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「雨の木」を聴く女たち (新潮文庫) 大江健三郎
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16版 2002/9/5発行
ISBN4101126151
表紙に経年のスレあり。他はきれいな状態です。
「何か心に残る物語を読みたいな」と思ったとき、この本をおすすめします!
大江健三郎の『「雨の木」を聴く女たち』は、5つの短編からなる連作小説集。
「僕」という語り手の視点を通して、人々の孤独や心の奥深くにある思いが、静かに、でも確かに描かれています。舞台はハワイやメキシコなどの異国の地。そこには、死を見つめる人や、誰かとのつながりを求める人たちがいます。
物語全体に流れる「雨の木」の存在が、どこか寂しく、けれど穏やかに心に響いてくるのです。人生のなかで感じる苦しみや希望にそっと寄り添い、「人とは?」「生きるとは?」と、ふと考えさせられるような作品なんです。
大江健三郎の作品は少し難しい印象があるかもしれません。でも、この短編集は比較的入りやすく、彼の文学の世界に触れてみたい方にもおすすめです。読後には、まるで「雨の木」が静かに滴を落とし続けるように、物語の余韻が心に残るんじゃないでしょうか。
ぜひ、静かに心に沁み込むこの一冊を、ゆっくり味わってみてくださいね。
<大江健三郎さんについて>
大江健三郎(1935-2023)さんは、戦後日本を代表する作家。東京大学卒業後、「飼育」で芥川賞を受賞。『万延元年のフットボール』など社会的・哲学的テーマを描き、1994年にノーベル文学賞受賞。晩年まで執筆を続けた。
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