




阪急電車(幻冬舎) 有川浩
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51版 2018/4/20発行
ISBN9784344415133
阪急今津線を舞台に、片道わずか15分の電車の中で、誰もが心に抱える小さな悩みや孤独が、思いがけないやさしさと出会う――そんな物語です。
元カレの結婚式に複雑な思いを抱えるOLの翔子、DV彼氏との関係に悩む女子大生のミサ、ママ友との付き合いに疲れを感じる主婦の康江……。それぞれが抱える心のもやもやが、同じ車両で交わされるささやかな言葉や仕草によって、少しずつ変わっていきます。全16話を通して描かれるのは、「他人の優しさが連鎖する瞬間」のあたたかさ。
たった14分の乗車時間でも、人は誰かの人生のきっかけになれる。そんな気づきが、ふっと胸に残ります。悩みや孤独は、誰もがひそかに抱えているものなのだと、そっと教えてくれるこの本。何気ない日常の出会いや景色が、こんなにも尊いものだったのかと、読み終えたあとに優しい視点が心に芽生えるかもしれません。
もし、今ちょっと人間関係に疲れていたり、誰かの言葉に救われたことがあるなら――
あるいは、通勤電車の中でふと「この人にも物語があるのかな」と想像したことがあるなら――
きっとこの本は、あなたの心の片隅に静かに寄り添ってくれます。
今日の帰り道、いつもの電車の中で、ちょっとだけまわりを見渡してみませんか?
この一冊が、その景色にそっと物語を灯してくれるかもしれません。
<有川ひろさんについて>
有川ひろさん(旧名・有川浩)は高知県出身の作家。2003年『塩の街』でデビュー。『図書館戦争』『阪急電車』などで人気を博す。「有川」は書店で棚の前方に並ぶように「あ」行を意識してつけられたペンネーム。
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