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ちくま日本文学全集 織田作之助 1913-1947(筑摩書房) 織田作之助

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≪初版≫ 1993/5/20 発行

「人間くささ」に、思わず笑って、泣けてくる──そんな言葉がぴったりなのが、織田作之助の短編集『ちくま日本文学全集 織田作之助』です。昭和の大阪を舞台に、名作「夫婦善哉」をはじめとする短編の数々が、庶民の日常をユーモアと哀愁たっぷりに描き出しています。どのお話も、ページをめくるたびに、まるで誰かの人生の断片をそっとのぞき見るような感覚があるんですよね。

私は「アド・バルーン」という作品を読んだとき、心の奥がじんわりあたたかくなりました。人は弱くて不器用。でもだからこそ、愛おしい。そんなふうに思わせてくれる物語たちが、この一冊にはぎゅっと詰まっているんです。

本には、心のひだにそっと寄り添い、癒してくれる力があります。もし、今ちょっとだけ心が疲れているなら、織田作之助の世界に触れてみませんか? 気になる一編からでかまいません。きっと、あなたの中にも何かあたたかいものが灯りますよ。


<織田作之助について>
織田作之助(おだ さくのすけ)は、1913年、大阪に生まれました。旧制第三高等学校を中退後、1938年に『雨』でデビューし、1940年には『夫婦善哉』で作家として名を馳せます。戦後は無頼派作家として活躍し、評論も手掛けましたが、1947年に結核で急逝。短い生涯の中で、大阪の庶民を描き、文学に大きな影響を与えました。
※『夫婦善哉』については、ショップブログ>2024年10月5日です。ぜひチェックしてみてくださいね!

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