








愛の重さ(ハヤカワ文庫) アガサ・クリスティー/中村妙子訳
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3版 1976/11/15 発行
背表紙イタミあり、経年のキズ、ヤケあり
読むには問題ありません(装丁絶版)
「愛することは、時に誰かの重荷になってしまう」──そんな痛みを、あなたも感じたことがあるでしょうか。
アガサ・クリスティーが“メアリー・ウェストマコット”名義で書いた『愛の重さ』は、そんな愛の裏側にある静かな哀しみを描いた物語です。
主人公ローラは、愛されることに飢えながらも、妹に深い愛を注ぎます。けれど、その愛はいつしか妹にとって重すぎるものとなってしまうのです。
善意や思いやりが、時に誰かを傷つけてしまう──そんな現実に、胸が締めつけられました。でもだからこそ、人と人との距離や、愛の伝え方について深く考えさせられる一冊でした。
「愛」とは、ただ優しいだけのものではない。
その複雑さに、そっと寄り添ってくれる物語です。
静かな余韻が心に残るこの本、ぜひあなたの手でめくってみてくださいね。
◆本書について:「ミステリーの女王」として知られるアガサ・クリスティー。
けれどその筆は、名探偵の謎解きだけでなく、人の心の奥深くにも静かに届いていました。
『愛の重さ』は、彼女が“メアリー・ウェストマコット”という別名で綴った、家族や愛のすれ違いを描いた一冊なんです。
推理小説とは違い、姉妹の間にある愛と嫉妬、そして「与える愛」と「受け取る愛」の繊細な違いに光を当てています。
クリスティー自身の経験や、女性としてのまなざしが込められたこの物語は、読んだあとにふっと心の奥があたたかくなるような、不思議な余韻を残します。
謎ではなく、人の心にそっと寄り添うクリスティーの一面を、どうぞ味わってみてくださいね。
<アガサ・クリスティーについて>
アガサ・クリスティー(1890–1976)は、「ミステリーの女王」と称されるイギリスの推理作家です。ポアロやミス・マープルを生み出し、長編・短編あわせて100作以上を執筆。世界で最も多く翻訳された作家としても知られています。薬剤師助手や旅の経験が作品に活かされ、推理小説界に不動の地位を築きました。
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