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破壊しに、と彼女は言う(河出書房新社) マルグリット・デュラス/田中倫郎訳

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再版  1985/6/15発行
ソフトカバー
ビニカバ付き
ISBN4309717179


「すべてを壊してしまいたい…そんな衝動に、ふと心がゆらいだことはありませんか。その先に何があるのか、知りたくなったことは…。
マルグリット・デュラス『破壊しに、と彼女は言う』は、静かに張り詰めた空気の中で、壊すことと生きることの境界を見つめる物語です。ホテルに集う四人の男女の会話は、秩序と混乱、現実と幻想が溶けあい、読みながら私も何度も深く息をのみました。何気ない日常の奥に、こんなにも不安定で危ういものが隠れているなんて…。
それでも、壊したその先にこそ、本当に大切なものが見えるのかもしれない。そんな問いが、そっと胸に残ります。
もしあなたの中にも、静かに疼く衝動があるなら――どうぞ、この一冊を手に取ってみてください。きっと、あなた自身の新しい一面に出会えるはずです。」

みなさんは、どんな場面で「壊したい」と思ったことがあるでしょうか。


<マルグリット・デュラスについて>
マルグリット・デュラス(1914-1996)は、ベトナム・サイゴン生まれのフランス作家・映画監督です。過酷な幼少期を経てフランスで学び、数々の話題作を発表。自伝的小説『愛人/ラマン』でゴンクール賞を受賞し、世界的な名声を得ました。「ヌーヴォー・ロマン」の作家と評されつつも、その枠にとどまらず、女性の生や愛、社会の抑圧を鋭く描き出す独自の作風で、20世紀フランス文学を代表する存在となりました。1996年、パリでその生涯を閉じました。

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