ある小さなスズメの記録|クレア・キップス/梨木香歩訳|文藝春秋|小さな命を見つめる動物文学|函帯付・古本
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『ある小さなスズメの記録』クレア・キップス/梨木香歩訳|文藝春秋|小さな命を見つめる動物文学|函帯付・古本|単行本
少し疲れた日に、小さな命と誰かが寄り添って生きた時間を、静かに読みたい方へ。
クレア・キップス『ある小さなスズメの記録』は、第二次世界大戦下のロンドンで出会った一羽のスズメ、クラレンスと、ひとりの女性がともに過ごした12年間を綴った記録です。
傷ついた小さな鳥を保護し、世話をし、日々を重ねていくこと。
その時間のなかで、クラレンスはただ「飼われる鳥」ではなく、確かな個性を持つひとつの命として姿を現していきます。
戦争と不安のただ中にあっても、餌を与え、見守り、信頼を育てていく日々があります。人が動物を救うだけではなく、動物とともに生きることで、人の心もまた支えられていく。その静かな関係が、この本を長く読み継がれる動物文学にしています。
梨木香歩の訳文も、この物語の穏やかな時間によく似合います。
一羽のスズメの生涯を見つめながら、命を大切にすること、誰かのそばにいること、そしていつか訪れる別れについて、自然と考えさせられる一冊です。
酒井駒子の装画を配した函と、落ち着いた青い布装の本体も美しく、本そのものを手元に置いておきたくなる佇まいがあります。
鳥や動物との暮らしを描いた本が好きな方へ。
喪失や看取りをめぐる静かな作品、実話にもとづく海外文学を読みたい方にもおすすめです。
ひとりの時間に、小さな命と人とのあいだに積み重なった12年間を、ゆっくりたどっていただきたい一冊です。
古本のため、在庫はこの一冊限りです。
※【良好】函・帯付き。函に軽いスレ、角や縁にわずかな使用感。帯に軽いイタミあり。青い布装の本体はごく軽いスレ・色むら程度で、本文は概ねきれい。書き込み・線引きなし。三方のヤケ・シミは軽微。古本特有の紙のにおいがわずかにあります。丁寧に梱包して発送します。
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