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〖新装版〗父の詫び状(文春文庫) 向田邦子
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44版 2022/10/5 発行
家族って、不器用で、すれ違ってばかりなのに──それでも、やっぱり愛おしい存在なんですよね。
向田邦子さんの『父の詫び状』を読んでいると、そんな想いがじんわり湧いてきます。昭和の頑固なお父さんと、それを見守る家族たちの姿が、ユーモアと温かさに包まれて描かれていて、読みながら何度も「わかるなあ」と頷いてしまいました。
とくに印象的だったのは、謝れない父の不器用な愛情。その裏にある思いやりに気づいたとき、胸の奥がじんとしました。言葉にしなくても伝わるものって、たしかにあるんですね。
この本には、懐かしい朝の食卓や、静かな日常の中にある家族の絆が、丁寧に綴られています。本のページをめくるたび、心がやさしく整っていくような読書時間でした。
もし今、家族との距離感に悩んでいるなら、ぜひ一度、手に取ってみてくださいね。心の中に、小さな灯りがともるような一冊です。
<向田邦子さんについて>
向田邦子(むこうだ くにこ)さんは、1929年に東京で生まれ、実践女子専門学校を卒業後、映画雑誌の編集者として働き始めました。1960年代からはテレビドラマの脚本家として活躍し、「七人の孫」などで名を馳せ、1980年には直木賞を受賞。その後、エッセイや小説でも成功を収めました。1981年に51歳で事故により急逝し、功績を称えて「向田邦子賞」が創設されました。
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