2025/04/23 15:35
こんにちは!
春風が心地よく吹き抜ける四月の下旬、木々の新緑もまぶしく感じられる季節となりましたね。
そんな中、去る4月13日から、大阪万博2025が開催されています。
人工島・夢洲に集う未来のアイデアたちを思うと、胸があたたかくなります。 テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
壮大だけれど、どこか身近な響きもあるこの言葉に触れて、私は思いました。
「未来って、どうやってやってくるんだろう?」
テクノロジー、AI、自然との共生……希望も不安も混ざり合う未来を、やさしく照らしてくれるのが「近未来SF小説」でした。
少し先の世界を描いた物語たちは、人の心のゆらぎや葛藤を通して、そっと未来の輪郭を見せてくれます。 今回は、そんな本をいくつかご紹介したいと思います。
◆ 『柚香の森』が選ぶ 近未来SF小説のおすすめ
ここからは、そんな未来をやさしく、時に鋭く描いた近未来SF小説をいくつかご紹介しますね。
未来というテーマを幻想的に描いた短編集。
夢と現実のはざまにある不思議な読後感が魅力です。
夢と現実のはざまにある不思議な読後感が魅力です。
時間移動や宇宙戦争を描きながら、人間の運命や自由意志に問いを投げかける風刺SF。
笑いと哲学が共存する一冊です。
笑いと哲学が共存する一冊です。
生と死の境界、身体の在り方、新しい家族像。
現代と地続きの未来を描く短編集で、読後にじんわりと余韻が広がります。
現代と地続きの未来を描く短編集で、読後にじんわりと余韻が広がります。
冬眠とタイムトラベルをテーマにした、希望と再生の物語。
少し切なくて、とても優しい名作です。
少し切なくて、とても優しい名作です。
知性を持つ山椒魚が人間社会に広がっていくという奇想天外な設定。
風刺が効いた近未来ディストピアです。
風刺が効いた近未来ディストピアです。
科学的好奇心と冒険心にあふれた物語。
未来を夢見る力がぎゅっと詰まった、時代を越えるSFの源流。
未来を夢見る力がぎゅっと詰まった、時代を越えるSFの源流。
未来はまだ来ていないけれど、物語の中ではもう出会っているのかもしれませんよね。
本を読むことで、未来を想像するやさしい力が育まれる。そんな読書の時間を、大阪万博の今に重ねてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『柚香の森』では、これからも日常の中にある小さな読書の灯りを、そっとお届けしてまいります。
また、おすすめの本や感想などありましたら、どうぞ気軽にお知らせくださいね(^^♪
