【良好・初版】『不快な夕闇』マーリケ・ルカス・ライネフェルト|早川書房|喪失と再生の物語|古本
¥1,790 税込
残り1点
なら 手数料無料で 月々¥590から
この商品は送料無料です。
『不快な夕闇』マーリケ・ルカス・ライネフェルト|喪失と再生を描く物語|早川書房|古本
ISBN9784152102119
大切な人を失ったとき、心はどこへ行くのでしょう。
『不快な夕闇』は、10歳の少女ヤスの視点から描かれる、喪失と罪、そして再生の物語です。
「兄が死にますように」と祈ってしまった夜から、彼女の世界は少しずつ崩れていきます。
赤いジャケットに守られるようにして、空想と現実の境界を漂いながら、自分の心と向き合っていくヤスの姿に、私は何度も胸を締めつけられました。
それでも、この本を仕入れたのは、“痛みと共に生きる”ことを、こんなにも静かに肯定してくれる物語だから。
もし今、心の奥に誰にも言えない感情があるなら──
この本が、あなたのそばにそっと座ってくれるはずです。
どうぞ、ご自分のペースで、ゆっくり読んでみてくださいね。
※良好な状態の古本です。ソフトカバー/初版(2023年発行)。書籍自体は非常に良い状態ですが、表紙にわずかなスレがあるため「良好」としています。本文はきれいで通読に支障ありません。防水梱包にて丁寧にお届けします。
<マリーケ・ルカス・ライネフェルトについて>
マリーケ・ルカス・ライネフェルト(1991年生まれ、オランダ)は、詩人・作家であり、詩集『仔牛の羊膜』でデビュー後、初の小説『不快な夕闇』で国内外で注目を集めました。2020年、29歳でブッカー国際賞を受賞し、世界的に認知されました。詩、小説、エッセイと幅広く活躍し、オランダ文学界の若き才能として高く評価されています。自身はノンバイナリーから男性として生きることを公表しています。
-
レビュー
(22)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について

