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風の歌を聴け|村上春樹|講談社|単行本|古本
¥1,100
『風の歌を聴け』村上春樹|講談社|旧版単行本|古本 少し疲れた日に、青春の終わりと喪失の気配を静かに受け止めたいときに。村上春樹の原点を、旧版単行本の佇まいで味わえる一冊です。 村上春樹『風の歌を聴け』は、1979年に刊行された著者のデビュー作であり、「初期三部作」のはじまりにあたる小説です。 こちらは講談社の1984年第17刷、旧版単行本。 港町、バー、友人の鼠、夏の時間、過ぎていくものへのまなざしが、乾いた文体の中に静かに残ります。大きな出来事を追うというより、若さの終わりにある孤独や喪失を、淡い風のように感じる作品です。 表紙や三方にヤケ・シミのある古本ですが、村上春樹の出発点を単行本のかたちで手元に置きたい方におすすめです。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。初期村上春樹の空気を、旧版単行本で味わいたい方にそっとおすすめします。 ※全体の状態は並です。帯なし、表紙カバーにスレ、ヤケ、経年の汚れ。天・小口・地にはヤケ、シミ。三方にヤケ・シミ、見開きにシミあり。見開きにもシミあり。古い本のためページ周辺にヤケがあります。書き込み・線引きはなし。古書特有の紙のにおいがありますが、強い臭いはありません。水濡れ防止をして丁寧に梱包し、安心してお届けします。
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夫婦善哉 完全版|織田作之助|雄松堂出版|単行本|希少本
¥1,220
『夫婦善哉 完全版』織田作之助|雄松堂出版|第2刷・帯付|古本|ハードカバー ひとりの時間に、うまくいかない関係や、割り切れない人の情を静かに見つめたいときに。 大阪の生活の匂いと、不完全なふたりの温度が残る一冊です。 『夫婦善哉 完全版』は、織田作之助の代表作に「その先」を加えて読める、雄松堂刊の単行本です。 大阪・道頓堀を思わせる庶民の暮らし、別れきれない男女の関係、滑稽さと哀しさが入り混じる人間模様が描かれます。 理想的な夫婦ではなく、どうしようもなく不器用なふたりの姿を通して、関係の割り切れなさや生活の温度が静かに伝わる作品です。 柚香の森では、大阪の古本屋として棚に置きたい文芸書として仕入れました。夫婦やパートナーとの関係、きれいごとではない人間のつながりを読みたい方におすすめです。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。大阪の文学を、手元でゆっくり味わいたい方にそっとおすすめします。 ※帯・ビニカバ付きの良好な古本です。天と地にうっすらヤケがあり、古本の紙のにおいがあります。丁寧に梱包して発送します。
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今日の花を摘む|田中兆子|双葉社|単行本|古本
¥1,000
【非常に良い・初版】『今日の花を摘む』田中兆子|現代女性の再生小説|双葉社|古本・初版・非常に良い|ISBN9784575246384 ≪初版≫ 2023/6/24発行 明日のことを考えすぎて、今日の自分を置き去りにしてしまうことがあります。 『今日の花を摘む』という題名には、今ここにある時間を大切にしたくなる響きがあります。 気持ちを切り替えたいときや、自分の暮らしをもう一度見つめたいときに、そっと開きたくなる一冊です。 一日の終わりに、心を整える読書としておすすめです。 『今日の花を摘む』は、51歳の独身女性・愉里子が主人公。恋愛を“いいとこ取り”するように楽しむ日々の中で、70歳の男性との出会いをきっかけに、彼女の心が静かにほどけていく物語です。 更年期や介護、セクハラ……。誰にも言えないような悩みにも、そっと光を当ててくれるこの本。 私が仕入れたのは、「もう遅いなんてことは、きっとない」と、背中をそっと押してもらえたからでした。 読後には、自分のペースで咲いていいんだと、心がふっとやわらぎました。 いま、年齢や周囲の目に息苦しさを感じている方へ── この物語が、そっと自分らしさを思い出すきっかけになりますように。 どんな花を、今日摘もうか。 その選択を、自分の手でやさしくできたら── そんな願いを込めて、そっとお届けする物語です。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・帯ともに目立つ傷みはなく、ページの折れや書き込み、ヤケもありません。 新品に近い状態をお探しの方にも、安心しておすすめできる一冊です。 安心して心をゆだねられる一冊として、お手元にお迎えいただけますように。 <田中兆子さんについて> 田中兆子(たなか ちょうこ)さんは1964年生まれの作家。OLを経て専業主婦となり、40代から小説を執筆。2011年『甘いお菓子は食べません』でデビュー。『徴産制』でセンス・オブ・ジェンダー賞、『今日の花を摘む』で本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞を受賞。
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思い出トランプ|向田邦子|新潮社|単行本|古本
¥1,680
思い出トランプ| 向田邦子| 初版 1980年| 新潮社| 単行本|直木賞帯あり きれいごとだけでは済まない気持ちを、静かに見つめたい日に合う一冊です。 『思い出トランプ』は、浮気や嫉妬、見栄、家族への複雑な思いなど、言い切れない感情を短編のかたちで掬い上げた向田邦子の作品集。 直木賞受賞作を含み、短くても深く残ります。 当店では、読みやすさと余韻の深さが両立していること、そして初版・直木賞帯付きの単行本として本そのものの存在価値があることから仕入れました。 経年のヤケやシミはありますが、本文の通読状態は良好です。 人の弱さを責めずに読みたい方、大人の短編を一冊置いておきたい方へ。 静かな読書時間のおともにどうぞ。 ※帯あり。カバーに経年のヤケ・スレ、天・小口・地にヤケとシミがあります。本文の状態は良好です。古書特有の紙のにおいがありますが、強い臭いではありません。
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がらんどう|大谷朝子|集英社|単行本|古本
¥870
【非常に良い】第2刷|2023/3/15|がらんどう|大谷朝子|女性の生き方|集英社|古本|単行本|9784087718287 恋愛や結婚、出産といった「こう生きるのが自然」とされる道筋に、うまくなじめない気持ちを抱えたことのある方へ。 『がらんどう』は、誰かと生きることの近さと遠さ、言葉にならない空白を静かに見つめる小説です。派手な展開で引っぱるというより、二人の関係や心の揺れを丁寧にたどっていくところに、この作品の強さがあるんですよね。 発売から少し時間が経っても、「女性の生き方」を考える本として読み返される一冊だと感じ、柚香の森でも仕入れました。 人の期待に合わせ続けて少し疲れたとき、自分の輪郭をそっと確かめるように読んでいただきたい本です。 ※帯に軽いヨレとシワがあります。本体・本文はきれいで、小口のヤケもほとんどありません。匂いは強いものではなく、紙の自然なにおいです。
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三島由紀夫短篇全集2 夜の支度|三島由紀夫|講談社|単行本|古本
¥1,320
【良好】初版|1971/2/20|夜の支度|三島由紀夫|短篇集・心理|講談社|古本|単行本 人の感情が少し騒がしく見える日には、かえって三島由紀夫の短篇が、心を澄ませてくれることがあるんですよね。 『夜の支度』は、戦後まもない時期の三島文学の熱と緊張をたたえた短篇集で、美しさ、残酷さ、虚栄、孤独が、短い物語の中に鋭く凝縮されています。 読むときの自分の心の状態によって、劇薬にも清涼剤にもなる。その両方をこの第2巻がよく含んでいると感じ、仕入れました。 人間関係の機微や、言葉にならない競り合いに疲れた方、三島文学の核を短篇から辿りたい方におすすめです。 講談社版ならではの静かな造本も含めて、紙でゆっくり味わっていただきたい一冊です。 ※函・帯あり。函角スレとイタミ、経年ヤケ、ところどころシミ、古本のにおい、ビニールコーティング個体です。三島文学の初期短篇を紙で味わいたい方、心理描写や戦後文学に惹かれる方に。送料込みでお届けする初版古本・講談社古書です。
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ヘヴン|川上未映子|講談社|単行本|古本
¥1,100
【良好・初版】2009/9/1|ヘヴン|川上未映子|講談社|古本|単行本 読むのに気力がいる本なのに、なぜか手放せない本があるんですよね。 『ヘヴン』は、少年の痛みと孤独をまっすぐ見つめながら、いじめや救い、善悪のありかまで静かに問いかけてくる長編です。 やさしい物語ではありません。でも、その厳しさの奥に、目をそらさず生きるための言葉がたしかに残ります。 川上未映子さんの作品のなかでも、とくに読む人の心を深く揺らす一冊だと思います。 今回のお品は本文はきれいですが、帯・表紙のスレ、天小口地のヤケとシミ、古本のにおいがあります。状態よりも内容を大切に、初版単行本で読みたい方へ。 静かに受け止めたい日に、手に取ってみませんか。 ※帯・表紙にスレとヤケ、天・小口・地にヤケとシミがあります。本文はきれいで、通読に問題はありません。においは古書臭(軽)がある状態です。
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愛の夢とか|川上未映子|講談社|単行本|古本
¥1,480
【非常に良い】初版|2013/3/29|愛の夢とか|川上未映子|短篇集|講談社|古本|単行本 うまく言葉にできない気持ちほど、ほんとうは長く心に残るものかもしれません。 『愛の夢とか』は、日々のなかにひそむ孤独や親しさ、記憶のゆらぎを、川上未映子らしいやわらかな鋭さで掬いあげる短篇集です。 結末を急がず、読んだあとに自分の過去をぼんやり振り返りたくなる余韻があり、その静けさに私は強く惹かれました。 効率や正解ばかりが先に立ちやすい今だからこそ、少し立ち止まって、自分の感情の奥を見つめたい方に手渡したい一冊です。 2013年刊、谷崎潤一郎賞受賞作。 夜にひらく読書として、そっと迎えてみませんか。 ※帯二重・受賞帯付きで、全体に美品と言える状態です。表紙にごく軽いスレはありますが、本文・小口はきれいです。においは強い古本臭ではなく、紙の香りがふわっと残る程度です。
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私の消滅|中村文則|文藝春秋|単行本|古本
¥1,000
【非常に良い・初版】『私の消滅』中村文則|記憶と心理の長編小説|文藝春秋|古本|単行本|2006/6/20発行 「私は本当に“私”なのだろうか」── そんな問いが、ふいに胸をよぎることがあります。 中村文則さんの長編小説『私の消滅』は、記憶と人格のあわいをたどる、静かで緊張感のある物語。 記憶に欠落を抱える女性と、心療内科医との対話の中で、真実がゆっくりと浮かび上がっていきます。 この本を仕入れたのは、自分の過去や心の奥に向き合う勇気をくれる一冊だから。 読み進めるうちに、自分自身の中に眠っていた「見たくなかった部分」にも、そっと光を当てられるような感覚がありました。 心がざわついている方、何かを見失っているように感じている方へ。 この物語は、きっと静かに寄り添ってくれます。 もし今、あなたの中に何か小さな違和感を感じているのなら── その気持ちのまま、ページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバー・本文ともに目立つ傷みはなく、きれいに保たれています。初版・帯付き・ハードカバー版。 ▶中村文則さんをもっと知りたい方は ショップブログ>2025/9/18 をご覧ください。
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TIMELESS|朝吹真理子|新潮社|単行本|古本
¥900
【良好・初版2018年】『TIMELESS』朝吹真理子|現代文学・家族小説|新潮社|古本|単行本|9784103284635 ≪初版≫2018/6/30発行 「恋愛も結婚も、必ずしも“ふつう”でなくていいのでは」──そんな問いかけに、立ち止まったことはありませんか。 朝吹真理子さんの『TIMELESS』は、恋愛感情を伴わずに結ばれた夫婦とその子の物語です。 高校の教室から広島、銀座、そして未来の奈良へと舞台は移り変わり、時間や記憶が静かに重なり合っていきます。 読みながら、私自身「普通」や「正しさ」にしばられていた心が、少しずつほぐれていくように感じました。 ページを閉じたあとに残るのは、“自分らしく生きてもいい” というやわらかな安堵感です。 最近、生きづらさを感じている方へ。 大切な人との関わりに迷うとき、静かに寄り添ってくれる一冊です。 もし今、この言葉が胸に響くなら──どうぞそっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいです。
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あなたを待ついくつもの部屋|角田光代|文藝春秋|単行本|古本
¥1,000
【非常に良い・初版】『あなたを待ついくつもの部屋』角田光代|選ばなかった人生を描く小説|古本|単行本|2024年7月30日 9784163918747|ソフトカバー 「あのとき、もし違う選択をしていたら──」 そんなふうに、自分の“もうひとつの人生”を想像したことはありませんか。 この物語は、一人の女性が“異なる人生のいくつか”を同時に歩いていく、少し不思議な構成で描かれます。 仕事、結婚、家族、別れ…。 どの道を選んでも、幸せにもなれるし、迷いもある。 私がこの本に惹かれたのは、「正解のない人生をどう歩くか」を、誰も責めることなく、静かに見つめているところ。 読み終えてふと、今の自分の暮らしがいとおしくなりました。 選ばなかった部屋があったとしても、今ここにいる自分を、少しだけ肯定できるような──そんな感覚が残ります。 迷いや未練が心に残っている方、人生の節目に立っている方へ。 もし今、どこかの「扉」をそっと開けてみたくなったなら── この本が、静かに待ってくれていますよ。 ※非常に良い状態の古本です(ソフトカバー・初版・カバー良好)。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。贈り物にもおすすめです。
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母の発達|笙野頼子|河出書房新社|単行本|古本
¥1,980
【良好】初版|1996/3/29| 母の発達 |笙野頼子| 河出書房新社| 古本|単行本 『母の発達』は、家族といういちばん近い場所で起きる、愛情と息苦しさのねじれを、鋭く、時にユーモアを交えて掘り当てる一冊です。 私は「言葉にできない違和感」を抱えた日に、この題名に手を引かれて仕入れました。 読後、心の中の絡まりがほどけて、呼吸が少し整う感じが残るんですよね。 静かに向き合いたい方へ。 ※帯・カバーにヤケとスレ、天・小口にシミがあります(写真をご確認ください)。本文はきれいで通読に支障ありません。古本のにおいはあります。
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パルタイ|倉橋由美子|文藝春秋|単行本|古本
¥1,000
【良好・第10版・ビニールカバー付】『パルタイ』倉橋由美子|文藝春秋|女流文学賞受賞作|古本|単行本|ハードカバー 「自分の心が、どこへ向かおうとしているのか」──そんな問いに立ち止まる瞬間があります。 倉橋由美子さんの『パルタイ』は、日常の裏側に潜む不安や欲望、そして“女性として生きること”の複雑さを描いた傑作です。 硬質な文体の奥に、深い静けさと皮肉なユーモアが息づいています。 初めて読んだとき、理性と感情のはざまで揺れる登場人物たちの姿に、自分の心の奥を覗き込むような不思議な感覚を覚えました。 人生のバランスを見失いそうなとき、少し距離を置いて世界を見つめ直したい方へ。 もし今、この静かな声が心に触れたなら──そっとページをめくってみてくださいね。 ※1970年発行・第10版。経年によるヤケ、角スレあり。グラシンペーパーで保護され、ビニールカバー付き。本文は良好で読みやすい状態です。
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ピンチランナー調書|大江健三郎|新潮社|単行本|古本
¥1,160
【初版・良好】『ピンチランナー調書』大江健三郎|新潮社|現代文学・父と息子の物語|古本|単行本|1976/10/20発行 「生きること」は、思い通りにならないからこそ、美しいのかもしれません。 大江健三郎の『ピンチランナー調書』は、障がいをもつ息子とともに生きる父親の苦悩と再生を描いた作品。 現実と幻想が交錯する文体の中に、他者を理解しようともがく人間の真摯な姿が浮かび上がります。 この本を開くたびに、絶望の奥にかすかな希望の灯りを見つける感覚があります。大江文学らしい重厚さと優しさが、心に静かに沁みてくるのです。 自分の弱さに向き合いたい方へ、そして「家族」を考えるすべての方へ。 もし今、言葉にできない思いを抱えているなら──この一冊を手に取ってみてくださいね。 あわせて『私という小説家の作り方』『万延元年のフットボール』『「雨の木」を聴く女たち』『個人的な体験』など、柚香の森の棚に並ぶ大江作品も、ぜひ一緒に読んでみてください。 ※1976年初版。経年による軽いヤケがありますが、本文は良好で通読に問題ありません。古本のにおいあり。
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寵児|津島佑子|河出書房新社|単行本|古本
¥1,980
【良好・初版1978年】『寵児』津島佑子|河出書房新社|母娘・愛と孤独の物語|古本|単行本|1978/6/30発行 誰かを深く愛しながらも、その愛が少しずつ遠ざかっていく瞬間── そんな痛みを、私たちはどこかで知っているのかもしれません。 津島佑子さんの『寵児』は、母と娘、恋と孤独、生と死の境を研ぎすまされた言葉で描いた物語。静けさの中にある緊張と、触れたくなるほどの繊細なぬくもりが共存しています。 この本を手に取ったのは、津島作品に流れる“孤独の中のやさしさ”に、もう一度出会いたかったから。読み終えると、自分の中にある痛みが少しやわらぎ、誰かを想う気持ちがしずかに整っていくのを感じます。 心の奥に触れる物語を求めている方へ。 もし今、この静かな一冊があなたに語りかけてきたなら──そっと、ページを開いてみてくださいね。 この本の静けさは、読む人の心を映す鏡のようです。 誰かを想う痛みを抱えている方にこそ、そっと寄り添ってくれる一冊です。 ※初版・良好な状態の古本です。経年のヤケ(薄)カバー、函はスレあり。目立つ傷みはありません。本文はきれいな状態です。
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雁・うたかたの記|森鴎外|旺文社|単行本|古本
¥1,180
【良好・初版1997年】『雁・うたかたの記 愛と青春の名作集』森鴎外|恋と青春の古典|旺文社|古本|単行本 誰かを想うたびに、胸の奥に淡い痛みが広がることがあります。けれどその痛みこそが、かつての自分のまっすぐさを思い出させてくれる──そんな経験はありませんか。 森鴎外の『雁』『うたかたの記』は、明治という時代を背景に、届かぬ想いと若さの切なさを描いた二つの物語。静かな文体の中に、恋や人生の儚さがそっと息づいています。 この本を仕入れたのは、私自身が若い頃にこの物語を読んで感じた「切なさが優しさに変わる瞬間」を、誰かと分かち合いたいと思ったからです。 過ぎ去った恋を懐かしく思う方、心の奥に少しだけ寂しさを抱えている方へ。 もし今、この本の名があなたの中で小さく響いたなら──どうぞ、静かにページをひらいてみてください。 この本は、まるで春の夕暮れのように、やさしい光で心を包んでくれる一冊です。 「恋・青春」の棚の中でも、読む人の時間にそっと寄り添う静かな名作として──。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかな経年のスレがありますが、本文はとてもきれいです。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。
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暗い引力|岩井圭也|光文社|単行本|古本
¥1,100
【非常に良い・初版】『暗い引力』岩井圭也|加害者と被害者家族を描く赦しの物語|光文社|古本|単行本|2023/12/30発行|ISBN9784334101756 「人は、他人の罪とどう向き合えばいいのか」──そんな問いに胸が重くなることはありませんか。 岩井圭也さんの『暗い引力』は、殺人事件の加害者家族と被害者家族、ふたつの視点から描かれる物語です。 互いに拭えない痛みを抱えながらも、やがて彼らは“赦すこと”の難しさと可能性に向き合っていきます。 読んでいると、自分自身の過去や心の奥にある影までも静かに照らし出されるようで、私はページを閉じた後、深く息をつきました。 重いテーマでありながら、その奥には人を信じたいと願う光が確かに宿っています。 心がざわついているときや、立ち止まって自分を見つめ直したいときにおすすめしたい一冊です。 もし今、この物語が気になるなら──どうぞそっと手に取ってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはなく、全体的にきれいです。
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湖畔の愛|町田康|新潮社|単行本|古本
¥1,000
【良好・初版・帯あり】『湖畔の愛』町田康|人の心と赦しの物語|新潮社|古本・初版・帯あり|9784104215034 誰かを思う気持ちは、ときに不器用で、思いがけず人を傷つけてしまうこともあります。 『湖畔の愛』は、そんな人の弱さやあたたかさを、静かに見つめた町田康さんの作品です。 舞台は湖のほとり。穏やかに流れる時間のなかで、登場人物たちはそれぞれの過去や愛のかたちに向き合っていきます。騒がしさのない文章の奥に、人の心を深く見つめる静謐なまなざしが宿っています。 柚香の森がこの本を選んだのは、「赦すことの難しさ」と「それでも人を信じたい」という思いが、丁寧に描かれていたから。読み終えたあと、心がやわらかく整うような感覚が残りました。 もし今、あなたが少し疲れているなら──湖面に映る静かな光のように、この物語がそっと寄り添ってくれるはずです。ページをめくりながら、やさしさを取り戻してみてくださいね。 人を思うことの不器用さも、そこに宿るあたたかさも── この物語が、あなたの静かな夜にやさしく溶け込みますように。 ※良好な状態の古本です。カバーの角にわずかなスレがありますが、本文はきれいに保たれています。帯付き・初版。心を込めてお届けいたします。
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誰もいない|小手鞠るい|幻冬舎|単行本|古本
¥1,200
【非常に良い・初版・帯あり】『誰もいない』小手鞠るい|家族・記憶・再生の物語|幻冬舎|9784344022591 ふと、あの頃の自分に戻りたくなる夜がありませんか。けれど、そこにいるのはもう「誰もいない」。そんな静かな寂しさに寄り添ってくれる一冊です。 『誰もいない』は、アメリカの小さな町を舞台に、家族の記憶と喪失、そして少しずつ心が癒えていく過程を描いた物語。小手鞠るいさんのやわらかな筆致が、過去の痛みを責めることなく、そっと受けとめてくれます。 柚香の森がこの本を選んだのは、「人は、喪失のなかからも再び歩き出せる」と思い出させてくれたから。読後、心にあたたかな風が吹き抜けました。 大切な人を想っている方へ。何かを失ったまま立ち止まっている方へ。 もし今、この本の静けさが胸に響くなら──そっと、ページをめくってみてくださいね。 読んだあと、すこしだけ自分にやさしくなれるような── そんな静かな読書のひとときを、この一冊とともにお過ごしください。 ※非常に良好な状態の古本です。帯付きで、カバー・本文ともに大きな傷みはありません。
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ミス・サンシャイン|吉田修一|文藝春秋|単行本|古本
¥980
【非常に良い・初版】『ミス・サンシャイン』吉田修一|静かな交流と癒し|文藝春秋|古本・初版美品|9784163914879 心がちょっとざわつくとき、人との距離がうまくつかめないとき── この本の静けさが、そっと寄り添ってくれるかもしれません。 『ミス・サンシャイン』は、昭和の名女優・和楽京子と、恋に悩む大学院生・岡田一心の出会いを描いた物語です。 年齢も背景も違うふたりの間に流れるのは、静かであたたかな時間。 過去に触れ、誰かを思い、そっと自分を癒すような優しい交流が描かれています。 この本を仕入れたのは、ふと手元に置いておきたくなるやさしさを感じたから。 読み終えたとき、誰かの幸せを願えるような、そんな気持ちになれました。 人のやさしさを信じたい方、誰かを羨むより、静かに寄り添いたい方へ。 年齢も立場も異なる二人が、静かな時間のなかで育むのは「恋」よりも「絆」。 そこには、人生の季節を超えて響きあう心の通いがあります。 この物語が描くのは、若さでも情熱でもなく、 “人と人が理解しあおうとする優しさ”なんです。 読後には、誰かと共に生きることのあたたかさを思い出させてくれますよ。 もし今、あなたの中にこの本の言葉が響くなら──どうぞ、ページをめくってみてくださいね。 ※非常に良好な状態の古本です。カバー・帯ともにきれいで、本文にも使用感はほとんどありません。初版(2022年1月)。
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シュンポシオン|倉橋由美子|福武書店|単行本|古本
¥1,450
【良好・初版】『シュンポシオン』倉橋由美子|幻想・哲学・文学|福武書店|古本・初版良好|978482882166 ≪初版≫1985/11/15発行 考えすぎてしまう夜、心が静かに沈んでいくとき── 倉橋由美子『シュンポシオン』は、そんな瞬間に寄り添う一冊です。 舞台は核戦争の予兆をはらむ未来、海辺の別荘で繰り広げられる饗宴と対話。 現実と夢、理性と欲望、平和と破滅が交錯する中で、登場人物たちの言葉は哲学的でありながら、不思議な官能と静謐さを帯びています。 この本を仕入れたのは、「沈黙の中にある思考の美しさ」に惹かれたから。 読み終えるころ、理解ではなく“感じる”ことの大切さが胸に残りました。 自分の内側とゆっくり向き合いたい方、静かな時間に深く沈みたい方、読むというより、“潜る”ような読書体験を味わいたい方にこそふさわしい一冊です。 もし今、あなたの中にこの言葉が響くなら──どうぞ、そっとページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバー・帯ともに揃っており、表紙はグラシンペーパーで保護されています。本文もきれいな状態です。 ※本書は厚みのあるハードカバーのため、追跡可能な「レターパックプラス」にて丁寧にお届けいたします。安心してお受け取りいただける方法を選ばせていただきました。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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友情|武者小路実篤|岩波文庫|文庫本|古本
¥500
【良好・12版】『友情』武者小路実篤|友情と恋愛を描く名作|岩波文庫|古本・良好 12版 2015/7/15 発行 ISBN9784003105044 友情と恋愛、そのどちらも大切なのに、なぜか心は思わぬ方向へ揺れてしまう──そんな不器用さに覚えがある方、多いのではないでしょうか。 武者小路実篤『友情』は、親友ふたりとひとりの女性をめぐる物語。 まっすぐな思いがときに空回りしてしまう姿に、私は「人の心って、取扱説明書があったら便利なのに」と思わず笑ってしまいました。 それでも、そんな不器用さこそ人間らしさなんですよね。 読み終えた後は、自分の揺れる気持ちさえ愛おしく感じられます。 もし最近、心の中で小さな葛藤を抱えているなら、この本がそっと肩をたたいてくれるはずです。 ページを開くと、「ああ、そういうことか」と小さく頷きたくなる読書体験が待っています。 ※良好な状態の古本です。カバーや本文に目立つ傷みはありません。 ※2015年発行・12版。 <武者小路実篤について> 武者小路実篤(1885年生まれ)は、小説家、詩人、画家として活躍し、近代文学に多大な影響を与えました。『白樺』を創刊し、理想社会の実現を目指す「新しき村」を立ち上げるなど、幅広い分野で活動しました。文化功労者としても高く評価されています。
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日常的隣人|吉田知子|景文館書店|単行本|古本
¥1,350
【非常に良い・初版2013年】『日常的隣人』吉田知子|短編集・人間関係のズレ|景文館書店|古本・非常に良い|ISBN9784907105013 ≪初版≫2013/10/10発行 ふとした瞬間に、自分の中に潜んでいた感情がふいに顔を出すこと、ありませんか。 『日常的隣人』は、そんな人間関係の微妙なズレや隙間を鋭く、そしてユーモラスに描いた短編集です。母娘や夫婦、隣人とのやりとりの中で、時折感じる違和感。それは時に滑稽で、怖ささえ感じるほどリアルですが、だからこそ「ああ、わかるな」と共感してしまうのです。 私もこの本を読んで、他人事ではないと強く感じました。登場人物たちが抱える小さな悩みや疑問が、自分の中にもあるような気がして、どこか温かく心が軽くなったのです。 もし、日常の中で自分と他人との距離に悩んでいる方がいれば、この本はそっと寄り添ってくれるはずです。どうぞ、あなたのペースでページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーにわずかなスレがありますが、本文はきれいで、通読に問題はありません。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <吉田知子さんについて> 吉田知子さん(1934年生まれ、静岡県浜松市出身)は、満州や樺太で幼少期を過ごし、戦後に帰国。記者や高校教諭を経て作家となり、1966年に文壇デビュー。1970年に「無明長夜」で芥川賞受賞後も多数の文学賞を受賞し、日常に潜む不条理を描く作風で独自の地位を築いています。
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占|木内昇|新潮社|単行本|古本
¥800
【非常に良い・2版】『占』木内昇|女性の選択と人生の転機を描く短編集|新潮社|古本・非常に良い|9784101050007 人はときどき、何かに導かれるように道を選びます。けれど、その選択が正しかったのかどうか──答えはいつも、少しあとになって見えてくるのかもしれません。 木内昇さんの『占』は、占いや霊感を通して7人の女性たちの人生の岐路を描いた短編集です。迷い、傷つきながらも前を向こうとする彼女たちの姿には、時代を超えて共感できる強さと繊細さがあります。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、「迷いながら生きる」ことの美しさを感じたから。私自身も、登場人物たちの小さな決意に、何度も励まされました。 人生の分岐点に立つとき、自分の直感を信じて進みたい方へ。 もし今、心のどこかで未来に迷いがあるなら──この物語があなたの背中をやさしく押してくれるはずです。 人の心の中にある「揺らぎ」や「選ぶ力」を、そっと照らしてくれる一冊です。 どうぞ静かな夜に、自分の心の声と重ねながら読んでみてくださいね。 ※非常に良好な状態の古本です。カバー・本文ともにきれいで、保管状態も良好です。

