文芸書専門の古本屋|BASEのネットショップ『柚香の森』
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「読書は心を豊かにする時間」
そんな想いから、厳選した文芸書を販売しています。
手に取った一冊があなたの日常にやさしく寄り添いますように。
柚香の森
サキ短篇集(新潮文庫) サキ/中村能三訳
¥480
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪67版≫2020/9/20発行 『サキ短篇集』(新潮文庫)は、英国作家サキ(本名ヘクター・ヒュー・マンロー)の代表作を収めた短編集。 ブラックユーモアと鋭い諷刺が特徴で、たとえば「開いた窓」の意外な結末や、「おせっかい」に潜む皮肉は、読んだ後に「ふふっ」と笑ってしまうような独特の味わいがあります。 短い物語の中に、予想外の展開や人間の本質を描き出すサキの腕前には驚かされますよ。 この本を読むと、ユーモアの中に隠れた人生の機微を感じ取る力が磨かれる気がします。 「一見おかしいけれど、どこか鋭く刺さる」そんな物語が読みたい時、この本はぴったりです。 日常の隙間時間に読めるので、忙しいあなたにもおすすめですよ。 ちょっと変わった視点で世界を見てみたくなったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
運転者(㈱ディズカバー・トゥエンティワン) 喜多川泰
¥1,200
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪10版≫2022/1/14発行 ハードカバー 喜多川泰さんの『運転者』は、人生に行き詰まりを感じている人にぴったりの物語です。 主人公の修一は中年で転職し、順調に進まない日々に苦しみながら、妻や娘との関係もうまくいかず、精神的にも金銭的にも追い詰められています。でも、そんな修一に現れたのは、不思議なタクシー。乗車してから彼の人生は少しずつ変わり始めます。 この物語はファンタジーの要素を取り入れつつ、「人生の良し悪しは自分の受け取り方次第だ」と気づかせてくれるんです。 どんな状況にも、自分の歩むべき道は必ずあると教えてくれる、心温まる内容です。 私は、読んだ後、心がスーッと軽くなりまたよ。 少しでも迷っているなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
約束された移動(河出書房新社) 小川洋子
¥680
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ハードカバー ≪初版≫2019/11/30発行 小川洋子さんの短編集『約束された移動』は、6篇の短編が収められた珠玉の一冊です。 この作品は、2009年から2019年に発表された"移動"をテーマにした物語が集められています。特に、表題作「約束された移動」では、ハリウッド俳優Bと客室係の"私"が、本を通じて密やかな絆を築く様子が描かれています。Bがホテルの本棚から1冊ずつ持ち去る行為を、"私"は秘密にしながら見守ります。その静かな関係性は、読者の心にそっと寄り添ってきます。 他にも、ダイアナ妃に魅了される老女と孫娘の物語「ダイアナとバーバラ」や、迷子たちを取り上げた「元迷子係の黒目」、羊にまつわる不思議な「黒子羊はどこへ」など、多様な視点で描かれる人間模様が魅力のお話。 この本を読むと、人間関係の複雑さや世代を超えた交流の美しさ、本や言語が持つ力について深く考えさせられます。また、小川洋子さん独特の静謐で豊かな物語世界に浸ることで、心が穏やかに満たされるんじゃないかと思います。 注目していただきたいのは、人と人との微妙な距離感や、移動を通じて生まれる繋がりの描写です。それは私たちの生活にも通じる、大切な何かを思い出させてくれるかもしれません。 人生の儚さと美しさをそっと教えてくれるこの短編集。まるで宝石箱のような一冊を、ぜひ手に取ってみてくださいね。読後には、心に小さな光が灯るような感覚を味わえることでしょう。
薬を食う女たち(河出書房新社) 五所純子
¥1,000
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ソフトカバー ≪初版≫2021/6/30発 『薬を食う女たち』は、五所純子さんのルポルタージュ作品です。 この本では、薬物依存に陥った女性たちの生々しい現実を丁寧に描き出し、彼女たちが抱える心の痛みや社会との関係性を考えさせられます。 読み終えると、「こうした視点が自分にも必要だった」と思わされること間違いありません。ぜひ手に取ってみてくださいね。 読んだ形跡がなく、美しい状態のため(ほぼ新品)といたしました。
青の時代(新潮文庫) 三島由紀夫
¥420
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪73版≫2017/8/25発行 『青の時代』は、三島由紀夫が描く、青年・川崎誠の欲望と挫折の物語です。 彼は名家に生まれ、厳格な父のもとで育ちますが、成長するにつれて自らの道を選び、金銭欲に駆られていきます。 大学時代に出会った女性との関わりから始まる彼の破滅的な人生を、三島特有の鋭い視点で描いています。 この本を読むことで、人間の欲望や挫折、そして戦後の日本社会が抱える矛盾を深く考えさせられます。 また、三島の緻密な心理描写やシニカルな文体に触れることで、彼の文学世界に魅了されることだと思います。もし、社会の変化や人間の本質に興味があるなら、きっとこの作品が心に響くはずです。 『青の時代』は、きっとあなたの心に深く響く一冊になると思います。 三島由紀夫の世界にゆっくり浸りながら、彼の言葉が織りなす魅力を感じてみてくださいね。 <三島由紀夫について> 三島由紀夫(本名:平岡公威)は、1925年1月14日、東京に生まれました。東京大学法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも、9ヶ月で退職し作家の道を選びました。1949年に『仮面の告白』で作家としての地位を確立。その後、『潮騒』や『金閣寺』など数々の名作を発表しました。1970年、最後の作品『豊饒の海』を書き終えた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。彼の作品は世界中で読まれ、ノーベル文学賞候補にもなった日本の代表的作家です。 ※ショップブログ>2025年1月15日 もチェックしてみてくださいね。
みだれ髪(角川文庫) 与謝野晶子
¥320
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2011/4/15 『みだれ髪』は、与謝野晶子が22歳の時に発表した処女歌集で、女性の恋愛感情や自己肯定感を大胆に詠んだ作品です。恋愛の情熱や心の葛藤が繊細な言葉で綴られ、特に「その子二十櫛にながるる黒髪…」といった歌は、美しさと力強さを感じさせるんです。 この歌集は、明治時代の因習に挑戦し、女性の新たな生き方を示唆するものとして高い評価を受けています。 読むと、自分の感情をもっと大切にしたくなる気持ちが湧いてくるはずですよ。 私も読んでいて、「自分を自由に表現するってこんなに素敵なことなんだ」と心が震えました。あなたもぜひ、晶子の情熱の世界に触れてみてくださいね。 目次 ・みだれ髪 ・夏より秋へ(抄) ・君死にたまふことなかれ
裂(講談社) 花村萬月
¥1,100
良好(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2011/3/17発行 経年のスレがありますが、他は問題ありません。 花村萬月について ❝花村萬月(本名・吉川一郎)は、1955年生まれの日本の小説家。高校中退後、放浪生活を送り、30歳過ぎから創作活動を開始。1989年に『ゴッド・ブレイス物語』でデビュー。1998年、『ゲルマニウムの夜』で芥川賞を受賞し、以後、吉川英治文学新人賞や柴田錬三郎賞も受賞。現在は京都に在住。❞ 花村萬月さんの『裂』は、現代社会の複雑な人間関係と心の中にある「裂け目」を描いた作品です。 長編ですが、なぜだかサクッと読めてしまいます。 『裂』は、作家志望の青年と若手女性編集者の複雑な関係を軸にした物語です。 持ち込まれた原稿には、編集者自身の名前が使われ、その内容が二人の心に波紋を広げます。 文学の創作現場や、作家と編集者の繊細な駆け引きがリアルに描かれていて、文学賞の知られざる裏側などを覗ける作品です。 花村さんの鋭い筆致で描かれる緊張感は、きっと引き込まれるんじゃないでしょうか。 私自身、この本を読み終えたあと、「文学とは何か」を考えさせられました。じっくりと世界に浸りたい方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
乳野物語(株式会社サンリード) 谷崎潤一郎
¥800
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ≪初版≫2020/1/1発行 乳野物語―元三大師の母 注釈 解説(谷崎潤一郎と『乳野物語』;曼殊院と山口光圓;師・山口光圓―毎日が授業;尊勝院―元三大師十八か所霊場・第五番;追記―清原恵光師に聞く)(内容情報より) 千野二丁目7-12にある安養院(妙見堂)に伝わる元三大師とその母月子姫の説話をもとに、谷崎潤一郎が昭和26年に雑誌「心」に発表した作品です。小説という体裁ではなく随筆風に話が展開していきます。 千野=乳野 オールカラーです。
箱男 純文学書下ろし特別作品(新潮社)安部公房
¥1,100
並(非常に良い/良好/並) 2版 1973/4/30発行 函(背に経年ヤケあり)、ビニールカバー(経年の劣化あり) 書籍自体はきれいな状態です 『箱男』は、安部公房が描く独特な物語で、ダンボール箱をかぶりながら都市を彷徨う「箱男」の視点を通じて、現代社会の匿名性や自己のアイデンティティに向き合う、という展開。 主人公が見つめる「見えない世界」から浮かび上がる疑問は、私たち読み手の心に深く響いてきて、自己や他者との関わりについて考えさせられるんです。 物語は、箱男の手記とともに、様々な人物や文章が断片的に挿入され、真実を探る手がかりが次々と提示されます。 これにより、情報の解釈を問われ、現実と虚構が交錯する深遠な世界が広がっていくんです。 本書を読むことで、私たちは日常生活の中でふと感じる疑問や不安に対する新たな視点を得られますし、読んだ後、心の中で何かが変わる予感がするはずです。 何度も読み返すことで、異なる解釈が生まれ、あなた自身の思考が深まっていくことでしょう。 『箱男』はただの小説ではなく、思索の旅へと誘ってくれる知的な冒険です。 この本が、あなたにとって新たな刺激となり、心に残る一冊となることを願っています。ぜひその世界に足を踏み入れてみてくださいね。 <安部公房について> 安部公房(あべこうぼう)【本名・あべ きみふさ】は、1924年に東京で生まれ、満州で幼少期を過ごしました。東京大学医学部卒業後、作家としてデビュー。1951年に『壁―S・カルマ氏の犯罪』で芥川賞を受賞し、1962年には『砂の女』で国際的な評価を得ました。小説、戯曲、映画など多岐にわたり活躍し、1993年に急逝しました。 安部公房の読み方は「あべ こうぼう」です。本名の読み方は「あべ きみふさ」となります。
若草物語(新潮文庫) オールコット/松本恵子訳
¥380
良好(非常に良い/良好/並) 22版 2020/3/5 発行 ISBN9784102029039 『若草物語』は、心温まる家族の絆と成長の物語。 4人姉妹が困難に立ち向かいながらも、お互いを支え合い、夢を追いかける姿に胸が熱くなりますよ。 私も初めて読んだとき、ジョーの強い意志に共感し、彼女が作家として成長する姿に励まされました。たまに涙もありましたが、それ以上に温かい気持ちで満たされたのです。 この本を手に取ったとき、きっとあなたも、自分自身の成長を見つめ直すきっかけになると思います。 家族や友人との絆を再認識できる、そんな一冊です。 読むたびに心がほっこりするこの名作、ぜひ手に取って、あなた自身の「若草物語」を感じてみてくださいね。 また、この本は150年以上も読み継がれている名作で、時代を超えて愛され続けている理由がここにあります。家族や友情の大切さ、そして自分を大切にしながら周りを思いやる心を教えてくれますよ。 きっと、あなたの心に寄り添い、人生の指針となる一冊になるはずです。 <ルイーザ・メイ・オルコットについて> ルイーザ・メイ・オルコット(1832年生まれ)は、アメリカの作家で、代表作『若草物語』で有名です。家計を支えるために執筆を始め、1860年代に作家として成功。ペンネームA・M・バーナードでスリラーも執筆し、生涯で30冊以上の本と300篇以上の作品を残しました。
マルテの手記(新潮文庫) リルケ/大山定一訳
¥50
SOLD OUT
非常に良い(非常に良い/良好/並) 60版 2014/6/20 発行 ISBN9784102175033 『マルテの手記』は、リルケが描いた作品で、私たちが普段感じる孤独や不安、そして死について深く考えさせられます。 主人公のマルテは、パリでの生活を通して自分自身と向き合い、現代社会の中で人間の存在がどう意味を持つのかを問いかけます。 この物語を読んでいると、マルテの孤独に共感したり、自分の内面に触れたりする瞬間があるはずです。リルケの美しい言葉が心に響き、読後には、自分や他の人との関係を新しい視点で見つめ直すことができるかもしれません。
セロトニン(河出書房新社) ミシェル・ウエルベック/関口涼子訳
¥1,340
非常に良い(非常に良い/良好/並) ≪初版≫ 2019/9/30 発行 ハードカバー ISBN9784309207810 ミシェル・ウエルベックの『セロトニン』は、現代社会の孤独や絶望をテーマにした物語です。 主人公フロラン=クロードが抱える生きづらさや悩みを通じて、人間関係のもろさや、自分自身の生き方について、私たちも深く考えさせられる一冊。 フランスの農業や消費社会といったリアルな背景が描かれ、読んでいると、自分のことのように感じる場面がたくさんあります。 ウエルベックの言葉には、どこか共感できる部分があり、心にしみるんですよね。 この本を読んで、現代社会で生きることの意味や、人間関係の本質について考えることができると同時に、自分自身の価値観や過去の選択を振り返るきっかけにもなるんじゃないかと思いました。 少し暗いテーマではありますが、その美しい愛の物語には心を打たれ、あなたの世界観を豊かにしてくれるはず。ぜひ手に取って、あなた自身の感じるままに物語を堪能してみてくださいね。 <ミシェル・ウエルベックについて> ミシェル・ウエルベックは1956年生まれのフランスの小説家、詩人で、現代社会への鋭い批判が特徴です。幼少期は共産主義者の祖母に育てられ、1985年から詩作を始め、1991年に第一詩集を出版。『闘争領域の拡大』(1994)で注目され、代表作『素粒子』(1998)で成功を収め、2010年には『地図と領土』でゴンクール賞を受賞しました。
襲撃(河出書房新社) ハリー・ムリシュ/長山さき訳
¥1,690
非常に良い(非常に良い/良好/並) ≪初版≫ 2023/6/30 発行 ハードカバー ISBN9784309208855 ハリー・ムリシュの『襲撃』は、第二次世界大戦が終わる直前のオランダを舞台にした物語です。 主人公のアントンは、家族を失う大きな事件をきっかけに、過去とどう向き合っていくのかを考える日々を送ります。 この本を読むと、戦争の悲しみや、その後も続く影響について、自然と自分のことのように感じてしまうんです。物語の中で出てくるさまざまな問いかけが、私たち自身の価値観や歴史の見方を見つめ直すきっかけにもなると思います。 読み終えるころには、心が少し軽くなるような、不思議な感覚になるので救われます。 <ハリー・ムリシュについて> ハリー・ムリシュは1927年オランダ生まれの作家で、20世紀後半のヨーロッパ文学を代表する人物です。第二次世界大戦後に作家として活動を開始し、2000年には『天国の発見』が世界で150万部を売り上げました。彼の作品は30か国以上で翻訳され、国際的に高い評価を受けています。2010年に83歳で逝去。
幸いなるかな本を読む人(毎日新聞出版) 長田弘
¥3,100
良好(非常に良い/良好/並) 2版 2009/4/5 発行 ハードカバー 2009年 第24回 詩歌文学館賞・現代詩部門受賞 この詩集は、作者の愛する25冊の本、それぞれについて一篇の詩をあてるという形になっているのです。 更に、表紙には読書をする少女の天使の絵、25の詩の扉には、一文字ずつ古いアルファベットのレタリング付きというお洒落さ! で、その25冊の本というのもまた、たのもしい! 本書の詩を読むと、この本はこういう感じなんだ、と違った側面からやってくるので、通常の読書感想とは全く違ったアプローチです。 この詩を読むと、あなたもポエムを作りたくなるかも知れません! 新しい世界が開けますね。 ・梶井基次郎「檸檬」 ・プラトン「ソクラテスの弁明」 ・「荘子 内篇」 ・尾崎一雄「美しい墓地からの眺め」 ・プーシキン「大尉の娘」 ・「エッダ」 ・カント「永遠平和のために」 ・深沢七郎「笛吹川」 ・「アラビアンナイト」 ・アウグスティヌス「告白」 ・アンデルセン「雪の女王」 ・ベンヤミン「ベルリンの少年時代」 ・中島敦「悟浄出世」 ・ホーソーン「人面の大岩」 ・モンテーニュ「エセー」 ・オヴィディウス「変身物語」 ・ニーチェ「暁光」 ・夏目漱石「草枕」 ・「春香伝」 ・カフカ「日記」 ・フォークナー「エミリーへの薔薇」 ・ゴーゴリ「書簡」 ・スピノザ「エティカ」 ・鴨長明「方丈記」 ・ポエティウス「哲学の慰め」 <長田弘さんについて> 長田弘(おさだ ひろし)さんは、1939年福島県生まれの詩人で、児童文学や文芸評論、翻訳、随筆など幅広い分野で活躍しました。1965年に詩集『われら新鮮な旅人』でデビューし、1984年には『深呼吸の必要』がロングセラーに。2015年に75歳で逝去。詩だけでなく、テレビ番組や新聞の選者としても多くの人々に親しまれました。
猫町 他17編(岩波文庫) 萩原朔太郎
¥50
SOLD OUT
良好(非常に良い/良好/並) 26版 2022/7/25 発行 「私」は東京から北越の温泉に向かう途中、偶然「繁華で美しい町」に足を踏み入れます。 そこで出会ったのは、人間の姿をした猫たちの大群。 この『猫町』は、詩集『青猫』の感覚を引き継ぎ、幻想的な短編や散文詩、随筆を十八篇収めています。 詩人としての朔太郎の独特な視点と詩情が際立っており、魅力的な小品集となっています。
敵(新潮社) 筒井康隆
¥50
SOLD OUT
良好(非常に良い/良好/並) ≪初版≫ 1998/1/30 発行 函あり ハードカバー 筒井康隆といえば『旅のラゴス』の印象があり、幻想的で哀愁のただようものというイメージがありました。しかし、やはり、このひとはすごいです。 本書のラストは圧巻でした。紙の本ならではの見ごたえがあります。 さて、『敵』ですが、主人公は75歳の渡辺儀助。彼は大学教授を辞めて10年になります。 愛する妻を失い、一人静かに暮らす日々を送っています。料理や晩酌を楽しみ、時には酒場にも出かける彼ですが、年下の友人とは疎遠になり、かつての教え子・鷹司靖子が訪れることはありません。 そんな彼のもとに、病が忍び寄りますが、春にはまた皆に会えるかもしれないと希望を抱きつつ生活するんです。 この作品は、儀助の私生活や夢、妄想を豊かに描写し、時には愉快さも交えながら進行します。「神」をテーマにした展開も見事だと感じましたし、読み進めるうちにその文章力に感服します。 ラストの表現は、紙の本ならではの特別なものとなっています。
ティファニーで朝食を(新潮社) トルーマン・カポーティ/村上春樹訳
¥830
良好(非常に良い/良好/並) ≪初版≫ 2008/2/25 発行 ソフトカバー トルーマン・カポーティによる中編小説。1961年にオードリー・ヘプバーン主演で映画化されましたよね。映画の印象が強いですよね。 『ティファニーで朝食を』は、トルーマン・カポーティの名作。 本書は新潮社から村上春樹による新訳版です。 物語は、華やかな社交界に生きるホリー・ゴライトリーが、自らの孤独や過去と向き合い、真の幸福を見つけ出す過程を描いているんです。 ニューヨークの1940年代を舞台に、カポーティの精緻な筆致と魅力的な登場人物たちが心に残りますよね。 自由と愛の本質を考えさせられ、あなたの心に深く響く一冊です。 人生を見つめ直したくなる、そんな気持ちを抱きながらページをめくりたくなりますよ。 他、 ・花盛りの家 ・ダイアモンドのギター ・クリスマスの思い出 収録されています。 <カポーティについて> トルーマン・カポーティは、1924年にニューオーリンズで生まれました。幼少期は母親とともにアメリカ南部を転々とし、17歳で「ザ・ニューヨーカー」で働き始めました。19歳でオー・ヘンリー賞を受賞、23歳で初の長編小説を発表し、作家として注目を浴びました。代表作に『ティファニーで朝食を』や『冷血』があります。1984年に59歳で亡くなりました。
奇跡 ミラクル(みすず書房) 長田弘
¥1,680
非常に良い(非常に良い/良好/並) 6版 2021/1/22 発行 ハードカバー 第55回毎日芸術賞受賞 長田弘さんの詩集『奇跡-ミラクル-』は、日常の中に潜む小さな奇跡を見つける力をくれる一冊です。 生と死、存在と不在といったテーマを、長田らしい静かな言葉で紡いでいるんです。 巻頭の「幼い子は微笑む」から、ベルリンを舞台にした詩、そして最後の「奇跡」まで、どの詩も、日々の何気ない瞬間にこそ人生の本質が隠れていると気づかせてくれるのです。 私もこの本を手に取った時、ふと「こんな小さな奇跡に気づける心を大切にしたい」と感じました。あなたも、この詩集を手にした時に、日々の生活に新たな意味を見出す瞬間が訪れるかもしれません。 読むことで、日常に潜む奇跡を見逃さず、大切に感じることができる。 そんな素敵な気持ちを一緒に感じてみてください。 ぜひ手に取ってみてくださいね。 <長田弘さんについて> 長田弘(おさだ ひろし)さんは、1939年福島県生まれの詩人で、児童文学や文芸評論、翻訳、随筆など幅広い分野で活躍しました。1965年に詩集『われら新鮮な旅人』でデビューし、1984年には『深呼吸の必要』がロングセラーに。2015年に75歳で逝去。詩だけでなく、テレビ番組や新聞の選者としても多くの人々に親しまれました。
疼くひと(中央公論新社) 松井久子
¥550
非常に良い(非常に良い/良好/並) 7版 2021/9/10 発行 『疼くひと』は、松井久子さんが描く、年齢を重ねてもなお深く切ない恋と自己発見の物語です。 主人公の唐沢燿子は、70歳にして新たな恋に溺れ、人生の後半で情熱を取り戻します。 年齢を重ねた女性の視点から描かれる性愛は、社会的タブーを乗り越えて、読み手に深く共感させられます。 この物語を通して、きっと「年齢に関係なく、人生には無限の可能性があるんだ」と感じることだと思います。 『疼くひと』は、年齢を重ねても尽きることのない人間の情熱と欲望を鮮やかに描き出し、読者の心に静かな革命を起こす一冊です。松井久子さんの大胆かつ繊細な筆致が、あなたの人生観を揺さぶるかもしれませんよ。 私も、若い頃に感じられなかった感情や視点が、年齢を重ねることで見えてきました。『疼くひと』を手に取ったとき、その一歩を踏み出す勇気がもらえる気がします。 もしあなたが、これからの人生に何か新しい刺激を求めているなら、きっと心に響く一冊になると思います。ぜひ、手に取ってみてくださいね。 <松井久子について> 松井久子は1946年生まれの映画監督、プロデューサー、そして小説家です。早稲田大学演劇科を卒業後、編集者としてキャリアをスタート。その後、俳優のプロダクションを経営し、1998年に映画『ユキエ』で監督デビュー。映画『折り梅』や日米合作映画『レオニー』も手掛けました。2023年には小説『疼くひと』で作家デビューし、続編も発表。年齢に関係なく新たな挑戦を続けている人物として注目されています。
蒲団・重右衛門の最後(新潮文庫) 田山花袋
¥370
非常に良い(非常に良い/良好/並) 89版 2022/10/30 発行 田山花袋の『蒲団・重右衛門の最後』は、”日本の自然主義文学の深み”を感じることができる一冊です。 『蒲団』では、既婚作家と若い女学生の微妙な距離感が生み出す葛藤を通して、人間の弱さや絶望を鮮烈に描いています。 『重右衛門の最後』では、社会から疎外された人物たちの深い憎しみや孤独が、思わず引き込まれてしまうほどの力強さで描かれています。 どちらの作品も、心に深く刻まれ、読むたびに新しい気づきがあるのが魅力。何度読んでも飽きません。 私が思うに、この本は単に物語を楽しむだけでなく、人間の本質に触れることができるので、人間の複雑さや痛みを感じることで、私たちが日常生活でどれだけ見過ごしている感情や思いがあるのかに気づけるのかもしれません。 きっと、読み手にも共感できる瞬間がたくさんあるはずなんです。 この作品を手に取って、あなたの心の深い部分に触れてみてください。きっと、心に残る一冊になるはずですよ。 <田山花袋について> 田山花袋(本名:田山録弥(ろくや))は、1871年に栃木県で生まれました。14歳で上京し、19歳で小説家を志し、尾崎紅葉に師事しました。博文館に勤務し、1907年には『蒲団』を発表、日本自然主義文学を確立しました。その後、『生』や『妻』など多くの作品を残し、1930年に60歳で亡くなりました。
小銭をかぞえる(文春文庫) 西村賢太
¥50
SOLD OUT
非常に良い(非常に良い/良好/並) 4版 2011/6/5 発行 金欠で妄想に悩む主人公は、愛憎や暴力に翻弄される最底辺の男です。彼の壮絶な日々は悲惨さを超えて笑いを誘うほど。 西村賢太さんの傑作私小説2篇は、暴言を吐きながらも優しさを見せる一面が描かれています。中卒の彼は、年下の大卒の女性と同棲しており、日常の何気ないシーンがとてもユーモラスに表現されています。自宅やデパートに行く会話のやり取りが秀逸なのでクスッと笑える場面もあります。 ちなみに、私は、西村賢太さんの作品はどれも不思議と一気読みできてしまいます。 私小説であり、西村賢太さん自身が文学に詳しいため、作品中に登場する作家や作品の情報から文学の知識も得られるのが良いところであり、私にとっての西村賢太の楽しみ方の一つです。
ちくま日本文学全集 織田作之助 1913-1947(筑摩書房) 織田作之助
¥650
良好(非常に良い/良好/並) ≪初版≫ 1993/5/20 発行 織田作之助得意の短編集です。織田作は短編の名手なので本当に面白い。 『ちくま日本文学全集 織田作之助 1913-1947』に収められた織田作之助の作品は、大阪の庶民の生活を生き生きと描き出し、そこに生きる人々の強さや弱さ、愛情や葛藤を見事に表現しているのです。 特に『夫婦善哉』では、困難に立ち向かいながらも前向きに生きる夫婦の姿に胸が熱くなります。 笑いと涙が交錯するその物語の中に、誰もが抱える日々の悩みや喜びが共鳴し、温かい気持ちになれることだと思いますよ。 大阪弁の魅力も相まって、読んでいるとまるでその場にいるような感覚に。心温まる物語を通して、あなたの心にも少しでも勇気と希望を届けてくれる一冊です。 本書には代表作『夫婦善哉』や『勧善懲悪』『アドバルーン』など名作が入っているので、楽しめます。 織田作を満喫してくださいね! <織田作之助について> 織田作之助(おだ さくのすけ)は、1913年、大阪に生まれました。旧制第三高等学校を中退後、1938年に『雨』でデビューし、1940年には『夫婦善哉』で作家として名を馳せます。戦後は無頼派作家として活躍し、評論も手掛けましたが、1947年に結核で急逝。短い生涯の中で、大阪の庶民を描き、文学に大きな影響を与えました。 ※『夫婦善哉』については、ショップブログ>2024年10月5日です。ぜひチェックしてみてくださいね!
父と子(新潮文庫) ツルゲーネフ/工藤精一郎訳
¥450
非常に良い(非常に良い/良好/並) ≪2版≫1998/11/10発行 『父と子』(新潮文庫)は、ツルゲーネフの名作で、親子の愛情だけでなく、新旧世代間の価値観の対立を深く描いています。 大学を卒業したアルカージーと彼の友人バザーロフの物語は、当時のロシア社会の変化を背景にしながらも、現代にも通じるテーマを含んでいます。 冷静で虚無主義者のバザーロフが恋愛に揺れる場面や、父世代との意見のぶつかり合いには、「私たちも同じだな」と感じることが多いかもしれません。どんなに強い理念を持っていても、人間の弱さや感情は切り離せない――そんな深いメッセージが込められているんですよね。 読むことで、家族や世代間の関係、自分自身の信念について改めて考えるきっかけになる一冊です。 ロシアの美しい農村風景が織り交ぜられた描写も素晴らしいので、ぜひページをめくってみてくださいね!
愛について語るときに我々の語ること(村上春樹 翻訳ライブラリー)(中央公論社) レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳
¥850
非常に良い(非常に良い/良好/並) 6版 2020/3/31 発行 ソフトカバー レイモンド・カーヴァーの短編集(1981年)は、村上春樹さんが「作風の変化を感じられる」と紹介している本です。 『愛について語るときに我々の語ること』は、レイモンド・カーヴァーの深い洞察を感じさせる短編小説集で、村上春樹がその微妙なニュアンスを日本語に優しく訳しています。 物語の中では、二組のカップルが愛の意味を語り合いながら、愛とは何かを少しずつ紐解いていきます。シンプルながらも心に響くその言葉たちは、あなた自身の愛や人間関係についても考えさせてくれるはずなんですよね。 もし、あなたが「愛」についてじっくりと考え、心の中で少し立ち止まってみたいと思うなら、この本はまさにぴったりです。 カーヴァーの素朴でありながら深い言葉を、村上春樹の優しい訳で味わうことで、きっと自分にとっての「愛」というものがもっと鮮明に見えてくると思います。 私もこの本を読み返すたびに、「愛って一体何だろう?」と考えさせられます。 あなたも、きっと同じように感じるはずだと感じます。手に取って、その心に響く一節を味わってみてくださいね。 <レイモンド・カーヴァーについて> レイモンド・カーヴァー(1938年生まれ)は、アメリカの短編小説作家で、労働者階級の生活を描いた現実主義的な作風で知られます。カリフォルニアで創作を学び、1970年代から80年代に名声を確立。アルコール依存症を克服し、1988年に肺がんで死去しました。代表作に『愛について語るときに我々の語ること』があります。