2023/07/26 10:02
こんにちは!
暑中お見舞い申し上げます。
毎年「今年は最高の暑さです」と言いますが、果たして最高の暑さがこの先ずっと続くのかも知れないですね。”最低の暑さ”といものも経験しみたいけれど、これは私たちは、過去に経験済みですもんね。思い出せませんが……
さて、暑い中でも溌溂と鮮やかな花を咲かせる木があります。百日紅(サルスベリ)です。
緑が鬱蒼とするなかで、ひときわ真赤に、濃い桃色、紅色……そんなパッと輝く色で咲いています。
この木は中国からやってきたそうなんですが、ネットで調べるととても悲しい恋物語がありました。
悲恋はネットから引用させてもらいますね↓
『ある海岸に近い村では、毎年、水難を避けるために竜神に娘を生贄として捧げる風習がありました。
ある年、生贄として選ばれたのは長者の娘。どんなに悲しみにくれても、長者の娘であっても、定めを変えることはできません。覚悟を決めた娘は、海岸で竜神を待ちます。そこに通りかかったのは、旅の途中の王子です。美しい娘に一目で恋に落ちた王子は、勇敢に竜神に立ち向かい、見事、討ち果たしたのです。旅の途中だった王子は、百日後に娘を迎えに来ることを約束して旅を続けます。
ところが、百日後に戻ってきた王子は、娘が亡くなったことを知ります。どんなに嘆き悲しんでも娘は戻って来ることはありません。
やがて、娘のお墓から1本の木が芽を出し、紅い可憐な花を咲かせます。
それを見た村の人々は、「百日の間、王子の帰りを待ち続けながら約束を果たせなかった娘の生まれ変わりと、その木を「百日紅(ひゃくじつこう)」と呼ぶようになりました』
どうして娘が亡くなったのか、わかりません。昔話とは、深く考えない方が良いのかも知れないです((+_+))
そんなサルスベリの花言葉は『愛嬌』
≪愛嬌というのはね、自分より強いものを斃(たお)す柔らかい武器だよ≫
夏目漱石「虞美人草」の冒頭より
愛嬌は最強 (*'▽')