





【良好・再版】『破壊しに、と彼女は言う』マルグリット・デュラス|河出書房新社|仏文学・静かな衝動|古本
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『破壊しに、と彼女は言う』マルグリット・デュラス|仏文学・壊す衝動|河出書房新社|古本
ISBN4309717179
「すべてを壊してしまいたい」──
そんな衝動に、ふと心がゆらいだことはありませんか?
マルグリット・デュラスの『破壊しに、と彼女は言う』は、張りつめた空気の中に“壊す”という行為の意味をそっと沈めた物語。
ホテルに集う男女の会話は、現実と幻想のあわいを揺らめきながら、読む人の深層に静かに波紋を広げていきます。
私もこの作品を読んで、「壊すこと」がときに“生き直すこと”につながるのかもしれない──そんな思いが胸に残りました。
秩序に息苦しさを感じている方、自分の中の衝動と向き合いたい方へ。
ページの余白に満ちる沈黙の声に、耳を澄ませてみてくださいね。
あなたは、どんな場面で「壊したい」と思ったことがあるでしょうか。
※良好な状態の古本です。河出書房新社/1985年再版/ソフトカバー・ビニールカバー付き。経年に伴う軽いスレやヤケはありますが、本文は通読に支障なくきれいです。丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。
<マルグリット・デュラスについて>
マルグリット・デュラス(1914-1996)は、ベトナム・サイゴン生まれのフランス作家・映画監督です。過酷な幼少期を経てフランスで学び、数々の話題作を発表。自伝的小説『愛人/ラマン』でゴンクール賞を受賞し、世界的な名声を得ました。「ヌーヴォー・ロマン」の作家と評されつつも、その枠にとどまらず、女性の生や愛、社会の抑圧を鋭く描き出す独自の作風で、20世紀フランス文学を代表する存在となりました。1996年、パリでその生涯を閉じました。
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