カモメに飛ぶことを教えた猫|ルイス・セプルベダ/河野万里子訳|白水社|猫とカモメの動物文学|古本
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『カモメに飛ぶことを教えた猫』ルイス・セプルベダ/河野万里子訳|白水社|猫とカモメの動物文学|古本|単行本|第9刷
眠る前に、やさしい物語をひとつ読みたい夜に。
ルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』は、一匹の黒猫ゾルバが、ひん死の母カモメから託された約束を守ろうとするところから始まります。
卵を守り、ひなを育て、そして飛ぶことを教えること。
猫とカモメという、本来ならまったく異なる生きものたちが、仲間と力を合わせながらひとつの命を見守っていきます。劇団四季でもファミリーミュージカル化されている物語です。
この作品の魅力は、かわいらしい動物の物語にとどまらないところにあります。
自分とは違う存在を受け入れること。約束を守ること。誰かが自分の力で羽ばたくまで、そばにいること。猫とカモメの関係を通して、共生や信頼、成長について静かに考えさせてくれる動物文学です。
子どもにも読みやすい平易な物語でありながら、大人になってから読むと、送り出すことの難しさや、相手を信じることの意味がまた違って感じられます。
柚香の森がこの本を「動物文学」の棚に置きたいと思うのも、人と動物ではなく、異なる命どうしが関わり合うことで生まれるやさしさが、この一冊の中心にあるからです。
親子で読みたい方にも、劇団四季の舞台から原作を知った方にも。
少し疲れた日の終わりに、あたたかな余韻の残る海外文学を読みたい方へ、そっとおすすめしたい一冊です。
古本のため、在庫はこの一冊限りです。
※帯表紙、カバーにスレ、天ヨレ、書き込み・線引きなし、古本のにおい(一般的)、良好
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