-     【良好・初版1997年】『雁・うたかたの記 愛と青春の名作集』森鴎外|旺文社|恋・青春|古本 ¥670 『雁・うたかたの記 愛と青春の名作集』森鴎外|恋と青春の古典|旺文社|古本・初版 誰かを想うたびに、胸の奥に淡い痛みが広がることがあります。けれどその痛みこそが、かつての自分のまっすぐさを思い出させてくれる──そんな経験はありませんか。 森鴎外の『雁』『うたかたの記』は、明治という時代を背景に、届かぬ想いと若さの切なさを描いた二つの物語。静かな文体の中に、恋や人生の儚さがそっと息づいています。 この本を仕入れたのは、私自身が若い頃にこの物語を読んで感じた「切なさが優しさに変わる瞬間」を、誰かと分かち合いたいと思ったからです。 過ぎ去った恋を懐かしく思う方、心の奥に少しだけ寂しさを抱えている方へ。 もし今、この本の名があなたの中で小さく響いたなら──どうぞ、静かにページをひらいてみてください。 この本は、まるで春の夕暮れのように、やさしい光で心を包んでくれる一冊です。 「恋・青春」の棚の中でも、読む人の時間にそっと寄り添う静かな名作として──。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかな経年のスレがありますが、本文はとてもきれいです。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。   
-     【非常に良い・初版2010年】『真夏の夜の夢』シェイクスピア/大場建治訳|研究社|幻想劇・恋愛劇|古本 ¥1,300 『真夏の夜の夢』シェイクスピア/大場建治訳|恋愛劇・幻想劇|研究社|古本・非常に良い|ISBN9784327180225 ≪初版≫ 2010/4/23発行 夜、心が落ち着かずにふと本を開きたくなるときがあります。 そんなとき、この『真夏の夜の夢』はやさしい光を灯してくれる物語です。 舞台は夏の森。人間たちの恋のすれ違いや勘違い、妖精たちの不思議な力が重なりあい、現実と夢のあわいに迷い込んだような世界が広がります。 初めて手に取ったとき、私は「人の心はこんなにも揺れやすく、それゆえに愛おしいのだ」と気づかされました。 読後には軽やかな風が胸を吹き抜けるような感覚が残ります。 恋に疲れたとき、日々のざわめきを少し離れたいときに。 大きめの活字でゆったり読める版ですので、肩の力を抜いて楽しめますよ。 もし今、心に響くものがあるなら──そっとページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・帯ともに目立つ傷みはなくきれいです。 スマートレター(送料込み)で丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 
-     【非常に良い・9版】『死んでしまう系のぼくらに』最果タヒ|詩集|古本 ¥850 『死んでしまう系のぼくらに』最果タヒ|現代詩集|リトルモア|古本 誰にも言えない孤独や不安が、心の奥でくすぶっているとき。 最果タヒさんの詩集『死んでしまう系のぼくらに』は、そんなあなたに静かに寄り添う言葉の灯りです。 この詩集は、生きることの不安や「死」の気配に向き合いながらも、そこにあるかすかな美しさや光をそっと掬い上げています。 最果さんの詩は、痛みをまるごと否定せず、むしろ抱きしめながら「それでも生きていいんだよ」と語りかけてくれるよう。 柚香の森では、この本を読み終えたときに残る、ひとしずくのやさしさに心を打たれ、そっと棚に迎えました。 もし今、日々の中で息が詰まりそうな瞬間があるなら、この詩集がきっと、あなたの呼吸を少しだけ楽にしてくれるはずです。 どうぞ、心のままにページを開いてみてくださいね。 自分でも気づかなかった感情に、ふと出会えるような詩集です。 疲れた夜の枕元に、そっと置いておきたい一冊です。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはなく、全体的にきれいなお品です。心をこめて丁寧に梱包し、お届けいたします。 
-     【非常に良い・3版】『恋しくて』(Ten Serected Love Stories)村上春樹編訳|中央公論新社|恋愛短篇集|古本 ¥1,300 『恋しくて』村上春樹 編訳|恋愛短篇集|中央公論新社|古本・非常に良い|9784120045356 3版 2013/10/5 ハードカバー 恋をしていたあのときの自分を、ふと思い出すことはありませんか。 ── 甘くて、少しほろ苦くて、でも確かに心を揺らした時間。 『恋しくて』は、村上春樹さんが編訳した恋愛短篇アンソロジー。 アリス・マンローやリチャード・フォードら9名の海外作家の物語に加え、書き下ろしの「恋するザムザ」が収められています。 切なさと静けさが溶けあう、恋の余韻に満ちた一冊です。 この本を仕入れたのは、「恋の記憶」に寄り添いたい気持ちから。 読むことで、自分のなかのやさしい部分にそっと触れられるような気がしました。 恋に臆病になっている方、愛した記憶を抱きしめたい方へ── もし今、あなたの中にこの本の言葉が響くなら、そっとページをめくってみてくださいね。 ※非常に良好な状態の古本です(2013年3版)。カバー・帯ともに揃っており、本文もきれいです。 ※本書は厚みのあるハードカバーのため、追跡可能な「レターパックプラス」にて丁寧にお届けいたします。安心してお受け取りいただける方法を選ばせていただきました。 
-     【良好・12版】『友情』武者小路実篤|岩波文庫|日本文学・恋愛小説|古本 ¥500 『友情』武者小路実篤|友情と恋愛を描く名作|岩波文庫|古本・良好 12版 2015/7/15 発行 ISBN9784003105044 友情と恋愛、そのどちらも大切なのに、なぜか心は思わぬ方向へ揺れてしまう──そんな不器用さに覚えがある方、多いのではないでしょうか。 武者小路実篤『友情』は、親友ふたりとひとりの女性をめぐる物語。 まっすぐな思いがときに空回りしてしまう姿に、私は「人の心って、取扱説明書があったら便利なのに」と思わず笑ってしまいました。 それでも、そんな不器用さこそ人間らしさなんですよね。 読み終えた後は、自分の揺れる気持ちさえ愛おしく感じられます。 もし最近、心の中で小さな葛藤を抱えているなら、この本がそっと肩をたたいてくれるはずです。 ページを開くと、「ああ、そういうことか」と小さく頷きたくなる読書体験が待っています。 ※良好な状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはありません。 ※2015年発行・12版。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <武者小路実篤について> 武者小路実篤(1885年生まれ)は、小説家、詩人、画家として活躍し、近代文学に多大な影響を与えました。『白樺』を創刊し、理想社会の実現を目指す「新しき村」を立ち上げるなど、幅広い分野で活動しました。文化功労者としても高く評価されています。 
-     【非常に良い・2018年第19版】『から騒ぎ』シェイクスピア/小田島雄志訳|白水社|喜劇・恋愛劇|古本 ¥500 『から騒ぎ』シェイクスピア/小田島雄志訳|恋愛喜劇・人間模様|白水社|古本・非常に良い|ISBN9784560070178 ≪19版≫ 2018/2/28発行 人との関わりの中で、ちょっとした誤解に心をかき乱されることはありませんか。 そんなときに思い出したいのが、シェイクスピアの喜劇『から騒ぎ』です。 恋人や友人の間に生まれるすれ違いが、時に滑稽で、時に切なく描かれます。 ベネディックとベアトリスのやりとりは、まるで言葉で遊ぶような軽快さ。 その先に訪れる心の通い合いは、読む人の胸をやわらかく温めてくれます。 私自身、この作品に触れたとき、「人は誤解を繰り返しながらも、互いに歩み寄る力を持っているのだ」と感じました。 読み終えた後には、不思議と心が軽くなり、人と向き合う勇気をそっともらえます。 最近、人間関係で心がざわついている方へ──この物語はやさしい風のように、あなたの気持ちを解きほぐしてくれるはずです。 もし今、心に響くものがあるなら、そっとページを開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはなく、ほぼ新品に近いきれいな状態です。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 
-     【非常に良い・初版】『ロスト・レイセン』マーガレット・ミッチェル|講談社|恋と誇りの原点を描く物語|古本 ¥50 SOLD OUT 『ロスト・レイセン』マーガレット・ミッチェル|初恋が綴られた原点の物語|講談社・古本 マーガレット・ミッチェル・著/講談社/1996年5月20日 初版発行/ISBN4062080745/ハードカバー 「ほんとうに大切なものって、何だろう?」 南北戦争下のアメリカ南部を舞台に、愛と誇りのはざまで揺れる女性の心を描いた物語。 静かな文章の奥に、切なくて、でもどこか希望の光を感じさせるような気配があります。 この本を選んだのは、「強く見える心の中にある、ふるえるような弱さ」にそっと光を当てていると感じたから。 誰かを想う気持ちや、自分を信じることの大切さが、じんわりと染みてきます。 まだ15歳だったマーガレット・ミッチェルが、初恋の人に宛てて綴った物語と手紙が収められた、小さな宝石のような一冊です。 のちに『風と共に去りぬ』を生み出す彼女の、若く澄んだ感性がそのまま息づいていて、ページをめくるたびに、心がふわりとあたたかくなります。 恋に迷っている方、過去に立ち止まってしまっている方へ。 読書セラピーの視点からも、自分の感情をそっと見つめ直したいときに、おすすめの一冊です。 もし今、この本の中の言葉が少しでも気になったら──どうぞ、静かにページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態のお品です(ハードカバー・初版・カバー美品)。経年を考慮してもとても丁寧に保管されています。 クリーニングのうえ、心を込めて丁寧に梱包してお届けします。 <マーガレット・ミッチェルについて> マーガレット・ミッチェル(Margaret Mitchell)は、1900年アメリカ・ジョージア州アトランタ生まれの作家・ジャーナリストです。彼女の代表作であり、唯一の長編小説『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』は、南北戦争を背景にした壮大な愛と再生の物語で、1936年の発表直後から世界的なベストセラーとなりました。 この作品で彼女は1937年にピューリッツァー賞を受賞し、1939年にはヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブル主演で映画化され、映画史に残る名作としても知られています。作家としての活動期間は短いものの、アメリカ文学に多大な影響を与えた人物です。 
-     【良好・6版】『恋』小池真理子|新潮文庫|直木賞受賞作・愛と記憶の物語|古本 ¥480 『恋』小池真理子|直木賞受賞の愛と記憶の物語|新潮文庫|古本・良好 ISBN4101440166 ◆第114回直木賞受賞作品 誰もが一度は落ちる、抗えない“恋”の深淵。 小池真理子さんの『恋』は、静かに心を締めつけるような切なさと、ふと胸をよぎる虚無感を描いた物語です。 浅間山荘事件の影で起きた発砲事件を背景に、大学生の布美子が巻き込まれる、倒錯した三角関係。 25年後の布美子の回想から語られるこの物語には、人間の弱さや欲望、そして孤独が、静かに、でも確かに流れています。 読んでいると、自分の心の奥底に眠る“何か”をそっと揺さぶられるようで、登場人物たちに共感できなくても、どこかで自分自身を重ねてしまう瞬間がありました。 「人を想う」という行為の純粋さと危うさに、気づかされる一冊です。 この本を仕入れたのは、「恋」という言葉の奥にある、危うさと純粋さを見つめ直したくなったから。 読後に残るのは、切なさと共に、「それでも人は誰かを想う」という静かな確かさです。 切ない恋愛や複雑な人間模様に心惹かれる方に、ぜひ手に取っていただきたいです。静かに胸に残る、忘れられない読書体験になりますように。 ※良好な状態の古本です。カバーに若干のスレがございますが、本文は通読に問題のないきれいな状態です。新潮文庫/6版(2004年発行)。防水梱包にて、丁寧にお届けいたします。 <小池真理子さんについて> 小池真理子さん(1952年生・東京出身)は、エッセイ集『知的悪女のすすめ』でデビュー後、小説『恋』で直木賞を受賞。恋愛や心理サスペンスを得意とし、多くの文学賞に輝く実力派作家です。人間心理を鋭く描く筆致が魅力です。 
-     【良好・初版】『立原正秋 珠玉短篇集二 辻が花』|短編集・恋愛|古本 ¥550 『辻が花』立原正秋|短編集・恋愛・余韻の残る愛|古本・状態良好 ISBN494412058C0093 ふいに思い出す、あの人の横顔。 なぜか今も心の奥に、そっと残っている出会いってありますよね。 『辻が花』は、そんな“一瞬の濃さ”にすべてを託した物語です。 出会い、惹かれ、たった四日間だけ過ごした男女──けれどその記憶は、人生の深いところまで届いていく。儚くも美しい愛が、静かな筆致で描かれています。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、「短くても、心に深く残る物語」に惹かれたから。読後、しんとした余韻が胸に広がる感じが、たまらなくて……。 人生における“かけがえのなさ”を、そっと教えてくれる一冊です。 最近、心が少し乾いていた方へ。忙しさに追われている方へ。 夜の静けさとともに、開いてみてください。 もし今、あなたの中にこの物語の記憶が根づくなら──その時間もまた、きっと愛おしいものになるはずです。 ※良好な状態の古本です。天・地・小口に小さなシミ、表紙背にヤケがありますが、読むには問題なく、全体的にきれいな状態です。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <立原正秋さんについて> 立原正秋(1926年1月6日生まれ)さんは、朝鮮生まれの日本の小説家。父親の死後母親とともに日本へ渡り、早稲田大学専門部国文科に在籍するも中退しました。1947年に日本に帰化し、同年「立原正秋」のペンネームで創作活動を開始。「白い罌粟(けし)」で直木賞を受賞するなど、日本の古典文学や能楽に影響を受けた独自の世界観で知られます。編集者としても活躍し、多くの文学者を育成しました。1980年、食道癌で54歳の生涯を閉じました。 
-     【非常に良い・初版】『みだれ髪』与謝野晶子|角川文庫|女性詩歌・短歌集|古本 ¥320 『みだれ髪』与謝野晶子|情熱と自由の短歌集|角川文庫|古本・状態良好 ≪初版≫2011/4/15 心にしまいこんだ感情が、ふと顔を出す瞬間ってありませんか? 『みだれ髪』は、与謝野晶子が22歳で発表した処女歌集。恋する喜びも痛みも、女性であることの誇りや揺らぎも、すべてを包み隠さず詠んだ一冊です。 明治という時代に、こんなにも真っ直ぐに感情を解き放った彼女の言葉に、私は胸を打たれました。とくに、「君死にたまふことなかれ」の静かな怒りは、時代を越えて響きます。 自分の思いに蓋をしてしまいがちなあなたへ。 この歌集は、あなたの心をそっと解きほぐしてくれるかもしれません。 もし今、なにかがあなたの中で揺れているのなら── 静かにページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともに目立つ傷みはなく、きれいな状態です。 大切に保管し、丁寧に梱包してお届けいたします。 
-     【良好・初版】『余命一年、男をかう』吉川トリコ|講談社文庫|現代女性小説・古本 ¥630 『余命一年、男をかう』吉川トリコ|現代女性小説|講談社文庫|古本・初版 ≪初版≫ 2024/5/15発行 ISBN9784065335444 「もし余命一年と告げられたら──あなたは、誰と、どう生きますか?」 そんな問いを突きつけてくるのが、吉川トリコさんの『余命一年、男をかう』です。 40歳の片倉唯が突然余命を宣告され、彼女が選んだのは“男をかう”という驚きの決断。 けれどその裏には、誰かと心を分かち合いたい、残された時間をまっすぐに生きたいという切実な願いがあります。 私も読み進めるうちに、笑ったり胸が痛くなったりしながら、「自分ならどう生きたいだろう」と静かに考え込んでしまいました。 読後には、不思議とあたたかい余韻が残ります。 人生に迷いがある方へ、自分の本音に耳を澄ませたい時に、そっと寄り添ってくれる物語です。 もし今、心に響くものがあれば──ぜひページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレやページにわずかな使用感がありますが、本文はきれいで通読に支障はありません。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <吉川トリコさんについて> 吉川トリコさん(1977年生まれ、静岡県浜松市出身)は、愛知淑徳短期大学文芸学科を卒業後、2004年に『ねむりひめ』でデビュー。以後、『グッモーエビアン!』や『戦場のガールズライフ』などがドラマ化され、映画化もされています。2021年には「流産あるあるすごく言いたい」でジャーナリズム大賞を受賞し、2022年には『余命一年、男をかう』で島清恋愛文学賞を受賞。女性や少女をテーマにした作品で注目されています。 
-     【良好・初版】『不倫』パウロ・コエーリョ/木下眞穂訳|角川書店|現代文学・愛と葛藤|古本 ¥1,100 『不倫』パウロ・コエーリョ|愛と葛藤を描く現代文学|角川書店|古本・初版 ≪初版≫ 2016/4/30 発行 ISBN9784041040171 心が満たされない日々を送ったことはありませんか。 何不自由ないはずなのに、どこか空白を抱えてしまう──そんな思いに寄り添うのが、パウロ・コエーリョの『不倫』です。 主人公リンダは、かつての恋人との再会をきっかけに、禁断の関係に足を踏み入れます。 情熱と罪悪感、孤独と渇望。その揺れ動きは、誰の心にもひそかに潜む感情を映し出してくれるようでした。 私自身も読み終えてから「愛とは何か」「本当に欲しているものは何か」と、自分に問いかけずにはいられませんでした。 この本は、人の弱さを描きつつも「愛することは生きること」だと静かに教えてくれます。 人生の分岐点にいる方、心の空白を埋めたいと感じている方におすすめです。 もし今、あなたの胸にこの物語が触れたなら──そっと開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。小口にわずかな汚れがあります。帯あり。全体的にきれいなお品です。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <パウロ・コエーリョについて> パウロ・コエーリョは1947年にブラジルで生まれ、若い頃はヒッピーとして世界を放浪した後、作詞家として成功。1987年に作家デビューし、1988年に『アルケミスト』が世界的ベストセラーに。多くの作品を発表し、累計1億7500万部以上を売り上げ、数々の文学賞を受賞。現在はリオ・デ・ジャネイロで妻と共に暮らしています。 
-     【良好・初版・帯付き】『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』パウロ・コエーリョ|角川文庫|恋愛・再会|古本 ¥460 『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』パウロ・コエーリョ|恋愛・再会の物語|角川文庫|古本・帯付き|ISBN9784042750036 ≪初版≫ 2000/6/25発行 ふと心を持て余す日── 遠い昔に交わした言葉や、もう会えないと思っていた人の顔が、不意に浮かぶことはありませんか? 『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』は、スペインの田舎町で再会した幼なじみと、静かに旅を重ねる女性の物語。激しく燃え上がるような恋ではありません。ただ、祈るように、確かめるように、二人の心が寄り添っていく時間があります。 この本を仕入れたのは、登場人物たちの内面の揺れが、私自身のかつての迷いに重なったからです。恋愛というよりも、“赦し”と“再生”の物語として、深く沁みてきました。 もし今、何かをゆっくり見つめ直したいと思っているなら── そっとページをめくってみてくださいね。 ▶そのほか『11分間』という作品も女性を主人公とした興味深いものです。 海外文学>単行本>11分間 ※帯付き・状態良好の古本です。カバー・帯にわずかなスレはありますが、本文はきれいで通読に問題ありません。初版・帯付きの貴重な一冊。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 
-     【良好・初版】『受難華』菊池寛|中公文庫|愛と葛藤を描く大正恋愛小説|古本 ¥480 『受難華』菊池寛|恋愛と人生の葛藤を描く大正小説|中公文庫|古本・初版・良好 誰かを愛しながらも、「これでいいの?」と心が揺れること、ありませんか。 菊池寛の『受難華』は、大正という激動の時代を背景に、愛と人生に迷いながらも懸命に生きた三人の女性たちの物語です。 外交官との婚約に胸を躍らせる照子。安定した結婚を手に入れた桂子。不倫という苦しい愛に翻弄される寿美子。それぞれの愛のかたちは異なりますが、誰もが「信じたい」「許したい」と葛藤しています。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、時代は違えど、女性の悩みや選択は今も昔も変わらないと感じたから。 読んだあとには、自分の選んできた道が少しだけ愛おしく思えてきます。 もし今、恋や人生に迷いがあるなら──。 この物語が、あなたの心の声を静かにすくいあげてくれるはずです。そっと、ページをめくってみてくださいね。 悩みながらも、真っ直ぐに生きようとする女性たちの姿に、 あなたの心もそっと励まされますように。 読書の時間が、静かな味方となりますように。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいに保たれています。 
-     【良好・3版】『真珠夫人』菊池寛|文春文庫|女性の誇りと愛を描く大正小説|古本 ¥600 『真珠夫人』菊池寛|女性の誇りと愛を描く大正文学|文春文庫|古本・良好 自分の気持ちに正直でいたい。でも、それだけでは生きていけない時もあります。 『真珠夫人』は、大正時代という古い価値観の中で、「誇り」と「愛」のはざまで揺れながらも、強く生きようとしたひとりの女性の物語です。 家のために望まぬ結婚を選んだ瑠璃子。 愛を諦めたその後も、未亡人となった彼女は美しさと知性を武器に、自分の人生を、自分の手で切り拓いていきます。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、女性が“生きる選択”をする勇気としなやかさが、時代を越えて胸を打ったから。 読み終えたあと、どんな状況にあっても「私らしくありたい」と思える力をくれる一冊です。 もし今、あなたの心が揺れているなら── 瑠璃子の姿が、そっと背中を押してくれるかもしれません。静かにページを開いてみてくださいね。 瑠璃子のように、揺れながらも気高く生きる姿は、 きっと今のあなたの心にも、静かに寄り添ってくれるはずです。 ※良好な状態の古本です。カバーにうっすらとしたスレがありますが、本文は丁寧に保たれています。 一冊ずつ丁寧にクリーニングし、心を込めてお届けいたします。 
-     【絶版・1967年第2版】『青春は再び来らず デュ・モーリア作品集2』ダフネ・デュ・モーリア/大久保康雄訳|三笠書房|心理小説・人間ドラマ|古本 ¥1,900 『青春は再び来らず デュ・モーリア作品集2』ダフネ・デュ・モーリア|三笠書房|絶版・古本・箱付き ≪2版≫1967/3/10発行 過ぎてしまった時間をふと思い返し、「あの瞬間はもう戻らない」と胸が締めつけられることはありませんか。 ダフネ・デュ・モーリアの『青春は再び来らず』は、そんな感覚に静かに寄り添う物語です。彼女の筆はサスペンスやロマンスを越えて、人の心の奥に潜む孤独や欲望をすくい上げ、登場人物たちの揺れる心模様を鮮やかに描き出します。 私がこの本に惹かれたのは、登場人物の選択や葛藤がどこか自分自身の姿と重なって見えたから。読み終えた後には「人は誰しも迷いながら、それでも前に進んでいるのだ」と、そっと励まされるような余韻が残りました。 日々の中で心がざわつくとき、自分の気持ちを整理したいときに。もし今、この言葉に響きを感じたなら──どうぞページを開いてみてくださいね。 ※1967年第2版。箱に経年劣化や傷みあり。本体にシミ、汚れ、スレがありますが、カバー付きで概ね良好です。 絶版の希少本ですので、古書としての味わいを楽しんでいただければ幸いです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 
-     【非常に良い・2017年4版】『わりなき恋』岸恵子|幻冬舎文庫|大人の恋愛小説|古本 ¥50 SOLD OUT 『わりなき恋』岸恵子|大人の恋愛小説|幻冬舎文庫|古本・状態付き|ISBN9784344422315 ≪4版≫2017/3/30発行 人生のある時期を過ぎても、心はまだ誰かを求め、震えることがありますよね。『わりなき恋』は、そんな想いをそっと肯定してくれる一冊です。 70歳の女性と58歳の男性が偶然出会い、思い出話をきっかけに恋に落ちていく──その関係は年齢を超えたもの。物語の舞台にはパリや世界各地の風景が広がり、読んでいるだけで旅をしているような気持ちになります。 私がこの本を仕入れたのは、「恋は若さだけのものではない」と教えてくれるから。成熟した心が出会うことで生まれる愛の豊かさに、胸が温かくなりました。 年齢や立場にとらわれず、素直な気持ちを大切にしたいとき。そんな時に、この本はきっと寄り添ってくれるでしょう。もし今、あなたの中に静かな共鳴があるなら──どうぞページをひらいてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文もきれいで、通読に問題ありません。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 
-     【非常に良い・初版】『恋人たちはせーので光る』最果タヒ|詩集|古本 ¥970 『恋人たちはせーので光る』最果タヒ|恋と孤独の詩集|初版・非常に良い|古本 たとえば、誰かに伝えたい気持ちがあるのに、言葉にならないとき。 そんなとき、この詩集は、あなたのかわりに語ってくれるかもしれません。 最果タヒさんの『恋人たちはせーので光る』には、恋、孤独、希望、壊れそうな自分──そんな繊細な感情が、静かでやさしい言葉で綴られています。 読んでいるうちに、あの日置き去りにした想いが、ふっと浮かんでくるかもしれません。 柚香の森では、詩の余白や言葉のかたちまでもが、まるでアートのように感じられて、そっと心を照らしてくれるような一冊だと感じて、丁寧に棚に並べました。 「言葉に救われる瞬間がある」と信じるあなたへ。 もし今、心が少しだけさびしい夜なら──この詩集がそっと寄り添ってくれるかもしれません。 あなたの中の、小さな光を見つけるための一冊に。 どうぞ、そっとページを開いてみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。表紙・本文ともにきれいで、全体に使用感はほとんどありません。 大切に梱包し心を込めてお届けいたします。 
-     【非常に良い・3版】『愛の縫い目はここ』最果タヒ|詩集・現代詩|古本 ¥800 『愛の縫い目はここ』最果タヒ|心に響く現代詩集|リトルモア|古本・良好 ときどき、誰かのやさしい言葉にすがりたくなる夜がありますよね。 『愛の縫い目はここ』は、最果タヒさんの詩集三部作の締めくくりとして生まれた一冊。日常の中で私たちが見過ごしてしまうような心の震えや、静かな痛みを、透きとおるような言葉でそっとすくい上げています。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、私自身が「こんな感情、誰にも伝えられなかった」と思っていた気持ちを、この本が見つけてくれたから。 言葉に救われる日がある。そんなふうに感じているあなたへ。 もし今、心が少し曇っているなら──そっとこの詩集を開いてみてください。 きっと、見えなかった何かがやさしく光って見えてくるはずです。 言葉の縫い目に、あなたの心がそっとつながりますように。 ※非常に良い状態の古本です。表紙や本文に目立つダメージはなく、全体的に綺麗なお品です。詩の余白まで大切に包み、心を込めてお届けいたします。 
-     【非常に良い・5版】『夜空はいつでも最高密度の青色だ』最果タヒ|詩集|古本 ¥740 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』最果タヒ|現代詩集|リトルモア|古本・非常に良い 誰かにうまく気持ちを伝えられない夜があります。 そんなとき、この詩集を開くと、最果タヒさんの言葉が、あなたの代わりに心の奥をそっと語ってくれます。 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は、現代の孤独や愛、都会に生きる若者の痛みを、きらめくような詩のリズムで描いた43篇の詩集。 SNSの言葉よりもずっと深く、静かに、あなたの中の何かを震わせます。 柚香の森がこの本を選んだのは、夜を見上げるような切なさと希望が、どの詩にも宿っているから。 読むたびに、「ああ、わかる」と涙のような共感がこぼれます。 もし今、ひとりの夜を過ごしているなら──。 この詩集の青が、あなたの心を包んでくれるはずです。どうぞ、静かな灯りの下で開いてみてくださいね。 夜空を見上げたくなるような言葉たち。 きっとあなたの中の“青”にも、静かに光が灯ります。 ※非常に良い状態の古本です。表紙・本文ともにきれいで、使用感の少ないお品です。 大切にクリーニングし、詩の余韻を壊さぬよう丁寧に梱包してお届けいたします。 
-     【良好・8版】『青い麦』コレット|仏文学・青春小説|集英社文庫|古本 ¥800 『青い麦』コレット|青春の痛みと初恋|集英社文庫|古本・状態良好 忘れかけていたあの季節の気持ちが、そっと胸の奥で揺れ動くような物語です。 コレットの『青い麦』は、16歳と15歳、幼なじみの少年少女がひと夏に経験する、初恋と成長の物語。 何かを言い出せずにいるもどかしさ、相手を知りたくてたまらない気持ち。そんな繊細な感情が、まるで海辺に揺れる麦のように優しく描かれています。 柚香の森では、この物語の瑞々しい空気感に惹かれ、静かな一冊として仕入れました。 読み終えたあと、心の中にそっと青春の風が吹くような、そんなやさしい余韻が残ります。 もしあなたが今、少し立ち止まりたい気分のとき──この本が、過去のあなたにも、今のあなたにも、静かに語りかけてくれるかもしれません。 青春の光と影を、静かに見つめる一冊です。 心の片隅に残る「青い季節」を、もう一度感じてみませんか。 ※良好な状態の古本です。経年によるカバー角のわずかなスレがありますが、本文はきれいです。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 

 
                