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大庭みな子の雨月物語<わたしの古典19>(集英社) 大庭みな子

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ハードカバー
≪初版≫ 1987/6/24 発行
ISBN4081630194C1393
表紙に経年のヤケあり

大庭みな子さんの『雨月物語<わたしの古典19>』は、上田秋成の幻想的な物語を、大庭みな子さんのやさしく繊細なまなざしで読み解いた一冊です。

幽霊や妖しいものたちが登場するけれど、そこにはどこか哀しみや切なさがあって、心の奥にしっとりと染み込んできます。孤独や想いのすれ違い、そんな気持ちに寄り添う物語たち。

今の自分に重なると感じたら、そっと手に取ってみてください。
古典の世界が、静かに心を包んでくれるかもしれませんよ。

<大庭みな子さんについて>
大庭みな子さん(1930-2007)は東京生まれの作家。敗戦を広島で経験し、津田塾大学卒業後、アラスカでの生活を経て作家に。『三匹の蟹』で芥川賞受賞。『津田梅子』などで高評価を得る。芥川賞選考委員を務め、日本文学に大きな足跡を残しました。

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