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鍵・瘋癲老人日記(新潮文庫) 谷崎潤一郎

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≪57版≫ 2020/5/5 発行

◆老夫婦の閨房日記を交互に示す手法で性の深奥を描く『鍵』
この物語は、封建的な家庭で育った妻と年を取った大学教授の夫の話です。夫は年齢のせいで体力が衰え、妻の欲求を満たすことができなくなります。そこで夫は、妻に若い男性を近づけることで、自分の気持ちを奮い立たせようとします。

「鍵」という日記が、夫婦の秘密を明らかにする手がかりとなります。お互いに日記を盗み見られているかもしれないという緊張感が、物語にさらなる緊迫感を加えています。たとえこの夫婦が普通に見えても、実は日常の中に深い秘密や複雑な感情が隠れていることが、怖いです。



老残の身でなおも息子の妻の媚態に惑う『瘋癲老人日記』
晩年の二傑作。
カタカナに慣れていない人は、「鍵」などの本を読んで慣れてみてください。この話も「鍵」と似ていますが、一つ一つの言葉を丁寧に読むと、年老いた主人公の気持ちが見えてきます。
77歳の督助(とくすけ)は、息子の嫁である颯子(さつこ)に恋をします。彼は颯子の美しい体を手に入れるのですが、それは変わった夢の実現でした。督助は颯子の足の形を取って、それを墓石にし、自分の骨をその下に埋めようとします。物語の終わり方がとても印象的です。

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