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いま見てはいけない(東京創元社) ダフネ・デュ・モーリア/務台夏子訳
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再版 2016/12/9発行
夜の静けさの中、ふと手に取った一冊が、心の奥深くをゆっくり揺らすことがあります。
『いま見てはいけない』(ダフネ・デュ・モーリア)は、そんな一冊なんです。ヴェネチアの水辺で、ある夫婦が出会う謎めいた老姉妹──その瞬間から、日常は少しずつ“歪んで”いきます。収められている短編たちは、どれも現実と幻想の境界を行き来しながら、私たちの中にある恐れや、知らずに避けてきた感情をそっと掘り起こしてくれるんですよね。
読後、なんとも言えない余韻が残って、私は思わず本を閉じたまま、しばらく窓の外を眺めてしまいました。
怖いのに、美しい。理不尽なのに、どこか納得してしまう──そんな感覚に出会えるんです。
もし、日常の裏側にひそむ“なにか”に心がふれる瞬間を探しているなら、この短編集を手に取ってみてくださいね。きっと、あなたの心にも、小さなざわめきが届くはずです。
<ダフネ・デュ・モーリアについて>
ダフネ・デュ・モーリアは1907年ロンドン生まれ。祖父が高名な作家で画家、父が舞台俳優兼演出家、母が舞台女優という芸術家一家の三人姉妹の次女として生まれる。1931年作家デビュー、1938年の『レベッカ』が世界的なベストセラーとなった。コーンウォールの荒々しい自然を愛し、夫との間に三人の子供をもうけた。1989年没。
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