青いつばさ(徳間書店) シェフ・アールツ/長山さき訳
¥1,200
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2021/9/30発行 オランダ銀の石筆賞受賞! 心にひびく 兄弟の旅の物語 傷ついたツルの子を群れに戻すため、二人きりで旅に出た兄弟は…? 兄の面倒を見る11歳の弟の気持ちを繊細に描く美しい物語。(あらすじより)
ハロルドとモード(二見書房) コリン・ビギンズ/阿尾正子訳
¥50
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【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ≪初版≫2022/10/20発行 ハードカバー 自殺を演じるのが趣味という19歳の青年ハロルド。規則に縛られることを嫌い、ひたすら自由に生きる79歳の女性モード。60歳の年齢差がある二人を結びつけたのは、縁もゆかりもない他人の葬式だった。しだいにハロルドは天衣無縫に行動するモードに惹かれていく――特異なユーモア感覚で哀しい現実を描き、高く評価される映画の小説化 原題:Harold and Maude 黒柳徹子さん、佐藤勝利さん(SexyZone)主演 舞台『ハロルドとモード』原作 2022年9月29日(木)~10月13日(木) 東京都 EX THEATER ROPPONGI (二見書房より)
誕生日の子どもたち(文春文庫) トルーマン・カポーティ/村上春樹訳
¥50
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【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ≪3版≫2015/10/5発行 心にしみるイノセント・ストーリーズ カポーティと村上春樹がおくる、イノセント・ストーリーズ6篇。やがて失われる少年の、汚れなき世界を収めた宝石箱の1冊です 担当編集者より 「私が泣くのは大人になりすぎたからだよ」。かつて悪意の存在を知らず、傷つけ傷つくことから遠く隔たっていた世界へカポーティは幾度となく立ち返ろうとした。たとえその扉はすでに閉ざされていようとも。イノセント・ストーリーズ——そんな彼のこぼした宝石のような逸品6篇を、村上春樹が選り、心をこめて訳出しました。
死霊の恋 ポンペイ夜話(岩波文庫) ゴーチェ/田辺貞之助訳
¥50
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【良好】(非常に良い/良好/並) ≪19版≫2019/7/12発行 フランス文学の魔術師テオフィル・ゴーチエ(一八一一―七二)の傑作短篇五篇を選び収める.ヨーロッパでもっとも傑れた吸血鬼小説の一つと賞される「死霊の恋」,青年のよせる烈しい思慕に古代ポンペイの麗人が甦える「ポンペイ夜話」など,いずれも愛と美と夢に彩られたあでやかな幻想の世界へと読者をいざなう.(岩波文庫より)
嘘から出た誠(岩波文庫) ワイルド/岸本一郎訳
¥330
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ≪8版≫2019/2/7発行 「まじめな人のための不まじめな戯曲」のサブタイトルをもつこの笑劇は,赤ん坊のとき原稿用紙とまちがえられたためみなし子になったジャックという青年が,架空の人物アーネストになりすましてひき起こす,たいへんこんぐらかったストーリーの,しゃれたお話である.数多くのファース(笑劇)の中でも特におもしろい作品とされている.(岩波文庫より)
ラ・ロシュフコー箴言集(岩波文庫) ラ・ロシュフコー/二宮フサ訳
¥430
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪51版≫2020/6/15発行 「われわれの美徳は,ほとんどの場合,偽装した悪徳に過ぎない」――よく知られたこの一句が示すように,ラ・ロシュフコー(1613―80)の箴言は,愛・友情・勇気など美名の下にひそむ打算・自己愛という業を重い律動感のある1,2行の断言であばき,読者を挑発する.人間の真実を追求するフランス・モラリスト文学の最高峰.(岩波文庫より)
オズの魔法使い(角川文庫) ライマン・フランク・ボーム/柴田元幸訳
¥50
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【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪2版≫2014/5/10発行 カンザスの大平原のまんなかから大竜巻で家ごと見知らぬ土地に飛ばされたドロシー。ヘンリーおじさんとエムおばさんが待つ故郷へ戻りたい一心で、どんな願いも叶えてくれるという偉大なる魔法使いオズに逢いにエメラルドの街を目指します!
青い麦(集英社文庫) コレット/手塚伸一訳
¥400
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪8版≫1997/6/14発行 美しい中年女性への憧れと清純な少女との恋…。ブルターニュの海岸へ夏のヴァカンスにやってきた少年フィル。性に目覚めた若い男女の心の揺れを描く青春小説。(あらすじより) *** コレットはとても自然を愛したひとでした。彼女は 熱狂的なまでに、フランスの農村の生活や、五月のみどりの野、七月の熱い太陽、麦 畠の匂いや、野鳥のさえずりを愛していました。彼女は自然の子だったと言えるかもしれません。 男性を愛するとき、自 然を愛するように愛したのですが、どの作品にも色濃く出ていると思います。
トルストイ民話集 人はなんで生きるか(岩波文庫) トルストイ/中村白葉訳
¥50
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【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪99版≫2017/12/5発行 ここに収められた五つの短篇はトルストイ(1828‐1910)晩年の執筆になるもの。作者はこの時期いちじるしく宗教的・道徳的傾向を深めていた。そして苦悩に満ちた実生活を代価としてあがなったかけがえのない真実が、幾多の民話となって結晶していったのである。これらの作品には、素朴な人間の善意にたいする確かな信頼が息づいている。(あらすじより)
オウィディウス 変身物語(上・下)(岩波文庫) オウィディウス/中村善也訳
¥1,100
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) 上:≪32版≫2021/12/6発行 下:≪27版≫2021/8/25発行 オウィディウスはローマの詩人ですが、彼の作品にはギリシャ神話がたくさん含まれています。 ギリシャ神話を知るためには、オウィディウスの詩がとても役立ちます。 オウィディウスは貴族の家に生まれ、幼いころから詩の才能を発揮していました。しかし、彼の恋愛詩がローマの皇帝アウグストゥスの怒りを買い、遠くへ流されてしまいました。 彼は流された地で亡くなりましたが、その作品は素晴らしいものでした。 オウィディウスの詩には、人間の欲望や残酷さ、虚栄心、人生の儚さや悲しみがよく描かれています。 彼の作品を読むと、人間のさまざまな感情や行動について深く考えさせられます。
ヘッセ詩集(新潮文庫) ヘルマンヘッセ/高橋健二訳
¥50
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【並】(非常に良い/良好/並) ≪110版≫2012/4/10発行 ひたすら詩人になりたいと願い、苦難の道のりをひとり歩み続けたドイツ最大の抒情詩人ヘッセ。仮借ない自己探求の賜物である淡々とし飄々とした風格は、われわれ日本人の心に深く共鳴するものを備えている。18歳のころの処女詩集より70余歳の晩年に及ぶ彼の全詩集から、その各期にわたる代表作をすべて抜萃し、ノーベル賞に輝く彼の小説に勝るとも劣らぬヘッセの詩境を紹介する。(新潮文庫より)
ほとほと(毎日新聞出版) 高樹のぶ子
¥400
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2019/2/10発行 人生の四季を切なくあざやかに描く、髙樹文学の最高傑作! 二度と会えない大切な人と、ほんの一瞬でも再び触れ合えたら......。「季語」を縦糸に、忘れられない人との邂逅を横糸に、幻想的に紡がれた24のストーリー。 ほとほと/猫の恋/春の闇/エイプリルフール/翡翠/鳴神月/出目金/笹まつり/秋出水/月の舟/銀杏/牡蠣殻/寒椿/夜の梅/小町忌/帰雁/竹落葉/紫陽花/滝壺/星月夜/虫時雨/栗の実/身に入む/寒苦鳥 (毎日出版社より)
樹木希林120の遺言(宝島社) 樹木希林
¥50
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【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2019/2/11発行 女優の樹木希林さんが2018年9月15日に逝去されました。 本書は樹木さんが生前に遺した120の言葉を掲載しています。 老い、孤独、病、仕事、家族、夫婦関係…… 誰もが人生で直面する 「壁」をどう乗り越えればいいのか――。 きっと樹木さんの言葉がヒントになるはずです。 『NHKスペシャル “樹木希林”を生きる』や朝日新聞の連載「語る 人生の贈りもの」 のインタビュー、雑誌、専門誌、フリーペーパーでの発言に至るまで、 多岐にわたるメディアから、心に響く樹木さんのメッセージを厳選しました。 <ありのままの自分>を貫き、最期まで<自然体>で生きた樹木さんの 率直な言葉には、彼女の人となり、そして人生哲学が詰まっています。生前、親交があった養老孟司さんからご寄稿もいただきました。「自然体というのはこういうことか、と思った」「男でいえば、将の器がある。身体は小さいし、 声だってとくに大きいわけではない。印象的な女性でした」 また、ご遺族から提供いただいた秘蔵写真や、 懐かしのドラマの貴重なカットなども多数掲載しています。 ▼――本書に収録した<言葉>より ◯ときめくことは大切。 自分が素敵になれば、 それに見合った出会いも訪れるものです ◯どうぞ、物事を面白く受け取って 愉快に生きて ◯一人でいても二人でいても、 十人でいたって寂しいものは寂しい。 そういうもんだと思っている ◯嫌な話になったとしても、 顔だけは笑うようにしているのよ ◯本物だからって 世の中に広まるわけじゃないのよ。 偽物のほうが広まりやすいのよ ◯籍を入れた以上、引き受けていくしかない。 夫の中には今も、純粋なもののひとかけらがみえるから ◯がんがなかったら、私自身がつまらなく生きて、つまらなく死んでいったでしょう。そこそこの人生で終わった ◯病気になったことでメリットもあるんですよ。 賞を取っても、ねたまれない。 少々口が滑っても、おとがめなし。 ケンカをする体力がなくなって、随分腰が低くなったし (宝島社より)
占(新潮社) 木内昇
¥700
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪2版≫2020/4/15発行 明治時代を舞台に、占いをテーマにした短編集です。 占いに夢中になる翻訳家や、恋愛相談で人気を集めるカフェの会計係、近所の家庭事情を遊び感覚で占う主婦などが登場します。 占いや登場人物たちの隠れた心理が描かれており、少し変わった物語が楽しめますよ。 誰しも経験したことのあるだろう「うらない」は、人をこんなにも必死にさせるのですね。 思い当たることが多々あります。
老人初心者の覚悟(中公文庫) 阿川佐和子
¥600
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) (ほぼ新品) ≪初版≫2023/2/25発行 文庫本 老化とは順応することである! 六十五歳、「高齢者」の仲間入りをしてからの踏んだり蹴ったりを、ときに強気に、ときに弱気に綴る、必笑エッセイ第二弾。(中公文庫より)
杏子・妻隠(新潮文庫) 古井由吉
¥360
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪24版≫2020/3/15発行 第64回 芥川受賞作品 “杳子は深い谷底に一人で坐っていた。”神経を病む女子大生〈杳子〉との、山中での異様な出会いに始まる、孤独で斬新な愛の世界……。現代の青春を浮彫りにする芥川賞受賞作「杳子」。都会に住まう若い夫婦の日常の周辺にひろがる深淵を巧緻な筆に描く「妻隠」。卓抜な感性と濃密な筆致で生の深い感覚に分け入り、現代文学の新地平を切り拓いた著者の代表作二編を収録する(新潮社より)
ウィタ・セクスアリス(新潮文庫) 森鷗外
¥320
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪89版≫2017/6/20発行 おれの性欲の歴史を書いてみようか――。人間の本質に迫る自伝的小説。 哲学講師の金井湛君は、かねがね何か人の書かない事を書こうと思っていたが、ある日自分の性欲の歴史を書いてみようと思いたつ。六歳の時に見た絵草紙の話に始り、寄宿舎で上級生を避け、窓の外へ逃げた話、硬派の古賀、美男の児島と結んだ三角同盟から、はじめて吉原に行った事まで科学者的な冷静さで淡々と描かれた自伝体小説であり掲載誌スバルは発禁となって世論をわかせた。(新潮文庫より)
小泉八雲集(新潮文庫) 小泉八雲/上田和夫訳
¥380
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪63版≫2020/4/15発行 ろくろ首、雪おんな、耳なし芳一、日本の怪しを旅する。ラフカディオ・ハーンの代表作48編を収録。(新潮文庫より)
横道世之介(文春文庫) 吉田修一
¥360
【非常に良い】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2012/11/10発行 大学進学のため長崎から上京した横道世之介18歳。愛すべき押しの弱さと隠された芯の強さで、友達ができ、世之介を慕い、恋してくれるお嬢様があらわれたことで、世之介の青春は愛すべき時間にかわってゆく。様々な出会いと笑いを引き寄せる青春小説。 切なくて、ポロリと涙がこぼれます。 映画にもなりましたね。
この人の閾(新潮文庫) 保坂和志
¥50
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【並】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫1998/8/1発行 第113回(平成7年度上半期) 芥川賞受賞作品 「汚くしてるけどおいでよ、おいでよ」というので、およそ十年ぶりに会ったこの人は、すっかり「おばさん」の主婦になっていた。でも、家族が構成する「家庭」という空間の、言わば隙間みたいな場所にこの人はいて、そのままで、しっくりとこの人なのだった…。 木漏れ日にも似たタッチで「日常」の「深遠」へと誘う、四つの物語です。
青の時代(新潮文庫) 三島由紀夫
¥420
【良好】(非常に良い/良好/並) ≪73版≫2017/8/25発行 人間同士は理解される義務もなく、理解する権利もない――。合理主義を崇拝する東大生・川崎誠。東京近郊の名家に生れ、頭脳明晰。法学部で「数量刑法学」を研究する傍ら、戦後の銀座で高利ヤミ金融を主宰する。俗人を唾棄し、「動機も目的もない人生」を享受する誠だったが、まもなく綻びが芽吹き……。シニシズムの筆致が冴える、著者曰く「贋物の英雄譚」と。(新潮文庫より)
猫を棄てる(文藝春秋) 村上春樹
¥50
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【良好】(非常に良い/良好/並) ≪初版≫2020/4/25発行 ハードカバー 時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた―――村上文学のあるルーツ