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日常的隣人 吉田知子選集Ⅱ(景文館書店) 吉田知子

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ソフトカバー
≪初版≫2013/10/10発行

『日常的隣人』は、吉田知子さんの選集Ⅱに収められている小説で、日常の中での人間関係の複雑さやもつれを描いています。
「日常のすき間に潜む、可笑しみと哀しみ」──吉田知子さんの短編集『日常的隣人』を読むと、そんな言葉が自然と浮かんできます。母娘、夫婦、隣人…ごく普通のやりとりのなかにふと現れる違和感。それはときに滑稽で、怖さすら感じるほどリアルです。でも、だからこそ、ああ、わかるなあと頷いてしまうのです。

この本には、誰にでも起こりうる関係のズレや境界のゆらぎが、鋭く、でもどこかユーモラスに描かれています。私自身、読んでいて「これって他人事じゃないな」と感じました。人との距離に悩む方、自分だけが変なのではと感じている方に、ぜひそっと手渡したい一冊です。どうぞ、あなたのペースで、ページをめくってみてくださいね。


<吉田知子さんについて>
吉田知子さん(1934年生まれ、静岡県浜松市出身)は、満州や樺太で幼少期を過ごし、戦後に帰国。記者や高校教諭を経て作家となり、1966年に文壇デビュー。1970年に「無明長夜」で芥川賞受賞後も多数の文学賞を受賞し、日常に潜む不条理を描く作風で独自の地位を築いています。

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