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ピンチランナー調書|大江健三郎|新潮社|単行本|古本
¥1,160
【初版・並】『ピンチランナー調書』大江健三郎|新潮社|現代文学・父と息子の物語|古本|単行本|1976/10/20発行 「生きること」は、思い通りにならないからこそ、美しいのかもしれません。 大江健三郎の『ピンチランナー調書』は、障がいをもつ息子とともに生きる父親の苦悩と再生を描いた作品。 現実と幻想が交錯する文体の中に、他者を理解しようともがく人間の真摯な姿が浮かび上がります。 この本を開くたびに、絶望の奥にかすかな希望の灯りを見つける感覚があります。大江文学らしい重厚さと優しさが、心に静かに沁みてくるのです。 自分の弱さに向き合いたい方へ、そして「家族」を考えるすべての方へ。 もし今、言葉にできない思いを抱えているなら──この一冊を手に取ってみてくださいね。 あわせて『私という小説家の作り方』『万延元年のフットボール』『「雨の木」を聴く女たち』『個人的な体験』など、柚香の森の棚に並ぶ大江作品も、ぜひ一緒に読んでみてください。 ※1976年初版。帯・表紙カバヤケ・スレ、天ヤケ・シミ、書き込み・線引きなし、古本のにおい(一般的)
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三匹の蟹・青い落葉|大庭みな子|講談社文庫|文庫本|古本
¥1,100
【良好・第5版】『三匹の蟹・青い落葉』大庭みな子|異文化×孤独と再生の短編集|講談社文庫|古本 ISBN4061961756 「日常がふと、息苦しくなることって、ありませんか?」 『三匹の蟹・青い落葉』は、アラスカに暮らす主婦・由梨の逃避を描いた表題作「三匹の蟹」をはじめ、異国の地で揺れる心を見つめた全7編からなる短編集。 火草を燃やす部族、舟の浸水事故、言葉の通じない人との暮らし…。どの物語も現実と非現実のあわいを、美しく乾いた文体で描いています。 柚香の森では、日常に疲れたときこそ読みたくなる、静かな強さのある本として仕入れました。 読むたびに「ひとりになることは、決して悪くない」と教えてくれる一冊です。 人間関係に息切れしそうなあなたへ。 この本が、そっと心の深呼吸を手伝ってくれますように──。 ※良好な状態の古本です。表紙に経年によるシミやヤケがありますが、本文は問題なくお読みいただけます。 ただし中身はきれいです。絶版ではありませんが、再版の機会が減少しており入手困難になりつつあります。 <大庭みな子さんについて> 大庭みな子さん(1930–2007)は東京生まれの作家。アラスカ滞在を基に描いた短編「三匹の蟹」で芥川賞を受賞しデビュー。古典翻案や異文化を主題に多彩な作品を残し、芥川賞初の女性選考委員も務めました。
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ちくま日本文学004 尾崎翠|尾崎翠|筑摩書房|文庫本|古本
¥830
【良好・初版】『ちくま日本文学004 尾崎翠』尾崎翠|幻想文学・日本文学|筑摩書房|古本・良好 ISBN9874480425041 窓の外の風景が、いつもとほんの少しだけ違って見える瞬間があります。それはきっと、心が静かにゆらいでいるからかもしれません。 尾崎翠さんの『ちくま日本文学004』は、幻想と現実の境界をするりと横切るような物語たちが集まった一冊です。 たとえば『第七官界彷徨』では、現実に囚われた思考が夢と交差し、読む者を鳥取や東京の街角へと連れ出します。 時代の匂い、地方と都市のあいだの距離感、人と人の繊細なズレが、いつも心にずっと響くのです。 当店がこの本を仕入れたのは、尾崎翠さんの文章が「見落としていた世界」に光を当ててくれるから。 読むたび、新しい感覚が目覚める気がして――あの不思議な夢をもう一度見てみたくなるような。 読後には、日常のすれ違いや静かな孤独も、「美しいものの一部」として抱きしめられるような気持ちが残ると思います。 思慮深く、本が心の奥にひそむものを覗かせてくれる余韻をお楽しみください。 最近、世界が少しだけ硬く感じる方へ。感受性を取り戻したい方へ。 もし今、この言葉があなたの中で小さな灯りを灯すなら──そっと、このページをひらいてみてくださいね。 ※状態は良好です。2007年11月初版発行。表紙に経年のヤケがありますが、本文はきれいで読みやすい状態です。 <尾崎翠さんについて> 尾崎翠さんは1896年、鳥取で生まれ、1916年頃から本格的に文学活動を始めました。1920年に大学を退学後、雑誌に短編や映画評論を寄稿し、1931年に代表作『第七官界彷徨』を発表。神経を病み筆を折り、1971年に逝去しました。
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ちくま日本文学全集 織田作之助短編集|織田作之助|筑摩書房|文庫本|古本
¥700
【良好・初版】『ちくま日本文学全集 織田作之助』短編集|夫婦善哉ほか昭和大阪|筑摩書房 古本 ≪初版≫ 1993/5/20 発行 ISBN978448010254 どこか人恋しい気持ちになる時ってありますよね。そんなときに寄り添ってくれるのが、織田作之助の短編集『ちくま日本文学全集 織田作之助』です。舞台は昭和の大阪。名作「夫婦善哉」をはじめ、庶民の日常や人間くささが、ユーモアと哀愁をまじえて描かれています。 私自身、「アド・バルーン」を読んだとき、人は不器用で弱いけれど、それゆえに愛おしい存在なんだと心があたたかくなりました。ページを開けば、誰かの人生の断片をそっとのぞき見るような、不思議な感覚に出会えます。 忙しさや孤独で心がざわつくとき、この一冊はきっとやさしい灯りをともしてくれるはずです。もし今、あなたの心に少しでも響いたなら──どうぞ、そっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかな経年スレがありますが、本文はきれいです。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けします。 <織田作之助について> 織田作之助(おだ さくのすけ)は、1913年、大阪に生まれました。旧制第三高等学校を中退後、1938年に『雨』でデビューし、1940年には『夫婦善哉』で作家として名を馳せます。戦後は無頼派作家として活躍し、評論も手掛けましたが、1947年に結核で急逝。短い生涯の中で、大阪の庶民を描き、文学に大きな影響を与えました。 ※『夫婦善哉』については、ショップブログ>2024年10月5日です。ぜひチェックしてみてくださいね!
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槿(あさがお)|古井由吉|福武書店|1983年初版・函入|古書
¥2,180
槿(あさがお)|古井由吉|福武書店 1983年初版・函入|古書通販 ひとりの時間に、記憶と欲望、人と人との距離を濃密な文章でたどりたいときに。古井由吉『槿』。1983年福武書店初版、函と布装の静かな佇まいまで味わいたい一冊です。 古井由吉『槿(あさがお)』は、男女の関係と記憶、性愛の揺らぎを独特の濃密な文体で描いた長篇小説。第19回谷崎潤一郎賞受賞作です。 本品は福武書店より1983年に刊行された第1刷。427頁の単行本で、菊池信義による装幀、天球院「籬に朝顔図」を用いた函と、落ち着いた布装の本体が印象的です。現在の文庫版とは異なる、刊行当時の造本を楽しめる一冊。 柚香の森では、古井由吉を読み継ぎたい方はもちろん、戦後日本文学や「内向の世代」、記憶と心理を描く純文学に惹かれる方へ。内容だけでなく、本棚に置いたときの古書らしい佇まいにも魅力があります。 刊行当時の『槿』を手元に置いて読みたい方に、静かにおすすめしたい一冊です。古本のため在庫はこの一冊限りです。 また、古井由吉をもう少し読みたい方には『楽天記』を。心理の揺らぎや濃密な日本文学に惹かれる方には、倉橋由美子の作品もあわせておすすめです。 ※函角に傷み・一部剥がれ、付録欠。帯なし。本体布装に軽いスレ、三方にごく僅かなヤケあり。本文は概ね良好で、書き込み・線引きなし。古本特有の紙のにおいがありますが、強い臭いではありません。通読に支障ありません。
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金毘羅|笙野頼子|集英社|2004年初版・帯付き単行本|古本
¥1,200
金毘羅|笙野頼子|集英社|2004年初版・帯付き単行本|古本通販 ひとりの時間に、自分を形づくってきたものを少し違う角度から見つめてみたいときに。 神話と私小説的な語りを大胆に交差させ、自らの生を読み直していく笙野頼子の代表作です。 「私は何者なのか」という問いを、神話と現実を行き来しながら徹底して押し広げていく笙野頼子『金毘羅』。 2004年に集英社から刊行された単行本で、第16回伊藤整文学賞受賞作です。 自伝的な要素に神仏習合や土俗神のイメージを重ね、既成の価値観や人間観を独特の言葉で揺さぶっていきます。 奇想に満ちた設定と強い語りが重なり、一般的な私小説とは異なる読書体験を残す一冊。 今回は2004年初版・帯付きという古本ならではの佇まいにも惹かれて仕入れました。 幻想文学や現代日本文学、既成の枠に収まらない小説を読みたい方に。 状態には経年感がありますので、写真と下記説明をご確認のうえお選びください。 笙野頼子の文学に触れてみたい方にも、初版単行本を手元に残したい方にもおすすめしたい一冊です。古本のため在庫は一冊限りです。 ※【状態:並】カバー・帯にヤケ、スレ、ヨレあり。天にヤケ・シミ、本体に若干の歪みあり。本文は書き込み・線引きなし。古本のにおいわずか。通読に支障なし。
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この人の閾(いき)|保坂和志|新潮社|1995年初版・帯付|単行本・古本
¥1,480
この人の閾|保坂和志|新潮社|1995年初版・帯付|単行本・古本通販 忙しかった日の終わりに、大きな出来事ではなく、何気ない会話や時間の流れに身を預けたいときに。日常をじっと見つめることで、いつもの景色が少し違って感じられる保坂和志の芥川賞受賞作です。 保坂和志『この人の閾』は、1995年に新潮社から刊行され、第113回芥川賞を受賞した作品です。劇的な出来事を追うというより、会話や何気ない時間のなかにある、人と人との距離や思考の揺れを丁寧にたどっていく一冊。 静かな日常をこれほどじっくり小説にできることに惹かれ、柚香の森でも手元に置いておきたいと思い仕入れました。 緑を基調とした装画と赤い芥川賞受賞帯も、1995年刊行当時の単行本らしい佇まいです。 忙しい物語から少し離れたい方、会話や日常の細部を味わう日本文学がお好きな方へ。初版・帯付きの古本としてお届けします。 何も起こらないように見える時間を、ゆっくり味わいたい夜に。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。 ※【状態:良好】1995年初版・帯付き。帯にスレ・折れ筋、カバーに軽いスレあり。本文きれい、書き込み・線引きなし。軽い経年ヤケあり。紙のにおいわずか。通読に支障なし。
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道化の精神|太宰治|大和出版|単行本・新装1刷帯付|古本
¥1,440
『道化の精神』太宰治|大和出版|単行本・良好|古本 少し疲れた日に、明るく振る舞う自分の奥にある本音へ静かに触れたいときに。太宰治の随筆とアフォリズムを、ひとりの時間に少しずつ読むための一冊です。 『道化の精神』は、太宰治の小説ではなく、愛、生、死、自己欺瞞をめぐる随筆とアフォリズムを集めた大和出版の単行本です。 人間関係の難しさや生きづらさ、「道化」として社会と向き合いながら本当の自分を探す感覚に、太宰の言葉から静かに触れられます。 『人間失格』や『斜陽』を読んだあと、もう少し太宰本人の思索に近づきたい方にも。 新装1刷、帯付きで、白と黄の装幀も印象的です。弱さや孤独を責めず、そっと受け止めたい夜に迎えていただきたい一冊です。 太宰治の物語の奥にある言葉を、静かな夜の読書時間にそっと迎えていただきたい一冊です。 ※中古品として良好です。カバー付き、帯付き。カバー上部に軽いヨレ。表紙・背・裏表紙には経年によるごく軽いスレや薄いくすみ。古本特有の紙のにおい。
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個人的な体験|大江健三郎|新潮社|単行本|古本
¥900
【函・帯付き・13版】『個人的な体験 純文学書下ろし特別作品』大江健三郎|新潮社|純文学・受賞作・昭和書下ろし|古本 何かを選ぶとき、何かを手放さなければならない── そんな経験、あなたにもありませんか? 『個人的な体験』は、大江健三郎が自らの体験をもとに紡いだ、ひとりの青年の内面を深く追う物語です。 障害をもって生まれた息子。その存在に揺れる主人公の苦悩と葛藤が、決して特別な話ではなく、「人として生きる」ということの本質にそっと触れてきます。 当店がこの本を仕入れたのは、「文学が人生を照らす灯火になる」と改めて思えたから。 派手さはありませんが、言葉の重みが静かに胸に残ります。 「自分の選んだ人生を、受け入れながら歩いていく」 そんな勇気がほしいときにおすすめしたい一冊です。 もし今、あなたの中にこの本の言葉が響くなら── 静かにページを開いてみてくださいね。 何十年も前の言葉が、いまの私たちにそっと語りかけてくれる── そんな読書体験をお届けできる一冊です。 ※経年による函のヤケ・シミがございますが、書籍本体はしっかりとした状態です。 帯付き・ページの焼け少なく、読むのに問題はありません。 ※こちらは函・帯付き、保存状態も良好な一冊です。 文学的価値の高い作品として、丁寧に保管・お届けするため、900円(送料込み)にてご提供させていただいております。 <大江健三郎さんについて> 大江健三郎さん(1935-2023)は愛媛県生まれの作家。東京大学卒業後、「飼育」で芥川賞を受賞。代表作に「個人的な体験」「万延元年のフットボール」など。1994年にノーベル文学賞を受賞し、日本文学に大きな影響を与えました。
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風の歌を聴け|村上春樹|講談社|単行本|古本
¥1,100
『風の歌を聴け』村上春樹|講談社|旧版単行本|古本 少し疲れた日に、青春の終わりと喪失の気配を静かに受け止めたいときに。村上春樹の原点を、旧版単行本の佇まいで味わえる一冊です。 村上春樹『風の歌を聴け』は、1979年に刊行された著者のデビュー作であり、「初期三部作」のはじまりにあたる小説です。 こちらは講談社の1984年第17刷、旧版単行本。 港町、バー、友人の鼠、夏の時間、過ぎていくものへのまなざしが、乾いた文体の中に静かに残ります。大きな出来事を追うというより、若さの終わりにある孤独や喪失を、淡い風のように感じる作品です。 表紙や三方にヤケ・シミのある古本ですが、村上春樹の出発点を単行本のかたちで手元に置きたい方におすすめです。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。初期村上春樹の空気を、旧版単行本で味わいたい方にそっとおすすめします。 ※全体の状態は並です。帯なし、表紙カバーにスレ、ヤケ、経年の汚れ。天・小口・地にはヤケ、シミ。三方にヤケ・シミ、見開きにシミあり。見開きにもシミあり。古い本のためページ周辺にヤケがあります。書き込み・線引きはなし。古書特有の紙のにおいがありますが、強い臭いはありません。水濡れ防止をして丁寧に梱包し、安心してお届けします。
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夫婦善哉 完全版|織田作之助|雄松堂出版|単行本|希少本
¥1,220
『夫婦善哉 完全版』織田作之助|雄松堂出版|第2刷・帯付|古本|ハードカバー ひとりの時間に、うまくいかない関係や、割り切れない人の情を静かに見つめたいときに。 大阪の生活の匂いと、不完全なふたりの温度が残る一冊です。 『夫婦善哉 完全版』は、織田作之助の代表作に「その先」を加えて読める、雄松堂刊の単行本です。 大阪・道頓堀を思わせる庶民の暮らし、別れきれない男女の関係、滑稽さと哀しさが入り混じる人間模様が描かれます。 理想的な夫婦ではなく、どうしようもなく不器用なふたりの姿を通して、関係の割り切れなさや生活の温度が静かに伝わる作品です。 柚香の森では、大阪の古本屋として棚に置きたい文芸書として仕入れました。夫婦やパートナーとの関係、きれいごとではない人間のつながりを読みたい方におすすめです。 古本のため、在庫はこの一冊限りです。大阪の文学を、手元でゆっくり味わいたい方にそっとおすすめします。 ※帯・ビニカバ付きの良好な古本です。天と地にうっすらヤケがあり、古本の紙のにおいがあります。丁寧に梱包して発送します。
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思い出トランプ|向田邦子|新潮社|単行本|古本
¥1,680
思い出トランプ| 向田邦子| 初版 1980年| 新潮社| 単行本|直木賞帯あり きれいごとだけでは済まない気持ちを、静かに見つめたい日に合う一冊です。 『思い出トランプ』は、浮気や嫉妬、見栄、家族への複雑な思いなど、言い切れない感情を短編のかたちで掬い上げた向田邦子の作品集。 直木賞受賞作を含み、短くても深く残ります。 当店では、読みやすさと余韻の深さが両立していること、そして初版・直木賞帯付きの単行本として本そのものの存在価値があることから仕入れました。 経年のヤケやシミはありますが、本文の通読状態は良好です。 人の弱さを責めずに読みたい方、大人の短編を一冊置いておきたい方へ。 静かな読書時間のおともにどうぞ。 ※帯あり。カバーに経年のヤケ・スレ、天・小口・地にヤケとシミがあります。本文の状態は良好です。古書特有の紙のにおいがありますが、強い臭いではありません。
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三島由紀夫短篇全集2 夜の支度|三島由紀夫|講談社|単行本|古本
¥1,320
【良好】初版|1971/2/20|夜の支度|三島由紀夫|短篇集・心理|講談社|古本|単行本 人の感情が少し騒がしく見える日には、かえって三島由紀夫の短篇が、心を澄ませてくれることがあるんですよね。 『夜の支度』は、戦後まもない時期の三島文学の熱と緊張をたたえた短篇集で、美しさ、残酷さ、虚栄、孤独が、短い物語の中に鋭く凝縮されています。 読むときの自分の心の状態によって、劇薬にも清涼剤にもなる。その両方をこの第2巻がよく含んでいると感じ、仕入れました。 人間関係の機微や、言葉にならない競り合いに疲れた方、三島文学の核を短篇から辿りたい方におすすめです。 講談社版ならではの静かな造本も含めて、紙でゆっくり味わっていただきたい一冊です。 ※函・帯あり。函角スレとイタミ、経年ヤケ、ところどころシミ、古本のにおい、ビニールコーティング個体です。三島文学の初期短篇を紙で味わいたい方、心理描写や戦後文学に惹かれる方に。送料込みでお届けする初版古本・講談社古書です。
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愛の夢とか|川上未映子|講談社|単行本|古本
¥1,480
【非常に良い】初版|2013/3/29|愛の夢とか|川上未映子|短篇集|講談社|古本|単行本 うまく言葉にできない気持ちほど、ほんとうは長く心に残るものかもしれません。 『愛の夢とか』は、日々のなかにひそむ孤独や親しさ、記憶のゆらぎを、川上未映子らしいやわらかな鋭さで掬いあげる短篇集です。 結末を急がず、読んだあとに自分の過去をぼんやり振り返りたくなる余韻があり、その静けさに私は強く惹かれました。 効率や正解ばかりが先に立ちやすい今だからこそ、少し立ち止まって、自分の感情の奥を見つめたい方に手渡したい一冊です。 2013年刊、谷崎潤一郎賞受賞作。 夜にひらく読書として、そっと迎えてみませんか。 ※帯二重・受賞帯付きで、全体に美品と言える状態です。表紙にごく軽いスレはありますが、本文・小口はきれいです。においは強い古本臭ではなく、紙の香りがふわっと残る程度です。
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TIMELESS|朝吹真理子|新潮社|単行本|古本
¥900
【良好・初版2018年】『TIMELESS』朝吹真理子|現代文学・家族小説|新潮社|古本|単行本|9784103284635 ≪初版≫2018/6/30発行 「恋愛も結婚も、必ずしも“ふつう”でなくていいのでは」──そんな問いかけに、立ち止まったことはありませんか。 朝吹真理子さんの『TIMELESS』は、恋愛感情を伴わずに結ばれた夫婦とその子の物語です。 高校の教室から広島、銀座、そして未来の奈良へと舞台は移り変わり、時間や記憶が静かに重なり合っていきます。 読みながら、私自身「普通」や「正しさ」にしばられていた心が、少しずつほぐれていくように感じました。 ページを閉じたあとに残るのは、“自分らしく生きてもいい” というやわらかな安堵感です。 最近、生きづらさを感じている方へ。 大切な人との関わりに迷うとき、静かに寄り添ってくれる一冊です。 もし今、この言葉が胸に響くなら──どうぞそっとページをめくってみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバーに軽いスレがありますが、本文はきれいです。
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母の発達|笙野頼子|河出書房新社|単行本|古本
¥1,980
【良好】初版|1996/3/29| 母の発達 |笙野頼子| 河出書房新社| 古本|単行本 『母の発達』は、家族といういちばん近い場所で起きる、愛情と息苦しさのねじれを、鋭く、時にユーモアを交えて掘り当てる一冊です。 私は「言葉にできない違和感」を抱えた日に、この題名に手を引かれて仕入れました。 読後、心の中の絡まりがほどけて、呼吸が少し整う感じが残るんですよね。 静かに向き合いたい方へ。 ※帯・カバーにヤケとスレ、天・小口にシミがあります(写真をご確認ください)。本文はきれいで通読に支障ありません。古本のにおいはあります。
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白い満月|川端康成|ロッテ出版社|単行本|古書
¥2,200
【並】初版 昭和23年11月|白い満月|川端康成|短編集|ロッテ出版社|古書|単行本 ふと、心の灯りが消えかける夜があるんですよね。そんなとき、この一冊は“静かな月明かり”みたいに、言葉をそっと差し出してくれます。 川端康成『白い満月』は、昭和23年の初版で出た短編集。 派手な筋立てではなく、暮らしの陰影や、胸の奥に沈む感情をすくい上げるような文章が並びます。 古い本のページをめくると、当時の読者の息づかいが残っている気がして、仕入れました。 忙しさで感覚が乾いている方、文学を“やさしく浴びたい”方へ。 無理に急がず、気になる一篇から読んでみませんか。 *** 全体的に経年ヤケ・シミあり。表紙カバに破れやスレあり。角イタミ。書き込み・線引きなし。古書の紙のにおいあり。カビ臭・タバコ臭など強い臭いはなし。消毒、クリーニング済。水濡れ対策のうえ丁寧に梱包して発送します。
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パルタイ|倉橋由美子|文藝春秋|単行本|古本
¥1,000
【良好・第10版・ビニールカバー付】『パルタイ』倉橋由美子|文藝春秋|女流文学賞受賞作|古本|単行本|ハードカバー 「自分の心が、どこへ向かおうとしているのか」──そんな問いに立ち止まる瞬間があります。 倉橋由美子さんの『パルタイ』は、日常の裏側に潜む不安や欲望、そして“女性として生きること”の複雑さを描いた傑作です。 硬質な文体の奥に、深い静けさと皮肉なユーモアが息づいています。 初めて読んだとき、理性と感情のはざまで揺れる登場人物たちの姿に、自分の心の奥を覗き込むような不思議な感覚を覚えました。 人生のバランスを見失いそうなとき、少し距離を置いて世界を見つめ直したい方へ。 もし今、この静かな声が心に触れたなら──そっとページをめくってみてくださいね。 ※1970年発行・第10版。経年によるヤケ、角スレあり。グラシンペーパーで保護され、ビニールカバー付き。本文は良好で読みやすい状態です。
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寵児|津島佑子|河出書房新社|単行本|古本
¥1,980
【良好・初版1978年】『寵児』津島佑子|河出書房新社|母娘・愛と孤独の物語|古本|単行本|1978/6/30発行 誰かを深く愛しながらも、その愛が少しずつ遠ざかっていく瞬間── そんな痛みを、私たちはどこかで知っているのかもしれません。 津島佑子さんの『寵児』は、母と娘、恋と孤独、生と死の境を研ぎすまされた言葉で描いた物語。静けさの中にある緊張と、触れたくなるほどの繊細なぬくもりが共存しています。 この本を手に取ったのは、津島作品に流れる“孤独の中のやさしさ”に、もう一度出会いたかったから。読み終えると、自分の中にある痛みが少しやわらぎ、誰かを想う気持ちがしずかに整っていくのを感じます。 心の奥に触れる物語を求めている方へ。 もし今、この静かな一冊があなたに語りかけてきたなら──そっと、ページを開いてみてくださいね。 この本の静けさは、読む人の心を映す鏡のようです。 誰かを想う痛みを抱えている方にこそ、そっと寄り添ってくれる一冊です。 ※初版・良好な状態の古本です。経年のヤケ(薄)カバー、函はスレあり。目立つ傷みはありません。本文はきれいな状態です。
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雁・うたかたの記|森鴎外|旺文社|単行本|古本
¥1,180
【良好・初版1997年】『雁・うたかたの記 愛と青春の名作集』森鴎外|恋と青春の古典|旺文社|古本|単行本 誰かを想うたびに、胸の奥に淡い痛みが広がることがあります。けれどその痛みこそが、かつての自分のまっすぐさを思い出させてくれる──そんな経験はありませんか。 森鴎外の『雁』『うたかたの記』は、明治という時代を背景に、届かぬ想いと若さの切なさを描いた二つの物語。静かな文体の中に、恋や人生の儚さがそっと息づいています。 この本を仕入れたのは、私自身が若い頃にこの物語を読んで感じた「切なさが優しさに変わる瞬間」を、誰かと分かち合いたいと思ったからです。 過ぎ去った恋を懐かしく思う方、心の奥に少しだけ寂しさを抱えている方へ。 もし今、この本の名があなたの中で小さく響いたなら──どうぞ、静かにページをひらいてみてください。 この本は、まるで春の夕暮れのように、やさしい光で心を包んでくれる一冊です。 「恋・青春」の棚の中でも、読む人の時間にそっと寄り添う静かな名作として──。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかな経年のスレがありますが、本文はとてもきれいです。 丁寧にクリーニング・梱包し、心を込めてお届けいたします。
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湖畔の愛|町田康|新潮社|単行本|古本
¥1,000
【良好・初版・帯あり】『湖畔の愛』町田康|人の心と赦しの物語|新潮社|古本・初版・帯あり|9784104215034 誰かを思う気持ちは、ときに不器用で、思いがけず人を傷つけてしまうこともあります。 『湖畔の愛』は、そんな人の弱さやあたたかさを、静かに見つめた町田康さんの作品です。 舞台は湖のほとり。穏やかに流れる時間のなかで、登場人物たちはそれぞれの過去や愛のかたちに向き合っていきます。騒がしさのない文章の奥に、人の心を深く見つめる静謐なまなざしが宿っています。 柚香の森がこの本を選んだのは、「赦すことの難しさ」と「それでも人を信じたい」という思いが、丁寧に描かれていたから。読み終えたあと、心がやわらかく整うような感覚が残りました。 もし今、あなたが少し疲れているなら──湖面に映る静かな光のように、この物語がそっと寄り添ってくれるはずです。ページをめくりながら、やさしさを取り戻してみてくださいね。 人を思うことの不器用さも、そこに宿るあたたかさも── この物語が、あなたの静かな夜にやさしく溶け込みますように。 ※良好な状態の古本です。カバーの角にわずかなスレがありますが、本文はきれいに保たれています。帯付き・初版。心を込めてお届けいたします。
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シュンポシオン|倉橋由美子|福武書店|単行本|古本
¥1,450
【良好・初版】『シュンポシオン』倉橋由美子|幻想・哲学・文学|福武書店|古本・初版良好|978482882166 ≪初版≫1985/11/15発行 考えすぎてしまう夜、心が静かに沈んでいくとき── 倉橋由美子『シュンポシオン』は、そんな瞬間に寄り添う一冊です。 舞台は核戦争の予兆をはらむ未来、海辺の別荘で繰り広げられる饗宴と対話。 現実と夢、理性と欲望、平和と破滅が交錯する中で、登場人物たちの言葉は哲学的でありながら、不思議な官能と静謐さを帯びています。 この本を仕入れたのは、「沈黙の中にある思考の美しさ」に惹かれたから。 読み終えるころ、理解ではなく“感じる”ことの大切さが胸に残りました。 自分の内側とゆっくり向き合いたい方、静かな時間に深く沈みたい方、読むというより、“潜る”ような読書体験を味わいたい方にこそふさわしい一冊です。 もし今、あなたの中にこの言葉が響くなら──どうぞ、そっとページを開いてみてくださいね。 ※良好な状態の古本です。カバー・帯ともに揃っており、表紙はグラシンペーパーで保護されています。本文もきれいな状態です。 ※本書は厚みのあるハードカバーのため、追跡可能な「レターパックプラス」にて丁寧にお届けいたします。安心してお受け取りいただける方法を選ばせていただきました。丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。
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日常的隣人|吉田知子|景文館書店|単行本|古本
¥1,350
【非常に良い・初版2013年】『日常的隣人』吉田知子|短編集・人間関係のズレ|景文館書店|古本・非常に良い|ISBN9784907105013 ≪初版≫2013/10/10発行 ふとした瞬間に、自分の中に潜んでいた感情がふいに顔を出すこと、ありませんか。 『日常的隣人』は、そんな人間関係の微妙なズレや隙間を鋭く、そしてユーモラスに描いた短編集です。母娘や夫婦、隣人とのやりとりの中で、時折感じる違和感。それは時に滑稽で、怖ささえ感じるほどリアルですが、だからこそ「ああ、わかるな」と共感してしまうのです。 私もこの本を読んで、他人事ではないと強く感じました。登場人物たちが抱える小さな悩みや疑問が、自分の中にもあるような気がして、どこか温かく心が軽くなったのです。 もし、日常の中で自分と他人との距離に悩んでいる方がいれば、この本はそっと寄り添ってくれるはずです。どうぞ、あなたのペースでページをめくってみてくださいね。 ※非常に良い状態の古本です。カバーにわずかなスレがありますが、本文はきれいで、通読に問題はありません。 丁寧に梱包し、心を込めてお届けいたします。 <吉田知子さんについて> 吉田知子さん(1934年生まれ、静岡県浜松市出身)は、満州や樺太で幼少期を過ごし、戦後に帰国。記者や高校教諭を経て作家となり、1966年に文壇デビュー。1970年に「無明長夜」で芥川賞受賞後も多数の文学賞を受賞し、日常に潜む不条理を描く作風で独自の地位を築いています。
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杳子・妻隠|古井由吉|新潮文庫|文庫本|古本
¥50
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【良好・24版】『杳子・妻隠』古井由吉|芥川賞受賞作・人の心と孤独を描く小説|新潮文庫|古本・良好 人の心は、どこまで他者と分かり合えるのでしょうか。 愛しながらも、どうしても届かない距離。その切なさを、静かに見つめたのが古井由吉の『杳子・妻隠』です。 「杳子」では、不安定な心を抱えた女子大生・杳子と青年の壊れやすい恋を通して、人の孤独と愛の儚さを描きます。 一方、「妻隠」では、都会で暮らす夫婦の淡々とした日常の奥に、言葉にできない心の揺らぎが漂います。 柚香の森がこの本を仕入れたのは、表面的な出来事ではなく、「人の心の深さ」に真っ直ぐに向き合う作品だから。 ページを閉じたあと、静寂の中で自分の内側に耳を澄ませたくなる──そんな読書体験でした。 感情の繊細な動きに敏感な方へ。 もし今、言葉にできない想いを抱えているなら──この物語があなたの心にそっと寄り添ってくれるでしょう。 人の心の奥にある「言葉にならない想い」を描いた古井文学。 読んだあと、少しだけ世界が静かに見える──そんな一冊です。 ※良好な状態の古本です。カバーにわずかなスレが見られますが、本文はきれいに保たれています。 <古井由吉さんいついて> 古井由吉(ふるい よしきち)さん(1937年生)は、日本の小説家・ドイツ文学者。東京大学大学院修了後、立教大学でドイツ語を教え、1968年に作家活動を開始。1970年に短編小説『杳子』で芥川賞を受賞し、内向の世代の代表的存在として知られます。代表作には『聖』『栖』『親』の三部作や『槿』、『仮往生伝試文』などがあり、精神の深層を描く独自の文体で日本文学に多大な影響を与えました。2020年、82歳で逝去。

