




【非常に良い・初版】『おどるでく 猫又伝奇集』室井光弘|中公文庫|妖たちが紡ぐ幻想譚|古本
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『おどるでく 猫又伝奇集』室井光弘|幻想×妖の短編集|中公文庫・初版・古本
室井光弘 著/中公文庫/2023年6月25日 初版発行/ISBN9784122073838
「人ならざるもの」の哀しみや優しさに、そっと心を寄せてみませんか?
明治・大正の東京を舞台に、猫又をはじめとする妖たちが人の世を生きる姿を描いた、静かで不思議な幻想譚です。
おかしみの中に切なさがあり、懐かしさの中に胸を打つ情がある──そんな一冊。
この本を選んだのは、見えないものに宿る温もりが、ページのすき間からふわりと伝わってきたから。
妖たちの姿を借りて描かれる人生の機微は、喪失や孤独を抱える心にも、静かにやさしく寄り添ってくれます。
夢と現のはざまで、やわらかく揺れるような読書体験を、どうぞゆっくり味わってみてくださいね。
巻末には多和田葉子さんによるエッセイも収録されています。
※非常に良い状態です(カバー・本文ともにきれいで使用感少なめ)。初版・中公文庫。
巻末に多和田葉子さんの寄稿エッセイあり。
丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。
この本は、ただ妖怪を描いた物語ではなく、「誰にも言えない想い」や「心の奥の静かな孤独」を映し出す鏡のような一冊です。
どうぞ、疲れた日の夜にでも、そっとページをめくってみてくださいね。
<室井光弘さんについて>
室井光弘(むろい・みつひろ)さんは、日本の翻訳家・詩人。特にスペイン語圏の現代文学を中心に、多くの優れた翻訳を手がけています。繊細で詩的な訳文に定評があり、グアダルーペ・ネッテルやサマンタ・シュウェブリンなど、ラテンアメリカの注目作家の紹介に尽力しています。
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