2025/02/18 11:13
こんにちは。
今日は、私の気持ちを少しお話しさせていただけたら嬉しいです。
お時間があれば、ぜひ「店主のひとりごと」にお付き合いくださいね。
最近、電子書籍の便利さがよく話題になりますが、私はやっぱり紙の本が好きなんです。紙の本には、ページをめくる感触や、インクの香り、装丁の美しさなど、五感で楽しめる魅力が詰まっていますよね。
紙をめくる音や、表紙の質感を感じながら読む時間は、デジタルでは味わえない特別なひとときは、紙の本が好きな理由のひとつでもあります。
みなさんは、紙の本を手に取ると、自然と安心感を覚えませんか?
私が思うに、きっと本が「物」として存在しているからこそ生まれる感覚なのかもしれないですね。
好きな本を本棚に並べたり、お気に入りのしおりを挟んだりするのも、紙の本ならではの楽しみですよね。
特に古本には、その本が歩んできた時間や前の持ち主の思いが込められていて、思わず愛おしい気持ちが押し寄せてきます。
私は本を仕入れると、一冊一冊確認し、クリーニングをして、キズや汚れをできる範囲で修正していきます。もちろん、修正しきれないところもありますが、少しずつきれいに整えられた本を見ると、愛着(これが厄介な感情なんです)が湧いてきて、書店にアップするときは、切なくなることも。
「元気でね。」なんて、思ったり…(ちょっと大げさかもしれませんが、それくらいの気持ちです)
確かに、紙の本には不便な点もあります。持ち運びが少し面倒だったり、収納スペースに悩んだりすることも。でも、それでも私はやっぱり紙の本が好きな理由は、その「ぬくもり」や「愛おしさ」にあるのだと思います。本を開くたびに、ゆっくりとした時間が流れ、心が落ち着く。そんな読書のひとときを大切にしたいのです。
古本屋の店主として、紙の本の魅力をもっと多くの方に伝えられたら嬉しいなと考えています。
あなたもぜひ、本を手に取って、その優しい魅力を感じてみてくださいね(^^♪
