ジェシー・レドモン・フォーセットについて> ジェシー・レドモン・フォーセット(1882–1961)は、ハーレム・ルネサンスを牽引した作家・編集者。『クライシス』誌で多くの黒人作家を支援し、自身も人種や女性の葛藤を描いた作品を発表。再評価が進む文学界の先駆者です。
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【非常に良い・初版】『ロスト・レイセン』マーガレット・ミッチェル|講談社|恋と誇りの原点を描く物語|古本
¥890
『ロスト・レイセン』マーガレット・ミッチェル|初恋が綴られた原点の物語|講談社・古本 マーガレット・ミッチェル・著/講談社/1996年5月20日 初版発行/ISBN4062080745/ハードカバー 「ほんとうに大切なものって、何だろう?」 南北戦争下のアメリカ南部を舞台に、愛と誇りのはざまで揺れる女性の心を描いた物語。 静かな文章の奥に、切なくて、でもどこか希望の光を感じさせるような気配があります。 この本を選んだのは、「強く見える心の中にある、ふるえるような弱さ」にそっと光を当てていると感じたから。 誰かを想う気持ちや、自分を信じることの大切さが、じんわりと染みてきます。 まだ15歳だったマーガレット・ミッチェルが、初恋の人に宛てて綴った物語と手紙が収められた、小さな宝石のような一冊です。 のちに『風と共に去りぬ』を生み出す彼女の、若く澄んだ感性がそのまま息づいていて、ページをめくるたびに、心がふわりとあたたかくなります。 恋に迷っている方、過去に立ち止まってしまっている方へ。 読書セラピーの視点からも、自分の感情をそっと見つめ直したいときに、おすすめの一冊です。 もし今、この本の中の言葉が少しでも気になったら──どうぞ、静かにページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態のお品です(ハードカバー・初版・カバー美品)。経年を考慮してもとても丁寧に保管されています。 クリーニングのうえ、心を込めて丁寧に梱包してお届けします。 <マーガレット・ミッチェルについて> マーガレット・ミッチェル(Margaret Mitchell)は、1900年アメリカ・ジョージア州アトランタ生まれの作家・ジャーナリストです。彼女の代表作であり、唯一の長編小説『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』は、南北戦争を背景にした壮大な愛と再生の物語で、1936年の発表直後から世界的なベストセラーとなりました。 この作品で彼女は1937年にピューリッツァー賞を受賞し、1939年にはヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブル主演で映画化され、映画史に残る名作としても知られています。作家としての活動期間は短いものの、アメリカ文学に多大な影響を与えた人物です。
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【良好・初版】『赤い魚の夫婦』グアダルーペ・ネッテル|現代書館|短編集・心の揺れに寄り添う物語|古本
¥1,300
『赤い魚の夫婦』グアダルーペ・ネッテル|生き物と感情の短編集|現代書館・古本 グアダルーペ・ネッテル 著/宇野和美 訳/現代書館/2021年8月31日 初版/ISBN9784768459058/ハードカバー 心の奥のざわざわ、気づかないふりしてないですか? 『赤い魚の夫婦』は、夫婦の距離、親になること、孤独や不安といった“言葉にならない感情”を、猫や赤いベタ、蛇や菌といった生き物たちを通して描いた短編集です。 舞台はメキシコ、パリ、コペンハーゲン──。 どの物語にも「ここじゃないどこか」の空気がありながら、「でもたしかにここにある感情」が宿っています。 この本を選んだのは、読んだあとに、自分でも気づいていなかった感情に、そっと名前をつけられるような読書体験があったから。 読書セラピーの視点からも、心の奥を静かに見つめ直したい方へおすすめしたい一冊です。 どうぞ、あなたのペースでページを開いてみてくださいね。 読むことでしか届かない場所が、きっとある。 この短編集が、あなたの心の片隅にそっと触れてくれますように──。 ※カバーに小さな汚れがありますが、表紙以外はとてもきれいで、本文は良好です。 初版・ハードカバー。丁寧にクリーニングのうえ、心を込めて梱包・発送いたします <グアダルーペ・ネッテルについて> グアダルーペ・ネッテルは、1973年メキシコ生まれの作家。パリで博士号を取得し、スペイン語圏を代表する現代文学作家の一人。繊細な心理描写と独自の視点で国際的に高い評価を受けています。
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【非常に良い・帯付き】『友だち』シーグリット・ヌーネス|心に残る犬との時間|全米図書賞受賞作品・新潮社
¥1,300
『友だち』シーグリット・ヌーネス|犬と女性の心の再生の物語|全米図書賞受賞作・新潮社 「本当に大切な“友だち”って、誰のことを思い浮かべますか?」 ニューヨークで暮らす女性作家が、大切な友人を亡くしたあと、残された老犬アポロと共に過ごす日々──。 『友だち』(シーグリット・ヌーネス)は、喪失と孤独のなかで、少しずつ心を取り戻していく物語です。 私がこの本を選んだのは、「人と人との距離」「癒えない悲しみ」を、犬という存在がそっとつないでくれるように思えたから。 人生の後半に差しかかったとき、何を大切にして生きるのか──そんな問いに、静かに耳を澄ませたくなる一冊です。 喪失の痛みを抱えている方へ。孤独と向き合っている方へ。 この物語が、心の片隅にそっと灯りをともしてくれるかもしれません。 ※【非常に良い】状態(カバー・本文良好・帯あり) 新潮社・2020年2刷・ソフトカバー 清掃・除菌後、丁寧に梱包してお届けいたします。 もし今、心にぽっかり空いた場所があるなら── この本が、あなたと静かに寄り添い合える“友だち”になるかもしれません。
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【非常に良い・帯付き】『オルガ』ベルンハルト・シュリンク/松永美穂訳|新潮クレストブックス|女性の生き方を描く物語|古本
¥1,360
『オルガ』ベルンハルト・シュリンク|女性の生き方と孤独を描く物語|新潮クレストブックス 心の奥に、少しだけ痛みを抱えている方へ──静かに寄り添ってくれる物語があります。 ベルンハルト・シュリンク『オルガ』は、19世紀末から20世紀のドイツを舞台に、身寄りのない少女オルガが時代の荒波に翻弄されながらも、自分の言葉を支えに生き抜く姿を描いた物語です。 派手な展開はありません。 ただ、愛する人を想い続け、喪失や孤独を抱えながらも「私は私」と言える強さを失わなかったオルガの姿は、読む人の心にそっと響いてきます。 静かなまなざしの中に、生きていく知恵と癒しが宿る一冊。 もし今、心が少し疲れているなら──どうぞこの物語を通して、自分自身とやさしく向き合う時間を持ってみてくださいね。 ※【非常に良い】(カバー・帯・本文きれいな状態) 新潮クレストブックス・初版(2020年4月25日発行) ISBN9784105901653 ソフトカバー/帯付き 清掃・除菌済み、丁寧に梱包してお届けします。 「私は私」と言える強さを持つオルガの物語が、きっとあなたの心にも小さな光を灯してくれるはずです。
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【非常に良い・初版】『ある犬の飼い主の一日』サンダー・コラールト|新潮社|静かな日常小説|古本
¥1,200
『ある犬の飼い主の一日』老犬と静かに暮らす物語|新潮社|古本・初版美品 ◆2020年 リブリス文学賞受賞作品 『ある犬の飼い主の一日』は、サンダー・コラールトが紡ぐ、静かでやさしい物語。 老犬スフルクと暮らすヘンクの一日は、何気ないけれど、心にしみる時間の連なり。小さな出来事が、人生の輝きをそっと照らします。 大切な存在を愛おしく思う気持ち、あなたにもきっと伝わるはずです。 オランダ固有の犬種コーイケルホンディエのスフルクを溺愛するヘンクの姿に、私も胸が温かくなりました。どうぞ、じんわりと心に染みる読書を。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともにきれいで、丁寧に保管されていました。ソフトカバー/初版。ISBN9784105901882 防水梱包にて、心を込めてお届けします <リブリス文学賞とは?> リブリス文学賞は、Twitterの投票で決まる読者が選ぶ文学賞です。対象は、国内の新作小説と海外の初めて翻訳された小説。投票はハッシュタグをつけて行い、「国内部門」「海外部門」のどちらかだけでもOK。本好きの声が反映される、ちょっと特別な文学賞です。 <サンダー・コラールトさんについて> サンダー・コラールトさんはオランダ出身の小説家。代表作『ある犬の飼い主の一日』はオランダでベストセラーとなり、日本でも新潮クレスト・ブックスから翻訳出版された。生と死を巧みに描き、人生の意味を探求する作風が特徴。
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イングランド・イングランド(東京創元社) ジュリアン・バーンズ/古草秀子訳
¥50
SOLD OUT
良好(非常に良い/良好/並) 初版 2006/12/25発行 ISBN4488016391 ソフトカバー 「“本物”って、なんでしょうね?」 そんな問いかけから始まる物語に、私は静かに引き込まれていきました。 イングランドの伝統や歴史をそっくりそのまま再現し、テーマパーク化する壮大な計画――そこに巻き込まれた主人公マーサの目を通して描かれるのは、「本物」とは何かという深い問いです。 皮肉とユーモアに満ちたジュリアン・バーンズの筆は、現代社会の観光や消費文化をどこか冷ややかに、けれどどこか可笑しく描き出していきます。 読んでいると、気づけば自分の価値観まで静かに揺さぶられていて…「本物らしさ」って、誰が決めるんだろう?と、考えずにはいられませんでした。 イギリス文学や社会風刺がお好きな方、そして少し立ち止まって「今の時代」を見つめ直してみたい方に、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。 あなたも、“本物”と“偽物”のあいだを旅してみませんか? <ジュリアン・バーンズについて> ジュリアン・バーンズは1946年生まれのイギリスの作家。『フロベールの鸚鵡』で注目を集め、『終わりの感覚』でブッカー賞受賞。知的なユーモアと鋭い風刺で現代英国文学を代表する存在です。 ※丁寧な梱包を心がけております。簡易包装ですが、防水・緩衝材で保護してお届けいたします。
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【非常に良い・初版】『読書セラピスト』ファビオ・スタッシ|東京創元社|読書と再生の物語|古本
¥1,100
『読書セラピスト』ファビオ・スタッシ|癒しと本の処方箋|東京創元社|古本・美品 ISBN9784488016791 人生に迷ったとき、もし“本”を処方してくれる人がいたら――そんな想いに、そっと応えてくれる一冊です。 元国語教師のヴィンチェは、恋人にも職も失い、人生のどん底にいました。けれど、彼はある日から「読書セラピスト」として、悩める人に本を“処方”し始めます。そんな彼のもとで起きた不可解な失踪事件。残されたのは、本のリストだけ。物語はミステリーとしても展開しつつ、読書がもたらす癒しや再生の力を、じんわりと伝えてくれます。 「本って、こんなにも人に寄り添えるんだな」──そう思わずにはいられませんでした。文学の力が、心の奥のほころびにやさしく触れてくれるのです。 私がこの本を仕入れたのは、「本の力を信じたい」と思う気持ちに、そっと答えてくれる一冊だと感じたから。 読書が好きな方、人生に迷いを感じている方へ。きっと、あなたにぴったりの“処方箋”がこの本の中にあります。 まずは一緒に、ヴィンチェの旅に出てみませんか。 ※非常に良い状態の古本です。ハードカバー/初版(2022年発行)。カバー・本文ともにきれいに保管されており、通読に問題はありません。防水梱包にて、心を込めて丁寧にお届けいたします。 <ファビオ・スタッシについて> ファビオ・スタッシはイタリアの作家で、読書と人生のつながりを描く作品に定評があります。代表作『読書セラピスト』はシェルバネンコ賞を受賞し、ビブリオミステリとしても高く評価されています。
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【良好・初版】『囀る魚』アンドレアス・セシェ|西村書店|本と心の物語|古本
¥760
『囀る魚』アンドレアス・セシェ|本と出会いの物語|西村書店|古本・良好 ISBN9784890137268 静かな街角の古書店で、ふと人生が動き出すような瞬間って、ありませんか? 『囀る魚』は、そんな心にやさしくしみわたる一冊なんです。 舞台はアテネの旧市街。本の世界が何より好きな青年ヤニスが、偶然足を踏み入れた小さな書店で出会ったのは、静かに本を愛する女店主・リオ。 ページをめくるように少しずつ心を開いていくふたりのやりとりに、私は胸がじんわりあたたかくなりました。 本って、ただ読むものじゃないんですよね。ときに人と人を結びつけて、日常に小さな奇跡を運んできてくれるんです。 この本を仕入れたのは、本屋という場所が持つ“出会いの力”を、丁寧に描いてくれているから。 本や本屋が好きな方、そっと心を整えたい方にこそ、ぜひ読んでいただきたい物語です。 あなたの心にも、やさしいさざ波が広がりますように──そんな願いをこめて、そっとおすすめします。 ※良好な状態の古本です。ハードカバー/初版(2016年発行)。表紙にわずかなスレ・キズはありますが、本文はきれいで通読に支障はありません。防水梱包にて、丁寧にお届けいたします。 <アンドレアス・セシェについて> アンドレアス・セシェは、ドイツの作家・編集者。書店や本、文学をテーマにした作品を多く手がけており、代表作『囀る魚』では読書文化への愛情と繊細な人間描写が光る。詳細な経歴や受賞歴は公的情報が少なく、出版元による確認が望まれる。
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【良好・初版】『不快な夕闇』マーリケ・ルカス・ライネフェルト|早川書房|喪失と再生の物語|古本
¥1,790
『不快な夕闇』マーリケ・ルカス・ライネフェルト|喪失と再生を描く物語|早川書房|古本 ISBN9784152102119 大切な人を失ったとき、心はどこへ行くのでしょう。 『不快な夕闇』は、10歳の少女ヤスの視点から描かれる、喪失と罪、そして再生の物語です。 「兄が死にますように」と祈ってしまった夜から、彼女の世界は少しずつ崩れていきます。 赤いジャケットに守られるようにして、空想と現実の境界を漂いながら、自分の心と向き合っていくヤスの姿に、私は何度も胸を締めつけられました。 それでも、この本を仕入れたのは、“痛みと共に生きる”ことを、こんなにも静かに肯定してくれる物語だから。 もし今、心の奥に誰にも言えない感情があるなら── この本が、あなたのそばにそっと座ってくれるはずです。 どうぞ、ご自分のペースで、ゆっくり読んでみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。ソフトカバー/初版(2023年発行)。書籍自体は非常に良い状態ですが、表紙にわずかなスレがあるため「良好」としています。本文はきれいで通読に支障ありません。防水梱包にて丁寧にお届けします。 <マリーケ・ルカス・ライネフェルトについて> マリーケ・ルカス・ライネフェルト(1991年生まれ、オランダ)は、詩人・作家であり、詩集『仔牛の羊膜』でデビュー後、初の小説『不快な夕闇』で国内外で注目を集めました。2020年、29歳でブッカー国際賞を受賞し、世界的に認知されました。詩、小説、エッセイと幅広く活躍し、オランダ文学界の若き才能として高く評価されています。自身はノンバイナリーから男性として生きることを公表しています。
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白の闇 新装版(NHK出版) ジョゼ・サラマーゴ/雨沢泰訳
¥50
SOLD OUT
良好(非常に良い/良好/並) 初版 ソフトカバー 2008/5/30発行 ISBN9784140055434 ある日突然、目の前が真っ白に──そんな想像をしたことはありますか? 『白の闇』は、視界を奪う“白い病”によって人々の暮らしが音もなく崩れていく、衝撃の物語です。 誰もが理由も分からぬまま視力を失い、隔離された元病棟で生き抜こうとする人々。 食糧の奪い合い、支配と暴力の連鎖…。 極限状態のなかで、私たちが「人間らしさ」と呼んでいるものの正体が、あらわになっていくんです。 読むうちに、「見える」という当たり前がどれほど尊いことなのかに気づかされます。 そして、希望の光のように現れる“見える女性”の存在が、静かに、でも確かに、読む人の心にも光を届けてくれるんですよね。 この本は、癒しを与える物語ではないかもしれません。 でも、心の奥深くにある不安や問いに向き合い、気づきへと導いてくれる──そんな読書体験になると思います。 どうか、この白い世界の中で、あなた自身の「光」を見つけてみてくださいね。 <ジョゼ・サラマーゴについて> ジョゼ・サラマーゴ(1922–2010)は、ポルトガル出身の作家・劇作家。農家の息子として生まれ、高校中退後に整備工や新聞記者を経て、40代から本格的に執筆活動を開始しました。1982年の『修道院回想録』で注目され、1998年にはポルトガル語圏初のノーベル文学賞を受賞。社会批評と寓話性を融合させた独特の文体で、人間の本質を鋭く描いた作品を数多く残しました。 ※丁寧な梱包を心がけております。簡易包装ですが、防水・緩衝材で保護してお届けいたします。
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幻影の書(新潮社) ポール・オースター/柴田元幸訳
¥50
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良好(非常に良い/良好/並) 3版 ハードカバー 2008/12/25発行 ISBN9784105217129 失ったものが大きすぎて、心が空っぽになってしまう──そんなとき、あなたは何に手を伸ばしますか? この物語は、愛する妻と娘を飛行機事故で亡くした大学教授ジンマーが、人生の意味を見失いながらも、ふとした映画との出会いから、再び歩き出す勇気を見つけていくお話です。 ある日、届いた一通の手紙をきっかけに、彼は“死んだはず”の伝説の映画監督・ヘクター・マンの謎を追い始めます。 現実と幻想が交錯する中で、自分自身と深く向き合うその姿に、すごく心を揺さぶられました。 物語の力って、時に人の魂をふわっと抱きしめてくれるんですよね。 私も読みながら涙がこぼれました。芸術や偶然の出会いが、絶望の中にある私たちに、そっと光を差し込んでくれるんです。 もし今、あなたの心にぽつんと空いた空白があるなら──この一冊が、その空白をあたたかく満たしてくれるかもしれません。 <ポール・オースターについて> ポール・オースター(1947–2024)は、アメリカ・ニュージャージー州出身の小説家・詩人。コロンビア大学で文学を学び、多彩な職業を経験後、作家として活躍。『ニューヨーク三部作』で国際的に注目され、『ムーン・パレス』『幻影の書』など現代アメリカ文学を代表する作品を多数発表。詩や脚本、映画監督としても才能を発揮し、文学と芸術の世界に大きな影響を与えました。 ※丁寧な梱包を心がけております。簡易包装ですが、防水・緩衝材で保護してお届けいたします。
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リトルターン(集英社) ブルック・ニューマン/五木寛之訳 リサ・ダークス絵
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良好(非常に良い/良好/並) 7版 ハードカバー 2002/3/23発行 ISBN4087812561 海辺を舞う小さな鳥、リトルターン。 そのひと夏の物語に、私は思わず『かもめのジョナサン』を思い出しました。 どちらも、自分の力で空を飛び、新しい世界へと踏み出す──そんな“飛翔の物語”なんですよね。 そして、どちらも五木寛之さんが訳しているのも嬉しい偶然。言葉の一つひとつがやさしく、心にすっと入ってきます。 『リトルターン』は、海辺に生きる小さなコアジサシの絵本。 初めての飛行、嵐との出会い、仲間とのつながりを経て、少しずつ大人になっていく姿が描かれています。 小さな存在でも、未来に向かって羽ばたけるんだというメッセージが、静かに心に響いてきます。 「一歩を踏み出す勇気がほしい」「誰かの背中をそっと押したい」──そんなとき、この絵本はきっと寄り添ってくれるはずです。 『かもめのジョナサン』とあわせて読めば、より深く“自由に生きること”を考えられるかもしれません。 どちらも、柚香の森にてご用意しております。よかったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。 <ブルック・ニューマンについて> ブルック・ニューマンは、絵本『リトルターン(Little Tern)』の作者として知られる絵本作家です。物語は寓話形式で描かれ、イラストはリサ・ダークスが手がけ、日本語訳は作家・五木寛之が担当しています。現時点では、ニューマンの出身地や他の著作など、詳しい経歴は日本語では明らかにされていません。 ※丁寧な梱包を心がけております。簡易包装ですが、防水・緩衝材で保護してお届けいたします。
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ソフィーの世界(上・下) 哲学者からの不思議な手紙(NHK出版) ヨースタイン・ゴルデル/池田香代子訳
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【上下セット】 ・ソフィーの世界(上) 良好(非常に良い/良好/並) 19版 ソフトカバー 2000/7/1 発行 ISBN4140803312 ・ソフィーの世界(下) 非常に良い(非常に良い/良好/並) 14版 ソフトカバー 2000/7/1 発行 ISBN4140803320 子どもの頃、「自分って何者なんだろう?」と、ふと立ち止まって考えたことはありませんか。 『ソフィーの世界』は、そんな問いにやさしく寄り添ってくれる物語です。 14歳の少女ソフィーのもとに届いた一通の手紙「あなたはだれ?」という問いかけから、彼女の“考える旅”が始まります。 プラトン、デカルト、カント……次々に現れる哲学者たちの言葉を通して、ソフィーと一緒に世界や自分のことを見つめ直していく時間は、まるで静かな冒険のようでした。 難しいと思われがちな哲学も、物語の中では驚くほどやわらかく、親しみやすく描かれています。 読んでいると、当たり前だと思っていた日常の風景が、ふときらめいて見えてくるのです。私もこの本に出会って、「考えることは、生きることそのものなんだ」と、あらためて気づかされました。 もし今、立ち止まりたくなるような時があったなら…、ソフィーとともに、“問い”の扉を開いてみませんか。 ページをめくるたび、心の奥にあった純粋な好奇心が、そっと目を覚ましてくれるはずです。 <ヨースタイン・ゴルデルについて> ヨースタイン・ゴルデル(1952年生まれ)は、ノルウェー出身の小説家・児童文学作家で、オスロ大学で思想史を学びました。1986年から執筆を始め、1991年に発表した『ソフィーの世界』が世界的なベストセラーとなり、53か国語に翻訳されました。ゴルデルは社会活動にも積極的で、環境・発展援助を支援する「ソフィー賞」を創設しています。 ※丁寧な梱包を心がけております。簡易包装ですが、防水・緩衝材で保護してお届けいたします。
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【良好~並・上下セット】『ヴォス』パトリック・ホワイト|サイマル出版会|精神と自然の探検譚|古本
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『ヴォス』パトリック・ホワイト|精神と自然の探検譚|サイマル出版会|古本・上下セット 「自分の居場所って、どこにあるんだろう」── そんな問いを胸に抱えたことのある方へ、そっと手渡したい物語があります。 『ヴォス』は、19世紀オーストラリアの大地を舞台に、探検家ヴォスと町に暮らす女性ローラの“魂の旅”を描いた作品。 広大な自然と内なる孤独、そのはざまで交わされる言葉なき対話に、私は思わず何度も胸が熱くなりました。 文化や人間関係に揺らぎながらも、「私は何者なのか」と問い続ける姿は、現代に生きる私たちにも深く響くはずです。 この本を仕入れたのは、どんな旅路にも“寄り添い”があると教えてくれる一冊だから。 もし今、自分を見失いそうな瞬間にいるなら── この物語が、あなたの心の旅にそっと寄り添ってくれるはずです。 ※上下巻セットでの販売です。 【上巻】:良好。1975年発行のハードカバー。経年に伴う軽いヤケはありますが、本文はきれいです。ISBN03971400452703 【下巻】:並。カバーに若干のイタミ・ヤケ・汚れあり。天・小口にヤケ、扉ページに軽いシミ等、経年なりの使用感がありますが、通読には問題ありません。ISBN03971400552703 防水梱包にて、心を込めて丁寧にお届けいたします。 <パトリック・ホワイトについて> パトリック・ホワイトは、20世紀を代表するオーストラリアの小説家・劇作家です。ケンブリッジ大学卒業後、詩や小説の執筆を始め、戦時中は空軍に従軍。帰国後は『ヴォス』などの傑作で注目され、1973年にノーベル文学賞を受賞しました。自然と人間の内面を深く描いた作品を多く遺しました。
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夜と霧(みすず書房) ヴィクトール・E・フランクル/池田香代子訳
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良好(非常に良い/良好/並) 30版 ハードカバー 2016/12/9発行 ISBN4622039702 或る心理学者の強制収容所体験 「どんな絶望の中にも、人生の意味はきっとある――」 そう静かに教えてくれる一冊があります。 ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』。 それは、ナチスの強制収容所という極限の世界を生き抜いた精神科医(ヴィクトール・E・フランクル)が、自らの体験を通して綴った命の記録です。 愛する家族を失い、想像を絶する苦しみの中で、彼が見出したのは「人生が自分に何を求めているのか」という問い。その問いに向き合うことで、どんな状況でも人は心の自由を失わず、人生に意味を与えられるのだと、そっと語りかけてくれます。 苦しみや迷いの中にいるあなたにこそ、手に取っていただきたい。たった一日で読み終えられるこの本が、あなたの心に静かな光を灯し、明日へ進む力となりますように。 <ヴィクトール・E・フランクルについて> ヴィクトール・E・フランクル(1905〜1997)は、オーストリア生まれの精神科医・心理学者で、「ロゴセラピー」の創始者として知られています。ロゴセラピーとは、どんな状況にあっても人は「自分の人生の意味」を見いだすことができる――その気づきを助けることで、心の病や苦しみに向き合う独自の心理療法です。フロイトの精神分析、アドラーの個人心理学に続く「第三ウィーン学派」とも呼ばれ、世界中に大きな影響を与えました。 ナチスによって強制収容所に送られ、家族を失う極限の体験を経て生還したフランクルは、人生の意味を問い続け、『夜と霧』を執筆。その後も研究と実践を重ね、ウィーン大学やハーバード大学などで教鞭を執り、世界各地で講演活動を行いました。 生涯を通じて「どんな時にも人生には意味がある」というメッセージを伝え続け、多くの人に希望を届けた偉大な人物です。 ※丁寧な梱包を心がけております。簡易包装ですが、防水・緩衝材で保護してお届けいたします。