2025/02/04 11:23
こんにちは。
先日、友人の営むブックカフェで、大阪女性文芸賞(2021年終了)の代表だった方のお話を伺いました。
小説新人賞への応募や選考の裏側について、興味深いお話がたくさんありましたので、ご紹介しようと思います。
すでに書いている方やこれから応募を考えている方にとって役立つヒントになれば嬉しいです。
応募原稿の基本のチェックポイント
まずは、小説新人賞の応募原稿の形式を見直してみよう。意外と基本的な部分で損をしていることもあるそうなんです。
取りやすくするためには、
✔ 文字間隔は適切か?(間隔が開きすぎていないか?)
✔ フォントサイズは12pt程度か?
✔ プリントのインクは薄すぎないか?(視認性は大事)
✔ 文章の冒頭3~5枚でしっかり惹きつけられるか?
読者が読みやすい形になっているかどうか、もう一度確認してみてくださいね。
自分に合った賞を選ぶ大切さ
実は、小説新人賞を「どの賞に応募するか」も大切なポイント。たとえば、純文学が得意な方がエンタメ寄りの賞に応募しても、評価されにくいことがあります。
例:意外なジャンルで評価された作家
・秋吉理香子さん(純文学志望→ミステリーで受賞)
・石田夏穂さん(エンタメ志望→純文学で評価)
取りやすくするには、ご自身の作品に合った小説新人賞を探すと、新たなチャンスにつながります。
ちなみに、石田衣良さんは自分の適する小説新人賞がわからなかったので、すべてに応募されたそうですよ。
プロフィールの書き方はシンプルがベスト
小説新人賞の応募の際につけるプロフィールも、意外と見られているそうなんです!
取りやすくするために気をつけること
・電話番号やメールアドレスは必須
・最終学歴や変わった経歴は書くとプラスに働くことも
・受賞歴は重要なものだけ記載(細かく書きすぎない)
勝負は作品です!
もし小説新人賞に落ちたら、落ちたことを糧にして、次の挑戦へ進みましょう!
あなたの紡いだ言葉が誰かに届くことを願っています。
(わたしも小説新人賞をあきらめていません!)
書きながら心が熱くなってしまいましたが、今週から今期一番の冷え込みとなるそうですね。
どうぞ、暖かくして体調に気をつけてお過ごしください(^^)
