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夜の光に追われて(講談社文庫) 津島佑子

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≪初版≫ 1989/9/10 発行
カバー背やけ 帯背、 天少やけ、しみ 小口・地うすやけ 本文美

1986年第38回読売文学賞受賞作品


津島佑子さんの『夜の光に追われて』は、大切な人を失ったあとに訪れる“言葉にならない痛み”を、静かに見つめていく物語です。

9歳で亡くなった息子を想いながら、千年前の平安文学『夜の寝覚』の作者に手紙を綴る──そんな不思議な構成で進むこの小説は、現代と古典、現実とフィクションが重なり合いながら、読む人の心へそっと届いてきます。

読書セラピーの視点で言えば、この本は「悲しみと向き合う場所」を与えてくれる一冊です。悲嘆は孤独なもののように思えても、実は物語の中で誰かの痛みとつながることができる。読み進めるうちに「悲しみは一人だけのものではない」と感じられる瞬間があるんです。

夜にひとりで本を開いたとき、この物語は、深い闇に小さな光を差し込むように、心を少しずつあたためてくれるかもしれません。


<津島佑子さんについて>
津島佑子(つしま ゆうこ)さんは、1947年に東京で太宰治の次女として生まれ、白百合女子大学を卒業後、1969年に『レクイエム――犬と大人のために』で文壇デビュー。その後、多くの受賞歴を重ね、日本文学を代表する作家として国際的に評価されました。2016年に逝去。


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