







【非常に良い・4版】『巨女(おみおんな)』吉村萬壱|徳間文庫|島清恋愛文学賞受賞作|古本
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『巨女(おみおんな)』吉村萬壱|愛と献身の極限小説|徳間文庫|古本・非常に良い
◆2015年 第22回 島清恋愛文学賞受賞作品
「愛すること」って、時にこんなにも深く、苦しいものだったでしょうか。
吉村萬壱さんの『巨女(おみおんな)』は、ある日突然、妻の身体が巨大化してしまうという奇想から始まる物語です。
でもこれは、ただの不思議な話ではありません。
愛と責任、共に生きるとは何か──夫婦のかたちを、極限まで突き詰めたような一冊です。
初めて読んだとき、私は「この物語を受け止められる日が来てよかった」と思いました。優しさや献身が、決して“きれいごと”では済まされないときもある。そんなときに、そっと寄り添ってくれる本です。
「愛してるけれど、逃げたくなる」──そんな矛盾を抱える人へ。
もし今、あなたの中にこの物語の輪郭が浮かぶなら、そっと手に取ってみてくださいね。
▶読書セラピー的におすすめしたい方:
看護・介護・家族の「支える側」にいる方
愛する人との距離に悩む方
重たいテーマも、文学として静かに受け止めたい方
まるで静かに胸の奥を撫でるような、でも、鋭く突き刺さるような一冊です。
どうぞ、あなたの静かな時間に、この物語がそっと寄り添いますように。
※2023年9月25日 第4版/徳間文庫/ISBN: 9784198941499
※非常に良い状態の古本です。カバー・帯ともにきれいで、使用感はほとんどありません。
丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。
<吉村萬壱さんについて>
吉村萬壱(よしむらまんいち)さん(1961年生)は、大阪育ちの小説家。高校教諭を経て52歳で専業作家に。2001年「クチュクチュバーン」で文學界新人賞受賞、2003年「ハリガネムシ」で芥川賞受賞。退廃的でグロテスクな作風が特徴。エッセイ執筆も。
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