





めし(新潮文庫) 林芙美子
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≪35版≫ 1975/4/30発行
経年のヤケあり。ビニールカバーしてあります。
林芙美子の『めし』は、結婚生活に消耗し、希望を失っていく三千代と、人生に積極的な里子の姿を描いた物語です。
二人はそれぞれ、愛する人から離れようとしています。
里子は父母から背を向け、三千代は夫・初之輔から距離を取ろうとします。初之輔や里子の両親が三千代や里子を愛していることは確かですが、それでも心の隙間は埋まらず、切ないほどの孤独を感じるのです。
「どうせ、私は、馬鹿ですよッ。」と三千代が自分を責め、家事に追われる日々の不満をぶつけても、夫には理解されません。別れを決意し、夜中に暗い階段を昇り降りしながら思いあぐねる三千代。その姿に漂う虚無感や、心細さは女性ならではのものだと感じさせられて胸がしめつけられるんですよね。
林芙美子は、女性の心に秘めた哀しみや切なさを、細やかに描き続けてきました。彼女の作品に触れることで、きっとその深い人間ドラマに共感して、心が動かされることだと思います。
この本を通じて、時代を超えて共鳴する女性の孤独を感じ、物語に登場する大阪の名所や地名を楽しみながら、心に残るひとときを過ごせるはずです。
『めし』は、あなたにとっても、新たな視点を与えてくれる作品になることでしょう。ぜひ手に取って、林芙美子の世界に浸ってみてくださいね。
<林芙美子について>
林芙美子(1903年生まれ)は、山口県出身の作家で、庶民の生活を共感を込めて描いたことで知られています。学生時代から文学に情熱を注ぎ、1928年には『放浪記』で作家として注目を集めました。戦後も『うず潮』や『浮雲』など、庶民の心情を描いた作品を発表し、昭和を代表する作家となりました。
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