恋愛論(新潮文庫) スタンダール/大岡昇平訳
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≪55版≫ 2012/1/30 発行
スタンダール (1783-1842)
東南フランス、ドーフィネ地方のグルノーブルに生れる。
本名はアンリ・ベール。
1818年~1820年にかけて、スタンダールは生涯の大恋愛をしていました。
彼はナポレオンの没落と共に、軍人としての経歴を終わり、母の遺産から上がるわずかな年金で、イタリアのミラノに滞在し、気ままな生活を送っていた。ミラノで土地の将軍の妻、メチルド・デンボースキーに恋をしたのです。
メチルドは二人の子供を連れて夫と別居中だった。スタンダールはその少し冷たい美貌と「不在の幸福」を想うような眼差しに憧れたが、なかなか反応はなかった。
そのころイタリアでは外国人が街中をうろうろ歩き回るのは厄介なことだった。スタンダールにとってますます身動きが取れず、思うように行動できない苛立ちから彼女への想いが募るばかりでした。
『恋愛論』は、著者がこの苦しい恋愛をしているときに書かれたものです。
恋愛を4つのタイプに分けて、始まり方や男女の違いなどを面白いエピソードと一緒に説明しています。また、昔の恋愛や国ごとの違いも紹介されています。恋愛のステップや気持ちの変化は、今も昔も変わらないんだなと感じられます。この本を読むと、恋愛についていろいろな発見があって、とても参考になります。
ありとあらゆる国、土地、人、環境、時代などからの恋愛を織り交ぜながら、恋愛論を書いています。
膨大な恋愛の質のようなものを感じ、読み進めるのに時間がかかりますが、
この際、じっくりとスタンダールの恋愛論に向き合って、さらに自論を重ねて読み進めてはいかがでしょうか。
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