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今日の花を摘む(双葉社) 田中兆子
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≪初版≫ 2023/6/24 発行
田中兆子:1964(昭和39)年、富山県生まれ。8年間のOL生活を経て、専業主婦となる。
(あらすじ)
私の趣味は、男性との肉体を伴ったかりそめの恋。それを、私はひそかに「花摘み」と呼んでいる――。
出版社に勤めるかたわら茶道を嗜む愉里子は、一見地味な51歳の独身女性。
だが人生を折り返し、「今日が一番若い」と日々を謳歌するように花摘みを愉しんでいた。
そんな愉里子の前に初めて、恋の終わりを怖れさせる男が現れた。
20歳近く年上の茶の湯の粋人、万江島だ。だが彼には、ある秘密があった……。
肉体の衰えを感じ始めた世代のリアルな性愛を軸に、自分を偽らずに生きる女たちの姿と、その連帯を描いた著者初の長編小説。
中高年世代の性愛にタブーを怖れず挑んだ衝撃作『今日の花を摘む』(田中兆子著)が、
第3回『本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞』受賞
https://books.bunshun.jp/articles/-/8555
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