車輪の下(新潮文庫) ヘルマンヘッセ/高橋健二訳
¥50
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【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪133≫2015/6/5発行 いい学校に行くだけが人生か? 傷つきながらも旅立とうとする君、これを読め。
若きウェルテルの悩み(新潮文庫) ゲーテ/高橋義孝訳
¥50
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【並】(非常に良い/良好/並) ≪113版≫2008/4/30発行 あなたは恋のために死ねる? 刊行後200年以上、世界の若者を魅了し続けた永遠の青春小説。 ゲーテ自身の絶望的な恋の体験を作品化した書簡体小説で、ウェルテルの名が、恋する純情多感な青年の代名詞となっている古典的名作です。
ポルトガル文(角川文庫) リルケ/水野忠敏訳
¥50
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【並】(非常に良い/良好/並) ≪再版発行≫1990/11/15発行 ヤケ、汚れありますが、それ以外はきれいです。読むのには問題ありません。 ほぼ絶版になりつつあります。 あるポルトガルの尼僧が、フランスの武人にあてた五通の恋文を、詩人リルケが芸術に昇華させた。 揺れ動く感情の波、 女の情熱の哀れさが適格な言葉で綴られる。 他に遺作(ミュンヘンにて)を併録。(あらすじより)
鏡子の家(新潮文庫) 三島由紀夫
¥50
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【良好】(非常に良い/良好/並) ≪58版≫2017/11/5発行 希望など何一つなかった。〈自分の方法〉で生きる以外には。 鏡子の家に集まる四人の若者は皆、巨大な壁の前に為す術もなく立っているという感じです。長い人生をどうやって生きたらよいのか?という青春小説です。
花ざかりの森・憂国(新潮文庫) 三島由紀夫
¥50
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【並】(非常に良い/良好/並) ≪74版≫2010/4/10発行 二・二六事件で逆賊と断じられた親友を討たねばならぬ懊悩(おうのう)に、武山中尉は自刃を決意する。夫の覚悟に添う夫人との濃厚極まる情交と壮絶な最期を描く、エロスと死の真骨頂「憂国」。16歳の実質的デビュー作「花ざかりの森」、著者の生涯にわたる文学的テーマを内包した「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」等13編。多彩な魅力の自選短編集。(新潮文庫より) 「今夜腹を切る」「お供をさせていただきとうございます」
ちくま日本文学015 柳田国男 1875-1962(筑摩書房) 柳田国男
¥850
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪6版≫2019/6/5発行 静かな文章に、豊かな知恵と激しい情熱が込められている(筑摩書房より) (目次) 浜の月夜 清光館哀史 遠野物語 山の人生 草の名と子供 木綿以前の事 酒の飲みようの変遷 〓(てい)泣史談 ウソと子供 笑の本願 不幸なる芸術 故郷七十年(抄) 詩
しろいろの街の、その骨の体温の(朝日文庫) 村田沙耶香
¥360
【良好】(非常に良い/良好/並) 綺麗な状態ですが、ヤケ少々あります。 ≪5版≫2017/1/30発行 第26回三島由紀夫賞受賞作品(2013年) 第1回フラウ文芸大賞受賞作品 村田沙耶香さんの出身である千葉県印西市の街の描写が素晴らしいです。北総鉄道がぐんぐん伸びてゆく途中段階だったのだと感じられます。 そこで住んでいる女の子の成長を描いた物語。成長するにつれて、骨が軋む。 読後、このタイトルがじんと心に染みます。知らない街、知ってる街、まさに印西市を体験できる一冊です。
伊勢物語(上・下セット)全訳注(講談社学術文庫) 阿部俊子
¥1,000
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (上)≪45版≫2018/9/10発行 (下)≪42版≫2019/1/8 発行 「伊勢」は、自制が藤原北家の権力確立に流動している中で、没落していく貴族の一人の男が、誇高く男の純情を歌った愛の歌物語です。 伊勢物語に興味がなくとも全部訳してくれているので、歌を「読む」には最適です。知らなかった世界が広がります。
わりなき恋(幻冬舎文庫) 岸恵子
¥370
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪4版≫2017/3/30発行 岸恵子さんらしい品の漂う文体。売れ切った年齢での恋愛での性描写。先に死ぬのは笙子だけれど、この恋愛は現代には欠けている、なつかしさのある物語です。
泉鏡花集成14 由縁の女(ちくま文庫) 泉鏡花/種村季弘篇
¥50
SOLD OUT
【良好】(非常に良い/良好/並) 表紙にスレ傷ありますが、読むには十分綺麗な状態です。 ≪初版≫ 1997/2/20発行 運命にあやつられまたあやつる女たち…。白山信仰を根源にもつ、神話の誕生。(帯文より) 長編でありますが、性格の全く違う魅力的な女性たちにより飽きずに読めます。 何よりも泉鏡花の書く女性たちが全て出揃った感じがします。
終点のあの子(文春文庫) 柚木麻子
¥400
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪4版≫2014/8/25発行 「フォーゲットミー、ノットブルー」第88回オール讀物新人賞受賞作品(2008年) 史上最強の「ガールズ系小説」 女子校の甘くて苦い出来事を描いています。 短編連作になっているので読み応えがあります。
愛の流刑地(上・下セット)(幻冬舎文庫) 渡辺淳一
¥620
【良好】(非常に良い/良好/並) 上:≪初版≫2007/8/10発行 下:≪3版≫2014/5/15発行 (上):忘れ去られた作家・村尾菊治と、愛されることを知らない人妻の入江冬香。二人の逢瀬は、やがて社会を震撼させる事件へつながる……。男女のエロスの深淵に肉薄した問題作。 (下):狂おしいほどの性の悦びを生まれて初めて知った女が男に求めた究極の行為。それは男を孤独な法廷闘争へ導く結果となった……。論理ではとらえきれない情感の妖しさを描く衝撃の文芸大作。(あらすじより) 年代によって違う恋愛の形を表現。あなたは受け入れられるか否か。
やまいだれの歌(新潮社文庫) 西村賢太
¥390
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ≪初版≫2022/6/1発行 芥川賞受賞作『苦役列車』のラストの場面から始まる、北町貫多の青春、続編。
銃(河出文庫) 中村文則
¥260
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪19版≫2017/10/29発行 新潮新人賞受賞作品(2002年)デビュー 単行本未収録小説「火」併録 銃を拾ったことから始まる物語。あなたなら銃を拾ったらどうしますか?
九十歳。何がめでたい(小学館) 佐藤愛子
¥50
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【良好】(非常に良い/良好/並) ハードカバー・単行本 ≪24版≫2017/12/19発行 「人生いかに生きるか、なんて考えたこともない」(本書より抜粋)
不意撃ち(河出書房新社) 辻原登
¥380
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ハードカバー ≪初版≫2018/11/30発行 不意撃ち。それは、運命の悪意か……人生の“予測不可能”な罠。あなたの存在を揺さぶる至極の作品集。(帯文より)
TIMELESS(新潮社) 朝吹真理子
¥800
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2018/6/30発行 ハードカバー 空から死は降ってこない。 降ってくるとしたら、 それは人間が落としている――。 恋愛感情も性関係もないまま結婚をした、うみとアミ。高校時代の教室、広島への修学旅行、ともに歩く六本木、そこに重なる400年前の土地の記憶、幾層ものたゆたう時間――。ぎこちない「交配」を経てうみは妊娠、やがてアミは姿を消す。2035年、父を知らぬまま17歳になった息子のアオは、旅先の奈良で、桜を見ていた……。待望の芥川賞受賞第一作。(新潮社より)
だいちょうことばめぐり(河出書房新社) 朝吹真理子
¥900
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2021/1/30発行 ハードカバー 「銀座百点」人気連載の単行本化したものです。朝吹さんの生きざまを見られます。彼女はほんとうに美しい。言葉も美しい。美しいものだらけです。花代による幽玄な写真がこの作品をますます盛り上げてます。
人体模型の夜(集英社) 中島らも
¥450
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪13版≫1994/7/19発行 首屋敷という空き家の地下室には、不気味に着飾った人体模型がありました。忍び込んだ少年がその模型の胸元に耳を当てると、12の恐ろしい物語が聞こえてきます。 夫が妻の体内に悪魔が宿ると恐れたり、鋭い嗅覚を持つ女性が異臭に悩まされたり、男が恐ろしい秘密を持って訪ねてくる話など、ホラーが詰まった作品です。 どの話も恐怖に満ちており、特に『人面瘡』はぞっとする内容で、思わず自分の体を確認してしまうほどです。
伯爵夫人(新潮社) 蓮見重彦
¥680
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪3版≫2016/7/5発行 第29回三島由紀夫賞受賞作品 ばふりばふりとまわる回転扉の向こう、帝大受験を控えた二朗の前に現れた和装の女。「金玉潰し」の凄技で男を懲らしめるという妖艶な〈伯爵夫人〉が、二朗に授けた性と闘争の手ほどきとは。ボブヘアーの従妹・蓬子や魅惑的な女たちも従え、戦時下の帝都に虚実周到に張り巡らされた物語が蠢く。東大総長も務めた文芸批評の大家が80歳で突如発表し、読書界を騒然とさせた三島由紀夫賞受賞作。(あらすじより)
赤いモレスキンの女(新潮社) アントワーヌ・ローラン/吉田洋之訳
¥50
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【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ソフトカバー ≪5版≫2021/6/20発行 パリの書店主ローランが道端で女物のバッグを拾った。中身はパトリック・モディアノのサイン本と香水瓶、クリーニング屋の伝票と、文章が綴られた赤い手帳。バツイチ男のローランは女が書き綴った魅惑的な世界に魅せられ、わずかな手がかりを頼りに落とし主を探し始める。英王室カミラ夫人も絶賛、洒脱な大人のおとぎ話第二弾。(あらすじより) 男はバッグの落とし主に恋をした。手がかりは赤い手帳とモディアノのサイン本。
いのちの初夜(角川文庫) 北条民雄
¥1,100
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪41版≫2001/1/20発行 表題含め8編の短編集 NHKテキスト本付き 雑誌『文學界』(1936年2月号)に掲載され、第2回文學界賞を受賞した。 ハンセン病(頼病)に罹患した尾田が病院に入院した日のでき事を克明に記したものですが、「死にたい」「生きたい」と、もがく葛藤を文章にしているのでぐんぐん引き込まれます。 病と自分との距離を保ちながら冷静に書かれたものだと思う。 死を目前にした病でなくとも、病に罹れば人は誰しも思うことじゃないかなと感じました。
日常的隣人 吉田知子選集Ⅱ(景文館書店) 吉田知子
¥3,300
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ソフトカバー ≪初版≫2013/10/10発行 つる子の隣に越してきた志田は庭に垣根を作りたがった。垣根をめぐる女と男の「日常的」な隣人関係を描いた表題作ほか母娘、夫婦、嫁しゅうと、親友など、可笑し哀しい人間関係小説集。純文学作品「人蕈」を加えた全11作品。巻末には町田康氏が考える「日常的隣人」への問いを収録(「BOOK」データベースより)
金魚姫(角川文庫) 萩原浩
¥50
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【良好】(非常に良い/良好/並) ≪2版≫2018/10/30発行 恋人にふられ、やりがいのない仕事に追われていた潤は、夏祭りで気まぐれにすくった琉金にリュウと名をつけた。その夜、部屋に赤い衣をまとった謎の美女が現れ、潤に問いかける。「どこだ。」どうやら金魚の化身らしい彼女は誰かを捜しているようだが、肝心な記憶を失い途方に暮れていた。突然始まった奇妙な同居生活に、潤はだんだん幸せをかんじるようになる。しかし、彼女にはある秘密があった。温かくて切ない、ひと夏の運命の物語。 (あらすじより)