2025/08/21 14:45
夏の終わりに、想像の旅へ出かけてみませんか?
こんにちは!
柚香の森の店主です。
お盆が終わると、朝夕の風にほんの少しだけ秋の気配が混じりはじめるはずなんですが、今年はそうは行きませんね。でもこころでは「夏の終わり」がふわりと立ち上ってくるような気がします。
まだまだ日差しが強く、外に出るのもついおっくうになってしまう毎日。
そんなときには、一日だけでも、静かな部屋の中で本をひらくひとときを持ってみませんか。
ひとりの時間を、心が自由に羽ばたける“想像の旅”へと変えてくれる──
そんなSF小説たちを、今日はそっとご紹介いたします。
「ロボット(robot)」という言葉を生み出したことで知られるチャペックの、知的で風刺に満ちた一冊。
文明や社会の在り方に問いを投げかけながらも、どこかユーモラスで、考えることの面白さを教えてくれます。
現実の延長線上にある“もしも”の世界に、心が揺さぶられますよ。
映画『メッセージ』の原作としても知られる短編。
言葉とは、記憶とは、そして生きるとは──。
深く静かな余韻が、読み終わったあとも長く心に残ります。
夜の静けさの中、ひとりでそっと向き合いたくなる、そんな物語です。
終わりのない旅を続ける主人公ラゴス。
出会いと別れ、知識と喪失、そのすべてが生きることと重なっていきます。
読み進めるうちに、「旅をすること」と「生きること」が、静かに結びついて感じられてくる、不思議な一冊です。
この夏の終わりに、そっと寄り添ってくれるようなSFです。
古典SFの名作。
科学と空想が交差するヴェルヌの冒険譚は、子どもの頃のワクワクを思い出させてくれるような力を持っています。
未知の海底や地底へ、本を通して旅をする時間は、日常の中の小さな冒険です。
本をひらくその時間は、あなたの中にある小さな宇宙
SF小説というと、少しむずかしいように思われるかもしれません。
でも、きっとどの物語も、どこかで今の私たち自身の心の中に触れてくれるはずです。
ふと立ち止まりたくなったとき。
今いる場所から、ほんの少し離れてみたくなったとき。
本の世界は、そっと扉を開けて待っていてくれます。
静かな午後や、夜のベッドの中で。
この夏の終わりに、想像の世界への小さな旅をしてみませんか?
どうぞ、あなたのひとり時間が、やさしく豊かなものとなりますように。
店主より
