




ほとほと(毎日新聞出版) 髙樹のぶ子
¥1,450 税込
残り1点
なら 手数料無料で 月々¥480から
この商品は送料無料です。
【非常に良い】(非常に良い/良好/並)
≪初版≫2019/2/10発行
『ほとほと 歳時記ものがたり』は、季節の移ろいと共に、大切な人との再会を幻想的に描いた短編集です。
24篇の物語は、それぞれが「季語」を軸に、忘れがたい人との再会の瞬間をやさしく切り取っているんです。
高樹のぶ子さんの言葉は、どこか温かく、私たちの心に深く響いてきます。
ほんの少しの時間でも、静かに心を落ち着けて読めるので、日々忙しく過ごしているあなたにぴったりだと思います。
私が特に感じたのは、季節や行事の中に込められた、人々の思いがとても優しく描かれている点です。忘れられない人に再会したくなる、でもその「再会」が現実ではないことに少し寂しさを感じる――そんな気持ちが、この本を読んだ後に深く胸に残ります。
もし今、少しだけ疲れたなと思うあなたが、心をやすらげたいと思っているなら、きっと『ほとほと』が助けになると思います。ほんの少しの優しさと、思い出と、季節の美しさが一緒に届く、そんな本です。
【目次】
ほとほと/猫の恋/春の闇/エイプリルフール/翡翠/鳴神月/出目金/笹まつり/秋出水/月の舟/銀杏/牡蠣殻/寒椿/夜の梅/小町忌/帰雁/竹落葉/紫陽花/滝壺/星月夜/虫時雨/栗の実/身に入む/寒苦鳥
<高樹のぶ子さんについて>
高樹のぶ子(たかぎ のぶこ)さんは恋愛小説や女性心理の描写で活躍し、近年は古典文学の現代化に挑戦。代表作に「水脈」や「小説小野小町 百夜」などがあり、幅広い文学的探求を続けています。
-
レビュー
(21)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,450 税込
送料無料