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潤一(新潮文庫) 井上荒野

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3版 2018/6/10 発行

井上荒野による恋愛小説の連作短編集
第11回島清恋愛文学賞受賞作
誰の心にも、忘れられない“あの人”がいる──そんな思いにそっと触れてくるのが、井上荒野さんの連作短編集『潤一』です。

定職もなく、決まった住まいもない青年・潤一。彼はふとした瞬間に、女性たちの孤独や心のすき間に入り込み、ほんのひととき、彼女たちの世界を照らします。でも、潤一は決してとどまらず、静かにその場を離れていく。そのあとに残るのは、ささやかな余韻と、心の奥でそっと揺れる波のような感情です。

私も読後、ふと過去の誰かの笑顔や声を思い出しました。出会いは儚くても、その記憶はやさしく残っているものですね。

一瞬のぬくもりが、なぜこんなにも胸に残るのか。
そんな不思議を感じたいとき、どうぞこの本を開いてみてください。
忘れかけていた感情に、そっと再会できるかもしれません。


<井上荒野について>
井上荒野(いのうえ・あれの)は1961年生まれの小説家で、父は作家・井上光晴。成蹊大学卒業後、編集やコピーライターを経て、1989年にデビュー。2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』で直木賞など、多くの文学賞を受賞。家族や人間関係をテーマに、繊細な心理描写に定評があります。



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