2024/05/29 15:52
こんにちは!
早や五月も終わりですね。気持ちは入梅へと繋がっています。
この時期のお花は美しい花が多いように思えます。
グラジオラス、あやめ、紫陽花や紫蘭なんか、しっとりした美しさがあります。
また、6月19日は 小説家・太宰治を偲ぶ日でもありますね。
【桜桃忌】です。俳句の季語としても使われていますけれど、いわゆる太宰治の「命日」です。死の直前に書いた名作『桜桃』にちなんでいます。
偲ぶ日とは、正確には入水自殺を遂げた太宰の遺体が見つかった日です。
もうひとつ言うなれば、娘の津島佑子さん(作家)が生まれた翌年に、太宰は玉川上水で入水心中しました。
美しい花たちは、何故か太宰を偲んで咲いているように思えるのです。太宰だけではなく、自分の範囲の亡くなった方々を偲んでくれているような気がします。
幼い頃から、人が死んだらお花が咲き、蝶々が舞うというスピチュアルな世界が好きなので勝手な妄想だと思います。
どこか童話のようで、神話のような小さな出来事は見過ごされているように思います。
6月、梅雨が始まりますが、梅雨によってストレスを感じたりうっとおしくなった時、現実とは違う世界を体験するのもひとつです。